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第三章
不確かな確信
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風太郎は『風助』と名乗り、大納言藤原宗鷹に仕えている身でありながら「悪趣味悪趣味」とぼやいてスタスタと寝殿を出て長い距離を歩く。さきほどまで邸の中心部にいたというのに東の端、随身所まで行くと、与えられた場所にゴロンと寝そべった。
「おう、風助どこ行ってたんだ?」
同じ牛飼童として働く男が、囲炉裏で木の枝に刺した茸を炙りながら振り返る。
「あー、ちょっとなぁ」
気の抜けた声を出してボリボリと尻を掻くと、男は笑いながら茸に意識を戻した。
風太郎が大納言邸に入り込んでから八の月が過ぎた。ここの主の裏仕事も請け負っているのは、誰も知らない。大納言にも強く口止めされている。
覆面の件はその要因もあるのだが、大納言はとにかく嫉妬深い男である為、自分の女房達が色めき立つのを嫌がり、風太郎が寝殿に入る時には顔を隠せと言われているだけというのもあった。
とにかく、勤めれば勤めるほど大納言という男が悪趣味であることに大概風太郎も辟易しているのだが、利害の一致を取って我慢するしかない。
昨夜のこともそうだ。大納言は自分の娘を使うほど、野心に喰われた男であった。
かと言って、あの娘を可哀想に思うこともない。本人も熱望していたからだ、東宮妃になることを。むしろ最初は、「東宮の御目に叶う自信がありますから」と強気で入内していったが、あまりにも東宮が素っ気なく泣きついてきたぐらいだ。
これで、光子が東宮の子を授かれば……。
そう願う風太郎の黒々した瞳が煌めく。
タキと共に捕らわれていた所に現れた男の、あの言葉が今もなおこびりついて離れない。
『仁子姫』
恐れていたことが現実になったのだ。タキはやはり人拐いにあって里に来ていた。とてもじゃないが手も足も出ないような高貴すぎる身であった。
しかし風太郎は躊躇わず、すぐに行動に移した。
瞬く間に噂が広がった『左大臣の娘である一ノ姫が東宮妃として入内する』事を聞いて、直感で大納言の元へ入り込んだ。その時機嫌のよかった大納言は簡単に自分を受け入れた。後から知るが、右大臣が失席したことが愉快だったらしい。そして案の定、よからぬことを考えていた。
最初は恒和親王を仁子姫に宛がって左大臣を取り込む方法を考えていた様だが、すぐに軌道修正させたのは風太郎だ。自分の娘を使うことも厭わない男は風太郎の話に乗り、さらには内裏を燃やせと指示してきた。タキが危険に合うのは嫌だったが、大納言がことさら信じる占いによって、日取りと方角は決められた。「何人か焼けるのはご愛嬌」と平気で言う大納言に、さすがに風太郎は腹を据えかねて、上手く時間をずらし第一声を上げるなどして被害を調節したのだ。
夜になり、だらしない牛飼童のフリを解く。雑魚寝状態の周囲を窺ってスクリと暗闇に立ち上がると、音もなく西側へ向かう。御簾や時に簀子下に身を滑らせて場をやり過ごしつつ、寝殿に再び入り込んだ。
邸の主である大納言の寝殿の周りに多くの局がある。それだけの女房を侍らせているのだが、風太郎は迷わずひとつの局に向かう。
一度、邸の影に隠れてからスルンと天井より降りた局には、先ほど大納言に粥を与えていた“邸一美しい女房”と特別贔屓を受けている女がいた。
「あら、お久しぶりですわね」
女は狼狽えることもなく、横たえていた身体を起こして微笑んだ。
「さっき会ったけどな」
風太郎は胡座をかいて座るとニヤリと笑い返した。
「ですけど、そのお顔、隠されてましたもの」
女はシナをつくって、ピタリと風太郎の肩に頭を乗せ、甘えたように囁く。
「そりゃ、あんたんとこの主に言ってくれよ。息苦しくて煩わしいんだぜ」と肩をすくめてみせて本題に入った。
「で、なんか変わったことあった?」
「ありませんわ」
女はむくれて見せる。自分の顔をよく知る、絶妙の匙加減で女を見せてくる。ははっと風太郎は軽く笑って、女の耳に息を吹きかけてやった。
「なんだよ、ふてくされて」
「だって、せっかくお会いできましたのに、親方様のことだけですか?」
「そりゃそうさ、それが目的なんだから。いいぜ、あんたが教えてくれないんなら、他当たるけど」
すげなく言うと、自尊を壊されつつも女は風太郎を他の女房に渡す気などない。これほどのいい男など、一生出会えるかどうかなのだ。女は、風太郎のガッシリ逞しい身体を堪能するかのように手を滑らせていった。
「いつもツレないのですから……風助様は、わたくしだけのもの……。わたくし以上に親方様に詳しい者などおりませんのに……」
ほうっ、と熱い吐息を漏らしながら自分の身体の柔らかさを押し付けると、潤んだ瞳で見上げた。
それでも、パチパチと大きな黒目を瞬かせて見下ろす男の表情に、まったく情緒も欲求も見られず、今度は女の艶やかな唇からは溜息が漏れた。
「もうっ……」
女はむくりと身体を起こして、風太郎の正面に座り直した。「本当にここ最近は、変わったことはございませんのよ。とにかく親方様はずっとご機嫌でいらして……あっ」
「なに?」
女が何か思い出した様子に、風太郎はだらしなく後ろ手ついていた体勢を正した。
「そういえば、先日久方ぶりの方から文が届いて、礼をせねばならぬな、と仰ってましたわ」
「礼? 誰からの文?」
「以前、一度だけお見かけしたのですけど、あまりにも女房達が騒ぐので親方様が怒っていらしたことがありますの。とても美しいお方で」
「なんで怒るのさ」
「風助様と同じです。美しい男の方でしたから」
「男?」
風助は身を乗り出した。
「どんな容姿? 名は?」
「いえ、名は申されませんでした。けれど、女と見間違うほどの美しい殿方でしたの」
ふと、風太郎の頭によぎった。
タキと拐われた右大臣の邸に、男が現れた。薬で朦朧としていたが、半分は演技であった。タキが異常に驚いていたので警戒してさりげなく観察をした男。あの男も、女のように美しい男だった。その為、タキとあの男の関係が気になって探りを入れてる最中でもあったのだ。
しかし、右大臣が鼻の下を伸ばしていたから、とても深く繋がっていたように見えたのだが。仮にその男が同一人物だとしたら、なぜ敵対するこの大納言邸にも出入り出来るのか……。
何かがザワザワと肌を落ち着かなくさせる。東宮ばかりを警戒していたが、もっと注意を払うべき所があったのではないだろうか。
スクリとおもむろに立ち上がった風太郎を、女は残念そうに見上げた。
「戻られますの?」
「ああ、ありがと。やっぱお前はいい女だな」
ニカッと邪気もなく笑う風太郎に、女は呆れつつも頬を染めた。
風太郎は、そのまま大納言邸を抜け出した。いてもたってもいられなくなり里への道を急いだ。男の情報が届くのを、京でジッと待っていられない。
ひたすら足を動かし続けて、時に馬を盗み走らせ、里に入ったのは翌日のことであったが、まだ日が沈む前。村長に見つからないように移動しながら、ひとつの小屋に滑り込んだ。
「まあ! 風太郎様!」
今にも飛びつかんばかりの女にシーッと人差し指を立てて、様子を窺いながら近付いた。
「伝助から連絡は?」
「いえ、まだ帰ってないわ」
伝助とは、里で一緒に育った男でこの娘の兄である。囚われていた右大臣邸を出た後すぐに調べてもらうよう頼んでいた。
「そうか」
すぐに出ていこうとする風太郎の背中にしがみついて、伝助の妹は留めさせた。
「待ってください。兄に頼まれて動いてた時に、聞いた話なんですけど」
「どした?」
「タキのこと、調べていたんですけど、気になることが」
「なんだ?」
「直接関係ないかも知れないけど、あの、タキが里に連れられてきた日に、丁度あの滝の辺りで山菜摘みしてた子がいて、村長があそこにいたのが不自然だったって」
「不自然? どういうことだ? 滝のそばでタキを拾ったことか?」
「うーん、なんていうか、待ってたような、誰かを。その見かけた時にはタキらしき子はいなかったって。ずっと誰かと話し込んでたって」
「……誰、と?」
娘の唇を睨むように神経を集中させ、固唾を飲んだ。
「うーんと、スラリとした綺麗な人だったって……あっ、ちょっと! 風太郎さまっ?! まだお話がっ……!」
身体が勝手に駆け出していた。嫌な予感が膨れ上がる。息が苦しいのも足が泥のように重くなってもひたすらもと来た道を、京へと進める。
翌日、仁子姫が住まう三条烏丸の左大臣邸の前に風太郎が倒れこんだ時には、忽然といなくなった姫に家人達が混乱して慌てふためくざわめきが残されているだけだった。
「おう、風助どこ行ってたんだ?」
同じ牛飼童として働く男が、囲炉裏で木の枝に刺した茸を炙りながら振り返る。
「あー、ちょっとなぁ」
気の抜けた声を出してボリボリと尻を掻くと、男は笑いながら茸に意識を戻した。
風太郎が大納言邸に入り込んでから八の月が過ぎた。ここの主の裏仕事も請け負っているのは、誰も知らない。大納言にも強く口止めされている。
覆面の件はその要因もあるのだが、大納言はとにかく嫉妬深い男である為、自分の女房達が色めき立つのを嫌がり、風太郎が寝殿に入る時には顔を隠せと言われているだけというのもあった。
とにかく、勤めれば勤めるほど大納言という男が悪趣味であることに大概風太郎も辟易しているのだが、利害の一致を取って我慢するしかない。
昨夜のこともそうだ。大納言は自分の娘を使うほど、野心に喰われた男であった。
かと言って、あの娘を可哀想に思うこともない。本人も熱望していたからだ、東宮妃になることを。むしろ最初は、「東宮の御目に叶う自信がありますから」と強気で入内していったが、あまりにも東宮が素っ気なく泣きついてきたぐらいだ。
これで、光子が東宮の子を授かれば……。
そう願う風太郎の黒々した瞳が煌めく。
タキと共に捕らわれていた所に現れた男の、あの言葉が今もなおこびりついて離れない。
『仁子姫』
恐れていたことが現実になったのだ。タキはやはり人拐いにあって里に来ていた。とてもじゃないが手も足も出ないような高貴すぎる身であった。
しかし風太郎は躊躇わず、すぐに行動に移した。
瞬く間に噂が広がった『左大臣の娘である一ノ姫が東宮妃として入内する』事を聞いて、直感で大納言の元へ入り込んだ。その時機嫌のよかった大納言は簡単に自分を受け入れた。後から知るが、右大臣が失席したことが愉快だったらしい。そして案の定、よからぬことを考えていた。
最初は恒和親王を仁子姫に宛がって左大臣を取り込む方法を考えていた様だが、すぐに軌道修正させたのは風太郎だ。自分の娘を使うことも厭わない男は風太郎の話に乗り、さらには内裏を燃やせと指示してきた。タキが危険に合うのは嫌だったが、大納言がことさら信じる占いによって、日取りと方角は決められた。「何人か焼けるのはご愛嬌」と平気で言う大納言に、さすがに風太郎は腹を据えかねて、上手く時間をずらし第一声を上げるなどして被害を調節したのだ。
夜になり、だらしない牛飼童のフリを解く。雑魚寝状態の周囲を窺ってスクリと暗闇に立ち上がると、音もなく西側へ向かう。御簾や時に簀子下に身を滑らせて場をやり過ごしつつ、寝殿に再び入り込んだ。
邸の主である大納言の寝殿の周りに多くの局がある。それだけの女房を侍らせているのだが、風太郎は迷わずひとつの局に向かう。
一度、邸の影に隠れてからスルンと天井より降りた局には、先ほど大納言に粥を与えていた“邸一美しい女房”と特別贔屓を受けている女がいた。
「あら、お久しぶりですわね」
女は狼狽えることもなく、横たえていた身体を起こして微笑んだ。
「さっき会ったけどな」
風太郎は胡座をかいて座るとニヤリと笑い返した。
「ですけど、そのお顔、隠されてましたもの」
女はシナをつくって、ピタリと風太郎の肩に頭を乗せ、甘えたように囁く。
「そりゃ、あんたんとこの主に言ってくれよ。息苦しくて煩わしいんだぜ」と肩をすくめてみせて本題に入った。
「で、なんか変わったことあった?」
「ありませんわ」
女はむくれて見せる。自分の顔をよく知る、絶妙の匙加減で女を見せてくる。ははっと風太郎は軽く笑って、女の耳に息を吹きかけてやった。
「なんだよ、ふてくされて」
「だって、せっかくお会いできましたのに、親方様のことだけですか?」
「そりゃそうさ、それが目的なんだから。いいぜ、あんたが教えてくれないんなら、他当たるけど」
すげなく言うと、自尊を壊されつつも女は風太郎を他の女房に渡す気などない。これほどのいい男など、一生出会えるかどうかなのだ。女は、風太郎のガッシリ逞しい身体を堪能するかのように手を滑らせていった。
「いつもツレないのですから……風助様は、わたくしだけのもの……。わたくし以上に親方様に詳しい者などおりませんのに……」
ほうっ、と熱い吐息を漏らしながら自分の身体の柔らかさを押し付けると、潤んだ瞳で見上げた。
それでも、パチパチと大きな黒目を瞬かせて見下ろす男の表情に、まったく情緒も欲求も見られず、今度は女の艶やかな唇からは溜息が漏れた。
「もうっ……」
女はむくりと身体を起こして、風太郎の正面に座り直した。「本当にここ最近は、変わったことはございませんのよ。とにかく親方様はずっとご機嫌でいらして……あっ」
「なに?」
女が何か思い出した様子に、風太郎はだらしなく後ろ手ついていた体勢を正した。
「そういえば、先日久方ぶりの方から文が届いて、礼をせねばならぬな、と仰ってましたわ」
「礼? 誰からの文?」
「以前、一度だけお見かけしたのですけど、あまりにも女房達が騒ぐので親方様が怒っていらしたことがありますの。とても美しいお方で」
「なんで怒るのさ」
「風助様と同じです。美しい男の方でしたから」
「男?」
風助は身を乗り出した。
「どんな容姿? 名は?」
「いえ、名は申されませんでした。けれど、女と見間違うほどの美しい殿方でしたの」
ふと、風太郎の頭によぎった。
タキと拐われた右大臣の邸に、男が現れた。薬で朦朧としていたが、半分は演技であった。タキが異常に驚いていたので警戒してさりげなく観察をした男。あの男も、女のように美しい男だった。その為、タキとあの男の関係が気になって探りを入れてる最中でもあったのだ。
しかし、右大臣が鼻の下を伸ばしていたから、とても深く繋がっていたように見えたのだが。仮にその男が同一人物だとしたら、なぜ敵対するこの大納言邸にも出入り出来るのか……。
何かがザワザワと肌を落ち着かなくさせる。東宮ばかりを警戒していたが、もっと注意を払うべき所があったのではないだろうか。
スクリとおもむろに立ち上がった風太郎を、女は残念そうに見上げた。
「戻られますの?」
「ああ、ありがと。やっぱお前はいい女だな」
ニカッと邪気もなく笑う風太郎に、女は呆れつつも頬を染めた。
風太郎は、そのまま大納言邸を抜け出した。いてもたってもいられなくなり里への道を急いだ。男の情報が届くのを、京でジッと待っていられない。
ひたすら足を動かし続けて、時に馬を盗み走らせ、里に入ったのは翌日のことであったが、まだ日が沈む前。村長に見つからないように移動しながら、ひとつの小屋に滑り込んだ。
「まあ! 風太郎様!」
今にも飛びつかんばかりの女にシーッと人差し指を立てて、様子を窺いながら近付いた。
「伝助から連絡は?」
「いえ、まだ帰ってないわ」
伝助とは、里で一緒に育った男でこの娘の兄である。囚われていた右大臣邸を出た後すぐに調べてもらうよう頼んでいた。
「そうか」
すぐに出ていこうとする風太郎の背中にしがみついて、伝助の妹は留めさせた。
「待ってください。兄に頼まれて動いてた時に、聞いた話なんですけど」
「どした?」
「タキのこと、調べていたんですけど、気になることが」
「なんだ?」
「直接関係ないかも知れないけど、あの、タキが里に連れられてきた日に、丁度あの滝の辺りで山菜摘みしてた子がいて、村長があそこにいたのが不自然だったって」
「不自然? どういうことだ? 滝のそばでタキを拾ったことか?」
「うーん、なんていうか、待ってたような、誰かを。その見かけた時にはタキらしき子はいなかったって。ずっと誰かと話し込んでたって」
「……誰、と?」
娘の唇を睨むように神経を集中させ、固唾を飲んだ。
「うーんと、スラリとした綺麗な人だったって……あっ、ちょっと! 風太郎さまっ?! まだお話がっ……!」
身体が勝手に駆け出していた。嫌な予感が膨れ上がる。息が苦しいのも足が泥のように重くなってもひたすらもと来た道を、京へと進める。
翌日、仁子姫が住まう三条烏丸の左大臣邸の前に風太郎が倒れこんだ時には、忽然といなくなった姫に家人達が混乱して慌てふためくざわめきが残されているだけだった。
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