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17.信じてほしい※
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「本当に…最後までするの…?」
「ここまで来てやめるつもりは無いよ」
私は不安そうな顔でハーラルトの顔を見つめた。
思った通りの返答に「そうだよね…」と私は小さく呟いた。
「怖いか…?」
「……この一線を越えたら戻れなくなりそうで……怖い」
私がそう答えるとハーラルトは私の事を優しく抱きしめてくれた。
体の関係を結んでしまったら、きっともう戻れない。
遅かれ早かれハーラルトと結婚することからは避けられなくなる。
それに私の気持ちだって同じこと。
きっとハーラルトから離れられなくなる。
不安だけど、それは幸せな事でもあった。
好きな人と未来への約束を結べるのだから。
「超えてしまえば案外大した事じゃなかったって気づくんじゃないか?」
「え…?どういう意味ですか…?」
「リリーは僕に裏切られる事が怖いんだろ?それは絶対に無い。いくら言葉で言っても信じられないと言われたらそれまでだけど、リリーと出会ったあの頃から僕の気持ちは一度も変わっていないんだ。あの時からリリーの事だけを見てきた。これからだって変わらないって自信はあるよ。もちろん、側室も持つ気はない。僕は一生リリーだけを好きでいるよ。だからリリーも僕の事を信じて欲しい」
「………っ…」
その言葉を聞くと胸の奥がじーんと熱くなって涙が溢れて来た。
「好きな相手に信じてもらえない事は結構寂しいものだぞ」
「……ごめんなさいっ…」
ハーラルトは私の瞼に優しく口付け、指で涙を拭ってくれた。
「リリーは泣いてばかりだな。泣いてる顔も可愛いけど…、好きな人には笑顔でいて欲しい」
「……っ…」
ハーラルトが柔らかく笑うと、私も釣られるように笑顔を見せる。
「やっぱりその顔の方が可愛いよ」
そう言うとそのまま唇を奪われた。
「また涙の味がするな」
「……っ…」
ハーラルトは私の唇に舌を這わせ舐める様に口付けた。
「リリー、このまま僕のキスに意識を向けていて」
「……っ…ぁっ…」
ゆっくりと私の口の中にハーラルトの舌が入り込んできた。
キスを受けていると下半身に硬いものが押し当てられていることに気づいた。
まるで入口を探るかの様に擦り付けられ、その度に体を震わせてしまう。
「挿れるよ…」
「……っ…っっ…」
私の中にゆっくりとハーラルトの熱くなったものが入ってくる。
初めて受け入れる場所には大きすぎて、強引に捩じ込まれると引き裂かれるような激痛が走る。
「キツイな…リリー、もっと力を抜け」
「ぁっ……む…りっ……んんっ…」
私は顔を歪めながら、苦しそうに言うとハーラルトは更にキスを深めていく。
深く舌を吸われ息苦しさと、ハーラルトの熱で頭の奥がぼーっとしてくる。
それでも下半身からの激痛は消える事は無く必死に耐えるしかなかった。
「大丈夫か…?」
「はぁっ……っ…」
暫くするとハーラルトは私の唇をゆっくり剥がした。
そしてそのまま私の瞼にそっと口付けた。
「良く頑張ったな」
その言葉を聞くと終わったんだと思い、私はほっとした。
まだ痛みは残るけれど、先程の激痛も慣れて来ているのか耐えられない程では無かった。
「……うん」
私は小さく答えた。
ハーラルトと繋がることが出来て、嬉しかった。
もう引き返す事は出来ないけど後悔はしていない。
私の中にあった迷いは、いつの間にか無くなっていた。
私はハーラルトの事が好きだ。
自分が思ってる以上に、好きなのかもしれない。
嬉しくて心がじんわりと温かくなるのを感じると自然と笑みが零れた。
「ここまで来てやめるつもりは無いよ」
私は不安そうな顔でハーラルトの顔を見つめた。
思った通りの返答に「そうだよね…」と私は小さく呟いた。
「怖いか…?」
「……この一線を越えたら戻れなくなりそうで……怖い」
私がそう答えるとハーラルトは私の事を優しく抱きしめてくれた。
体の関係を結んでしまったら、きっともう戻れない。
遅かれ早かれハーラルトと結婚することからは避けられなくなる。
それに私の気持ちだって同じこと。
きっとハーラルトから離れられなくなる。
不安だけど、それは幸せな事でもあった。
好きな人と未来への約束を結べるのだから。
「超えてしまえば案外大した事じゃなかったって気づくんじゃないか?」
「え…?どういう意味ですか…?」
「リリーは僕に裏切られる事が怖いんだろ?それは絶対に無い。いくら言葉で言っても信じられないと言われたらそれまでだけど、リリーと出会ったあの頃から僕の気持ちは一度も変わっていないんだ。あの時からリリーの事だけを見てきた。これからだって変わらないって自信はあるよ。もちろん、側室も持つ気はない。僕は一生リリーだけを好きでいるよ。だからリリーも僕の事を信じて欲しい」
「………っ…」
その言葉を聞くと胸の奥がじーんと熱くなって涙が溢れて来た。
「好きな相手に信じてもらえない事は結構寂しいものだぞ」
「……ごめんなさいっ…」
ハーラルトは私の瞼に優しく口付け、指で涙を拭ってくれた。
「リリーは泣いてばかりだな。泣いてる顔も可愛いけど…、好きな人には笑顔でいて欲しい」
「……っ…」
ハーラルトが柔らかく笑うと、私も釣られるように笑顔を見せる。
「やっぱりその顔の方が可愛いよ」
そう言うとそのまま唇を奪われた。
「また涙の味がするな」
「……っ…」
ハーラルトは私の唇に舌を這わせ舐める様に口付けた。
「リリー、このまま僕のキスに意識を向けていて」
「……っ…ぁっ…」
ゆっくりと私の口の中にハーラルトの舌が入り込んできた。
キスを受けていると下半身に硬いものが押し当てられていることに気づいた。
まるで入口を探るかの様に擦り付けられ、その度に体を震わせてしまう。
「挿れるよ…」
「……っ…っっ…」
私の中にゆっくりとハーラルトの熱くなったものが入ってくる。
初めて受け入れる場所には大きすぎて、強引に捩じ込まれると引き裂かれるような激痛が走る。
「キツイな…リリー、もっと力を抜け」
「ぁっ……む…りっ……んんっ…」
私は顔を歪めながら、苦しそうに言うとハーラルトは更にキスを深めていく。
深く舌を吸われ息苦しさと、ハーラルトの熱で頭の奥がぼーっとしてくる。
それでも下半身からの激痛は消える事は無く必死に耐えるしかなかった。
「大丈夫か…?」
「はぁっ……っ…」
暫くするとハーラルトは私の唇をゆっくり剥がした。
そしてそのまま私の瞼にそっと口付けた。
「良く頑張ったな」
その言葉を聞くと終わったんだと思い、私はほっとした。
まだ痛みは残るけれど、先程の激痛も慣れて来ているのか耐えられない程では無かった。
「……うん」
私は小さく答えた。
ハーラルトと繋がることが出来て、嬉しかった。
もう引き返す事は出来ないけど後悔はしていない。
私の中にあった迷いは、いつの間にか無くなっていた。
私はハーラルトの事が好きだ。
自分が思ってる以上に、好きなのかもしれない。
嬉しくて心がじんわりと温かくなるのを感じると自然と笑みが零れた。
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