上 下
17 / 25

17.何度も※

しおりを挟む
「まだ触ってもないのに、ラナのここ…尖ってきてるね」
「…言わないでっ…ぁっ…」
 ルイスは私の胸を鷲掴みにして優しく揉み上げながら、膨らんだ突起に熱い息を吹きかけた。
 その瞬間びくっと体を跳ねさせてしまう。

「ピンク色で美味しそうな色、僕に食べて欲しそうに待ってるみたい…」
「…ぁっ…そんなこと…ないっ…っ…ん」
 ルイスは敢えて突起には触れずその周りに沿って舌を這わせていく。
 舌のざらざらした感触を感じる度に、私はびくびくと体を反応させてしまう。

「こんなに硬くなってるのに?」
「ぁあっ……っ…引っ張らないでっ…っ」
 突起を指で挟まれ引っ張られたり捏ねまわされて、その度に体の奥が熱くなっていく。
 ルイスはそんな私の反応を楽しむかのように、私の胸を弄ぶ。

「ラナは胸だけでこんなに感じる子なんだね。本当に可愛いな」
「……っ…はぁっ…ぁああっ…やっ…ぁあっ」
 ルイスは突起の先端を舐め、甘噛みした。
 その瞬間甘い痺れが全身に走り、更に体を震わせ口からは嬌声が漏れる。

「甘噛みされるの好きなの…?じゃあ吸われるのも好き…?」
「っ…ぁああっ…いやっ…そんな…きつくっ…吸わないでっ…ぁあっ…!」
 片方を唇で弄びながら、もう片方は指で転がすように刺激され、両方からの刺激でじっとしていることが出来なくなる。
 私の甲高い声が響くと、ルイスは更にきつく吸い上げる。

「このまま胸だけでイケちゃいそうだね…もっと激しくしてみようか」
「ぁああっ…だめっ…ぁああああっ!!」
 片方をきつく吸われ、もう一方も爪で弾くように刺激され激しい刺激に大きく体を震わせながらそのまま達してしまう。

「あーあ…イっちゃったね。胸だけでイケるなんてラナって本当に淫乱な体してるよね。可愛いな」
「…っ…はぁっ…はぁっ……っん!」
 ルイスはそのまま私の唇を奪い、空いた手が内腿を這うようにして、熱くなった私の中心へと向かっていく。

「もうこんなにトロトロになってるね、このまま指入れちゃうね」
「んっ…ぁっ…だめっ…んんっ…」
 ルイスの舌が私の咥内へと侵入してくると同時に、私の熱くなった入口にゆっくりと指が埋め込まれていく。
 同時に責められて抵抗しようとルイスの手を掴んで止めさせようとするも、逆に捕らえられてしまう。

「随分と可愛い抵抗だね。だけど今は押さえさせてもらうね」
 ルイスはそう言うと私の両腕を頭の上で一括りにして片手で押さえつけた。
 片手だというのに、力をいれて抵抗してもびくともしない。

「無駄だよ、ラナの力で僕に叶うわけないよ。それに…この光景最高だな。征服感がたまらない。ラナのその悔しそうな顔を見ていると…ゾクゾクするよ」
「っ…いやっ…お願い…離して…」
 涙目で睨みつける私を嘲るかの様にルイスは愉しそうに私の事を見下ろしていた。
 その瞳の奥には狂気のような鋭さがあり私は体を震わせた。

「嫌々言ってる割に、こっちはしっかり濡れてるよ?ラナは本当に嫌がるフリをして僕の事を誘うのがうまいよね」
「ぁっ…違うっ…ぁあっ…そんな激しくかき混ぜないでっ…っっ!!」
 ルイスは口端を上げながら奥まで入れた指を内壁を擦る様に激しく掻き回す。
 その度に私は大きく体を反応させてしまう。

「ねえ、ラナにも聞こえるでしょ?この音…ラナの中からしてるんだよ。嘘を付く子には少しお仕置きが必要かな…?」
「ぁっ…ぁあっ…いやっ…ああああっ!」
 指を更に2本一気に増やし、部屋中に響き渡る位の水音を立てながら激しくルイスは私の中を掻き混ぜ始めた。
 その刺激に耐え切れず、頭の中が真っ白になる感覚を感じながら私は達してしまうも、ルイスの指は止まらなかった。

「いやっ…ぁああっ…おねがっ…ぁあああっ!!!」
「ラナが、ちゃんと認めるまでやめてあげないよ。本当は気持ち良くて仕方ないんでしょ?こんなに何度もイかされて」
 私は涙を浮かべながら必死に顔を横に振って止めて欲しいと訴えるも、ルイスの手の動きは止まらない。
 私はルイスの指をきつく締め付け、腰を高く何度も跳ねさせる。

「すごい締め付けだね、ラナの体は素直なのに…どうして口では認めないのかな。そんな所も可愛いんだけどね」
「ぁああっ…おかしく…なる…からっ…っっ…!!」
 私は顔を真っ赤にさせ、何度も悲鳴の様な声を上げながら達してしまう。

「もう限界そうだね…、仕方ないから許してあげるよ」
「はぁっ……はぁっ…」
 やっと解放されほっとすると、体全体を揺らす様に大きく息をした。
 何度も連続でイかされた体には、もう力が入らない。
 私はベッドに体をだらんと預ける様に力なく横たわっていた。

「少しいじめ過ぎちゃったかな…ごめんね。ラナが可愛すぎるのがいけないんだよ」
「……っん…」
 ルイスの顔が私の方に降りて来て、そのまま唇を奪われた。
 私はもう抵抗する気力も無くなりされるがままにルイスのキスを受け入れた。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

睡姦しまくって無意識のうちに落とすお話

下菊みこと
恋愛
ヤンデレな若旦那様を振ったら、睡姦されて落とされたお話。 安定のヤンデレですがヤンデレ要素は薄いかも。 ムーンライトノベルズ様でも投稿しています。

レンタル彼氏がヤンデレだった件について

名乃坂
恋愛
ネガティブ喪女な女の子がレンタル彼氏をレンタルしたら、相手がヤンデレ男子だったというヤンデレSSです。

【R18】ヤンデレ公爵にロックオンされたお姫様

京佳
恋愛
魔導師で美貌のヤンデレ公爵クロードは前々から狙っていたユリアを手に入れる為にある女と手を組む。哀れな駒達はクロードの掌の上で踊らされる。彼の手の中に堕ちたユリアは美しく優しい彼に甘やかされネットリと愛される… ヤンデレ美形ワルメン×弱気美少女 寝取り寝取られ ある意味ユリアとサイラスはバッドエンド腹黒2人はメシウマ R18エロ表現あり ゆるゆる設定

【R18】いくらチートな魔法騎士様だからって、時間停止中に××するのは反則です!

おうぎまちこ(あきたこまち)
恋愛
 寡黙で無愛想だと思いきや実はヤンデレな幼馴染?帝国魔法騎士団団長オズワルドに、女上司から嫌がらせを受けていた落ちこぼれ魔術師文官エリーが秘書官に抜擢されたかと思いきや、時間停止の魔法をかけられて、タイムストップ中にエッチなことをされたりする話。 ※ムーンライトノベルズで1万字数で完結の作品。 ※ヒーローについて、時間停止中の自慰行為があったり、本人の合意なく暴走するので、無理な人はブラウザバック推奨。

私の記憶では飲み会に参加していたハズだった(エロのみ)

恋愛
魔術協会所属の女性が飲み会に参加していたハズなのに気付けば知らない男に犯されていた、なエロシーンのみ。 ムーンライトより転載作品。

マイナー18禁乙女ゲームのヒロインになりました

東 万里央(あずま まりお)
恋愛
十六歳になったその日の朝、私は鏡の前で思い出した。この世界はなんちゃってルネサンス時代を舞台とした、18禁乙女ゲーム「愛欲のボルジア」だと言うことに……。私はそのヒロイン・ルクレツィアに転生していたのだ。 攻略対象のイケメンは五人。ヤンデレ鬼畜兄貴のチェーザレに男の娘のジョバンニ。フェロモン侍従のペドロに影の薄いアルフォンソ。大穴の変人両刀のレオナルド……。ハハッ、ロクなヤツがいやしねえ! こうなれば修道女ルートを目指してやる! そんな感じで涙目で爆走するルクレツィアたんのお話し。

【本編完結】副団長様に愛されすぎてヤンデレられるモブは私です。

白霧雪。
恋愛
 王国騎士団副団長直属秘書官――それが、サーシャの肩書きだった。上官で、幼馴染のラインハルトに淡い恋をするサーシャ。だが、ラインハルトに聖女からの釣書が届き、恋を諦めるために辞表を提出する。――が、辞表は目の前で破かれ、ラインハルトの凶悪なまでの愛を知る。

×一夜の過ち→◎毎晩大正解!

名乃坂
恋愛
一夜の過ちを犯した相手が不幸にもたまたまヤンデレストーカー男だったヒロインのお話です。

処理中です...