92 / 133
92.星空の下で①※
しおりを挟む
私が星に夢中になっていると、ザシャの指が私の首筋に触れた。
「……っ」
指が私の肌を滑って行く度に、ぞくりとした感覚に襲われ体が震える。
キャンドルの明かりは全て消され辺りは暗いが、月明りに照らされ傍にいるザシャの姿はぼんやりと見ることが出来る。
私は困った顔でザシャの方に視線を向けた。
(ザシャさん、何をしてるの……)
私はドキドキと鼓動を早めていく。
ザシャの手は止まることは無く、首筋から鎖骨を通って胸元へと降りていく。
じっとザシャの方を見つめていると、不意に視線が絡んだ様な気がした。
朧気にしか見えないが、鋭い何かに捉えられているような気がする。
「星を見るのはもう満足したの?」
「え?」
「さっきから私の方ばかり見ているから」
「……っ、ザシャさんは?」
「私はあまり星に興味はないかな。目の前に何よりも興味をそそるものがあるのだから、そちらの方を堪能したいな」
「……ぁっ」
ザシャのもう一方の掌が、私の内股をなぞるように中心へ向かい上がっていく。
行き止まりまで辿り着くと、割れ目をなぞるように何度も往復する。
奥からはじわりと熱いものが溢れ、もどかしさから中心がじんじんと疼き始める。
「下着越しでも良く分かる。エミリーがどれだけ興奮しているのか。本当に可愛いね」
「……はぁっ、ザシャさんっ」
私は無意識にザシャの指に擦りつけるように腰を揺らしていた。
口元からは熱くなった吐息が溢れてきてしまう。
(体の奥が熱い……)
「本当に私無しではダメな体になってくれたようだね。嬉しいよ。お礼にエミリーが気持ちよくなれるように、沢山可愛がってあげる」
ザシャは私の足から下着を抜き取ると「少し場所を移動するよ」と言って私の体を起こした。
そして私の足元へと座り直した。
「エミリーはそのまま横になって楽にしていて」
「は、はいっ」
私はザシャに言われたとおり、再びソファーに体を倒した。
ザシャは私の足首を掴み、膝を抱きかかえるように持ち上げると左右に大きく割り広げた。
これからされることに、私の心臓はバクバクと鳴っている。
「もうこんなに蕩けていたんだな。少し指を触れただけなのに、入り口がヒクヒクして私の指を欲しがっている様だね。もう我慢出来ないとおねだりしている様だ。ねえ、エミリーはどうして欲しい?指で中をぐちゃぐちゃに掻き混ぜられたい?それとも舌先で入口を沢山愛撫するのがお好みかな?」
「……ど、どっちも」
「ふふっ、そう言うと思ったよ。欲張りで本当にいやらしい体だ。いやらしくて、すごく可愛い」
「……ぁっ、ん……はぁっ……」
ザシャは蜜口に指をゆっくりと沈めると、ぐちゅぐちゅといやらしい音を響かせながら掻き混ぜ始めた。
そして入口に溜まった愛液を絡み取るように舐め始める。
溶けてしまいそうな甘い刺激に頭の奥がふわふわとする。
ザシャの与えて来る刺激により体は熱を帯び、その感覚がとても心地良い。
「はぁっ、ん、きもち、いいっ……ぁあっ」
「エミリーのその甘ったるい声をもっと聞かせて。私を煽ってくれたら、もっと沢山気持ち良くしてあげるよ」
「……っ」
指が私の肌を滑って行く度に、ぞくりとした感覚に襲われ体が震える。
キャンドルの明かりは全て消され辺りは暗いが、月明りに照らされ傍にいるザシャの姿はぼんやりと見ることが出来る。
私は困った顔でザシャの方に視線を向けた。
(ザシャさん、何をしてるの……)
私はドキドキと鼓動を早めていく。
ザシャの手は止まることは無く、首筋から鎖骨を通って胸元へと降りていく。
じっとザシャの方を見つめていると、不意に視線が絡んだ様な気がした。
朧気にしか見えないが、鋭い何かに捉えられているような気がする。
「星を見るのはもう満足したの?」
「え?」
「さっきから私の方ばかり見ているから」
「……っ、ザシャさんは?」
「私はあまり星に興味はないかな。目の前に何よりも興味をそそるものがあるのだから、そちらの方を堪能したいな」
「……ぁっ」
ザシャのもう一方の掌が、私の内股をなぞるように中心へ向かい上がっていく。
行き止まりまで辿り着くと、割れ目をなぞるように何度も往復する。
奥からはじわりと熱いものが溢れ、もどかしさから中心がじんじんと疼き始める。
「下着越しでも良く分かる。エミリーがどれだけ興奮しているのか。本当に可愛いね」
「……はぁっ、ザシャさんっ」
私は無意識にザシャの指に擦りつけるように腰を揺らしていた。
口元からは熱くなった吐息が溢れてきてしまう。
(体の奥が熱い……)
「本当に私無しではダメな体になってくれたようだね。嬉しいよ。お礼にエミリーが気持ちよくなれるように、沢山可愛がってあげる」
ザシャは私の足から下着を抜き取ると「少し場所を移動するよ」と言って私の体を起こした。
そして私の足元へと座り直した。
「エミリーはそのまま横になって楽にしていて」
「は、はいっ」
私はザシャに言われたとおり、再びソファーに体を倒した。
ザシャは私の足首を掴み、膝を抱きかかえるように持ち上げると左右に大きく割り広げた。
これからされることに、私の心臓はバクバクと鳴っている。
「もうこんなに蕩けていたんだな。少し指を触れただけなのに、入り口がヒクヒクして私の指を欲しがっている様だね。もう我慢出来ないとおねだりしている様だ。ねえ、エミリーはどうして欲しい?指で中をぐちゃぐちゃに掻き混ぜられたい?それとも舌先で入口を沢山愛撫するのがお好みかな?」
「……ど、どっちも」
「ふふっ、そう言うと思ったよ。欲張りで本当にいやらしい体だ。いやらしくて、すごく可愛い」
「……ぁっ、ん……はぁっ……」
ザシャは蜜口に指をゆっくりと沈めると、ぐちゅぐちゅといやらしい音を響かせながら掻き混ぜ始めた。
そして入口に溜まった愛液を絡み取るように舐め始める。
溶けてしまいそうな甘い刺激に頭の奥がふわふわとする。
ザシャの与えて来る刺激により体は熱を帯び、その感覚がとても心地良い。
「はぁっ、ん、きもち、いいっ……ぁあっ」
「エミリーのその甘ったるい声をもっと聞かせて。私を煽ってくれたら、もっと沢山気持ち良くしてあげるよ」
1
お気に入りに追加
3,094
あなたにおすすめの小説

記憶がないなら私は……
しがと
恋愛
ずっと好きでようやく付き合えた彼が記憶を無くしてしまった。しかも私のことだけ。そして彼は以前好きだった女性に私の目の前で抱きついてしまう。もう諦めなければいけない、と彼のことを忘れる決意をしたが……。 *全4話
愛されていたのだと知りました。それは、あなたの愛をなくした時の事でした。
桗梛葉 (たなは)
恋愛
リリナシスと王太子ヴィルトスが婚約をしたのは、2人がまだ幼い頃だった。
それから、ずっと2人は一緒に過ごしていた。
一緒に駆け回って、悪戯をして、叱られる事もあったのに。
いつの間にか、そんな2人の関係は、ひどく冷たくなっていた。
変わってしまったのは、いつだろう。
分からないままリリナシスは、想いを反転させる禁忌薬に手を出してしまう。
******************************************
こちらは、全19話(修正したら予定より6話伸びました🙏)
7/22~7/25の4日間は、1日2話の投稿予定です。以降は、1日1話になります。
【完結】お飾りの妻からの挑戦状
おのまとぺ
恋愛
公爵家から王家へと嫁いできたデイジー・シャトワーズ。待ちに待った旦那様との顔合わせ、王太子セオドア・ハミルトンが放った言葉に立ち会った使用人たちの顔は強張った。
「君はお飾りの妻だ。装飾品として慎ましく生きろ」
しかし、当のデイジーは不躾な挨拶を笑顔で受け止める。二人のドタバタ生活は心配する周囲を巻き込んで、やがて誰も予想しなかった展開へ……
◇表紙はノーコピーライトガール様より拝借しています
◇全18話で完結予定

【完結】幼い頃から婚約を誓っていた伯爵に婚約破棄されましたが、数年後に驚くべき事実が発覚したので会いに行こうと思います
菊池 快晴
恋愛
令嬢メアリーは、幼い頃から将来を誓い合ったゼイン伯爵に婚約破棄される。
その隣には見知らぬ女性が立っていた。
二人は傍から見ても仲睦まじいカップルだった。
両家の挨拶を終えて、幸せな結婚前パーティで、その出来事は起こった。
メアリーは彼との出会いを思い返しながら打ちひしがれる。
数年後、心の傷がようやく癒えた頃、メアリーの前に、謎の女性が現れる。
彼女の口から発せられた言葉は、ゼインのとんでもない事実だった――。
※ハッピーエンド&純愛
他サイトでも掲載しております。

三度目の嘘つき
豆狸
恋愛
「……本当に良かったのかい、エカテリナ。こんな嘘をついて……」
「……いいのよ。私に新しい相手が出来れば、周囲も殿下と男爵令嬢の仲を認めずにはいられなくなるわ」
なろう様でも公開中ですが、少し構成が違います。内容は同じです。

皇太子夫妻の歪んだ結婚
夕鈴
恋愛
皇太子妃リーンは夫の秘密に気付いてしまった。
その秘密はリーンにとって許せないものだった。結婚1日目にして離縁を決意したリーンの夫婦生活の始まりだった。
本編完結してます。
番外編を更新中です。

五歳の時から、側にいた
田尾風香
恋愛
五歳。グレースは初めて国王の長男のグリフィンと出会った。
それからというもの、お互いにいがみ合いながらもグレースはグリフィンの側にいた。十六歳に婚約し、十九歳で結婚した。
グリフィンは、初めてグレースと会ってからずっとその姿を追い続けた。十九歳で結婚し、三十二歳で亡くして初めて、グリフィンはグレースへの想いに気付く。
前編グレース視点、後編グリフィン視点です。全二話。後編は来週木曜31日に投稿します。

その眼差しは凍てつく刃*冷たい婚約者にウンザリしてます*
音爽(ネソウ)
恋愛
義妹に優しく、婚約者の令嬢には極寒対応。
塩対応より下があるなんて……。
この婚約は間違っている?
*2021年7月完結
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる