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第三章:学園生活スタート
35.決意①
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「ルティナ嬢の話を聞く限り、俺はお前よりも少し後の世界から来たようだな」
「そうなるのかな。ねえ、それよりも3シリーズあるってどういうことなの?」
「1作目は聖女であるコレットがヒロインの話。2作目は裏のヒロインと呼ばれる隣国の王女シーラが主人公の話だな。そして3作目は2作目があまりにも人気が出た為に制作された特別編になる。ちなみに1作目と2作目はヒロインが変わっただけで、基本的に攻略対象者や舞台となる学園はほとんどそのままだ」
アーベルの話を聞くと1作目はヒロインであるコレットが学園に入学し、聖女としての力を開花して行く物語になっている。
その途中に攻略対象者との交流があり、恋のイベントが度々起きるとのこと。
ちなみに1作目の人気攻略対象者は意外にもディスらしい。
普段は鬼畜ではあるが、ヒロインの前だけで見せる照れた姿がまた堪らないだとか。
(あのディス様が人気だなんて、信じられないわ。私はヒロインでは無いから、きっとそんな顔は見せてくれないとは思うけど、ちょっと見てみたい気もするわね)
そして裏のヒロインと呼ばれるシーラの物語が2作目となる。
なんでも泣ける乙女ゲームと言われ、人気が出て話題になったとのこと。
2作目のヒロインであるシーラはウォリアス帝国の第三王女という設定になる。
ホワイトブロンドの長い髪にアメジストのような瞳を持つことから、呪われた王女だとか魔女の末裔だと言われ周りからは疎まれている。
他の兄姉とは腹違いであり、それに加えてこのような容姿の為、幼い頃から虐げられて育った。
そしてその母親もシーラが2歳の頃に他界してしまう、という設定のようだ。
ここでも攻略対象者は1作目と同じメンバーであり、同じ学園に通う所から物語が始まっていく。
特にラインハルトとは幼い頃に出会っていて、婚約者だった期間もあるらしい。
しかしお互い思い合っているのに、色々な事情で婚約は白紙に戻されてしまう。
そして、10年後に再会するという設定。
ちなみに2作目ではラインハルトルートが一番の人気の様だ。
そして3作目ではコレットとシーラ、更には悪役令嬢であったルティナの中からヒロインを選べるとのこと。
私はずっと悪役令嬢だと思っていたのだが、ここにきて突然ヒロインであると言われてかなり驚いていた。
「私ってヒロインなの!?」
「一応選べるようにはなってはいるけど、他の2人に比べたらおまけのような存在だからな」
「おまけ……。で、でもっ、それって私断罪されなくて良いって事よね?」
おまけと言われて一瞬苦笑してしまうも、ヒロインになれば断罪される事は無く、ハッピーエンドを迎えることが出来るのではないだろうか。
そう思うと私の表情は明るさを取り戻していった。
「そうだな、確かに3作目ではルティナはヒロインにはなれるけど、プレイヤーの選択によっては悪役令嬢のままだからな。正直その辺は良く分からない」
「ええ、良く分からないってどういうことよっ!」
「この世界には恐らくプレイヤーは存在していないはずだ。他のヒロイン二人が転生者なのかどうかも分からない。だからルティナはこの世界でヒロインにも悪役令嬢にもなりえるってことだよ。多分というか、恐らく3作目の世界だと思うからな」
その話を聞かされると再び私の表情は曇っていった。
コレットとは最近少し親しくさせてもらっているが、転生者と感じたことは一度も無い。
本当に設定通り優しくて可愛らしい、王道のヒロインのイメージそのものだからだ。
だけどこの世界に私以外の転生者がいたことを考えれば、他にいたとしてもなんらおかしくはない。
(とりあえず、断罪のリスクは減ったのよね。それは良い事だって考えておこう!)
「そう言う意味でルティナは残念系ヒロインとか、悪役令嬢って言われているな」
「残念系……」
「でも見た限り、婚約破棄になる可能性は低そうだな。今の段階ではまだ何とも言えないけどな。シーラがこの学園に来て、あっちのイベントに引っ張られなければの話にはなるけど。いや、そうでもないか」
「何よ、その不穏な言い方……」
アーベルの意味深発言により、再び私の表情は不安げな色へと変わっていく。
「さっきも話したけど、ルティナはおまけ枠のヒロインなんだよ。だからルティナの攻略対象になる相手はラインハルトのみ。俺さ、妹がプレイしているのを横で見ていたんだけど、ルティナエンドは見ていないんだよな。でもチラッと聞いた話だと、バッドエンドの場合は城内の塔に幽閉されるとか言っていたな」
「……幽閉って監禁と一緒よね? 処刑は無くてほっとしたけど、国外追放ルートは無いの!?」
「そんな話は聞いてないな。見てないから知らないだけかもしれないが。悪いな。それから、他のヒロインを選んだ場合、ルティナは悪役令嬢に変わるから断罪イベントは起こるな。そこでも地下牢に幽閉とかだった気がするが」
アーベルの話を聞いた直後、私の顔色は次第に青ざめて行った。
悪役令嬢の道を進めば地下牢に幽閉。
ヒロインになったとしてもバッドエンドを進めば幽閉。
しかも攻略対象者はラインハルトのみに絞られている。
(なにこれ、絶望的過ぎるわ。私の国外追放の計画は無意味だったって事!? あんまりだわっ!!)
「幽閉ってある意味処刑よりも辛くない? 薄暗い牢獄に死ぬまで閉じ込められるとか、絶対に嫌なんだけどっ! 回避する方法は無いの?」
「回避する方法か。他のヒロインにラインハルトを奪われない様にすることくらいじゃないか? だけどメインヒロインの二人は1作目、2作目以上にイベントが多く追加されているからな。おまけヒロインであるお前はかなり不利な立場になるな」
その話を聞いて私は言葉を詰まらせてしまった。
狙っていた国外追放ルートがない事に動揺していた。
ハッピーエンドの道もあるようだけど、きっと確率的にはかなり難しいものになっているのだろう。
それならば、新たなヒロインであるシーラが登場する前に、逃げ出してしまうのが得策ではないかなどと脳内で考えを巡らせていた。
「そうなるのかな。ねえ、それよりも3シリーズあるってどういうことなの?」
「1作目は聖女であるコレットがヒロインの話。2作目は裏のヒロインと呼ばれる隣国の王女シーラが主人公の話だな。そして3作目は2作目があまりにも人気が出た為に制作された特別編になる。ちなみに1作目と2作目はヒロインが変わっただけで、基本的に攻略対象者や舞台となる学園はほとんどそのままだ」
アーベルの話を聞くと1作目はヒロインであるコレットが学園に入学し、聖女としての力を開花して行く物語になっている。
その途中に攻略対象者との交流があり、恋のイベントが度々起きるとのこと。
ちなみに1作目の人気攻略対象者は意外にもディスらしい。
普段は鬼畜ではあるが、ヒロインの前だけで見せる照れた姿がまた堪らないだとか。
(あのディス様が人気だなんて、信じられないわ。私はヒロインでは無いから、きっとそんな顔は見せてくれないとは思うけど、ちょっと見てみたい気もするわね)
そして裏のヒロインと呼ばれるシーラの物語が2作目となる。
なんでも泣ける乙女ゲームと言われ、人気が出て話題になったとのこと。
2作目のヒロインであるシーラはウォリアス帝国の第三王女という設定になる。
ホワイトブロンドの長い髪にアメジストのような瞳を持つことから、呪われた王女だとか魔女の末裔だと言われ周りからは疎まれている。
他の兄姉とは腹違いであり、それに加えてこのような容姿の為、幼い頃から虐げられて育った。
そしてその母親もシーラが2歳の頃に他界してしまう、という設定のようだ。
ここでも攻略対象者は1作目と同じメンバーであり、同じ学園に通う所から物語が始まっていく。
特にラインハルトとは幼い頃に出会っていて、婚約者だった期間もあるらしい。
しかしお互い思い合っているのに、色々な事情で婚約は白紙に戻されてしまう。
そして、10年後に再会するという設定。
ちなみに2作目ではラインハルトルートが一番の人気の様だ。
そして3作目ではコレットとシーラ、更には悪役令嬢であったルティナの中からヒロインを選べるとのこと。
私はずっと悪役令嬢だと思っていたのだが、ここにきて突然ヒロインであると言われてかなり驚いていた。
「私ってヒロインなの!?」
「一応選べるようにはなってはいるけど、他の2人に比べたらおまけのような存在だからな」
「おまけ……。で、でもっ、それって私断罪されなくて良いって事よね?」
おまけと言われて一瞬苦笑してしまうも、ヒロインになれば断罪される事は無く、ハッピーエンドを迎えることが出来るのではないだろうか。
そう思うと私の表情は明るさを取り戻していった。
「そうだな、確かに3作目ではルティナはヒロインにはなれるけど、プレイヤーの選択によっては悪役令嬢のままだからな。正直その辺は良く分からない」
「ええ、良く分からないってどういうことよっ!」
「この世界には恐らくプレイヤーは存在していないはずだ。他のヒロイン二人が転生者なのかどうかも分からない。だからルティナはこの世界でヒロインにも悪役令嬢にもなりえるってことだよ。多分というか、恐らく3作目の世界だと思うからな」
その話を聞かされると再び私の表情は曇っていった。
コレットとは最近少し親しくさせてもらっているが、転生者と感じたことは一度も無い。
本当に設定通り優しくて可愛らしい、王道のヒロインのイメージそのものだからだ。
だけどこの世界に私以外の転生者がいたことを考えれば、他にいたとしてもなんらおかしくはない。
(とりあえず、断罪のリスクは減ったのよね。それは良い事だって考えておこう!)
「そう言う意味でルティナは残念系ヒロインとか、悪役令嬢って言われているな」
「残念系……」
「でも見た限り、婚約破棄になる可能性は低そうだな。今の段階ではまだ何とも言えないけどな。シーラがこの学園に来て、あっちのイベントに引っ張られなければの話にはなるけど。いや、そうでもないか」
「何よ、その不穏な言い方……」
アーベルの意味深発言により、再び私の表情は不安げな色へと変わっていく。
「さっきも話したけど、ルティナはおまけ枠のヒロインなんだよ。だからルティナの攻略対象になる相手はラインハルトのみ。俺さ、妹がプレイしているのを横で見ていたんだけど、ルティナエンドは見ていないんだよな。でもチラッと聞いた話だと、バッドエンドの場合は城内の塔に幽閉されるとか言っていたな」
「……幽閉って監禁と一緒よね? 処刑は無くてほっとしたけど、国外追放ルートは無いの!?」
「そんな話は聞いてないな。見てないから知らないだけかもしれないが。悪いな。それから、他のヒロインを選んだ場合、ルティナは悪役令嬢に変わるから断罪イベントは起こるな。そこでも地下牢に幽閉とかだった気がするが」
アーベルの話を聞いた直後、私の顔色は次第に青ざめて行った。
悪役令嬢の道を進めば地下牢に幽閉。
ヒロインになったとしてもバッドエンドを進めば幽閉。
しかも攻略対象者はラインハルトのみに絞られている。
(なにこれ、絶望的過ぎるわ。私の国外追放の計画は無意味だったって事!? あんまりだわっ!!)
「幽閉ってある意味処刑よりも辛くない? 薄暗い牢獄に死ぬまで閉じ込められるとか、絶対に嫌なんだけどっ! 回避する方法は無いの?」
「回避する方法か。他のヒロインにラインハルトを奪われない様にすることくらいじゃないか? だけどメインヒロインの二人は1作目、2作目以上にイベントが多く追加されているからな。おまけヒロインであるお前はかなり不利な立場になるな」
その話を聞いて私は言葉を詰まらせてしまった。
狙っていた国外追放ルートがない事に動揺していた。
ハッピーエンドの道もあるようだけど、きっと確率的にはかなり難しいものになっているのだろう。
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