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43.期待④※
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「はぁっ……、んんっ、ぁっ……はぁっ……」
私の艶のある声が室内に響いていた。
私は蕩けた瞳で意識はどこかぼーっとしていたが、与えられる快楽には従順に従っていた。
どれくらいの時間こんな事をしているのかは今となってはもう良く分からないが、まだ終わらないで欲しいと思う気持ちだけはあった。
「随分蕩け切った顔だな。アリーセがこんなにも淫乱な体だったってことは、嬉しい誤算と言ったところだな」
「……っ、ち、違うっ」
淫乱と言われて私は恥ずかしそうに顔を染めてしまう。
「こんなにいやらしい反応をさせているのに、違うだなんて言われても今更説得力の欠片も無いけどな」
「……っ……!」
「アリーセはやっぱり俺にいじめられるのが好きなんだな。こうやって言葉で責められる度に、中がきゅって締まるし、自分では気付いてないか?」
「……っ、ぁあっ、やぁっ……」
ヴィムは意地悪そうな声で話しながら、蜜壺に入れた指を徐々に早く動かしていく。
既に私の弱い所は知られてしまっている為、ヴィムはそこを重点的に責め始めた。
先程からずっと与えられ続けている刺激のせいで、私の中心には熱が溜まっていて、更に強い刺激を加えられたら弾ける様に全身に伝わり、きっと簡単に達してしまうはずだ。
「や、ぁあっ、だ、だめっ……! ひぁあああっ!」
私は弱い場所を激しく責め立てられると、腰をビクビクと跳ね上げてしまう。
そんな私の姿をヴィムは意地悪そうな顔で、それでいて涼し気に眺めていたが、何かを思いついたかの様に口端を僅かに歪めた。
すごく嫌な予感がした。
「アリーセは耳も弱かったよな。耳を責めながら今度は一緒にやってみようか」
「耳は、だ、だめっ!」
私は力なく顔を横に振って見せたが、ヴィムはやめる様子は微塵もなさそうだ。
「だめじゃないよ」
気付けばヴィムの顔は私の耳元へと移動していて、耳の奥に向けて軽く息を吹きかけられる。
「ひぁあっ!! それやだっ……」
「すごい反応だな」
私はゾクッと鳥肌が立ち、近くにあったヴィムの手をぎゅっと掴んでいた。
「俺の手に掴まって、本当にお前って可愛いよな。そのままで構わないから、続けるぞ」
「ぁ……、まっ……ひぁ、ぁああっ……!!」
ヴィムは優しい声で囁くと、再び指の動きを早め、激しく蜜壺の中を掻き混ぜ始めた。
ヴィムの腕に掴まっていれば少しは安心出来たが、耳まで責められ私は更に追い詰められていく。
ねっとりとした濡れた舌先が私の耳の淵を丁寧になぞる様に舐め、時折ちゅっと軽く吸われる。
その間も私の中心ではヴィムの指がすごい速さで動き回り、体からは力が抜けていく。
だけど中は痙攣する様にビクビクと震え、腰は勝手に何度も跳ねてしまう。
(だめ、こんなの……おかしくなるっ……!!)
耳を舐められていると直接脳にいやらしい水音が響いて来るみたいで、頭の中を掻きまわされている様な錯覚に陥る。
私には逃げ道など無いのだと思い知らされて、次第に興奮して更に体は熱くなっていく。
「ぁああっ、だ、だめっ……! もうっ、……ぁあああっ…!!」
「もうずっとイきっぱなしだな。俺の指を嬉しそうにぎゅうぎゅう締めつけて喜んでいるみたいだ。もっと欲しいか?」
「……っっぁああっ!! ……やぁっ、もう、むりっ!はぁっ、はぁっ……っ……?」
私が悲鳴の様な声を上げた瞬間、私の中心から何かが勢い良く噴き出した。
それと同時にヴィムの手の動きが止まり、私は何が起きているのか暫くの間わからなかった。
漸く解放されたことに安堵していたのかもしれない。
しかしその後少しして「すごい勢い良く出たな」と言うヴィムの声が聞こえて来て、私は視線を下の方へと向けた。
その瞬間、自分が何をしたのかが分かり、一気に顔の奥が熱くなっていくのを感じた。
直ぐにでも起き上がって確認しようと思ったが、体からは力が抜けきっているため起き上がれそうもない。
「う、そ……。ご、ごめんなさいっ」
私は恥ずかしさと、信じられないと言った気持ちで泣きそうな顔をしていた。
「謝る必要なんて無い。それに、そんな顔もしなくていい。こうさせたのは俺だからな」
「でも、ベッドを汚してしまって……」
ヴィムは安心させるような穏やかな声で、汗ばんだ私の髪を優しく撫でてくれた。
私は恥ずかしさからヴィムとは視線を合わすことが出来なくて、視線を泳がせていた。
「シーツは後で変えて貰うから問題ない。それでも気になると言うのなら、ここは今から綺麗にしてやるからそれでいいか?」
「え? 綺麗に?」
私が不思議そうに問いかけると、ヴィムは小さく笑った。
そして私の膝を持ち上げて折りたたむ様にすると、左右に大きく開かせた。
突然の事に私は固まっていたが、中心はヴィムの目の前で開かれた状態で晒されている。
「や、やだっ、この格好っ」
「綺麗にして欲しいんだろう?だったら我慢して。まあ、あとで汗も掻いたから着替える前に湯浴みには行く予定だったけど、今はアリーセを味わいたい。嫌か?」
私はこんな格好にさせられて恥ずかしくて耐えられなかったが、体には力が入らないので抵抗することすら出来ない。
しかもヴィムは私の返答を待つように、じっと私の方に視線を向けている。
(そんなこと、聞かないでっ)
わざわざ聞かないで勝手にしてくれたらいいのに……と思ってしまう。
だけどヴィムの事だから、私の恥じらう姿を見るためにわざと聞いて来たのだろうと考えがよぎった。
「アリーセ、答えて。いつまでもこの格好のままでいたいのならば俺は別に構わないが……。見ているだけなのに入口がヒクヒクして、何かを欲しそうに待っているみたいだな。まるで『早く』って言っている様に見えるが、アリーセは見られているだけで満足なのか?」
「そ、そんな所見ないでっ、お願いっ……」
今の状態の方が恥ずかしい事に気付き、私は泣きそうな顔で訴えた。
私がそう答えるとヴィムは小さく笑い、私の中心に顔を寄せた。
そして熱くなった中心にそっと舌を伸ばし、濡れている周りを味わうようにねっとりと舐め始めた。
蜜口の周りを舐めていた舌先が、ぷっくりと膨らんでいる蕾に触れる。
すると私はビクッと体を反応させてしまう。
「ひぁあっ、そこ、やぁ……」
「ここも濡れているから綺麗にしないとな」
ヴィムは私の言葉など聞かず、優しく蕾の周りに舌を這わせていく。
「んぅっ……はぁっ……」
体に熱が篭っているせいか、敏感なそこに触れられると体が浮いてしまいそうな程の快感に襲われる。
今ままでは強すぎる刺激故に少し怖いと思っていたが、完全に蕩け切っている今の体には、その強めの刺激が逆に気持ち良く感じてしまう。
「随分気持ち良さそうだな」
「はぁっ……、ん、わかんなっ、ぁあっ……」
私は甘い吐息を漏らしながら嬌声を上げ続ける。
そしてヴィムの舌先はそこから離れて、再び蜜口の周りを舐め始めた。
蕾から離れていく名残惜しさも若干感じていたが、熱くなった中心に触れて貰えると言う期待も持っていた。
「それにしても、すごいな。さっき舐めたばかりなのに、もう入口に蜜が溜まって来てる……」
「はぁっ……、早く、中にっ……」
私はじれったさを感じて思わず口に出してしまった。
「くくっ、そうだな。ちゃんと中も綺麗にしないとな」
そう言ってヴィムはゆっくりと蜜口の中へと舌を沈めて行った。
指とは違う、もっと柔らかいものが私の中で動き回っている感覚に体がゾクゾクと震えた。
私は小刻みに体を揺らし、その快楽を味わうように感じていた。
「中、すごく熱いな。それに甘い。まるで俺を酔わす媚薬の様だ」
ヴィムはそんな事を呟きながら、蜜壺に入れた舌を激しく動かし、時には深く吸い上げるようにして舐めていく。
(どうしよう、これ、気持ち良すぎる。私、頭がおかしくなってしまいそうっ……)
「ぁあっ……、はぁっ、気持ち、いいっ、んっ……」
だけど、次第に自分だけが気持ち良くなっていて良いのかと思うようになっていた。
前回も最後までは抱いてはくれなかった。
「はぁっ、ヴィム……、あのっ」
「どうした?」
「今日は……、最後まで、して」
私の艶のある声が室内に響いていた。
私は蕩けた瞳で意識はどこかぼーっとしていたが、与えられる快楽には従順に従っていた。
どれくらいの時間こんな事をしているのかは今となってはもう良く分からないが、まだ終わらないで欲しいと思う気持ちだけはあった。
「随分蕩け切った顔だな。アリーセがこんなにも淫乱な体だったってことは、嬉しい誤算と言ったところだな」
「……っ、ち、違うっ」
淫乱と言われて私は恥ずかしそうに顔を染めてしまう。
「こんなにいやらしい反応をさせているのに、違うだなんて言われても今更説得力の欠片も無いけどな」
「……っ……!」
「アリーセはやっぱり俺にいじめられるのが好きなんだな。こうやって言葉で責められる度に、中がきゅって締まるし、自分では気付いてないか?」
「……っ、ぁあっ、やぁっ……」
ヴィムは意地悪そうな声で話しながら、蜜壺に入れた指を徐々に早く動かしていく。
既に私の弱い所は知られてしまっている為、ヴィムはそこを重点的に責め始めた。
先程からずっと与えられ続けている刺激のせいで、私の中心には熱が溜まっていて、更に強い刺激を加えられたら弾ける様に全身に伝わり、きっと簡単に達してしまうはずだ。
「や、ぁあっ、だ、だめっ……! ひぁあああっ!」
私は弱い場所を激しく責め立てられると、腰をビクビクと跳ね上げてしまう。
そんな私の姿をヴィムは意地悪そうな顔で、それでいて涼し気に眺めていたが、何かを思いついたかの様に口端を僅かに歪めた。
すごく嫌な予感がした。
「アリーセは耳も弱かったよな。耳を責めながら今度は一緒にやってみようか」
「耳は、だ、だめっ!」
私は力なく顔を横に振って見せたが、ヴィムはやめる様子は微塵もなさそうだ。
「だめじゃないよ」
気付けばヴィムの顔は私の耳元へと移動していて、耳の奥に向けて軽く息を吹きかけられる。
「ひぁあっ!! それやだっ……」
「すごい反応だな」
私はゾクッと鳥肌が立ち、近くにあったヴィムの手をぎゅっと掴んでいた。
「俺の手に掴まって、本当にお前って可愛いよな。そのままで構わないから、続けるぞ」
「ぁ……、まっ……ひぁ、ぁああっ……!!」
ヴィムは優しい声で囁くと、再び指の動きを早め、激しく蜜壺の中を掻き混ぜ始めた。
ヴィムの腕に掴まっていれば少しは安心出来たが、耳まで責められ私は更に追い詰められていく。
ねっとりとした濡れた舌先が私の耳の淵を丁寧になぞる様に舐め、時折ちゅっと軽く吸われる。
その間も私の中心ではヴィムの指がすごい速さで動き回り、体からは力が抜けていく。
だけど中は痙攣する様にビクビクと震え、腰は勝手に何度も跳ねてしまう。
(だめ、こんなの……おかしくなるっ……!!)
耳を舐められていると直接脳にいやらしい水音が響いて来るみたいで、頭の中を掻きまわされている様な錯覚に陥る。
私には逃げ道など無いのだと思い知らされて、次第に興奮して更に体は熱くなっていく。
「ぁああっ、だ、だめっ……! もうっ、……ぁあああっ…!!」
「もうずっとイきっぱなしだな。俺の指を嬉しそうにぎゅうぎゅう締めつけて喜んでいるみたいだ。もっと欲しいか?」
「……っっぁああっ!! ……やぁっ、もう、むりっ!はぁっ、はぁっ……っ……?」
私が悲鳴の様な声を上げた瞬間、私の中心から何かが勢い良く噴き出した。
それと同時にヴィムの手の動きが止まり、私は何が起きているのか暫くの間わからなかった。
漸く解放されたことに安堵していたのかもしれない。
しかしその後少しして「すごい勢い良く出たな」と言うヴィムの声が聞こえて来て、私は視線を下の方へと向けた。
その瞬間、自分が何をしたのかが分かり、一気に顔の奥が熱くなっていくのを感じた。
直ぐにでも起き上がって確認しようと思ったが、体からは力が抜けきっているため起き上がれそうもない。
「う、そ……。ご、ごめんなさいっ」
私は恥ずかしさと、信じられないと言った気持ちで泣きそうな顔をしていた。
「謝る必要なんて無い。それに、そんな顔もしなくていい。こうさせたのは俺だからな」
「でも、ベッドを汚してしまって……」
ヴィムは安心させるような穏やかな声で、汗ばんだ私の髪を優しく撫でてくれた。
私は恥ずかしさからヴィムとは視線を合わすことが出来なくて、視線を泳がせていた。
「シーツは後で変えて貰うから問題ない。それでも気になると言うのなら、ここは今から綺麗にしてやるからそれでいいか?」
「え? 綺麗に?」
私が不思議そうに問いかけると、ヴィムは小さく笑った。
そして私の膝を持ち上げて折りたたむ様にすると、左右に大きく開かせた。
突然の事に私は固まっていたが、中心はヴィムの目の前で開かれた状態で晒されている。
「や、やだっ、この格好っ」
「綺麗にして欲しいんだろう?だったら我慢して。まあ、あとで汗も掻いたから着替える前に湯浴みには行く予定だったけど、今はアリーセを味わいたい。嫌か?」
私はこんな格好にさせられて恥ずかしくて耐えられなかったが、体には力が入らないので抵抗することすら出来ない。
しかもヴィムは私の返答を待つように、じっと私の方に視線を向けている。
(そんなこと、聞かないでっ)
わざわざ聞かないで勝手にしてくれたらいいのに……と思ってしまう。
だけどヴィムの事だから、私の恥じらう姿を見るためにわざと聞いて来たのだろうと考えがよぎった。
「アリーセ、答えて。いつまでもこの格好のままでいたいのならば俺は別に構わないが……。見ているだけなのに入口がヒクヒクして、何かを欲しそうに待っているみたいだな。まるで『早く』って言っている様に見えるが、アリーセは見られているだけで満足なのか?」
「そ、そんな所見ないでっ、お願いっ……」
今の状態の方が恥ずかしい事に気付き、私は泣きそうな顔で訴えた。
私がそう答えるとヴィムは小さく笑い、私の中心に顔を寄せた。
そして熱くなった中心にそっと舌を伸ばし、濡れている周りを味わうようにねっとりと舐め始めた。
蜜口の周りを舐めていた舌先が、ぷっくりと膨らんでいる蕾に触れる。
すると私はビクッと体を反応させてしまう。
「ひぁあっ、そこ、やぁ……」
「ここも濡れているから綺麗にしないとな」
ヴィムは私の言葉など聞かず、優しく蕾の周りに舌を這わせていく。
「んぅっ……はぁっ……」
体に熱が篭っているせいか、敏感なそこに触れられると体が浮いてしまいそうな程の快感に襲われる。
今ままでは強すぎる刺激故に少し怖いと思っていたが、完全に蕩け切っている今の体には、その強めの刺激が逆に気持ち良く感じてしまう。
「随分気持ち良さそうだな」
「はぁっ……、ん、わかんなっ、ぁあっ……」
私は甘い吐息を漏らしながら嬌声を上げ続ける。
そしてヴィムの舌先はそこから離れて、再び蜜口の周りを舐め始めた。
蕾から離れていく名残惜しさも若干感じていたが、熱くなった中心に触れて貰えると言う期待も持っていた。
「それにしても、すごいな。さっき舐めたばかりなのに、もう入口に蜜が溜まって来てる……」
「はぁっ……、早く、中にっ……」
私はじれったさを感じて思わず口に出してしまった。
「くくっ、そうだな。ちゃんと中も綺麗にしないとな」
そう言ってヴィムはゆっくりと蜜口の中へと舌を沈めて行った。
指とは違う、もっと柔らかいものが私の中で動き回っている感覚に体がゾクゾクと震えた。
私は小刻みに体を揺らし、その快楽を味わうように感じていた。
「中、すごく熱いな。それに甘い。まるで俺を酔わす媚薬の様だ」
ヴィムはそんな事を呟きながら、蜜壺に入れた舌を激しく動かし、時には深く吸い上げるようにして舐めていく。
(どうしよう、これ、気持ち良すぎる。私、頭がおかしくなってしまいそうっ……)
「ぁあっ……、はぁっ、気持ち、いいっ、んっ……」
だけど、次第に自分だけが気持ち良くなっていて良いのかと思うようになっていた。
前回も最後までは抱いてはくれなかった。
「はぁっ、ヴィム……、あのっ」
「どうした?」
「今日は……、最後まで、して」
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