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15.初めて※
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「はぁっ…ちょっとっ…まってっ…ぁっ…」
「待たない。もう遠慮はしないと言っただろ?」
私はハーラルトの部屋のベッドの上で服を全て剥ぎ取られハーラルトから執拗な程の愛撫を受けていた。
「大事な…話がっ…あるんじゃ…なかったんですか…っ…」
「それはあとで話すよ…、まずはリリーを味わいたい」
ハーラルトは私の体の至る所にキスを落としていく。
口付けられた所から熱が体の奥へと広がり、私は口付けらえれる度に吐息を漏らしていた。
どうしてこんなことになったのかと言うと、私はハーラルトに『大事な話があるから来て欲しい』と言われて授業が終わるとハーラルトと一緒に王城へと向かった。
そしてハーラルトの部屋に入ると突然キス責めにされて、そのままベッドに連れて行かれ今に至る。
「安心しろ、見える所にはつけてないから…」
「……っ…!!」
ハーラルトは以前私が言った事を意地悪そうに言った。
私はその言葉に恥ずかしくなり顔が赤く染まる。
「その代わり、見えない場所には好きなだけつけさせてもらうな」
「ぁっ……っ……」
ちゅっと口付ける音が何度も室内に響く。
私の体の至る所にはハーラルトに散らされた赤い痕がくっきりとつけられている。
「今日はリリーの全てを貰う」
「……だめ…だって私達、婚約者でもないし…」
その言葉に胸の鼓動が早くなる。
私は困った顔をしながらハーラルトを見つめると、ハーラルトは私の髪にそっと口付けた。
「僕はリリーとは想いが通じ合ってると思ってる。そう思ってるのは僕だけか?」
「私も…ハルの事…好きです」
ハーラルトは私の頬にそっと手を触れ、私の顔を覗き込む様に穏やかな顔で聞いて来た。
私は恥ずかしそうに小さく答えた。
「後はリリーの意志さえ固まればいつでも婚約者として迎える準備は出来てるんだ…。後は君は頷いてくれれば良いだけだよ」
「私は……」
ハーラルトは真っすぐ私の事を見つめながら優しい口調で言う。
その言葉に嘘は無いと分かっているはずなのに、私は直ぐには答えを出すことが出来なかった。
「僕が王子だからという理由で婚約を悩んでるのであれば、それは無用な心配だ。こんな言い方をするのは嫌だけど、リリーは大魔術師グレイス・アーレンスの孫娘であり、君自身も彼女と同じ様に全属性の魔法を使いこなすことが出来る。そんな君を王家は歓迎している。僕と君との間に子が出来れば確実にその血は受け継ぐことになるからな。勿論僕はそんな理由で君と結婚したい訳じゃない。リリーの事が好きだからそうしたいと思ってる」
「一応婚約の事は君の決心が固まるまで待つつもりでいるけれど、少しでも早くリリーを婚約者として迎え入れたいからな。僕無しではいられなくなる様に心も体も愛してやる。先に孕んだらその時は諦めて僕の元に来るしかなくなるけどな…」
「……っ!!」
ハーラルトの言葉でこれから自分がされる事を思うと急に恥ずかしくなり顔に熱が籠っていく。
「期待して顔を染めているのか?可愛いな」
「違いますっ…」
ハーラルトはクスっと悪戯に笑った。
「リリー…ここに男を受け入れるのは初めてか?」
「ぁっ……」
ハーラルトの手が私の足の付け根の方に伸びて来て、その中心の入口を指で優しくなぞった。
その瞬間びくっと体を震わせ、余りの恥ずかしさから一気に顔の奥が熱くなった。
「その反応…わかりやすいな。ここ…前の婚約者にも触られてないのか?」
「そんなのっ……当たり前じゃないですかっ…」
私が真っ赤になりながら恥ずかしそうに焦って答えるとハーラルトは嬉しそうに笑った。
前の婚約者であるマティアスとはそんな事はしてない。
そんな雰囲気にもなった事は無かった。
こういう行為は結婚後にするものだと思っていたから何も疑問も持たなかった。
恐らくマティアスも同じだと思う。
キスだって、頬や額には良くしてくれてたけど唇には数えるくらいしか触れられたことは無い。
ハーラルトがするような激しいキスではなく、触れるだけの優しいキスだけ。
「そんな不安そうな顔をするな。最初はちゃんと優しくしてやる。リリーは気持ちを楽にさせて好きなだけ感じていればいいよ」
「……はい」
ハーラルトはそう言うと私の唇にそっと口付けた。
私は照れながらも小さく頷いた。
「待たない。もう遠慮はしないと言っただろ?」
私はハーラルトの部屋のベッドの上で服を全て剥ぎ取られハーラルトから執拗な程の愛撫を受けていた。
「大事な…話がっ…あるんじゃ…なかったんですか…っ…」
「それはあとで話すよ…、まずはリリーを味わいたい」
ハーラルトは私の体の至る所にキスを落としていく。
口付けられた所から熱が体の奥へと広がり、私は口付けらえれる度に吐息を漏らしていた。
どうしてこんなことになったのかと言うと、私はハーラルトに『大事な話があるから来て欲しい』と言われて授業が終わるとハーラルトと一緒に王城へと向かった。
そしてハーラルトの部屋に入ると突然キス責めにされて、そのままベッドに連れて行かれ今に至る。
「安心しろ、見える所にはつけてないから…」
「……っ…!!」
ハーラルトは以前私が言った事を意地悪そうに言った。
私はその言葉に恥ずかしくなり顔が赤く染まる。
「その代わり、見えない場所には好きなだけつけさせてもらうな」
「ぁっ……っ……」
ちゅっと口付ける音が何度も室内に響く。
私の体の至る所にはハーラルトに散らされた赤い痕がくっきりとつけられている。
「今日はリリーの全てを貰う」
「……だめ…だって私達、婚約者でもないし…」
その言葉に胸の鼓動が早くなる。
私は困った顔をしながらハーラルトを見つめると、ハーラルトは私の髪にそっと口付けた。
「僕はリリーとは想いが通じ合ってると思ってる。そう思ってるのは僕だけか?」
「私も…ハルの事…好きです」
ハーラルトは私の頬にそっと手を触れ、私の顔を覗き込む様に穏やかな顔で聞いて来た。
私は恥ずかしそうに小さく答えた。
「後はリリーの意志さえ固まればいつでも婚約者として迎える準備は出来てるんだ…。後は君は頷いてくれれば良いだけだよ」
「私は……」
ハーラルトは真っすぐ私の事を見つめながら優しい口調で言う。
その言葉に嘘は無いと分かっているはずなのに、私は直ぐには答えを出すことが出来なかった。
「僕が王子だからという理由で婚約を悩んでるのであれば、それは無用な心配だ。こんな言い方をするのは嫌だけど、リリーは大魔術師グレイス・アーレンスの孫娘であり、君自身も彼女と同じ様に全属性の魔法を使いこなすことが出来る。そんな君を王家は歓迎している。僕と君との間に子が出来れば確実にその血は受け継ぐことになるからな。勿論僕はそんな理由で君と結婚したい訳じゃない。リリーの事が好きだからそうしたいと思ってる」
「一応婚約の事は君の決心が固まるまで待つつもりでいるけれど、少しでも早くリリーを婚約者として迎え入れたいからな。僕無しではいられなくなる様に心も体も愛してやる。先に孕んだらその時は諦めて僕の元に来るしかなくなるけどな…」
「……っ!!」
ハーラルトの言葉でこれから自分がされる事を思うと急に恥ずかしくなり顔に熱が籠っていく。
「期待して顔を染めているのか?可愛いな」
「違いますっ…」
ハーラルトはクスっと悪戯に笑った。
「リリー…ここに男を受け入れるのは初めてか?」
「ぁっ……」
ハーラルトの手が私の足の付け根の方に伸びて来て、その中心の入口を指で優しくなぞった。
その瞬間びくっと体を震わせ、余りの恥ずかしさから一気に顔の奥が熱くなった。
「その反応…わかりやすいな。ここ…前の婚約者にも触られてないのか?」
「そんなのっ……当たり前じゃないですかっ…」
私が真っ赤になりながら恥ずかしそうに焦って答えるとハーラルトは嬉しそうに笑った。
前の婚約者であるマティアスとはそんな事はしてない。
そんな雰囲気にもなった事は無かった。
こういう行為は結婚後にするものだと思っていたから何も疑問も持たなかった。
恐らくマティアスも同じだと思う。
キスだって、頬や額には良くしてくれてたけど唇には数えるくらいしか触れられたことは無い。
ハーラルトがするような激しいキスではなく、触れるだけの優しいキスだけ。
「そんな不安そうな顔をするな。最初はちゃんと優しくしてやる。リリーは気持ちを楽にさせて好きなだけ感じていればいいよ」
「……はい」
ハーラルトはそう言うと私の唇にそっと口付けた。
私は照れながらも小さく頷いた。
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