奇跡と言う名のフォトグラファー

命を宿さない「物」と会話をする事が出来る少年ハヤテ。周囲からの偏見をものともしないハヤテは、病気に対する無理解から、同様に差別を受ける少女ヒカリと出会う。運命的な邂逅を果たした二人は幼いながらも支え合い、数少ない理解者である互いの両親達に見守られながら成長していく。
24h.ポイント 0pt
0
小説 192,157 位 / 192,157件 ライト文芸 7,621 位 / 7,621件

あなたにおすすめの小説

涙の味に変わるまで【完結】

真名川正志
ライト文芸
28歳の山上正道(やまがみまさみち)は、片思いの初恋の相手である朝日奈明日奈(あさひなあすな)と10年ぶりに再会した。しかし、核シェルターの取材に来ていた明日奈は、正道のことを憶えていなかった。やがて核戦争が勃発したことがニュースで報道され、明日奈と正道は核シェルターの中に閉じ込められてしまい――。 (おかげ様で完結しました。応援ありがとうございました)

僕の恋は死の病

慈こころ
ライト文芸
──人の恋を蔑んだ罰で、僕は『恋をすると死ぬ運命』を課せられてしまった。 希原凪はそれから恋に怯え、人と距離を取り、孤独な日々を送る。だがそんな日々は白石灯真という少年に崩されて……?

なぁ どうせ知らないんだろう? 俺の初恋──それが、いつだったのかを

弓月
ライト文芸
「君のおかげで俺は、今日まで、無事に、死に損ないだ」  ひとりぼっちの俺は  記憶をなくして路頭に迷う  ひとりの女の子に出会った。  君は…熱い飲み物が苦手で  車が嫌いで、木登りが好きだった。  俺は君のことが苦手で  周りの視線が嫌いで、孤独が好きだった。  ……なぁ  どうせ知らないんだろう?  俺の初恋──それが、いつだったのかを。

私たちはリアルを愛せない

星空永遠
ライト文芸
少女は架空のキャラクターに恋をしていた。推しとは少し違う。少女はキャラクターが実際に存在してるようにキャラクターと会話をしたり、キャラクターと交際してるかのように二人きりになると普通の男女のようにイチャイチャする。実在の他者には恋をせず、惹かれもしない。そんな少女はフィクトセクシュアルという心の病を抱えている。これは誰にも理解されない。少女と同じように少年もまた同じ悩みを抱えていた。

思い出の国のイブ

凪司工房
青春
汚染物質により外出が制限され、授業は仮想世界の教室で受けるような世界。 中学生の五十嵐夢月(いがらしむつき)はこっそりと抜け出し、近所に見つけた廃墟の遊園地で時間を潰す。 そこで不思議な玉を見つけ、中を覗き込むと、誰かの思い出を体験することができた。 その思い出をもう使われていないネットの掲示板へと書き込むと、翌日に返信があった。 そこから夢月の人生は大きく変容していく。

九龍城砦奇譚

菰野るり
ライト文芸
舞台は返還前の香港九龍城。 極彩色の洗濯物なびかせながら 飛行機が啓徳空港へ降りてゆく。 何でも屋のジョニーに育てられたアンディは10才。国籍も名字もない。 少年と少女の出逢いと青春を 西洋と東洋の入り混じる香港を舞台に 雑多な異国の風俗や景色 時代の波と絡めながら描く

僕が伯爵と呼ばれる7日の間に

五十五 望 <いそい ぼう>
ライト文芸
固く閉ざされた館の扉が1年に2日間だけ開く、レ・ジュルネ・デュ・パトリモアンヌ。 その日、パリ市内に位置する17世紀の城館を訪れたその人は、悲鳴を上げた。 ———なかったからだ。そこにあるべき絵が。 自分のジェンダー感覚の違和感に揺らぐ一人の男と、彼が唯一執着を覚える17世紀の女性。 そしてその面影を持つ、謎の女…… そこに生まれるものは、果たして愛なのか? それとも…… バロック時代に描かれた1枚の肖像画を巡って交錯する、迷える男女の心の物語を、作者オリジナルの挿絵を交えて紡ぎ出す。

【取り下げ予定】愛されない妃ですので。

ごろごろみかん。
恋愛
王妃になんて、望んでなったわけではない。 国王夫妻のリュシアンとミレーゼの関係は冷えきっていた。 「僕はきみを愛していない」 はっきりそう告げた彼は、ミレーゼ以外の女性を抱き、愛を囁いた。 『お飾り王妃』の名を戴くミレーゼだが、ある日彼女は側妃たちの諍いに巻き込まれ、命を落としてしまう。 (ああ、私の人生ってなんだったんだろう──?) そう思って人生に終止符を打ったミレーゼだったが、気がつくと結婚前に戻っていた。 しかも、別の人間になっている? なぜか見知らぬ伯爵令嬢になってしまったミレーゼだが、彼女は決意する。新たな人生、今度はリュシアンに関わることなく、平凡で優しい幸せを掴もう、と。 *年齢制限を18→15に変更しました。