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#4 シエル part 1.1 ~異世界魔法少女の話~
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「――前の世界で病死した後、気づいたらこの世界に転生していたんです」
出会ったばかりの少女――ひかり――は、そんなことを話しながら、カレーを口に運ぶ。
「そして、なんと、わたしは再び魔法少女として戦う力も得ていました!」
「魔法少女? 魔法使いじゃなくて?」
なじみのない言葉に、私はそう聞き返した。魔法を主として使う者たちのことを、読んで字のごとく魔法使いと呼んだり、あるいは魔導士と称したりすることはあるけど、魔法少女なんて言い方は耳にしたことがない。
「ええ。魔法少女です。魔法少女は、世界を悪の魔の手から救い、平和をもたらす正義のヒーローなんです!」
「あー、つまり、勇者のようなものってこと?」
「まあ、多分、そんなところです」
「なるほどね……」
私は思わず目を伏せた。ひかりもあの子と同じような立場ということなのだろう。どうやら自分はそういう類の者と縁があるようだ。
私は今日、近頃この街――ソムニア――周辺に出るようになった狼の魔物、ダイアウルフを討伐するために森へ入った。
魔法でダイアウルフの気配を辿っていると、突然大きな魔力反応があった。
直後、ダイアウルフの気配が消えた。何があったのか確認しに向かったら、そこでひかりが倒れていた。その場の流れで、助けだして街まで一緒に行き――。
お腹が空いているというひかりのリクエストで、適当な食堂に連れてきていた。
そして、昼食を取りつつ、ひかりの身の上を尋ねて、今に至るのだ。
「……それにしても、こっちの世界のカレーもおいしいですね。あ、お代わり貰っていいですか?」
と、いつの間にか、ひかりはカレーを食べ終わっていた。
私の答えも聞かないうちに、ひかりは二杯目のカレーを注文する。ろくに持ち合わせがないだろうから特別に奢ってあげるとは言ってあるけれど……この子には遠慮というものがないのだろうか。まるであの子みたいだ。
「いやー、でも、この世界にもカレーってあるんですね」
「カレーなんて珍しいものでもないような気がするけど」
「そうですかね。わたしの中では、異世界にカレーがあるのは少しイメージが違うんですよね……」
と、店員がお代わりのカレーを持ってきた。机の上に置かれるなり、ひかりは即座に口に運びだす。
「うんうん。やっぱり味の濃いものっていいですね。わたし、ここ数年、薄味のものばかりだったので」
「へえ」
「まあ、それも美味しくない訳ではないんですけど、何か物足りなさを感じまして……。あ、デザート! デザートも頼んでいいですか?」
私の返事も待たずに、ひかりはまたも店員を呼んだ。注文したのはプリン・ア・ラ・モード。程なくしてそれがやってくると、ひかりは目を輝かせた。
「これがプリン・ア・ラ・モード! わたし、カッププリンしか食べたことなくって。ほら、見てください。プリンを囲むように色取り取りのフルーツ! これが映えってやつですか……。あ、せっかくなので、シエルちゃんも一口どうぞ」
プリンを一口分スプーンに乗せて、ニコニコしながら、こちらに差し出して来た。
私は少し躊躇ってから、それを口にする。
あまっ。
舌に媚びるような濃厚な甘さが口内に広がる。
「どうですか?」
「まあ、悪くないかな」
私の返事に、ひかりは満足げに頷いた後、私が使ったスプーンでそのままプリンを食べ始めた。
それ、間接キスになるんじゃ……。
いくら、女子同士といえ、出会ったばかりの相手と間接キスすることに抵抗はないのだろうか。人間ってそういうのを気にするって、昔教わったけど。
あ、でも、さっき直接したし、間接キスなんて気にするほどでもないか。
そんなことを考えながら、スプーンを口に運ぶひかりを見つめる。
数秒後、ひかりは何かに気付いたように目を見開いた。同時に、スプーンを咥えたまま、顔がみるみる赤くなっていく。
「急にどうしたの?」
「あ……いや、何でもないです」
「何でもないことはないでしょ。顔、真っ赤だよ?」
「ええっと……その……間接キスだったなって」
「ああ。やっぱり気にするんだ。でも、私たちは直接のキスしている訳だし、間接キスなんて、どうってことないでしょ?」
私の言葉に、ひかりは口に咥えていたスプーンを抜き。
「そのことはもう考えないようにしていたのに……」
そのまま、ガタンと机の上に突っ伏した。そして、顔だけこちらに向けて言う。
「というか、シエルちゃんは何も感じないんですか? キスですよ? キス! キスしたせいか、わたしは出会ったばかりだっていうのに、シエルちゃんのこと、ちょっと意識しちゃってるんですけど⁉」
「……別に、キスなんて特別なものじゃないから」
自分に言い聞かせるように、私はひかりの質問に答えた。
本当は、先程ひかりの魔力を回復させるためにキスする必要なんてなかった。口移しで魔力を直接流し込むのが手っ取り早いのは、確かにそうなのだが、普通に他人へ魔力を分ける魔法を使えば済む話だった。
けれど、私は自分にとってキスが特別ではないことを、自らに証明するためにあの方法を取ったのだ。
あの子とのキスが特別なものじゃなかったことにするために。
「私は必要なら、誰とでもキスできるし」
「……そうなんですか。ちょっとショックです。告白してもいないのに振られたみたいで」
ひかりがガクリと顔を机につけた。露骨に落ち込まれると少しだけ罪悪感を覚える。でも、それはそれとして、だ。
「凹んでいるところ申し訳ないんだけど」
「ええ。何ですか?」
声をかけると、再びひかりが顔だけこちらに向ける。
「私、この後用事あるから、そろそろ帰るね。お金はここに」
「ちょ、ちょっと待ってくださいよ。せっかく知り合えたんですから、もう少しお話ししましょうよ」
席を立とうとする私を、ひかりは慌てて引き留めてきた。
「これ以上話すことなんてないし」
「そんなこと言わないでくださいよ。わたしにとって、シエルちゃんは初めてできた友達なんですから」
「……悪いけど、私はひかりと友達になったつもりはないよ」
私は誰かと親しくなるつもりはまったくない。
万が一、失った時に心に大きな苦しみを負う羽目になるのだから。
私の答えに、ひかりは顔に陰りを見せた。
「そう……なんですね。わたし、前の世界じゃ友達がいたことがなかったので、どこからが友達なのかわからなくて。すみません」
「あ、いや……ひかりが謝ることじゃないし……」
意図せずしてひかりを傷つけてしまったみたいでいたたまれない。
「えっと、まあ、私が友達を作る気がないだけで……だから、多分、悪いのは私の方なんじゃないかな。えっと……なんだろう。ごめん」
フォローを入れようとして、とっ散らかっている事を口走ってしまった。
「シエルちゃんは優しいですね」
「え? 何で?」
「わたしを励まそうとしてくれたじゃないですか」
「別にそんなつもりじゃ……うん。そんなつもりじゃないから」
ほほ笑みを向けてきたひかりに、私はうまく返事が出来なかった。
ひかりの笑顔がどことなくあの子に似ていたからだ。
出会ったばかりの少女――ひかり――は、そんなことを話しながら、カレーを口に運ぶ。
「そして、なんと、わたしは再び魔法少女として戦う力も得ていました!」
「魔法少女? 魔法使いじゃなくて?」
なじみのない言葉に、私はそう聞き返した。魔法を主として使う者たちのことを、読んで字のごとく魔法使いと呼んだり、あるいは魔導士と称したりすることはあるけど、魔法少女なんて言い方は耳にしたことがない。
「ええ。魔法少女です。魔法少女は、世界を悪の魔の手から救い、平和をもたらす正義のヒーローなんです!」
「あー、つまり、勇者のようなものってこと?」
「まあ、多分、そんなところです」
「なるほどね……」
私は思わず目を伏せた。ひかりもあの子と同じような立場ということなのだろう。どうやら自分はそういう類の者と縁があるようだ。
私は今日、近頃この街――ソムニア――周辺に出るようになった狼の魔物、ダイアウルフを討伐するために森へ入った。
魔法でダイアウルフの気配を辿っていると、突然大きな魔力反応があった。
直後、ダイアウルフの気配が消えた。何があったのか確認しに向かったら、そこでひかりが倒れていた。その場の流れで、助けだして街まで一緒に行き――。
お腹が空いているというひかりのリクエストで、適当な食堂に連れてきていた。
そして、昼食を取りつつ、ひかりの身の上を尋ねて、今に至るのだ。
「……それにしても、こっちの世界のカレーもおいしいですね。あ、お代わり貰っていいですか?」
と、いつの間にか、ひかりはカレーを食べ終わっていた。
私の答えも聞かないうちに、ひかりは二杯目のカレーを注文する。ろくに持ち合わせがないだろうから特別に奢ってあげるとは言ってあるけれど……この子には遠慮というものがないのだろうか。まるであの子みたいだ。
「いやー、でも、この世界にもカレーってあるんですね」
「カレーなんて珍しいものでもないような気がするけど」
「そうですかね。わたしの中では、異世界にカレーがあるのは少しイメージが違うんですよね……」
と、店員がお代わりのカレーを持ってきた。机の上に置かれるなり、ひかりは即座に口に運びだす。
「うんうん。やっぱり味の濃いものっていいですね。わたし、ここ数年、薄味のものばかりだったので」
「へえ」
「まあ、それも美味しくない訳ではないんですけど、何か物足りなさを感じまして……。あ、デザート! デザートも頼んでいいですか?」
私の返事も待たずに、ひかりはまたも店員を呼んだ。注文したのはプリン・ア・ラ・モード。程なくしてそれがやってくると、ひかりは目を輝かせた。
「これがプリン・ア・ラ・モード! わたし、カッププリンしか食べたことなくって。ほら、見てください。プリンを囲むように色取り取りのフルーツ! これが映えってやつですか……。あ、せっかくなので、シエルちゃんも一口どうぞ」
プリンを一口分スプーンに乗せて、ニコニコしながら、こちらに差し出して来た。
私は少し躊躇ってから、それを口にする。
あまっ。
舌に媚びるような濃厚な甘さが口内に広がる。
「どうですか?」
「まあ、悪くないかな」
私の返事に、ひかりは満足げに頷いた後、私が使ったスプーンでそのままプリンを食べ始めた。
それ、間接キスになるんじゃ……。
いくら、女子同士といえ、出会ったばかりの相手と間接キスすることに抵抗はないのだろうか。人間ってそういうのを気にするって、昔教わったけど。
あ、でも、さっき直接したし、間接キスなんて気にするほどでもないか。
そんなことを考えながら、スプーンを口に運ぶひかりを見つめる。
数秒後、ひかりは何かに気付いたように目を見開いた。同時に、スプーンを咥えたまま、顔がみるみる赤くなっていく。
「急にどうしたの?」
「あ……いや、何でもないです」
「何でもないことはないでしょ。顔、真っ赤だよ?」
「ええっと……その……間接キスだったなって」
「ああ。やっぱり気にするんだ。でも、私たちは直接のキスしている訳だし、間接キスなんて、どうってことないでしょ?」
私の言葉に、ひかりは口に咥えていたスプーンを抜き。
「そのことはもう考えないようにしていたのに……」
そのまま、ガタンと机の上に突っ伏した。そして、顔だけこちらに向けて言う。
「というか、シエルちゃんは何も感じないんですか? キスですよ? キス! キスしたせいか、わたしは出会ったばかりだっていうのに、シエルちゃんのこと、ちょっと意識しちゃってるんですけど⁉」
「……別に、キスなんて特別なものじゃないから」
自分に言い聞かせるように、私はひかりの質問に答えた。
本当は、先程ひかりの魔力を回復させるためにキスする必要なんてなかった。口移しで魔力を直接流し込むのが手っ取り早いのは、確かにそうなのだが、普通に他人へ魔力を分ける魔法を使えば済む話だった。
けれど、私は自分にとってキスが特別ではないことを、自らに証明するためにあの方法を取ったのだ。
あの子とのキスが特別なものじゃなかったことにするために。
「私は必要なら、誰とでもキスできるし」
「……そうなんですか。ちょっとショックです。告白してもいないのに振られたみたいで」
ひかりがガクリと顔を机につけた。露骨に落ち込まれると少しだけ罪悪感を覚える。でも、それはそれとして、だ。
「凹んでいるところ申し訳ないんだけど」
「ええ。何ですか?」
声をかけると、再びひかりが顔だけこちらに向ける。
「私、この後用事あるから、そろそろ帰るね。お金はここに」
「ちょ、ちょっと待ってくださいよ。せっかく知り合えたんですから、もう少しお話ししましょうよ」
席を立とうとする私を、ひかりは慌てて引き留めてきた。
「これ以上話すことなんてないし」
「そんなこと言わないでくださいよ。わたしにとって、シエルちゃんは初めてできた友達なんですから」
「……悪いけど、私はひかりと友達になったつもりはないよ」
私は誰かと親しくなるつもりはまったくない。
万が一、失った時に心に大きな苦しみを負う羽目になるのだから。
私の答えに、ひかりは顔に陰りを見せた。
「そう……なんですね。わたし、前の世界じゃ友達がいたことがなかったので、どこからが友達なのかわからなくて。すみません」
「あ、いや……ひかりが謝ることじゃないし……」
意図せずしてひかりを傷つけてしまったみたいでいたたまれない。
「えっと、まあ、私が友達を作る気がないだけで……だから、多分、悪いのは私の方なんじゃないかな。えっと……なんだろう。ごめん」
フォローを入れようとして、とっ散らかっている事を口走ってしまった。
「シエルちゃんは優しいですね」
「え? 何で?」
「わたしを励まそうとしてくれたじゃないですか」
「別にそんなつもりじゃ……うん。そんなつもりじゃないから」
ほほ笑みを向けてきたひかりに、私はうまく返事が出来なかった。
ひかりの笑顔がどことなくあの子に似ていたからだ。
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