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41.王家主催パーティー①
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今日はいよいよ王家主催のパーティー当日。
私は朝から大変な事になっていた。
何故かと言うと、目覚めると数人のメイドに出迎えられそのまま浴場に連れて行かれた。
そして数人に体を洗われ、保湿され、マッサージを受けた。
その後はメイクに数時間、髪のセットに更に数時間、それからのドレスに着替えさせられ、ここまでにかなりの時間がかけられてそれだけでなんだか気疲れしてしまった。
だけど鏡に映る自分の今の姿を見ると、まるで別人の様に見える位綺麗になっていた。
私は何度も思わず見返してしまっていた。
本当にこれは自分なんだろうかと思う程に変わっていた。
普段は下ろしている髪も今日はアップにしているせいか大人っぽい雰囲気になっていた。
更にドレスは淡いブルーのドレスで、首元は大きく開いている。
私はハーラルトに見合うようになりたくて、少し大人っぽい雰囲気のあるドレスになるように仕立ててもらった。
花柄のレースも多めに付いていて、大人っぽさの中にも可愛らしさも感じられるものだった。
そして髪飾りもドレスと同じ色でリボンに花飾りがついている。
極めつけは少し高めのハイヒール。
靴もドレスと同じ色で踵の部分には髪飾りと同じリボンが付いている。
私は身長が低めなので、少し高めの靴を選んだ。
全身を見て見ると、本当に今までの幼さを感じない程に私は大人っぽく見える。
丁寧に何度も保湿をしてもらったおかげで肌色も良くすっきりしていた。
この変わった自分の姿を見た瞬間、全ての疲れも吹っ飛んだ気分になりここまで変わらせてくれたメイド達に感謝した。
最後に首元にハーラルトが用意してくれたネックレスを付けた。
中心には大きな宝石が付いていて、その色はハーラルトの瞳の色と同じもの。
「リリー様、素敵ですよ」
「ありがとうございます…。ここまで変われるなんて…皆さんのおかげです。本当にありがとうございました」
私はメイドに感謝した。
私をここまで着飾ってくれたメイド達もすごく喜んでいる様だった。
それから暫くするとトントンとノックする音が聞こえた。
「リリー様、ハーラルト殿下がお迎えに来られたようです」
「はい…」
私がそう答えると、扉が開いて奥からハーラルトが入って来た。
ハーラルトは黒を基調とした王家の正装を着こなしていて、思わずドキッとしてしまった。
更に大人っぽさが増していて見惚れてしまう程だった。
「……リリーなのか…?すごく綺麗だ…」
ハーラルトもまた私の姿を見るとすごく驚いていた。
「ありがとうございます。ハルも…素敵です。思わず見惚れてしまいました…」
私が照れながら言うと、「それは僕の台詞だ」と言われ恥ずかしくなり顔を赤く染めてしまった。
ハーラルトは私の手を取ると手の甲にそっと口付けた。
「リリー、今日は絶対に僕から離れないで。こんな綺麗になったリリーを見たらきっと周りは見惚れてしまうな。悔しいけど、我慢するよ…」
ハーラルトはまるで独り占めしたいと言ってる様に感じて私は恥ずかしくなった。
「その照れてる顔、人前では見せたらダメだよ。本当に惚れられたら僕が困るからな…」
ハーラルトは私の耳元で囁き更に私の胸の音は大きくなる。
「もうっ…全部ハルの所為だし…あんまり私をからかわないでくださいっ…」
「悪いな、本当にリリーが綺麗になり過ぎてて…これでも結構焦ってるんだぞ?」
私はその言葉で更に顔を赤く染めてしまう。
「終わったら、独り占めさせてもらうから。今は我慢するよ。それじゃあ…リリー行こうか」
私は朝から大変な事になっていた。
何故かと言うと、目覚めると数人のメイドに出迎えられそのまま浴場に連れて行かれた。
そして数人に体を洗われ、保湿され、マッサージを受けた。
その後はメイクに数時間、髪のセットに更に数時間、それからのドレスに着替えさせられ、ここまでにかなりの時間がかけられてそれだけでなんだか気疲れしてしまった。
だけど鏡に映る自分の今の姿を見ると、まるで別人の様に見える位綺麗になっていた。
私は何度も思わず見返してしまっていた。
本当にこれは自分なんだろうかと思う程に変わっていた。
普段は下ろしている髪も今日はアップにしているせいか大人っぽい雰囲気になっていた。
更にドレスは淡いブルーのドレスで、首元は大きく開いている。
私はハーラルトに見合うようになりたくて、少し大人っぽい雰囲気のあるドレスになるように仕立ててもらった。
花柄のレースも多めに付いていて、大人っぽさの中にも可愛らしさも感じられるものだった。
そして髪飾りもドレスと同じ色でリボンに花飾りがついている。
極めつけは少し高めのハイヒール。
靴もドレスと同じ色で踵の部分には髪飾りと同じリボンが付いている。
私は身長が低めなので、少し高めの靴を選んだ。
全身を見て見ると、本当に今までの幼さを感じない程に私は大人っぽく見える。
丁寧に何度も保湿をしてもらったおかげで肌色も良くすっきりしていた。
この変わった自分の姿を見た瞬間、全ての疲れも吹っ飛んだ気分になりここまで変わらせてくれたメイド達に感謝した。
最後に首元にハーラルトが用意してくれたネックレスを付けた。
中心には大きな宝石が付いていて、その色はハーラルトの瞳の色と同じもの。
「リリー様、素敵ですよ」
「ありがとうございます…。ここまで変われるなんて…皆さんのおかげです。本当にありがとうございました」
私はメイドに感謝した。
私をここまで着飾ってくれたメイド達もすごく喜んでいる様だった。
それから暫くするとトントンとノックする音が聞こえた。
「リリー様、ハーラルト殿下がお迎えに来られたようです」
「はい…」
私がそう答えると、扉が開いて奥からハーラルトが入って来た。
ハーラルトは黒を基調とした王家の正装を着こなしていて、思わずドキッとしてしまった。
更に大人っぽさが増していて見惚れてしまう程だった。
「……リリーなのか…?すごく綺麗だ…」
ハーラルトもまた私の姿を見るとすごく驚いていた。
「ありがとうございます。ハルも…素敵です。思わず見惚れてしまいました…」
私が照れながら言うと、「それは僕の台詞だ」と言われ恥ずかしくなり顔を赤く染めてしまった。
ハーラルトは私の手を取ると手の甲にそっと口付けた。
「リリー、今日は絶対に僕から離れないで。こんな綺麗になったリリーを見たらきっと周りは見惚れてしまうな。悔しいけど、我慢するよ…」
ハーラルトはまるで独り占めしたいと言ってる様に感じて私は恥ずかしくなった。
「その照れてる顔、人前では見せたらダメだよ。本当に惚れられたら僕が困るからな…」
ハーラルトは私の耳元で囁き更に私の胸の音は大きくなる。
「もうっ…全部ハルの所為だし…あんまり私をからかわないでくださいっ…」
「悪いな、本当にリリーが綺麗になり過ぎてて…これでも結構焦ってるんだぞ?」
私はその言葉で更に顔を赤く染めてしまう。
「終わったら、独り占めさせてもらうから。今は我慢するよ。それじゃあ…リリー行こうか」
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