夏休み、俺の幼なじみの自由研究が自由すぎる

Sion ショタもの書きさん

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「律、メジャーかしてー」

「ん」

 ひんやりとした感触がした。

「4センチと、6センチだな」

 鼻歌を歌いながら紙に記入していくはるちゃん。
 すると急に顔を上げた。
 これは、何か思いついたときの仕草だ。

「律も測ってみるか?」

「……!!」

 コクコクと律が首を縦にふる。
 その後、メジャーが手渡される。
 律にちんこをさわられた。

「蒼翔はかわいい」

「うっせえ」

 律は俺のちんこの皮を根元までおろしていく。
 いままで二人に、誰にも見せたことのなかった場所。
 いくら幼なじみとはいえ恥ずかしいものは恥ずかしい。
 身を乗り出して興味津々にみてくるはるちゃんと律。
 やんわりとふれられて感じるこそばゆい感覚を、目をそらして考えないようにする。

 けれど律はそれを許してくれなかった。
 根元までおろされた皮を元にもどし、もう一度おろしていく。
 そのたびに腰に熱がたまっていく。
 ゾクゾクとした快感に襲われる。
 腰が抜けそう。

「ん……蒼翔きもちいい?」

 やがてその手の動きに堪えきれなくなり、ムクリと大きくなってきた。
 そのせいもあって刺激を強く感じるようになる。
 またたくまに、完全に勃起してしまった。
 ピクンピクンと律の手の中で跳ねてしまい、顔が熱くなる。

「温かい」

「そういう感想とかいいから」

 律の手が離れていくのにすこしものたりなさを感じる。
 ふっ、とそう思っていたことに焦りのような感情がつのる。
 メジャーの冷たくて硬質な感触がふれた。

「9センチとすこし」

「も、もういいだろ。次は律の番な」

 メジャーを奪うように受け取ると、律が服をぬぐのを待った。

「……ん」

 しかしいつまで経っても服をぬぐことはしなかった。
 ただ俺の目を見て、決意のこもった顔をしている。
 何が言いたいのかはいやでもわかってしまう。

 つまり「蒼翔の好きにしていい」ということ。

「うお、律が過去一番でデレてる!」

「うるさいバカ春樹」

 そんなやり取りのあと、俺は律の服をぬがした。
 そっぽを向いて大人しくしている様子に普段とのギャップを感じる。
 まるで家のタマみたいだな、という感想を抱く。

 律は俺と一緒であまり運動をしたがらない。
 だからか小柄な体躯をしており筋肉はうっすらとわかる程度。
 肌は傷1つなく綺麗な乳白色をしていた。

 そこに存在する小さな2つのピンク色がとても色めいてみえる。

「じゃあ、測るからな」

 いいんだな、という意味を込めていうと、律は好きにしろとばかりに頷いてから顔を背けた。

 まるで開花する前のつぼみ。
 白色で、やわらかなそれを手のひらにのせる。
 持ち上げたときにチラリと、ふっくらとしたふぐりが見えた。
 さわってみたい誘惑に耐える。

「6センチと8センチ」

「おおお! くっ、律が一番かぁ!!」

 だからさわり心地がよかったのか。
 などと考えてみる。

「次は勃ったときの測るからな」

 しっとり、と手に吸いつくような感触。

「んぅ」

 親指と人差し指でつまみ上下する。
 心なしか律の表情に赤みが増した。
 はじめて見た律の亀頭は、はるちゃんのようなピンク色ではなかった。
 色白で、一目で使い込まれていないことがわかった。
 勃起したあとは、むこうとしなければ皮を被ったままらしい。
 ずっとそれに守られてきたのだろう。

「アオ、勃ってる」

「はるちゃんもだろ」

 はるちゃんはツンツンと俺のちんこをつついた。

「……早く測ってほしい」

「あ、悪い」

 硬く上を向いた律のちんこにメジャーをあてる。

「12センチと10センチ」

 言い終えた瞬間、ピクリと律のちんこが反応した。
 恥ずかしかったのだろうか。

「なー、じゃんけんしようぜ」

 すると急にうずうずと、でも明るい声で。
 身体を揺らしながらはるちゃんがそう声をかけてきた。
 なんとなくその内容の予想がついた。

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