日常

自分や知り合いに起きたことやそれを少し変えたものを書きます。
日記みたいに思ってもらえれば分かりやすいと思います。
落ちは基本なし。暇つぶしになれば幸いです。
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月夜の下で踊りましょう

師走こなゆき
現代文学
私(16歳、女子高生)の日課は深夜の散歩。 いつものように公園のベンチに座っていると「月が綺麗ですね」と背後から女性に声をかけられ、私はベンチから飛び退いた。驚いている私に彼女は更に言葉を続ける。 「私は悪魔なの。あなたの魂と引き換えに願いを叶えてあげる」 ※百合展開あり ※他サイトからの転載です

ちょっとだけ切ない短編集

北きつね
ライト文芸
 ちょっとだけ切ないショートストーリー。  少しだけ、ホラーテイストが入った小説が多くなると思います。夜に読んでも怖さはないと思います。  現在をベースにしています。地域的なことは、職業的なこともありますので、業界が違う人にはわからないところがあると思いますが、あえて説明はしておりません。  そういうものだと思って楽しんでいただけると嬉しいです。 注)  1話完結(5000~10,000文字程度)になっています。  投稿していた物が、わかりにくいと指摘を受けて短編にした再投稿を行います。  分割した後でこちらでもという話しがあったので続き物として書いていきます。

影、歩く

七尾えるも
現代文学
この世の不条理さ、不合理さ、そして非情さのすべてを詰めた。短編集です。 第一話「影、歩く」:人気歌手リュミエールとそれを取り巻く社会の不合理さに憤る青年は、あくる日、リュミエールを殺害することを決意する。リュミエールの死後、青年は何を悟るのか。 第二話「欠乏の時代」:女性社会が到来した。青年漫画やアニメ、小説は焚書坑儒の対象となり、作家たちが処刑された。彼らに感化された読者も「危険思想」として断罪された。それはさながらアメリカの禁酒法時代の再現にも思えた。漫画家である青年は、目まぐるしくも、何も変わらない社会を嘆き、現代において我々が見落としているものはなんだったのかを問いかけた。

感謝の気持ち

春秋花壇
現代文学
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いっぱい、いる

餡玉
BL
京都にある神社の一人息子である氏家倫(18)は、微かながらも霊視能力を持っている。そんな倫は、英誠大学の新歓コンパで出会った高原泰介(19)という同期生に想いを寄せているが、相手はノンケなので手を出せないでいた。だがある日、大学に現れた泰介が、ひどくげっそりと憔悴していた。そこに不穏な気配を感じ取った倫は、半ば押し切る形で泰介の部屋を見にいくことにした。すると案の定、そこにはたくさんの——……! ◇あまり深く考えずお読みください。全5話。

シャトーディケムの想い出

凛七星
現代文学
世界がまだ東西冷戦構造であった時代。ひとりの複雑な背景を持つ男が、まだ若者だったころに訪れたパリの地で運命的な出逢いをし、恋に耽溺した日々と、その終焉について回想する物語。

待つノ木カフェで心と顔にスマイルを

佐々森りろ
キャラ文芸
 祖父母の経営する喫茶店「待つノ木」  昔からの常連さんが集まる憩いの場所で、孫の松ノ木そよ葉にとっても小さな頃から毎日通う大好きな場所。  叶おばあちゃんはそよ葉にシュガーミルクを淹れてくれる時に「いつも心と顔にスマイルを」と言って、魔法みたいな一混ぜをしてくれる。  すると、自然と嫌なことも吹き飛んで笑顔になれたのだ。物静かで優しいマスターと元気いっぱいのおばあちゃんを慕って「待つノ木」へ来るお客は後を絶たない。  しかし、ある日突然おばあちゃんが倒れてしまって……  マスターであるおじいちゃんは意気消沈。このままでは「待つノ木」は閉店してしまうかもしれない。そう思っていたそよ葉は、お見舞いに行った病室で「待つノ木」の存続を約束してほしいと頼みこまれる。  しかしそれを懇願してきたのは、昏睡状態のおばあちゃんではなく、編みぐるみのウサギだった!!  人見知りなそよ葉が、大切な場所「待つノ木」の存続をかけて、ゆっくりと人との繋がりを築いていく、優しくて笑顔になれる物語。

冬の水葬

束原ミヤコ
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夕霧七瀬(ユウギリナナセ)は、一つ年上の幼なじみ、凪蓮水(ナギハスミ)が好き。 凪が高校生になってから疎遠になってしまっていたけれど、ずっと好きだった。 高校一年生になった夕霧は、凪と同じ高校に通えることを楽しみにしていた。 美術部の凪を追いかけて美術部に入り、気安い幼なじみの間柄に戻ることができたと思っていた―― けれど、そのときにはすでに、凪の心には消えない傷ができてしまっていた。 ある女性に捕らわれた凪と、それを追いかける夕霧の、繰り返す冬の話。