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45.決着
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その日の午後、夕刻辺りに私達は再び王宮へと来ていた。
レオンが昨日の事件の報告をすると言うので、私も着いて来た。
私がレオンに『カインさんに会いたい』と言ったら即拒否された。
昨晩レオンと話して事情が分かったから、その事をカインに伝えて少しでも安心させてあげたいと思った。
しかしレオンが会う事を許してくれず、私はレオンが報告に向かっている間、別室で一人で待つことになった。
あんな事件があった直後なせいか、扉の前には兵士を二人付け、室内の片隅には執事が数名待機している。
(こんなに厳重にしなくても大丈夫なのに…。レオンさんって本当に心配性だなぁ。でも、あの執事…本当に執事?)
私は怪訝そうな顔で、奥に入る執事の方に視線を寄せていた。
一人は体格が良く顔に剣で切られたような傷跡があり、顔立ちも強面と言う感じだ。
また一人は眼鏡をかけているのだが、その眼光がひどく鋭い。
先程から痛いくらいの視線を感じる。
(こんなの落ち着けるわけがないっ…!レオンさん、早く戻って来て…!)
それから暫くして扉が開く音が響いた。
私はレオンが戻って来たのかと思い、ほっとした表情で扉の方に視線を向けた。
しかし扉の前に立っていたのは気まずそうな顔をしたエリーヌの姿がだった。
「エリーヌさん…」
私はエリーヌの姿を捉えると、何となく緊張した面持ちで声を掛けた。
エリーヌは扉の前で深く頭を下げると、ゆっくりと私の方へと近づいて来た。
「ニナさん、本当にごめんなさい…」
エリーヌは私が座るソファーの前までやって来ると、再び深く頭を下げて謝罪の言葉を述べた。
「え…っと、あの頭を上げてくださいっ!レオンさんから事情は聞いているので…」
私は戸惑った声で答えると、ソファーから立ち上がりエリーヌの前に立った。
「カイは絶対にしてはいけない事をしてしまいました。だけどっ、それは全部私のせいなの!お願い、ニナさん…カイの事を助けてあげて…。お願いしますっ…」
「助けるって?」
エリーヌは不安そうに体を震わせ、目には涙を溜めて…。
まるで懇願する様に私にそう告げて来た。
「今レオがカイに会いに行っているそうなの…。レオは相当怒っていたから…、きっとカイの事を許してくれないかも。カイに何かあったら…どうしようっ……」
「だ、大丈夫ですよ!レオンさんだって事情は分かってると思うし、そんな酷い事はしない筈ですっ…!」
私が慌てる様に答えると、エリーヌの目からはぼろぼろと涙が零れ、力なく首を横に振った。
「ニナさんはあの時のレオの顔を見て無いから…。昨日のレオ…すごく怖かった。言葉を間違えれば…その場で斬られるんじゃないかと思う位に…。私、勘違いをしてました。ニナさんはレオに心から愛されてる…。だからっ…、ニナさんからカイの事を許してもらえる様に…説得してもらえませんか?お願いしますっ…。私っ…カイまで失ったら…もう…」
エリーヌは本気でレオンを怖がっている様に見えた。
さっきからエリーヌの手は震えていたし、表情からも必死さが感じ取られる。
(レオンさんがそんな怖い人だなんて私には思えない…。でも…確かにカインさんがしたことは決して許せる事では無いけど、私には酷い事はしないでくれた。自分も寒いのに上着を貸してくれたし、悪い人ではない事はわかる…。それに、この二人が上手くいってくれたら私の不安要素も完全に消えるよね…?)
「わ、わかりましたっ!任せてくださいっ…!レオンさんにこれから会いに行きましょうっ!私、頑張って説得しますので!」
「……ほん…と?」
私は強い口調で答えた。
するとエリーヌは「ありがとう」と何度も頭を下げた。
「じゃあ、早速行きましょうかっ…」
「――ニナ様、お待ちください」
私達が扉に向かって歩き出そうとした瞬間、部屋のすみっこにいた眼鏡の執事が私達の前までやってきた。
(近くで見ると…やっぱりちょっと怖いな…)
「執事さん、私達はこれからレオンさんに会いに行きますので…地下牢まで案内頂けますか?」
「申し訳ありませんが、ニナ様をこの部屋から出さない様にと言われております。ですので、レオンハルト様が戻られるまで、大人しくこちらの部屋でいい子でお待ちください」
執事は丁寧な言葉遣いだが、威圧感を感じる。
しかも眼鏡の奥は笑顔を作っている様だが、目が笑っていない。
(……この人、絶対ただの執事じゃないよね…?)
「エリーヌさん、レオンさんが戻って来るまで大人しくここで待ちましょうか…」
「はい、そうですね…」
私達は仕方なく、再びソファーへと腰掛けた。
「ニナさん…、昨日はあんなに失礼な事を言ってしまったのに…私達の事、見捨てないでくれて本当に感謝しています。そして、本当に…本当にごめんなさい…」
エリーヌの態度を見ていれば、本気で謝っているのは痛いほど伝わって来る。
それに事情を知っている今なら、エリーヌの気持ちも分からない事も無かった。
それにエリーヌもカインもレオンにとっては大切な友人なのだろう。
そんな人を悲しませることは私だってしたくは無かった。
「ううん、大事な人が居なくなったら…誰だって辛いですよね。私もその気持ちはなんとなく分かるから。だからもう気にしないで…。それからエリーヌさんはさっきから謝り過ぎですっ。それと泣き過ぎ…」
レオンは昨日『あとは二人で解決するだろう』と言っていた。
だからきっと大丈夫だろう。
そんな話をしていると再び扉が開く音が聞こえて、私達は扉の方へと視線を向けた。
そこにはレオンの姿がった。
「レオンさんっ…!」
「ニナ、待たせて悪かったな。エリーヌも来ていたんだな…」
私がレオンの名前を呼ぶと、レオンはいつもの様に優しい表情をしていた。
だけどレオンが来た瞬間、再びエリーヌの表情は強張っている様に見えた。
レオンは私達の座る中央のソファーの傍まで来ると、私の隣へと腰掛けた。
「レオンさん、カインさんの事だけど…」
「ああ、その事ならもう処理済みだ…」
「処理…?」
レオンの言葉を聞いたエリーヌの顔は青ざめ声は震えていた。
「どういう事…?」
「カインは先程釈放した。ニナもそれを望んでいる様だったからな。二度とこんな事をしないと誓約書は書かせたが…。エリーヌ、ニナに感謝しろよ…。次は無いからな」
レオンは淡々とした口調で話していた。
その言葉を聞いたエリーヌは口元を手で押さえ、目からは大粒の涙が溢れていた。
(良かったね、エリーヌさん…)
「本当に…ありがとうございますっ…。ニナさん、ありがとう…」
「私は何もしてないよ。それより、早くカインさんに会いに行ってあげたら?きっとエリーヌさんの事、探しているんじゃないかな…?」
私が柔らかい口調でそう答えると、エリーヌはソファーから立ち上がり私達に向けて深く一礼した。
そして慌てる様に部屋を出て行った。
「レオンさんっ!ありがとうっ…!」
私はレオンの手をぎゅっと掴み、薄っすらと涙目でレオンを見つめていた。
エリーヌが泣き過ぎるから、私まで伝染してしまった様だ。
「どうしてニナが泣いているんだ?」
レオンは困った顔をしながら、私の目元に溜まった涙を指で拭ってくれた。
「なんでだろう…。だけどこれで解決ですよね!やっと本当の意味ですっきりした気分…」
「そうだな。俺達も帰ろうか…」
私がほっとした顔で答えると、レオンは優しく微笑んでいた。
「うん、帰ろう…!」
私はやっとこの部屋から出れる事と、事件が解決した事で清々しい気分でいっぱいだった。
***
その後、数日王都を満喫した後、私達は住んでいる街へと帰って行った。
王都での数日は本当に色々な事があった。
だけど過去のしがらみを断ち切ることが出来たし、お互いの大切さを再認識することが出来た。
私は心からレオンの事が大好きで、これからもずっとレオンの傍に居続けたいと思っている。
レオンも私の事を過保護な程大事にしてくれている様だし…。
今の私には不安に感じるものなど何一つない。
そして、この先にはきっと幸せな未来が待っているだろう。
私はそう思っている。
-end-
レオンが昨日の事件の報告をすると言うので、私も着いて来た。
私がレオンに『カインさんに会いたい』と言ったら即拒否された。
昨晩レオンと話して事情が分かったから、その事をカインに伝えて少しでも安心させてあげたいと思った。
しかしレオンが会う事を許してくれず、私はレオンが報告に向かっている間、別室で一人で待つことになった。
あんな事件があった直後なせいか、扉の前には兵士を二人付け、室内の片隅には執事が数名待機している。
(こんなに厳重にしなくても大丈夫なのに…。レオンさんって本当に心配性だなぁ。でも、あの執事…本当に執事?)
私は怪訝そうな顔で、奥に入る執事の方に視線を寄せていた。
一人は体格が良く顔に剣で切られたような傷跡があり、顔立ちも強面と言う感じだ。
また一人は眼鏡をかけているのだが、その眼光がひどく鋭い。
先程から痛いくらいの視線を感じる。
(こんなの落ち着けるわけがないっ…!レオンさん、早く戻って来て…!)
それから暫くして扉が開く音が響いた。
私はレオンが戻って来たのかと思い、ほっとした表情で扉の方に視線を向けた。
しかし扉の前に立っていたのは気まずそうな顔をしたエリーヌの姿がだった。
「エリーヌさん…」
私はエリーヌの姿を捉えると、何となく緊張した面持ちで声を掛けた。
エリーヌは扉の前で深く頭を下げると、ゆっくりと私の方へと近づいて来た。
「ニナさん、本当にごめんなさい…」
エリーヌは私が座るソファーの前までやって来ると、再び深く頭を下げて謝罪の言葉を述べた。
「え…っと、あの頭を上げてくださいっ!レオンさんから事情は聞いているので…」
私は戸惑った声で答えると、ソファーから立ち上がりエリーヌの前に立った。
「カイは絶対にしてはいけない事をしてしまいました。だけどっ、それは全部私のせいなの!お願い、ニナさん…カイの事を助けてあげて…。お願いしますっ…」
「助けるって?」
エリーヌは不安そうに体を震わせ、目には涙を溜めて…。
まるで懇願する様に私にそう告げて来た。
「今レオがカイに会いに行っているそうなの…。レオは相当怒っていたから…、きっとカイの事を許してくれないかも。カイに何かあったら…どうしようっ……」
「だ、大丈夫ですよ!レオンさんだって事情は分かってると思うし、そんな酷い事はしない筈ですっ…!」
私が慌てる様に答えると、エリーヌの目からはぼろぼろと涙が零れ、力なく首を横に振った。
「ニナさんはあの時のレオの顔を見て無いから…。昨日のレオ…すごく怖かった。言葉を間違えれば…その場で斬られるんじゃないかと思う位に…。私、勘違いをしてました。ニナさんはレオに心から愛されてる…。だからっ…、ニナさんからカイの事を許してもらえる様に…説得してもらえませんか?お願いしますっ…。私っ…カイまで失ったら…もう…」
エリーヌは本気でレオンを怖がっている様に見えた。
さっきからエリーヌの手は震えていたし、表情からも必死さが感じ取られる。
(レオンさんがそんな怖い人だなんて私には思えない…。でも…確かにカインさんがしたことは決して許せる事では無いけど、私には酷い事はしないでくれた。自分も寒いのに上着を貸してくれたし、悪い人ではない事はわかる…。それに、この二人が上手くいってくれたら私の不安要素も完全に消えるよね…?)
「わ、わかりましたっ!任せてくださいっ…!レオンさんにこれから会いに行きましょうっ!私、頑張って説得しますので!」
「……ほん…と?」
私は強い口調で答えた。
するとエリーヌは「ありがとう」と何度も頭を下げた。
「じゃあ、早速行きましょうかっ…」
「――ニナ様、お待ちください」
私達が扉に向かって歩き出そうとした瞬間、部屋のすみっこにいた眼鏡の執事が私達の前までやってきた。
(近くで見ると…やっぱりちょっと怖いな…)
「執事さん、私達はこれからレオンさんに会いに行きますので…地下牢まで案内頂けますか?」
「申し訳ありませんが、ニナ様をこの部屋から出さない様にと言われております。ですので、レオンハルト様が戻られるまで、大人しくこちらの部屋でいい子でお待ちください」
執事は丁寧な言葉遣いだが、威圧感を感じる。
しかも眼鏡の奥は笑顔を作っている様だが、目が笑っていない。
(……この人、絶対ただの執事じゃないよね…?)
「エリーヌさん、レオンさんが戻って来るまで大人しくここで待ちましょうか…」
「はい、そうですね…」
私達は仕方なく、再びソファーへと腰掛けた。
「ニナさん…、昨日はあんなに失礼な事を言ってしまったのに…私達の事、見捨てないでくれて本当に感謝しています。そして、本当に…本当にごめんなさい…」
エリーヌの態度を見ていれば、本気で謝っているのは痛いほど伝わって来る。
それに事情を知っている今なら、エリーヌの気持ちも分からない事も無かった。
それにエリーヌもカインもレオンにとっては大切な友人なのだろう。
そんな人を悲しませることは私だってしたくは無かった。
「ううん、大事な人が居なくなったら…誰だって辛いですよね。私もその気持ちはなんとなく分かるから。だからもう気にしないで…。それからエリーヌさんはさっきから謝り過ぎですっ。それと泣き過ぎ…」
レオンは昨日『あとは二人で解決するだろう』と言っていた。
だからきっと大丈夫だろう。
そんな話をしていると再び扉が開く音が聞こえて、私達は扉の方へと視線を向けた。
そこにはレオンの姿がった。
「レオンさんっ…!」
「ニナ、待たせて悪かったな。エリーヌも来ていたんだな…」
私がレオンの名前を呼ぶと、レオンはいつもの様に優しい表情をしていた。
だけどレオンが来た瞬間、再びエリーヌの表情は強張っている様に見えた。
レオンは私達の座る中央のソファーの傍まで来ると、私の隣へと腰掛けた。
「レオンさん、カインさんの事だけど…」
「ああ、その事ならもう処理済みだ…」
「処理…?」
レオンの言葉を聞いたエリーヌの顔は青ざめ声は震えていた。
「どういう事…?」
「カインは先程釈放した。ニナもそれを望んでいる様だったからな。二度とこんな事をしないと誓約書は書かせたが…。エリーヌ、ニナに感謝しろよ…。次は無いからな」
レオンは淡々とした口調で話していた。
その言葉を聞いたエリーヌは口元を手で押さえ、目からは大粒の涙が溢れていた。
(良かったね、エリーヌさん…)
「本当に…ありがとうございますっ…。ニナさん、ありがとう…」
「私は何もしてないよ。それより、早くカインさんに会いに行ってあげたら?きっとエリーヌさんの事、探しているんじゃないかな…?」
私が柔らかい口調でそう答えると、エリーヌはソファーから立ち上がり私達に向けて深く一礼した。
そして慌てる様に部屋を出て行った。
「レオンさんっ!ありがとうっ…!」
私はレオンの手をぎゅっと掴み、薄っすらと涙目でレオンを見つめていた。
エリーヌが泣き過ぎるから、私まで伝染してしまった様だ。
「どうしてニナが泣いているんだ?」
レオンは困った顔をしながら、私の目元に溜まった涙を指で拭ってくれた。
「なんでだろう…。だけどこれで解決ですよね!やっと本当の意味ですっきりした気分…」
「そうだな。俺達も帰ろうか…」
私がほっとした顔で答えると、レオンは優しく微笑んでいた。
「うん、帰ろう…!」
私はやっとこの部屋から出れる事と、事件が解決した事で清々しい気分でいっぱいだった。
***
その後、数日王都を満喫した後、私達は住んでいる街へと帰って行った。
王都での数日は本当に色々な事があった。
だけど過去のしがらみを断ち切ることが出来たし、お互いの大切さを再認識することが出来た。
私は心からレオンの事が大好きで、これからもずっとレオンの傍に居続けたいと思っている。
レオンも私の事を過保護な程大事にしてくれている様だし…。
今の私には不安に感じるものなど何一つない。
そして、この先にはきっと幸せな未来が待っているだろう。
私はそう思っている。
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