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20.快楽の溺れる※
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「はぁっ、体が変……んっ」
「エミリーはさっきからずっとイきっぱなしだから、ちょっとした刺激でも敏感に反応してしまうみたいだね。本当に素直な体だね」
ザシャは溢れ出る愛液を舌で吸い上げる様に舐め続けていた。
先程の強い刺激は無くなったが、入り口はずっとヒクヒクとしているし、軽い痙攣がいつまで経っても収まる気配はない。
ザシャの舌は容赦する事無く、私の蜜口の奥で動き回っていた。
内壁を擦られる度に甘い快感が中心から体全身に流れて行き、意識しているわけではないのに腰が勝手に揺れてしまう。
(何これ、体が勝手に動いちゃう)
「……これっ、いつまで、続けるんですかっ? はぁっ……」
「そうだね。エミリーが満足するまでかな?」
「私、んっ……、もう、満足したっ、からぁっ! ひぁあっ!」
「ふふっ、本当に? 入口がまだ物欲しそうにヒクヒクしてるよ? もっと欲しがっているのに、ここでやめたら可哀そうだと思うんだ」
ザシャは一度唇を剥がし意地悪な声で呟くと、今度は私の中に指を差し込んで来た。
すっかり解れた入口は、ザシャの指を簡単に飲み込んでいってしまう。
「ああ、エミリーの中すごくトロトロだから簡単に私の指が飲み込まれてしまったな。ふふっ、エミリーは強欲だね。指を入れた途端、中をきゅうきゅう締め付けて。私の指を美味しそうに咥えて、もっと刺激が欲しいのかな?」
「ぁあっ! だ、だめっ!! 中で激しく動かさないでっ!!」
ザシャは口端を上げて楽しそうな表情を浮かべると、中で指を曲げて内壁を擦る様に激しく掻き混ぜ始めた。
激しく掻き混ぜられると、中からいやらしい水音が室内に響き渡る。
突然与えられた激しい刺激に体が驚きビクビク震え、中をきつく締め付けながら、この快感から逃れようと私は腰を捩らせた。
「エミリー、逃げないで」
「ひ、ぁああっ……! ザシャさっ、ほんとに、もうだめっ、変になる、からっ……ぁあああっ!!」
私は悲鳴の様な嬌声を室内に響かせ、絶頂を迎えた。
「エミリーは簡単に私の指でイってしまったね」
「はぁっ、はぁっ……、ザシャさ……んんっ!!」
完全に体から力が抜けてぐったりと天井を眺めていると、涙で曇った視界にザシャの顔が迫って来た。
私が力なく声を掛けようとすると、そのまま唇を強引に奪われた。
僅かに開いた私の唇の合間から、ザシャの熱くなった舌が侵入してきた。
舌同士が絡み合うように擦れると、舌のざらっとした感触に鳥肌が立ちそうになる。
息が上がり既に体中が火照っていたが、貪る様な激しい口付けを受け、更に熱が体に籠っていく様だった。
頭の奥がなんだかぼーっとしてきて、何も考える事は出来ないし、体に力が入らないから抵抗する事も出来ない。
だけどザシャにこんな事をされて恥ずかしさは感じていたが、嫌では無かった。
「はぁっ……はぁっ」
「エミリー、私は本気でエミリーに溺れてしまいそうだ」
ゆっくりとザシャは私の唇を解放すると、額をくっつけて息がかかる程の距離で呟いた。
(何を言ってるの? ザシャさんは私と契約しているだけなのに)
「このままエミリーを私のものにしてしまいたい所だけど、それは出来ないからね。今日はここまでかな」
「……?」
ザシャは少し寂しそうに呟くと、私の額にそっと口付けた。
(終わった、の?)
「何きょとんとしているの? まだ物足りなかった?」
ザシャはクスッと悪戯に笑った。
私は顔を赤く染めながら、慌てて顔を横に振った。
「起きるまでにはまだ少し時間があるから、もうひと眠りしようか。その前にエミリーは結構汗掻いたみたいだから、少し水分補給しとこうか? また水、飲ませてあげるよ」
「……っ」
私が恥ずかしそうに顔を染めているとザシャは水差しを手に取った。
「エミリーは疲れ切って起き上がれないだろう? また口移しで飲ませてあげないとね」
「エミリーはさっきからずっとイきっぱなしだから、ちょっとした刺激でも敏感に反応してしまうみたいだね。本当に素直な体だね」
ザシャは溢れ出る愛液を舌で吸い上げる様に舐め続けていた。
先程の強い刺激は無くなったが、入り口はずっとヒクヒクとしているし、軽い痙攣がいつまで経っても収まる気配はない。
ザシャの舌は容赦する事無く、私の蜜口の奥で動き回っていた。
内壁を擦られる度に甘い快感が中心から体全身に流れて行き、意識しているわけではないのに腰が勝手に揺れてしまう。
(何これ、体が勝手に動いちゃう)
「……これっ、いつまで、続けるんですかっ? はぁっ……」
「そうだね。エミリーが満足するまでかな?」
「私、んっ……、もう、満足したっ、からぁっ! ひぁあっ!」
「ふふっ、本当に? 入口がまだ物欲しそうにヒクヒクしてるよ? もっと欲しがっているのに、ここでやめたら可哀そうだと思うんだ」
ザシャは一度唇を剥がし意地悪な声で呟くと、今度は私の中に指を差し込んで来た。
すっかり解れた入口は、ザシャの指を簡単に飲み込んでいってしまう。
「ああ、エミリーの中すごくトロトロだから簡単に私の指が飲み込まれてしまったな。ふふっ、エミリーは強欲だね。指を入れた途端、中をきゅうきゅう締め付けて。私の指を美味しそうに咥えて、もっと刺激が欲しいのかな?」
「ぁあっ! だ、だめっ!! 中で激しく動かさないでっ!!」
ザシャは口端を上げて楽しそうな表情を浮かべると、中で指を曲げて内壁を擦る様に激しく掻き混ぜ始めた。
激しく掻き混ぜられると、中からいやらしい水音が室内に響き渡る。
突然与えられた激しい刺激に体が驚きビクビク震え、中をきつく締め付けながら、この快感から逃れようと私は腰を捩らせた。
「エミリー、逃げないで」
「ひ、ぁああっ……! ザシャさっ、ほんとに、もうだめっ、変になる、からっ……ぁあああっ!!」
私は悲鳴の様な嬌声を室内に響かせ、絶頂を迎えた。
「エミリーは簡単に私の指でイってしまったね」
「はぁっ、はぁっ……、ザシャさ……んんっ!!」
完全に体から力が抜けてぐったりと天井を眺めていると、涙で曇った視界にザシャの顔が迫って来た。
私が力なく声を掛けようとすると、そのまま唇を強引に奪われた。
僅かに開いた私の唇の合間から、ザシャの熱くなった舌が侵入してきた。
舌同士が絡み合うように擦れると、舌のざらっとした感触に鳥肌が立ちそうになる。
息が上がり既に体中が火照っていたが、貪る様な激しい口付けを受け、更に熱が体に籠っていく様だった。
頭の奥がなんだかぼーっとしてきて、何も考える事は出来ないし、体に力が入らないから抵抗する事も出来ない。
だけどザシャにこんな事をされて恥ずかしさは感じていたが、嫌では無かった。
「はぁっ……はぁっ」
「エミリー、私は本気でエミリーに溺れてしまいそうだ」
ゆっくりとザシャは私の唇を解放すると、額をくっつけて息がかかる程の距離で呟いた。
(何を言ってるの? ザシャさんは私と契約しているだけなのに)
「このままエミリーを私のものにしてしまいたい所だけど、それは出来ないからね。今日はここまでかな」
「……?」
ザシャは少し寂しそうに呟くと、私の額にそっと口付けた。
(終わった、の?)
「何きょとんとしているの? まだ物足りなかった?」
ザシャはクスッと悪戯に笑った。
私は顔を赤く染めながら、慌てて顔を横に振った。
「起きるまでにはまだ少し時間があるから、もうひと眠りしようか。その前にエミリーは結構汗掻いたみたいだから、少し水分補給しとこうか? また水、飲ませてあげるよ」
「……っ」
私が恥ずかしそうに顔を染めているとザシャは水差しを手に取った。
「エミリーは疲れ切って起き上がれないだろう? また口移しで飲ませてあげないとね」
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