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26.余裕がない※
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「……はぁっ、んっ、ザシャさんっ! どうして、こんなことっ、するの?」
「エミリーは、どうしてだと思う?」
「ぁっ、わかんなっ、ぁああっ……! そこだめっ!!」
ザシャの舌が私のぷっくりと膨れ上がった蕾を捉えると、深く吸い上げた。
その瞬間、電気が走った様に全身に鋭い刺激が伝わっていく。
私の頭の中は真っ白になり、この強すぎる刺激から逃れようと腰を捩ろうとさせるが、しっかりと抑えられてしまっているので、私には逃げ道は無かった。
目には涙が滲み、叫びにも悲鳴にも似た声を室内に響かせていた。
「ふふっ、エミリーは本当にここ弱いね。可愛い。さっきの質問の答えだけど、私はエミリーが好きだから、エミリーには沢山気持ち良くなってもらいたいんだ」
「ぁあっ……! だめっ、それ……、おかしくなるっ、から!」
ザシャの言葉は聞こえているが、今の私には返事を返す余裕なんてものは無かった。
容赦なく弱い部分を嬲られ、頭がおかしくなってしまいそうだ。
「私が与える刺激を覚えさせて、私無しでは感じられない体にしたい。ここ、他の男に触らせたらだめだよ。それに、こんなに乱れている姿を晒すのは私の前だけにして。このままもう一度イっておこうか」
「やぁっ……、ぁあああっ!!」
ザシャは私が達するのを確認すると、ゆっくりと蕾から口を剥がした。
私は生理的な涙を流し、真っ赤に染まった顔で浅い呼吸を繰り返していた。
(お、終わったの? 今日のザシャさん、少し変な気がする。何かあったのかな?)
「ああ、こっちがすごい事になっているね。全部舐めて綺麗にしてあげるから、エミリーはそのまま大人しくしていてね」
ザシャは蜜口から溢れている愛液を指に絡めると、中に指を入れてくちゅくちゅと音を立てながら掻き混ぜ始めた。
そして再び私の中心に顔を寄せて、溢れ出る愛液を啜る様に激しく舐め始めた。
(……っ!?)
「え? ひぁっ! やぁあっ……、そんなところ舐めないでっ」
熱くなった場所にザシャのざらっとした舌が入り込んで来る。
そして愛液を啜る様に私の蜜口の中でザシャの舌が動き回り、その度に私は腰を跳ねさせてしまう。
「今のエミリーはちょっとした刺激を与えるだけで、簡単に達してしまうみたいだね。今日でまだ二回目だって言うのに飲み込みが早くていい子だね」
「ぁあっ、やぁっ……、はぁっ、ん」
次第に私の体には甘い快感が広がって行き、それと同時に体の奥からじわじわと溢れ出る疼きが止まらなくなる。
ちょっとした刺激でも体を震わせ、溶けてしまいそうだった。
(うそ……。これ、すごく気持ちいい)
「ふふっ、随分気持ち良さそうな声に変って来たね。こんな所を舐められて感じるなんて、エミリーは本当に淫乱な子だ」
「はぁっ……、んぅ、私ばっかり恥ずかしいのはずるいっ」
ザシャの口から煽る様な言葉が出ると、私は恥ずかしくなり思わずそんな事を口にしてしまった。
するとザシャの動きが止まった。
「エミリーはまた私の体を触りたいのかな?」
「……っ!!」
あの時の事を思い出し私は焦ってしまう。
(あれは、寝ぼけていたから仕方なかったことよっ!)
「でもエミリーが触りたいって言うのならば、いつでも触ってくれて構わないよ?」
「ほ、本当に?」
「エミリーは、どうしてだと思う?」
「ぁっ、わかんなっ、ぁああっ……! そこだめっ!!」
ザシャの舌が私のぷっくりと膨れ上がった蕾を捉えると、深く吸い上げた。
その瞬間、電気が走った様に全身に鋭い刺激が伝わっていく。
私の頭の中は真っ白になり、この強すぎる刺激から逃れようと腰を捩ろうとさせるが、しっかりと抑えられてしまっているので、私には逃げ道は無かった。
目には涙が滲み、叫びにも悲鳴にも似た声を室内に響かせていた。
「ふふっ、エミリーは本当にここ弱いね。可愛い。さっきの質問の答えだけど、私はエミリーが好きだから、エミリーには沢山気持ち良くなってもらいたいんだ」
「ぁあっ……! だめっ、それ……、おかしくなるっ、から!」
ザシャの言葉は聞こえているが、今の私には返事を返す余裕なんてものは無かった。
容赦なく弱い部分を嬲られ、頭がおかしくなってしまいそうだ。
「私が与える刺激を覚えさせて、私無しでは感じられない体にしたい。ここ、他の男に触らせたらだめだよ。それに、こんなに乱れている姿を晒すのは私の前だけにして。このままもう一度イっておこうか」
「やぁっ……、ぁあああっ!!」
ザシャは私が達するのを確認すると、ゆっくりと蕾から口を剥がした。
私は生理的な涙を流し、真っ赤に染まった顔で浅い呼吸を繰り返していた。
(お、終わったの? 今日のザシャさん、少し変な気がする。何かあったのかな?)
「ああ、こっちがすごい事になっているね。全部舐めて綺麗にしてあげるから、エミリーはそのまま大人しくしていてね」
ザシャは蜜口から溢れている愛液を指に絡めると、中に指を入れてくちゅくちゅと音を立てながら掻き混ぜ始めた。
そして再び私の中心に顔を寄せて、溢れ出る愛液を啜る様に激しく舐め始めた。
(……っ!?)
「え? ひぁっ! やぁあっ……、そんなところ舐めないでっ」
熱くなった場所にザシャのざらっとした舌が入り込んで来る。
そして愛液を啜る様に私の蜜口の中でザシャの舌が動き回り、その度に私は腰を跳ねさせてしまう。
「今のエミリーはちょっとした刺激を与えるだけで、簡単に達してしまうみたいだね。今日でまだ二回目だって言うのに飲み込みが早くていい子だね」
「ぁあっ、やぁっ……、はぁっ、ん」
次第に私の体には甘い快感が広がって行き、それと同時に体の奥からじわじわと溢れ出る疼きが止まらなくなる。
ちょっとした刺激でも体を震わせ、溶けてしまいそうだった。
(うそ……。これ、すごく気持ちいい)
「ふふっ、随分気持ち良さそうな声に変って来たね。こんな所を舐められて感じるなんて、エミリーは本当に淫乱な子だ」
「はぁっ……、んぅ、私ばっかり恥ずかしいのはずるいっ」
ザシャの口から煽る様な言葉が出ると、私は恥ずかしくなり思わずそんな事を口にしてしまった。
するとザシャの動きが止まった。
「エミリーはまた私の体を触りたいのかな?」
「……っ!!」
あの時の事を思い出し私は焦ってしまう。
(あれは、寝ぼけていたから仕方なかったことよっ!)
「でもエミリーが触りたいって言うのならば、いつでも触ってくれて構わないよ?」
「ほ、本当に?」
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