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48.一緒にお風呂で...③※
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私が切ない声を上げると、ザシャは私の耳元に唇を押しつけ「エミリーはどうして欲しいの?」と聞いてきた。
私が何を望んでいるのかなんて、きっと分かっているのに聞いてくるのだから意地悪な人だ。
「はぁっ…おねが…ぁああっ…はぁっ…」
「ん…?何かな…?ちゃんと言ってくれないと分からないよ…」
ザシャは動きを止めることなく聞いてくるため、私はちゃんと言葉を伝えることが出来ない。
(ザシャさんの意地悪…)
「エミリーの弱いここ、もっといじめて欲しい…?」
「はぁっ……んっ…そこ…気持ちいいっ…もっと…」
ザシャは私の弱い場所に当たるように、ゆっくりとした動きで責めてくる。
それが溶けてしまうほどに気持ちよくて、私は蕩けたような声で喘いでしまう。
「ふふっ…、エミリーは快楽には素直に従うな…。そろそろイきたいんじゃないか…?それなら中を締め付けて、私をもっと求めて…」
「はぁっ…ぁあっ…やぁっ…、いきなりそこ…きつく摘ままないでっ…」
ザシャは蕾を指で挟むとこりこりと指の間で擦り、鋭い刺激を与えてくる。
弱い場所を責められると私の声はさらに高くなる。
「良い締め付けだ…。このまま気持ちよくイかせてあげるから、エミリーは私の与える刺激を楽しんで…」
ザシャの声が止むと同時に、動きが強くなる。
ぎりぎりまで引き抜かれたと思うと、一気に再奥まで貫かれる。
先ほどの甘ったるい快感とは違い、息が出来なくなるほどの激しい刺激を与えられ、私の思考は止まってしまう。
「ぁああっ…!!」
「ふふっ、簡単にイってしまったね。もう少し付き合ってもらうよ…」
ザシャの楽しそうな声が耳元から聞こえてくる。
荒い息遣いに合わさる様に、ザシャの艶っぽい声も混じり始める。
私でザシャが感じてくれているのだと思うと、胸の鼓動が早くなり嬉しいという感情が芽生える。
浴場には肌のぶつかり合う音と、お互いの粘液が混じり合う音…そして荒い吐息に、私の嬌声が響いている。
反響するように耳に響くそれを聞いていると、今ザシャに抱かれているのだと嫌でも実感する。
同時に興奮してしまっている自分に気づく。
何度も達した状態にさせられていると、頭の奥が真っ白になり、息をするのを忘れてしまいそうになる。
だけどザシャの存在だけはしっかり感じていて、求められていることに喜びを感じてしまう。
(ザシャさん…好きっ……大好きっ…)
ザシャの熱くなった肉楔も私の中で質量を更に増し、奥へ奥へと入り込んでくる。
私はそれをぎゅうぎゅう締め付けると、ザシャは時折苦しそうな声を上げる。
「ぁああっ…ザシャさん…き…気持ちいい…?」
「最高に気持ちいいよ、エミリーは喋る余裕が出来てきたのか…?」
ザシャは私の腰をしっかりと掴むと更に最深へと突き始めた。
「ぁあっ…!!だめっ…深いの…怖いっ…」
「気持ちよすぎて怖いのか…?可愛いな…、このまま…また一番奥に出すからな…」
「……っ…ぁあああっ…!!」
私が深く達するのとほぼ同時に、ザシャの熱いモノが私の奥へと注ぎ込まれていく。
(……ああ…、ザシャさんのが…入ってくる…)
「エミリー…こっち向いて…、キスがしたい…」
「……っ…」
ザシャは熱の篭った声で、私の耳元で囁いてくる。
吐息混じりの声はとても甘美に聞こえて、ドキドキしてしまう。
私は赤く染まった顔でザシャの方へと視線を向けるとそのまま唇を深く奪われた。
私が何を望んでいるのかなんて、きっと分かっているのに聞いてくるのだから意地悪な人だ。
「はぁっ…おねが…ぁああっ…はぁっ…」
「ん…?何かな…?ちゃんと言ってくれないと分からないよ…」
ザシャは動きを止めることなく聞いてくるため、私はちゃんと言葉を伝えることが出来ない。
(ザシャさんの意地悪…)
「エミリーの弱いここ、もっといじめて欲しい…?」
「はぁっ……んっ…そこ…気持ちいいっ…もっと…」
ザシャは私の弱い場所に当たるように、ゆっくりとした動きで責めてくる。
それが溶けてしまうほどに気持ちよくて、私は蕩けたような声で喘いでしまう。
「ふふっ…、エミリーは快楽には素直に従うな…。そろそろイきたいんじゃないか…?それなら中を締め付けて、私をもっと求めて…」
「はぁっ…ぁあっ…やぁっ…、いきなりそこ…きつく摘ままないでっ…」
ザシャは蕾を指で挟むとこりこりと指の間で擦り、鋭い刺激を与えてくる。
弱い場所を責められると私の声はさらに高くなる。
「良い締め付けだ…。このまま気持ちよくイかせてあげるから、エミリーは私の与える刺激を楽しんで…」
ザシャの声が止むと同時に、動きが強くなる。
ぎりぎりまで引き抜かれたと思うと、一気に再奥まで貫かれる。
先ほどの甘ったるい快感とは違い、息が出来なくなるほどの激しい刺激を与えられ、私の思考は止まってしまう。
「ぁああっ…!!」
「ふふっ、簡単にイってしまったね。もう少し付き合ってもらうよ…」
ザシャの楽しそうな声が耳元から聞こえてくる。
荒い息遣いに合わさる様に、ザシャの艶っぽい声も混じり始める。
私でザシャが感じてくれているのだと思うと、胸の鼓動が早くなり嬉しいという感情が芽生える。
浴場には肌のぶつかり合う音と、お互いの粘液が混じり合う音…そして荒い吐息に、私の嬌声が響いている。
反響するように耳に響くそれを聞いていると、今ザシャに抱かれているのだと嫌でも実感する。
同時に興奮してしまっている自分に気づく。
何度も達した状態にさせられていると、頭の奥が真っ白になり、息をするのを忘れてしまいそうになる。
だけどザシャの存在だけはしっかり感じていて、求められていることに喜びを感じてしまう。
(ザシャさん…好きっ……大好きっ…)
ザシャの熱くなった肉楔も私の中で質量を更に増し、奥へ奥へと入り込んでくる。
私はそれをぎゅうぎゅう締め付けると、ザシャは時折苦しそうな声を上げる。
「ぁああっ…ザシャさん…き…気持ちいい…?」
「最高に気持ちいいよ、エミリーは喋る余裕が出来てきたのか…?」
ザシャは私の腰をしっかりと掴むと更に最深へと突き始めた。
「ぁあっ…!!だめっ…深いの…怖いっ…」
「気持ちよすぎて怖いのか…?可愛いな…、このまま…また一番奥に出すからな…」
「……っ…ぁあああっ…!!」
私が深く達するのとほぼ同時に、ザシャの熱いモノが私の奥へと注ぎ込まれていく。
(……ああ…、ザシャさんのが…入ってくる…)
「エミリー…こっち向いて…、キスがしたい…」
「……っ…」
ザシャは熱の篭った声で、私の耳元で囁いてくる。
吐息混じりの声はとても甘美に聞こえて、ドキドキしてしまう。
私は赤く染まった顔でザシャの方へと視線を向けるとそのまま唇を深く奪われた。
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