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第一章:聖女から冒険者へ
48.独占したい④※
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この疼いた体をやっと満たして貰えると思うと、期待から私の鼓動は早まっていく。
彼は私の膝を立たせて、そこから左右に大きく割り開く。
私の中心からは今も熱い蜜が零れ落ち、きっとシーツにまで垂れているのだろう。
だけど今の私にはそんなことに気持ちを割く余裕なんてなかった。
「ああ、こんなに濡らして。相当我慢させてしまったみたいだね。ごめん」
「……っ、大丈夫だよっ」
正直こんなことを謝られても恥ずかしいだけだ。
私はそっぽを向きながら、小さな声で答えた。
すると彼はゆっくりと私の中心に、硬くなった欲望の詰まった塊を押し付けてくる。
ずっと欲しかった場所に漸く刺激を与えられ、私の体は悦ぶように入口をヒクヒクとさせていた
「ぁっ……、はぁっ、ん、……っ」
「先を少し擦り付けただけだというのに、これだけでそんなに気持ち良さそうな声を上げて……」
彼は熱杭を秘裂にそって、何度も往復させていく。
あまりの気持ち良さに私の口元からは甘ったるい声が溢れ、中心からはくちゅくちゅと淫靡な音が響き続ける。
その間にも蜜口からはだらしなく愛液が滴り続ける。
体に溜まっていた熱が少し解放されていくような気がして、これだけでも腰が浮き上がるくらい気落ちが良かった。
イザナは熱くなった熱杭をゆっくりと私の中へと埋めて行く。
入口を大きく広げられる感覚に、私は体を戦慄かせた。
時間をかけて膣の中を解され、ここまで焦らされ続けたこともあり、媚肉は既に柔らかく簡単に彼のことを受け入れていく。
ずっと求めていたものを漸く与えられて、私の体は悦ぶかのように彼の熱塊を嬉しそうにぎゅうぎゅうと締め付けていた。
「ああ、すごいな。いつも以上に絡みつい来る。そんなにこれが待ち遠しかったか?」
「ぁあっ、んぅっ……、嬉し、いっ……。やっとイザナと繋がれた、からっ……」
私は甘い嬌声を漏らしながら嬉しそうに言葉を繋げると、中に埋まっている彼の塊が質量を増したように感じ、ぞくりと体を震わせた。
「ルナ、煽らないでくれ。ルナが限界のように、私も同じだ。あんなに可愛い姿を散々見せつけられたのだからね。そんな顔をされたら、激しくしたくなる」
「……っ、……ごめん」
一瞬彼の瞳の奥が鋭く光った気がした。
私は思わず謝ってしまうが、彼は小さく笑って「どうして、ルナが謝るの?」と聞いて来た。
その言葉に私は思わず苦笑してしまった。
これはただの癖であり、特に意味のないものだったからだ。
「ルナの中で鎮めさせて、少し激しく動いてもいいか?」
「……うん」
いつも冷静な彼が、今日は僅かに眉を寄せて余裕が無さそうな顔をちらつかせている。
その表情が妙に艶やかに見えて、思わず見入ってしまう。
やっぱり端麗な顔は、どんな表情でも綺麗にしか映らないということなんだろうか。
「……ぁっ、っ……、はぁっ」
イザナは浅い所で小刻みに動き始めた。
ぞわぞわとした甘い刺激が体中に流れ込んできて、私の体は嬉しそうにイザナの欲望を包み込んでいく。
私は艶めかしい嬌声を響かせ、ずっと求めていた快感に酔いしれていた。
(どうしよう……。これ、すごく気持ちいい。本当に溶けちゃいそう……)
頭の奥が直ぐにふわふわして、体からは余計な力がスーッと溶けるように消えていく。
彼の欲望が私の中で蠢く度に、ゆっくりと高みへと誘われる。
「ルナの余裕を壊してもいいか?」
「……?」
イザナは意地悪そうな顔でこちらを見つめると、私の弱い所に当たるように腰を激しく揺らし始めた。
暫く我慢していたせいか、今日はいつも以上に快感が良く肌に伝わって来るような気がする。
そんな中、激しくされたら、私の余裕は簡単に奪われてしまうのは当然なのだろう。
「ひ、ぁああっ……!! や、ぁっ……、そこだめっ……っっ!!」
体中の血液が沸騰するように、全身が一気に熱くなる。
そして頭の中が真っ白になり、私は悲鳴のような声を室内に響かせた。
「ルナ、もう我慢する必要は無いよ。何度だって果てて構わない。一緒に気持ち良くなろう」
イザナは私の弱い場所を何度も抉り、同時にぷっくりと膨らんでいる蕾に指を伸ばすと、押し潰すように刺激を与えて来る。
敏感な蕾を刺激されると、焼けるようなジンジンとした感覚も加わり何も考えられなくなる。
強すぎる刺激から逃れようと身を捩るも、体をイザナにしっかりと抑えられてしまっているので逃げられる筈も無かった。
私は顔を真っ赤にさせ、生理的な涙を流しながら体を震わせた。
「……っ、すごい締め付けだな。どれだけここが弱いのかが分かるな」
「……イザナっ……っ、おねがっ、まっ、て、ぁあああっ!!」
私は中をきつく締め付けイザナの名前を呼ぶと、更に彼は動きを早めて私を追い詰めていく。
私の目元からは生理的な涙が溢れ、視界は歪んでいる。
一度絶頂を迎えた体は、簡単に何度も果ててしまう。
「ああ、本当にルナは可愛いな。こんなんじゃ物足りないのは分かっているよ。媚びるかのようにぎゅうぎゅう締め付けて……。もっと激しく奥を突いて欲しい?」
「ち、がっ……ぁああっ! だ、だめっ、おかしく、なっちゃうっ……」
私は汗と涙でぐちゃぐちゃになった顔を歪ませながら、懇願するような瞳でイザナを見つめた。
しかし彼は一向に動きを止めることも緩めることもしない。
「おかしくなっていいよ。私にだけ、おかしくなったルナの姿を見せて」
彼は私の膝を立たせて、そこから左右に大きく割り開く。
私の中心からは今も熱い蜜が零れ落ち、きっとシーツにまで垂れているのだろう。
だけど今の私にはそんなことに気持ちを割く余裕なんてなかった。
「ああ、こんなに濡らして。相当我慢させてしまったみたいだね。ごめん」
「……っ、大丈夫だよっ」
正直こんなことを謝られても恥ずかしいだけだ。
私はそっぽを向きながら、小さな声で答えた。
すると彼はゆっくりと私の中心に、硬くなった欲望の詰まった塊を押し付けてくる。
ずっと欲しかった場所に漸く刺激を与えられ、私の体は悦ぶように入口をヒクヒクとさせていた
「ぁっ……、はぁっ、ん、……っ」
「先を少し擦り付けただけだというのに、これだけでそんなに気持ち良さそうな声を上げて……」
彼は熱杭を秘裂にそって、何度も往復させていく。
あまりの気持ち良さに私の口元からは甘ったるい声が溢れ、中心からはくちゅくちゅと淫靡な音が響き続ける。
その間にも蜜口からはだらしなく愛液が滴り続ける。
体に溜まっていた熱が少し解放されていくような気がして、これだけでも腰が浮き上がるくらい気落ちが良かった。
イザナは熱くなった熱杭をゆっくりと私の中へと埋めて行く。
入口を大きく広げられる感覚に、私は体を戦慄かせた。
時間をかけて膣の中を解され、ここまで焦らされ続けたこともあり、媚肉は既に柔らかく簡単に彼のことを受け入れていく。
ずっと求めていたものを漸く与えられて、私の体は悦ぶかのように彼の熱塊を嬉しそうにぎゅうぎゅうと締め付けていた。
「ああ、すごいな。いつも以上に絡みつい来る。そんなにこれが待ち遠しかったか?」
「ぁあっ、んぅっ……、嬉し、いっ……。やっとイザナと繋がれた、からっ……」
私は甘い嬌声を漏らしながら嬉しそうに言葉を繋げると、中に埋まっている彼の塊が質量を増したように感じ、ぞくりと体を震わせた。
「ルナ、煽らないでくれ。ルナが限界のように、私も同じだ。あんなに可愛い姿を散々見せつけられたのだからね。そんな顔をされたら、激しくしたくなる」
「……っ、……ごめん」
一瞬彼の瞳の奥が鋭く光った気がした。
私は思わず謝ってしまうが、彼は小さく笑って「どうして、ルナが謝るの?」と聞いて来た。
その言葉に私は思わず苦笑してしまった。
これはただの癖であり、特に意味のないものだったからだ。
「ルナの中で鎮めさせて、少し激しく動いてもいいか?」
「……うん」
いつも冷静な彼が、今日は僅かに眉を寄せて余裕が無さそうな顔をちらつかせている。
その表情が妙に艶やかに見えて、思わず見入ってしまう。
やっぱり端麗な顔は、どんな表情でも綺麗にしか映らないということなんだろうか。
「……ぁっ、っ……、はぁっ」
イザナは浅い所で小刻みに動き始めた。
ぞわぞわとした甘い刺激が体中に流れ込んできて、私の体は嬉しそうにイザナの欲望を包み込んでいく。
私は艶めかしい嬌声を響かせ、ずっと求めていた快感に酔いしれていた。
(どうしよう……。これ、すごく気持ちいい。本当に溶けちゃいそう……)
頭の奥が直ぐにふわふわして、体からは余計な力がスーッと溶けるように消えていく。
彼の欲望が私の中で蠢く度に、ゆっくりと高みへと誘われる。
「ルナの余裕を壊してもいいか?」
「……?」
イザナは意地悪そうな顔でこちらを見つめると、私の弱い所に当たるように腰を激しく揺らし始めた。
暫く我慢していたせいか、今日はいつも以上に快感が良く肌に伝わって来るような気がする。
そんな中、激しくされたら、私の余裕は簡単に奪われてしまうのは当然なのだろう。
「ひ、ぁああっ……!! や、ぁっ……、そこだめっ……っっ!!」
体中の血液が沸騰するように、全身が一気に熱くなる。
そして頭の中が真っ白になり、私は悲鳴のような声を室内に響かせた。
「ルナ、もう我慢する必要は無いよ。何度だって果てて構わない。一緒に気持ち良くなろう」
イザナは私の弱い場所を何度も抉り、同時にぷっくりと膨らんでいる蕾に指を伸ばすと、押し潰すように刺激を与えて来る。
敏感な蕾を刺激されると、焼けるようなジンジンとした感覚も加わり何も考えられなくなる。
強すぎる刺激から逃れようと身を捩るも、体をイザナにしっかりと抑えられてしまっているので逃げられる筈も無かった。
私は顔を真っ赤にさせ、生理的な涙を流しながら体を震わせた。
「……っ、すごい締め付けだな。どれだけここが弱いのかが分かるな」
「……イザナっ……っ、おねがっ、まっ、て、ぁあああっ!!」
私は中をきつく締め付けイザナの名前を呼ぶと、更に彼は動きを早めて私を追い詰めていく。
私の目元からは生理的な涙が溢れ、視界は歪んでいる。
一度絶頂を迎えた体は、簡単に何度も果ててしまう。
「ああ、本当にルナは可愛いな。こんなんじゃ物足りないのは分かっているよ。媚びるかのようにぎゅうぎゅう締め付けて……。もっと激しく奥を突いて欲しい?」
「ち、がっ……ぁああっ! だ、だめっ、おかしく、なっちゃうっ……」
私は汗と涙でぐちゃぐちゃになった顔を歪ませながら、懇願するような瞳でイザナを見つめた。
しかし彼は一向に動きを止めることも緩めることもしない。
「おかしくなっていいよ。私にだけ、おかしくなったルナの姿を見せて」
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