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19.初めての…※
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私が荒くなった息を整えていると、熱くなった中心に硬いものが押し当てられていることに気づく。
「……っ、なにを、するの?」
「ミアの愛らしく善がる姿を見ていたら、もうこんなだ」
ルーカスは不敵に笑み、お腹のほうにまで反りかえった熱杭を私の蜜口に押し当てた。
質量を増し、私の目には凶器のようにも映っている。
あまりの大きさに私は怯えた顔で、彼を引き留めようとした。
「やっ、まって……! 私、まだ心の準備がっ……」
「心の準備? そんなものミアには必要ないだろう。こんなにも入口をひくつかせて、物欲しそうに待っているくせに」
ルーカスは簡単に言い返すと、押し当てている熱杭をゆっくりと私の中へと押し込めていく。
内壁を広げながら、指とは比べ物のない塊が侵入してくる。
「ぁっ……ぁあっ……!」
「俺のがミアの中に入って行く感覚わかるだろう。さっきからきゅうきゅう締め付けて、歓迎しているつもりか?」
強引に奥へと捩じ込まれて苦しいはずなのに、熱杭が動く度にぞわぞわとした痺れるような快感が全身に伝わっていく。
「ミアは初めてだけど、痛くはないだろう?」
「ぁあっ、お腹の奥っ、苦しいっ……はぁっ……」
私の体はのぼせ上ったように薄桃色に染まり、額からはじわりと汗が滲んでくる。
小さく開いた口元を魚のようにぱくぱくさせ、涙目でルーカスのことを見上げていた。
(ルーカス様のが私の中に入ってる……)
そんな私の姿を、彼は満悦するような瞳で見下ろしていた。
彼の白い頬は僅かに赤みがかり、口端を小さく上げ、欲望に満ちた鋭い瞳を私に向けて。
「その恍惚とした顔、すごく綺麗だ。もっと俺に見せてくれ」
「ぁっ、あんっ……はぁっ、んっ!」
ルーカスは浅い場所でゆっくりと腰を揺らし始めた。
私の小さく開いた口元からは甘ったるい声が溢れ、彼の腰の動きに合わせるように室内に嬌声を響かせる。
(これ、好きかも……。すごく気持ちいい……)
溶けてしまいそうなほどの心地良い快楽に包まれて、思考が停止してしまいそうになる。
この快楽に埋められてしまえば、抗うことなんてできない。
「くくっ、そうだ。その声、すごくそそられる。もっと聞かせて。俺を煽ってみせろ」
「ぁあっ! ルーカス、さ、まっ……中がっ、熱いのっ……」
「知ってる。ミアがもっと乱れるように、ここは指で弄ってあげる」
「え……? ひぁっ、いやっ……、それ、だ、だめっ!!」
ルーカスは腰を揺らしながら、膨らみ始めた蕾に指の腹を押し付ける。
電気が走ったような強い刺激に、私は悲鳴のような声を上げた。
頭の奥が焼き切れてしまうような強い衝動と同時に、中をきつく締め付けた。
「だめじゃないだろう? さっきより高い声が出るようなったな。本当は気持ちいいくせに」
「ぁああっ!! はぁっ、やだっ……ぁあっ…!!」
今度は蕾を指できゅっと摘ままれた。
その瞬間、全身に電気が流れたような鋭い刺激が体を駆け抜け、頭の中が真っ白になる。
「随分と中が締まったな。ミアはここを弄られながら突かれるのが好きなのか。それならば、もっと気持ち良くしてあげようか」
「ほんとにっ、だめっ、だからっ……、変になるっ、いや、ぁあああっ!!」
私は一際高い声を響かせながら、簡単に達してしまった。
「ミアは本当に果てるのが上手だね。ねえ、ミア、浅いところばかりじゃそろそろ物足りなくなってきたんじゃないか? そろそろ奥に、深いところを責めて欲しくはないか?」
「……奥、こわいっ……」
私が不安そうな表情をしていると、ルーカスは私のほうへと顔を近づけて、そっと額に口づけた。
「怖くなんてないよ。痛みは感じないと言っただろう。それにミアならば絶対気に入るはずだ」
「……っ」
ルーカスは私の耳のほうへと唇を寄せると「ミアは気持ちいいのが大好きだろう?」と艶のある声で囁く。
体が敏感になっているせいか、それだけで全身の毛がさかだつようにゾクッと鳥肌が走り、私は小刻みに体を震わせた。
「本当、耳弱すぎ」
「……っ、分かってるなら耳元で囁かないでっ!」
「嫌だ。可愛いミアの姿を見たいからね」
「……っ!」
いつものようなやり取りをしていると、彼が悪魔であることを忘れてしまう。
意地悪態度ばかり取るくせに、急に優しくして、私の心を大きく揺さぶる。
(本当にずるい人……。やっぱり悪魔だ)
心も体も溺れさせられて、彼に囚われてしまった。
私ばかりがいつも振り回されて、少し悔しい気持ちになる。
「ミア、俺が欲しいと言って。そうしたら思う存分気持ち良くさせてあげる」
「……ルーカス様はどうなんですか? 私が喜ぶようなことを言ってくれたら、考えてもいいです」
悔しいという気持ちが無性に込み上げてきて、私はそんなことを口にしてしまった。
私はドキドキしながら彼の顔を見上げていると、ルーカスはふっと小さく笑う。
その仕草一つでも、今の私はすごくドキドキして鼓動が高鳴る。
「この状況で俺を煽るとはミアは随分と余裕だな。俺は何度もミアが欲しいと告げてきたつもりだったけど、全然届いてなかった?」
「それはっ……」
私が言い返そうとすると、唇に彼の人差し指を押し付けられ言葉を止められた。
「俺はミアが好きだよ。愛してる」
彼の声が頭の中に響く。
一瞬、時が止まったかのように、私はただ驚いた顔でルーカスの瞳を見つめていた。
今の言葉が何度も頭の中で連鎖するように響いている。
ハッと我に返った瞬間、全身が熱に包まれるように火照り始めた。
「……っ!」
「今の俺は信用されていないし、心だって完全に許してもらえていないことは分かっている。それに、ミアの体が疼いているのは催淫効果の作用だろう。だけど、俺は必ずミアの心を手に入れてみせる。そしていつかミアの意思で俺を求めるようになって欲しいとも思ってる」
今の彼の表情はとても穏やかに見えた。
ルーカスの長い指が私の髪に触れて一房持ち上げると、そこにそっと口づけを落とした。
また私は彼の仕草に釘付けになる。
(これがルーカス様の本心……?)
ドクドクと胸の鼓動が大きくなり、瞳を揺らしながら彼のことを見つめていた。
暫く私が見惚れていると、彼の口端が小さく上がった。
「満足してくれたみたいだね」
「え……?」
「ずっと俺のことを締め付けて離さないとでも言われているような気分がしたよ」
「これはっ、そのっ……違うし……」
彼に指摘され、顔の奥に火が付いたように熱くなる。
私は目を泳がせ戸惑いながら言い訳をしていた。
(ルーカス様は、ちゃんと言ってくれた……。それなら、私も……)
「……っ、奥にっ……」
「奥に?」
「奥に、きて……」
私は消えそうな声で必死に言葉にすると、両手で自分の顔を隠した。
(恥ずかしい……。もうやだっ……)
こんな恥ずかしい台詞を言ってしまう自分はどうかしている。
でも、満たされたいと思う気持ちが強すぎて、言わずにはいられなかった。
あんな台詞を言われたら、彼の気持ちに答えたくなってしまう。
「良く言えたね」
ルーカスは私の手を顔から剥がさせると、優しい表情で見つめていた。
恥ずかしくてどうしようもないはずなのに、彼の表情を見ていたら嬉しい気持ちが自然と込み上げてくる。
(全然無表情なんかじゃないじゃない。こんな顔できるくせに……)
私が彼にこんな表情をさせているのだと思うと、次第に期待と興奮から感情が高まっていく。
「いい子のミアには、たくさんご褒美をあげる。おかしくなるまで、イかせ続けてあげるよ」
「……っ、なにを、するの?」
「ミアの愛らしく善がる姿を見ていたら、もうこんなだ」
ルーカスは不敵に笑み、お腹のほうにまで反りかえった熱杭を私の蜜口に押し当てた。
質量を増し、私の目には凶器のようにも映っている。
あまりの大きさに私は怯えた顔で、彼を引き留めようとした。
「やっ、まって……! 私、まだ心の準備がっ……」
「心の準備? そんなものミアには必要ないだろう。こんなにも入口をひくつかせて、物欲しそうに待っているくせに」
ルーカスは簡単に言い返すと、押し当てている熱杭をゆっくりと私の中へと押し込めていく。
内壁を広げながら、指とは比べ物のない塊が侵入してくる。
「ぁっ……ぁあっ……!」
「俺のがミアの中に入って行く感覚わかるだろう。さっきからきゅうきゅう締め付けて、歓迎しているつもりか?」
強引に奥へと捩じ込まれて苦しいはずなのに、熱杭が動く度にぞわぞわとした痺れるような快感が全身に伝わっていく。
「ミアは初めてだけど、痛くはないだろう?」
「ぁあっ、お腹の奥っ、苦しいっ……はぁっ……」
私の体はのぼせ上ったように薄桃色に染まり、額からはじわりと汗が滲んでくる。
小さく開いた口元を魚のようにぱくぱくさせ、涙目でルーカスのことを見上げていた。
(ルーカス様のが私の中に入ってる……)
そんな私の姿を、彼は満悦するような瞳で見下ろしていた。
彼の白い頬は僅かに赤みがかり、口端を小さく上げ、欲望に満ちた鋭い瞳を私に向けて。
「その恍惚とした顔、すごく綺麗だ。もっと俺に見せてくれ」
「ぁっ、あんっ……はぁっ、んっ!」
ルーカスは浅い場所でゆっくりと腰を揺らし始めた。
私の小さく開いた口元からは甘ったるい声が溢れ、彼の腰の動きに合わせるように室内に嬌声を響かせる。
(これ、好きかも……。すごく気持ちいい……)
溶けてしまいそうなほどの心地良い快楽に包まれて、思考が停止してしまいそうになる。
この快楽に埋められてしまえば、抗うことなんてできない。
「くくっ、そうだ。その声、すごくそそられる。もっと聞かせて。俺を煽ってみせろ」
「ぁあっ! ルーカス、さ、まっ……中がっ、熱いのっ……」
「知ってる。ミアがもっと乱れるように、ここは指で弄ってあげる」
「え……? ひぁっ、いやっ……、それ、だ、だめっ!!」
ルーカスは腰を揺らしながら、膨らみ始めた蕾に指の腹を押し付ける。
電気が走ったような強い刺激に、私は悲鳴のような声を上げた。
頭の奥が焼き切れてしまうような強い衝動と同時に、中をきつく締め付けた。
「だめじゃないだろう? さっきより高い声が出るようなったな。本当は気持ちいいくせに」
「ぁああっ!! はぁっ、やだっ……ぁあっ…!!」
今度は蕾を指できゅっと摘ままれた。
その瞬間、全身に電気が流れたような鋭い刺激が体を駆け抜け、頭の中が真っ白になる。
「随分と中が締まったな。ミアはここを弄られながら突かれるのが好きなのか。それならば、もっと気持ち良くしてあげようか」
「ほんとにっ、だめっ、だからっ……、変になるっ、いや、ぁあああっ!!」
私は一際高い声を響かせながら、簡単に達してしまった。
「ミアは本当に果てるのが上手だね。ねえ、ミア、浅いところばかりじゃそろそろ物足りなくなってきたんじゃないか? そろそろ奥に、深いところを責めて欲しくはないか?」
「……奥、こわいっ……」
私が不安そうな表情をしていると、ルーカスは私のほうへと顔を近づけて、そっと額に口づけた。
「怖くなんてないよ。痛みは感じないと言っただろう。それにミアならば絶対気に入るはずだ」
「……っ」
ルーカスは私の耳のほうへと唇を寄せると「ミアは気持ちいいのが大好きだろう?」と艶のある声で囁く。
体が敏感になっているせいか、それだけで全身の毛がさかだつようにゾクッと鳥肌が走り、私は小刻みに体を震わせた。
「本当、耳弱すぎ」
「……っ、分かってるなら耳元で囁かないでっ!」
「嫌だ。可愛いミアの姿を見たいからね」
「……っ!」
いつものようなやり取りをしていると、彼が悪魔であることを忘れてしまう。
意地悪態度ばかり取るくせに、急に優しくして、私の心を大きく揺さぶる。
(本当にずるい人……。やっぱり悪魔だ)
心も体も溺れさせられて、彼に囚われてしまった。
私ばかりがいつも振り回されて、少し悔しい気持ちになる。
「ミア、俺が欲しいと言って。そうしたら思う存分気持ち良くさせてあげる」
「……ルーカス様はどうなんですか? 私が喜ぶようなことを言ってくれたら、考えてもいいです」
悔しいという気持ちが無性に込み上げてきて、私はそんなことを口にしてしまった。
私はドキドキしながら彼の顔を見上げていると、ルーカスはふっと小さく笑う。
その仕草一つでも、今の私はすごくドキドキして鼓動が高鳴る。
「この状況で俺を煽るとはミアは随分と余裕だな。俺は何度もミアが欲しいと告げてきたつもりだったけど、全然届いてなかった?」
「それはっ……」
私が言い返そうとすると、唇に彼の人差し指を押し付けられ言葉を止められた。
「俺はミアが好きだよ。愛してる」
彼の声が頭の中に響く。
一瞬、時が止まったかのように、私はただ驚いた顔でルーカスの瞳を見つめていた。
今の言葉が何度も頭の中で連鎖するように響いている。
ハッと我に返った瞬間、全身が熱に包まれるように火照り始めた。
「……っ!」
「今の俺は信用されていないし、心だって完全に許してもらえていないことは分かっている。それに、ミアの体が疼いているのは催淫効果の作用だろう。だけど、俺は必ずミアの心を手に入れてみせる。そしていつかミアの意思で俺を求めるようになって欲しいとも思ってる」
今の彼の表情はとても穏やかに見えた。
ルーカスの長い指が私の髪に触れて一房持ち上げると、そこにそっと口づけを落とした。
また私は彼の仕草に釘付けになる。
(これがルーカス様の本心……?)
ドクドクと胸の鼓動が大きくなり、瞳を揺らしながら彼のことを見つめていた。
暫く私が見惚れていると、彼の口端が小さく上がった。
「満足してくれたみたいだね」
「え……?」
「ずっと俺のことを締め付けて離さないとでも言われているような気分がしたよ」
「これはっ、そのっ……違うし……」
彼に指摘され、顔の奥に火が付いたように熱くなる。
私は目を泳がせ戸惑いながら言い訳をしていた。
(ルーカス様は、ちゃんと言ってくれた……。それなら、私も……)
「……っ、奥にっ……」
「奥に?」
「奥に、きて……」
私は消えそうな声で必死に言葉にすると、両手で自分の顔を隠した。
(恥ずかしい……。もうやだっ……)
こんな恥ずかしい台詞を言ってしまう自分はどうかしている。
でも、満たされたいと思う気持ちが強すぎて、言わずにはいられなかった。
あんな台詞を言われたら、彼の気持ちに答えたくなってしまう。
「良く言えたね」
ルーカスは私の手を顔から剥がさせると、優しい表情で見つめていた。
恥ずかしくてどうしようもないはずなのに、彼の表情を見ていたら嬉しい気持ちが自然と込み上げてくる。
(全然無表情なんかじゃないじゃない。こんな顔できるくせに……)
私が彼にこんな表情をさせているのだと思うと、次第に期待と興奮から感情が高まっていく。
「いい子のミアには、たくさんご褒美をあげる。おかしくなるまで、イかせ続けてあげるよ」
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