【完結】帰って来ない恋人を待っていたら、意地悪な元騎士さんに絡まれました【R18】

14.与えられる刺激※

「待たせたな…」
「……ううん」
レオンは服を全て脱ぐと、ベッドに戻って来た。
そして組み敷く様に私の上に覆い被さると、視線が合った瞬間唇を奪われる。

「んんっ…はぁっ…」
「ニナはキスが好きなのか…？さっきも自分で舌絡めて来たもんな…。また出来るよな？」
レオンは歯列を舌でなぞり抉じ開けると、私の咥内へと侵入してきた。
私の咥内にレオンの熱い舌が入って来ると、絡める様に舌を擦り合わせた。

「んっ…キス、気持ちいいっ…はぁっ…ん」
「気持ちいいか、それは良かった…」
何度か深いキスを繰り返すと、ゆっくりと唇が剥がされていく。

（やっぱりレオンさんとのキス、好きかも…）

私がドキドキしながらレオンを見つめてるとレオンは私の胸を優しく揉み上げた。
胸を揉まれる度に熱い吐息が漏れそうになる。

「ニナの胸…可愛いな。今度はここを味わわせてもらうな」
「んっ…はぁっ…」
レオンは私の胸の周りへ愛撫を始め、赤い痕を散らしていく。
普段服の中に隠れている場所なので、とても白い肌に散らされた痕はくっきりと残っていた。

「ニナが一番触って欲しいここは、一番最後な…」
「…意地悪っ…」
レオンは先端には触れず周りばかりを責めて行く。
そのじれったさに、私は体を揺らしていた。

「早く触って欲しいか…？」
「……っ…」
焦らされ続け切なそうな表情を見せる私を見て、レオンは意地悪そうな顔で聞いて来た。
私はむっとレオンを睨みつけた。

「可愛いな、その顔。ニナの顔はどんな顔も可愛く見えるな…」
「そんなこと…ないっ…」
私が恥ずかしそうに答えるとレオンは小さく笑って「あるよ」と優しい声で答えた。
そしてレオンはぷっくりと膨らんだ胸の先端を舌先で転がす様に舐め始めた。

「ぁあっ…ん…はぁっ…」
「今のニナ、すごく気持ち良さそうな顔してる…可愛い…」
レオンは先端を口に含むと舌で転がしたり、吸い上げたりして刺激を与えて来る。
私はその度に甘い嬌声を漏らし、腰を跳ねさせてしまう。

「ニナは本当に敏感だな…、こっちは指で弄ってあげるな」
「ぁああっ…はぁっ…ん…ぁあっ…」
レオンの舌と指で刺激を与えられ、体中に甘い痺れが広がっていく。
今まで焦らされた分、鋭い刺激が敏感になった肌に与えられる事で、強い快感を生んでいく様だった。

「このままイけそうだな…、遠慮することはないぞ。好きなだけイけばいい…」
「ぁあっ…だめっ……ぁああああっ…！！」
私は盛大に声を上げながら達してしまった。

「イったみたいだな…」
「はぁっ…はぁっ…」
レオンは私の胸から唇を剥がすと、私の顔の方に移動して、そっと触れるだけのキスをくれた。

「恥ずかしいっ…」
「恥ずかしがるニナはとっても可愛いよ。だけどこの先はもっと恥ずかしい事をされるんだ、これくらいで音を上げてたら先が持たないぞ？」
レオンにそう言われて、私は泣きそうな顔をしていた。

「そんな顔するなよ…。ニナはここで止めて欲しいか…？」
私は恥ずかしそうな顔をしながらも顔を横に振った。

「やだ…。レオンさんと最後までしたい…」
「俺も同じだ…。ニナ、恥ずかしいかもしれないけど、足開かせるな…」
レオンは私の膝を立たせると、足首を掴み持ち上げて左右に大きく開いた。
中心がレオンの前に大きく開いた状態で晒され、空気が当たる度にひんやりとした感覚に体を震わせた。

「……こんな格好…やだっ…恥ずかしいっ…」
「ニナ、暴れるな。なるべくニナには負担を掛けさせたくないんだ、分かってくれ…」
私は足をバタバタさせて閉じようとすると、レオンに押さえつけられてしまい閉じることが出来ない。
レオンの困った様な声が聞こえて来て、私は抵抗するのを諦めた。
だからといってこの格好が恥ずかしくなくなったわけではない。

（こんな格好をレオンさんに見られて…もう消えたいっ…）

私は恥ずかしさの余りレオンの顔も見れなくなり、両手で顔を塞いだ。
そんな時、中心に何かが触れてびくっと体を跳ねさせてしまう。
私はゆっくりと指の隙間から奥の方を覗くと、レオンが私の中心に顔を寄せていた。

「…ぁっ…だめっ…そんなっ…ぁあっ…ん」
「ちゃんと解してやるから、大人しくしてて…」
レオンは私の中心に顔を寄せて、蜜口の周りを舌先でなぞる様に舐めていた。
舌が這う度にぞくぞくする様な快感に飲み込まれそうになる。
私は体を震わせながら、甘い嬌声を漏らす事しか出来ない。

「ニナのここ、小さく膨らんでいて可愛いな…。ここ舐めたらニナはどんな反応を見せるのか楽しみだ…」
「え…？…ぁっ…だめっ…そこ…やだっ…ぁあっ…！」
レオンはぷっくりと膨らんだ蕾を舌で捉えると、転がす様に舐め始めた。
敏感な蕾を刺激されると、電気が走ったかの様な強い刺激を感じ、私は腰を大きく跳ねさせ、逃げようと体を捩らせた。

「ニナ、逃げようとしても無駄。俺に力で敵うわけがないだろ？イきたいなら、何度でもイって構わないからな。俺はニナが上手くイける様に手伝ってやるよ…」
「ぁあっ…レオンさんっ…それ…本当にだめっ…！！おかしくなるっ…ぁああっ…！」
レオンは蕾を舌で刺激しながら、指を私の中にゆっくりと沈めて行く。
私は強過ぎる刺激を感じて、目からは涙を滲ませ、顔を何度も横に振り止めてと懇願する。
だけどレオンは止める所か、更に刺激を強めていく。

「ニナの中きついけど、すごく良く濡れてるから指2本簡単に入ったな…。ここ刺激されると…ニナってこんなに乱れるんだな…。すごく可愛い…」
「ぁああっ…もうむりっ……はぁっ…いやっ…ぁああっ！！」
レオンは中に埋めた指を内壁を擦る様に激しく掻き混ぜる。
同時に芯を持ち始めた蕾をきつく吸い上げると、私の頭の奥が真っ白になり、そのまま達してしまった。

「まだ終わりじゃないぞ…？しっかり中を解しておかないと、ニナが辛くなるのは可哀そうだからな…」
「……っ…ぁあっ…やっ…まって……だめっ…レオンさんっ…」
私が達してもレオンは止めることなく中を掻き混ぜ続けた。
私はガクガク体を震わせ、中を痙攣させながらきつく締め付けた。

（もうむりっ…本当におかしくなっちゃうよっ…！レオンさん…もう許してっ…！）

レオンは中が大分解れたのを確認すると、ゆっくりと私の中から指を引き抜いた。
そして溢れ出て来る愛液を吸い上げる様に、激しく舐め始めた。

「ぁあっ…やだっ…はぁっ…そんな所…舐めないでっ…」
「ニナの蜜、たっぷり溢れて来たな…。勿体ないから全部舐めて綺麗にしてやるよ…」
レオンの舌が私の蜜口に入り、溢れ出る愛液を舌で穿るように吸い上げて行く。

「嫌そうには見えないけどな…。入口をこんなにヒクヒクさせて…もっと欲しそうに俺の事を誘ってる癖に…」
「……違っ…はぁ…ん……ぁあっ…」
レオンの舌が動く度に甘い快感が体中に広がっていく。
先程の鋭い刺激とは違い、溶けてしまいそうな程の快感に、頭の奥がぼーっとしてくる。

（……どうしよう、これ…すごく気持ちいい…）