王太子の婚約者選考会に代理で参加しただけなので、私を選ばないでください【R18】

Rila

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「……っ…」
内腿に口付けられると、体の奥の疼きが更に高まっていく様な気がした。

きっとこんな恥ずかしい格好をさせられているから、体が過敏に反応してしまっているのかもしれない。
まるで更なる刺激を期待するかのように、私の奥からはとろっと熱いものが溢れてくる感覚を感じた。

「ここにキスされて…感じているの…?」
「……き、気のせいですっ…」
敏感に反応してしまう事を指摘されて恥ずかしくなり、私は咄嗟に誤魔化した。
するとザシャはクスクスと可笑しそうに笑っていた。

「ふふっ、やっぱりエミリーは可愛いね…。それに…こんな場所に痕を残したら…本当に私のモノだって感じがするね。自分がこんなにも独占欲が強い人間だったなんて…少し驚いたよ…」
「……っ…」
ザシャにそんな事を言われてしまうと、なんだか恥ずかしくなり私は顔を赤く染めてしまった。

(私が…ザシャさんのモノ…)

そう思うと胸の奥が熱くなって、鼓動が速くなる。

「教えてくれたのはエミリーだよ…」
「え…?」
ザシャは内腿から唇を剥がすと、体を起こして私の事をじっと見つめていた。
そして小さく微笑むと、私はドキッとして更に胸の奥が熱くなる。

「エミリーには言葉で伝えても中々信じてもらえない様だから…今日は態度で示そうと思ってる。沢山私を感じて溺れてくれると嬉しいかな…。そうなれるように努力するよ…」
「……よ、宜しくお願いします…」
私はなんて答えたら良いのか分からず思わずそう答えてしまった。
するとザシャは可笑しそうに笑い「やっぱり、エミリーは面白いな…」と呟いた。

笑われてしまい戸惑っていると、ザシャは私の下半身に視線を下ろした。

「そろそろここも疼いて仕方がないんじゃない…?我慢させてしまった分、沢山可愛がってあげないとね…」
「……っ…」
ザシャは静かにそう呟くと、私の割れ目をなぞる様に指先を這わせていく。
指先が割れ目に触れると既に溢れている蜜がザシャの指に絡み、いやらしい水音を室内へと響かせていく。

(音…立てないでっ……)

「まだ入り口を少し触れただけなのに…すごいな。中は一体どうなっているんだろうね…」
「……ぁっ…」
ザシャの指の感触を感じる度に、甘い痺れが体へと流れていく。
私は時折体をビクビク震わせながら、ザシャが与えてくれる刺激を感じていた。

ザシャは何度か割れ目を指で往復する様になぞっていたが、ゆっくりと左右に開くと中を観察でもするかのようにじっくりと見つめていた。
私は恥ずかしさに耐え切れきれず、ぎゅっと目を強く瞑った。

(そんな所ばかり見ないでっ……)

「まだ入り口を触っただけなのに…、こんなに蜜を溢れさせて…。エミリーの体は本当に素直だな…。私の愛撫でこんなにも感じてくれていただなんて嬉しいな。今度は私がエミリーを悦ばせてあげる番だね…」
「……ぁっ……ぁあっ…」
ザシャは満足そうな顔で呟くと、蜜口の周りを指でなぞる様に触れた後、ゆっくり奥へと押し込めていった。

(……ザシャさんの指が…私の中に入って来る…)

我慢していた事で体が興奮状態にあり、少しの刺激でも普段以上に敏感に反応してしまう。
触れられた場所から更に熱を持ち、小刻みに体を震わせてザシャの指を嬉しそうに飲み込んでいった。

「ふふっ…、たっぷり濡れているせいか一本だと簡単に入ってしまったね。エミリーはじっくり愛されるのと、最初から激しくされるの…どっちが良いかな…?」
「……え?」
突然そんな質問をされて私は返事に困っていた。

本当なら今すぐにでも激しくされたいと期待している。
だけど恥ずかしくてそんな事は言えるはずも無かった。

「その顔を見ている限り…エミリーが何を希望しているのかはなんとなく分かったよ…。聞くまでもない質問だったかな…」
「……っ…!?」
ザシャは愉しそうに笑っていた。

(ザシャさんは…どっちだと思ったんだろう…?)

「……すごく濡れてるから三本纏めて入りそうだけど、中は狭いから二本から慣らしていこうか…」
「……ぁっ……んっ……はぁっ…」
ザシャは一度指を抜くと、今度は二本纏めてゆっくりと私の中へと沈めていく。
先程よりも質量が増えて、私は眉を寄せた。

(さっきと…全然違う……)

「ふふっ…簡単に入ったな。中は大分柔らかいけど、狭いね…。まずはゆっくり中を解していこうか」
「……はいっ……っ…」
ザシャは関節を曲げると内壁を広げる様にゆっくりと掻き混ぜ始めた。
私の中でザシャの指が蠢く度に甘い快感が伝わって来て、私は腰をビクビクと揺らしてしまう。

「気持ちいい?」
「ぁあっ…気持ち…いい…っ…はぁっ…」
私の唇からは甘い吐息と嬌声が漏れ、表情もとろんとした顔つきに変わっていた。
その様子を見ていたザシャは満足そうに口端を上げると「もっと悦くしてあげるよ…」と囁いた。

「ひぁああっ…!」
ザシャは顔を私の中心へと近づけると、膨らみ始めている蕾の輪郭をなぞる様に舌を這わせていく。
敏感なそこを触れられた瞬間、私は腰を高く跳ね上げてしまう。

「ふふっ、エミリーはここ弱いよね。そんなに腰を跳ねさせて…可愛いな…」
「ぁあっ…ザシャさんっ…そこ…だめっ…」
私は声を震わせて力なく答えた。

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