やっぱ恋愛ってめんどくさい

結愛

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第5話

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名良(なら)と琴道(ことみち)は体育館の2階
体育館で試合などがあるとき、応援するための応援席があるところへ行き
雲善(うんぜん)と風善(ふうぜん)に借りたサティスフィーを取り出す。
「お。持久走始まるみたいだよ」
窓から外を覗いた琴道が言う。名良も覗く。
体育着に着替えたヨルコと恋弁(れんか)。その後ろをついていく制服姿の糸と嶺杏(れあ)。
体育の先生からタイマーを任された嶺杏(れあ)。
「サッカー部が練習試合始める前に終えないとね」
まだサッカー部は着替えているらしく校庭には誰もいない。
先生に言われたスタートラインに立つヨルコと恋弁(れんか)。
校庭の端にある水飲み場に腰掛ける糸。
「じゃー行きまーす。よーい、スタート」
ぬるっとスタートした。ピッ。ストップウォッチをスタートされる嶺杏(れあ)。糸の隣に座る。
「並走です」
糸が言う。
「ま、授業じゃないし、先生もいないし。ゆっくり走ればいんじゃね?」
「ま、嶺杏(れあ)ちんは授業中でもゆっくり走ってた気がするんだが?」
「糸だって最初飛ばしすぎて、最後のほう、私より遅かったじゃん」
「持久走ってペースがわからんのだよ。私のライブは最初から最後までクライマックスなのだよ」
テレッテッテッテーレーレーレーというBGMが聞こえてきそうである。
「ヨルコ…はあっ…先…行けるなら…行って…いい…よ…」
ペースを遅めで走っているのだが、息が上がってくる恋弁(れんか)。
「大丈夫だよ…一緒に…ゴールしよう…」
走っているため喋りづらさを感じるが、まだ全然息が上がっていないヨルコ。
「お。スタートした」
「ピンク髪目立つなぁ~」
体育館の2階、応援席から見る名良(なら)と琴道(ことみち)。
キュッ、キュッ、キュッ。体育館のほうから音がする。パッっと体育館のほうを見る2人。
バスケットボールの描かれた白いTシャツに
白に金色と青のラインが入ったハーフパンツを履き
これまた白に金色と青のラインが入ったバスケットボールシューズを履いた風善(うんぜん)が
体育館の床に靴底を擦るようにしてキュッ、キュッっと音を立てていた。
「ふうぅー」
琴道(ことみち)が風善に声をかける。風善が上を向く。少し微笑み、手を振ってくれた。
「あれは人気になるわ」
名良(なら)が琴道の隣で呟きながら手を振る。
「それな」
琴道も手を振る。また体育館の床に靴底を擦るようにして
キュッ、キュッ鳴らして体育館倉庫のほうへ行く風善(ふうぜん)。
すぐにバスケ部の他の部員たちがゾロゾロと体育館に入ってきた。
風善はバスケットボールの入ったキャスター付きのカゴを体育館倉庫から出してきて
「ふう、パース!」
「ほい」
「ふう!」
「ほいほい」
と部員にボールをパスしていた。そこからシュート練習が始まった。
「んじゃ、ま。こっちもぼちぼち開始しますか」
「いいよぉ?」
名良(なら)と琴道(ことみち)は
雲善(うんぜん)と風善(ふうぜん)から借りたサティスフィーで
大騒乱スパイクファミリーズで対戦をすることにした。
「5周って…長くない?…」
もう2周したヨルコと花弁(れんか)。
「そう…だね…。あと…2周半…」
「長いって…」
走り続ける2人。
「ボインボインボインボイン」
走る2人を見ながら糸が呟く。
「セクハラおやじ」
「せめて性別は統一して?でもさ、ヨルコめっちゃ巨乳じゃない?爆乳レベル」
「まあ。たしかに」
「あんなのアニメ、マンガの世界だけかと思っとったよー」
「たしかに」
「と?言いつつ?」
糸の右手が嶺杏(れあ)の胸に伸びる。
「嶺杏(れあ)ちんも巨乳じゃん?」
と言いながら軽く嶺杏の胸を揉む糸。糸の手を叩いて、糸の頭も叩く。
「いったー!」
「急に揉むな」
「ごめんごめん。でも真面目に嶺杏(れあ)ちんもデカいよね。何カップ?」
「…E」
「E!?ABCD、E!?」
「それ以外になにがある?」
「いいなぁ~いいなぁ~」
「分けたろうか」
「え!?いいの!?」
「できるわけないだろ。糸は?」
「イヤン!乙女におっぱいのことを聞くなんて」
「そんなやつはおっぱいとは言わん」
「あ、そうか。お胸~とか言うか。ちなみに私はCカップ」
「充分だろ」
「えぇ~Dくらいは欲しいぞ」
「なんなん?女子の自分の1カップ上が理想なやつ」
「あぁ~あるあるだね。Bの子はC欲しいって言ったりするよね」
「めんどくさいけどな~。服もオーバーサイズ気味になるし。
ま、オーバーサイズ好きだからいいけど」
「いいんかーい!」
ヨルコと花弁(れんか)が3周目を終え、4周目に入る。
するとサッカー部の部員が校庭に出てきた。その中には雲善(うんぜん)もいた。
雲善はヨルコと花弁が走っているのを見つけ、走っていき、ヨルコと花弁と並走する。
「お疲れ様です!イサさん!あとおつー!花弁(れんか)ー!」
「お疲れ…様です…」
「余裕そうな顔…腹立つ…」
「なはは~。今何周目っすか?」
「4周目です」
「お。じゃあ、あと1周?」
「4周目、はっ…だって、はっ…言ってん、はっ…だろ、はっ
…あと、はっ…2周だ、はっ…バカ、はっ…」
はっはっはっはっ言いながら雲善(うんぜん)に言う花弁(れんか)。
「あぁ。なるほど。4周目か」
平気な顔をして走る雲善。その様子を遠目から見る糸と嶺杏(れあ)。
「なんか増えた」
「ほんとだ」
「雲善じゃん」
「サッカーの練習着かな」
「だろうね」
雲善は黒の「Soccer Cooker」と書かれたTシャツに
黒に金色と赤色のラインが入ったハーフパンツ。
これまた黒に金色と赤色のラインが入ったスパイクを履いていた。
ぐるぅ~っと回って糸と嶺杏(れあ)の近くまで来た。スタートラインを過ぎたので
「ラスト」
と嶺杏(れあ)が糸に言う。
「ラストー!」
と糸が叫ぶ。雲善(うんぜん)が走った流れで糸と嶺杏(れあ)の座っている水飲み場に腰掛ける。
「お2人さんはぁ~、あれ?記録係?」
「そ」
「そゆことー」
「花弁(れんか)とも仲良くなった感じ?」
「なったなったー」
糸が足をバタバタさせながら答える。
「それはなぜに?」
「今の見ればわかるくね?」
嶺杏(れあ)がヨルコと花弁を目で追いながら呟く。
「あぁ~。居残り組か」
「そーゆーこった」
「なーるほーどねー。てかさ、イサさんってどんな人?」
「どんなとは?」
「んん~…」
「いや、見切り発車かい!」
糸がツッコむ。
「たとえばぁ~、好きな食べ物とか」
「知らん」
「知らない」
糸と嶺杏(れあ)がハモる。
「好きなアーティストとか」
「知らん」
「知らない」
またハモる。
「好きなブランド」
「知らん」
「知らない」
「好きなタイプ」
「知らん」
「知らない」
「好きなゲーム」
「知らん」
「知らない」
「好きなキャラクターとか」
「知らん」
「知らない」
「好きなサッカー選手」
「聞かん」
「それな」
「なんも知らんやん」
と雲善(うんぜん)が笑う。
「たしかに」
「今度聞いてみよっか」
「んじゃ、オレにも伝達よろー」
「なぜに」
「ん?この提案したのオレじゃん?」
「…」

たしかに

と思う嶺杏(れあ)。すると
「雲善ー!アップ始めんぞー!」
と部員に呼ばれる雲善(うんぜん)。
「おけーす!んじゃ、頼んだぞ女楽国(にょたくに)!」
「私(あたし)!?」
無邪気な笑顔で手を振りながら走っていく雲善。
「糸だね。報告頼んだっ…はぁ~…あぁ…」
あくびをする嶺杏(れあ)。
「ちょっと待って」
糸が珍しく真面目な顔をする。
「どしたん」
糸の珍しい真面目顔に嶺杏(れあ)も少し動揺する。
「雲善(うんぜん)ってさ。風善(ふうぜん)くんのお兄ちゃんでしょ?」
なぜか風善にだけ「くん」をつける糸。
「そうだね」
そこに疑問を抱かない嶺杏(れあ)。
「しかも双子」
「うん」
「一卵性」
「知らんけど」
「顔同じじゃん?」
「区別つかんくらいにね」
「で、サッカー部じゃん?」
「その中でもうまいらしいじゃん」
「え。雲善って結構スペック高いんじゃね?」
と言う糸に「え。ガチで言ってんの?」というのを無言で表情だけで伝える嶺杏(れあ)。
雲善(うんぜん)は度々振り返り、糸と嶺杏(れあ)に笑顔で手を振る。
「ほら、見てみ?あの笑顔だって風善(ふうぜん)くんと同じよ?やっぱスペック高いって」
と言った瞬間、雲善がずっこけた。
「あっ」
ズサッ。砂埃が立つ。その様子をジト目で見つめる糸。
「ごめん。スペック高い発言取り消す」
「うん。賢明だ」
一方体育館でもバスケ部のアップが始まっていた。
風善(ふうぜん)がバスケ部の他の部員たちとストレッチ
体育館の内周、体育館の端から端までダッシュなどをしているとき
体育館の応援席がある2階では
「いいねぇ~。あったまってきたじゃん」
「だね。あったまってきたあったまってきた」
大騒乱スパイクファミリーズのアップはすでに完了した名良(なら)と琴道(ことみち)は
本格的な試合を始めた。
「お疲れぇ~」
「お疲れー」
「はあぁ…はあぁ…」
息も絶え絶えの花弁(れんか)。
「ありがと~」
全然大丈夫なヨルコ。
「ヨルコー。よゆーっすね」
「まあね」
ヨルコと花弁(れんか)は用紙に記録を記入する。
「外周ー」
とサッカー部がストレッチを終えて外周を始めた。
「よかったね。あれと一緒に走らずに済んで」
「ま、途中少し一緒に走ったけどね」
「あのバカのヨユー顔。まあまあ腹立ったわ」
「んじゃ、帰りましょか」
「だね」
ヨルコ、花弁(れんか)、糸、嶺杏(れあ)は更衣室へと向かった。
「んん~互角。イメージだけど、琴道(ことみち)うまいだろうなぁ~って思ってたから
なんか意外だわ。オレが強いのか?」
「いや。オレそんな強くないから。ヲタクへの偏見ですぜ?」
「あぁそれか。オタクだからだ」
「ヲタクでも弱い人、ザラにいるから。たぶん。知らんけど」
「ま。休憩しますか」
「そうしますか」
ということで一旦休憩することにした。2人で伸びをする。めちゃくちゃシンクロした。
「オレ飲み物買いに行くけど…」
どうする?と言おうとしたのを察して
琴道がスクールバッグからペットボトルを取り出す。
「なるほど。じゃあ、ちょっと行ってくるわ」
「おけー」
名良(なら)は自動販売機がある場所まで向かった。
「私飲み物買ってくるね」
ヨルコが言う。
「あぁ~、一緒に行こうって言おうとしたけど、私更衣室にあるわ」
「いいいい。ありがと。私1人でちゃっっと行って、ちゃっっと戻るから」
「そお?」
「ちょっと行ってくる」
ヨルコが駆け足で自動販売機がある場所まで向かった。
ヨルコが自動販売機がある場所に到着すると
「あ」
「お」
名良(なら)が先にいて、自動販売機前で何を買うか悩んでいた。
「持久走お疲れ様でした」
頭を下げる名良。
「あ、ありがとうございます」
頭を下げるヨルコ。
「なに買うか悩んでたの?」
「うん。イサさんはラブデリ(ラブ・デリシャスの略称)?」
「まあぁ~そうかな」
すると名良はラブ・デリシャスのボタンを押して交通系電子マネーをかざす。ピッ。ゴトンッ。
半透明なカバーを上げ、ラブ・デリシャスを取り出す。
「はい」
ヨルコに差し出す名良(なら)。
「え。あ、ありがとう。お金」
「いいよ。持久走お疲れ様ってのと
…まあ、転校してきたー…歓迎?みたいな、お祝い的なやつ」
ヨルコが名良からラブ・デリシャスを受け取る。
「…いいの?」
と少し俯き気味だが、視線は名良に向けた、名良からしたら上目遣いで言うヨルコ。
そのあまりの可愛さに驚き、目を大きく見開き、ドキッっとしてしまう名良。
「う、うん。ようこそ猫井戸高校へ」
謎に観光大使みたいになる名良(なら)。
クスッっと笑うヨルコ。その笑顔も可愛く、ドキッっとしてしまう名良。

おい。どうした。お前、変だぞ?

と心の中で自分に言う名良。
「ようこそされました!」
ラブ・デリシャスで敬礼するヨルコ。その可愛い仕草にもまたドキッっとしてしまう名良。
「あ、ちなみに私のおすすめはねぇ~…」
自動販売機のラインナップを人差し指で指しながら眺める。
人差し指をクルクルと飲み物を追いながら回し
「これっ」
ピッ。という音がしてボタンが青く光る。
「じゃ、ありがとね紺堂くん!また明日ね!」
とラブ・デリシャスを持った手で手を振りながら走り去っていくヨルコ。
「…かわ…いいのは可愛いんだよ。うん。別に変じゃない変じゃない」
ヨルコの残り香にまたドキッっとする名良。
「ん"ん"っ」
喉を鳴らす名良。青く光っているボタンの飲み物を見る。
「ショートケーキ茶?…なんだそれ」
と思ったものの交通系電子マネーをかざし、ピッ。ガタンッ。購入した名良(なら)。
プルタブを開け、匂いを嗅いでみる。
「…ん?」
もう一度嗅ぐ。
「イチゴの香りが強いか?」
恐る恐る飲んでみる。
「…んん~…」
もう一度飲んでみる。
「…なんだこれ」
なんだこれだった。ショートケーキ茶を片手に体育館の2階の応援席へと戻った。
「名良、なにそれ。ショートケーキ茶?」
「うん。うちの高校、変なの売ってるな」
「それを買う名良ね」
「まあぁ~、ね」
缶を口にあてながら喋ったため、少しこもって、少し反響した声だった。
パキバリパキパキ。新品のペットボトル特有の音をさせながらキャップを開けるヨルコ。
飲み口に口をつける。スポーツドリンク、ラブ・デリシャスが喉を伝う。
「美味しっ!」
と驚いた後に更衣室へ戻った。
制服に着替えて正門まで歩くヨルコ、花弁(れんか)、糸、嶺杏(れあ)。
「この後ひーま?」
と聞こうとした糸だが、ヨルコと花弁が持久走終わりなのを思い出し
まるで固形の言葉が口から出るのを防いでいるように
頬をプクーと膨らまし、両手で押さえる糸。
「どしたん。吐きそうなん?」
少し心配する嶺杏(れあ)。
「っぷぅ~…」
空気が抜ける音をさせる糸。
「いや。ごめんごめん。なんでもないのだよ」
その後なんでもない話をしながら帰っていった。
大騒乱スパイクファミリーズに一区切りをつけて、ワールド メイド ブロックスを2人で行った。
体育館でバスケ部の練習試合が始まり、それを見たりした。
風善(ふうぜん)は圧巻の活躍ぶりだった。
「すごい…マンガみたい」
「それかアニメ?」
「うん」
「でもたしかに、群を抜いてうまいね」
風善のかく汗、綺麗な黒髪の先から飛ぶ汗、キラキラ輝いていた。
「シュー!ット!」
ズバーン!と、それこそマンガやアニメのように
ゴールのネットに、回転するボールがシュルシュルシュルっと音をさせて落ちる。
「フゥー!雲善(うんぜん)様のっ?まるで雲のようにっ?ドリブルテクニックで?
相手をすり抜けて?華麗にゴールですよ。いや、ほんと。
自分のぉ~?あっ才能には?うん。たまに怖くなっちゃうときがあるよね?うん」
誰も聞いていない。そんなこんなでバスケ部もサッカー部も終わり
雲善(うんぜん)はサッカー部の部員たちと
風善(ふうぜん)はバスケ部の部員たちと少し話してから別れ
「名ー良(なら)!琴みーち!」
と合流した。
「雲善、ありがと」
「ふー。ありがと」
雲善と風善にサティスフィーを返す名良と琴道。
「うい!お安い御用やで!」
「楽しかった?」
「楽しかった楽しかった」
4人で帰り始める。
「名良、なにそれ」
風善(ふうぜん)が指指す。
「あ、これ?ショートケーキ茶」
「ショートケーキ茶!?なにそれ」
「なにそれって。…ショートケーキ茶だよ」
「うまいん?」
「んん~…んん~って感じ?」
「なんだそれ」
そんなこんなでみんな家に帰った。
「んん~…」
名良はショートケーキ茶の缶を眺める。
「癖になるかも」
と言いながら名良も家に帰った。
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