530 / 706
第八章
8-12
しおりを挟む
彼女が村人たちの眼前で倒れた時、
『この場合はぁ「お姫様抱っこ」で運ばなきゃダメっしょぉ♪』
声を上げたのはゴゼン。
当然の如く面白半分の「困惑するラディッシュ見たさ」のからかいであったが、企み通り、
『えぇ!?』
露骨に戸惑うラディッシュ。
多くの人々の目の前で、女性を「お姫様抱っこ」して運ぶなど「晒し者」以外の何物でもなく、基本的に注目を集める事が苦手な陰キャ勇者は、
「ごぉ、ゴゼンさんが運んであげたらぁ?!」
すかさず逆提案。
すると彼は半笑いで首を横に振り、
「ボクはぁまだ死にたくないんだョん♪」
周囲を見回す姿に、
「?」
釣られて周囲を見回すと、
「!」
そこには血の涙でも流しそうな苦悶の顔する、リンドウの信者(コアなファン)となった村人たちの目が。
村の恩人であり、国の英雄でもあり、ラミウムの後継者でもあるラディッシュが抱っこするならいざ知らず、ゴゼンの素性を知らない村人たちにとって彼は、
《「どこの馬の骨」とも知れぬ、単なる「チャラ男」が!》
そんな男が「神(アイドル)を姫抱っこする」など暴動を招きかねない行為であり、流石のラディッシュもそれが分かるだけに、
「…………」
針の筵(むしろ)の中で、腹を括って「意識を失ったリンドウ」をお姫様抱っこ。
顔から火の出そうな赤面顔で、彼女を宿まで運んだのであった。
道中も、ヒソヒソと笑う村人たちの「好奇の目」に晒されながら。
運んだ当人と、運ばれた当人は、
(い、言えないよぉ……)
(き、訊けないしぃ……)
顔を背け合い、
((き、気マズイ……))
微妙な空気。
そんな中、
『御飯が冷めちゃのでぇすぅ♪』
助け船を出してくれたのは、パストリス。
本当は違う意味合い(嫉妬)からなのかも知れなかったが、
「そっ、そうだねぇ♪」
ラディッシュは出された舟に即座に飛び乗り、
「よぉ、良かったコレを食べてぇよ、リンドウさぁん♪ 味は薄目だけど、今の弱った体に刺激物は毒だからぁ♪」
横たわる彼女に目線の高さに、笑顔でトレーを差し出した。
そこにあったのは、
「これはぁ何しぃ?」
一人前サイズの土鍋であり、
「土鍋って言うんだ♪」
蓋を外すと、中はホカホカとした湯気が上がる「塩粥」。
しかし、
(うぅ……)
躊躇いを覚えるリンドウ。
それが何であるか分からない彼女にとって差し出された物とは、
(何しぃ、コレぇ……)
白いような、半透明のような、得体の知れないドロドロとした、謎の半固体、謎の半液体。
先の件(親子丼)を顧みれば、「食わず嫌い」であるのは本人的にも明らかであったが、知らない物は誰だって恐ろしいもの。
(に……ニオイは、イイけどぉ、しぃ……)
思わず息を呑むと、察したパストリスが背中を押すように、
「体が弱っている時に食べるとぉ体にとても沁みるのでぇす♪ オイシイのでぇす♪」
優しく微笑み、
「(ボクが)食べさせてあげるのでぇす♪」
するとすかさずチィックウィードも、お姉さんぶりたいお年頃なのか、
「チィもぉ♪」
天使の笑顔で声を上げたがリンドウは、
(こぉ、これじゃアーシはぁ介護されてるみたいしぃ!)
百人の天世人序列二位としてのプライドから、得も言われぬ恥ずかしさから、
『じぃ、自分でぇ食べられるしぃ!』
戸惑い笑いの声を上げ、ラディッシュからトレーを受け取ろうとしたが、
「いぃ?!」
絶句。
悲し気な顔して、
「動けない、しぃ……」
「「「…………」」」
意気消沈する彼女に、ラディッシュ達は苦笑。
結局、パストリスとチィックウィードの介助の下、食事をする事となり、
(うぅ……このアーシが……百人の天世人の序列二位のアーシが……)
ショックを隠し切れない「横たえた彼女」を両脇から支え、
「ハイ、はぁ~い♪ ゆっくりと起こすのでぇすぅ♪」
「ハイ、なぉ~♪」
半身を優しく、そぉっと起こす「ロリと幼女」。
彼女の苦悩などお構いなしの、容赦ない病人扱いで。
そして幼女は、土鍋で熱々の湯気を立てる塩粥を木製スプーンでヒトすくい、
「アツアツなぉ♪ チィが「フウフウ」してぇあげるなぉ♪」
目の前で息を吹きかけ、
(ちょ、ちょっと吹き過ぎなんじゃないしぃ……?!)
懸念通りの冷めきったところで、
「はぁ~い♪ おクチを、あぁ~んなぉ♪」
お姉さん気取りに、
「…………」
もはや、諦めの境地。
促されるまま口を開き、流し込まれた塩粥に、
(冷めきってる、しぃ……)
困惑したのも束の間、舌の味蕾が味を認識すると、
「うぅ…………」
思わず涙が溢れ、
『え? アレぇ?! リンドウさぁん、口に合わなかったぁ!?』
慌てるラディッシュと幼女たち。
すると動けぬ彼女は涙ながらに、
「何ざぁ~ごれぇ~~~!」
鼻腔を抜けるほのかな柑橘系の香りに、
「ウマ過ぎなんじぃ~~~!」
喜びながらも、
『ざぁっぎぃの料理もぉ素直に食べればぁ良かっだのじぃ~!』
後悔し、
「アぁージぉおバカぁあぁあぁ~~~」
意地を張った「さっきの自分」を叱り飛ばした。
そんな彼女の様子にラディッシュ達三人は、安堵の笑みを見せ合い、
「「「…………」」」
数日後には「ロリと幼女」の献身のお蔭か、体調がすっかり戻った彼女は満面の、キラッキラの弾ける笑顔で、
『みんなぁ! お待たせぇしぃいぃぃぃ♪』
『『『『『『『『『『お待たせぇしぃ♪♪♪』』』』』』』』』』
揃いの法被とハチマキをした信者と言う名のコアなファン達に囲まれ、真のアイドルと化していた。
天世人の容姿はあえてそのまま「天世レイヤーアイドル」として。
その姿に、
「(リンドウちゃんは)中世に来た目的を忘れてなくねぇ?」
「チヤホヤされて調子に乗って、ホント馬鹿じゃないの!」
奔放が信条でありながら困惑を見せるゴゼンと、憤慨の中に「羨ましさ」を窺わせるヒレンであった。
一応は「天世の布教活動」と称するアイドル活動に勤しむリンドウと、ナンパに勤しむゴゼン。
そして同じ悩み(大き過ぎる胸のサイズ)で意気投合したドロプウォートから、密かに紹介された「GL系同人誌」にド嵌(は)まりし、彼女と「魂の同盟」を結んで読み耽るヒレン。
中世に来た本来の目的(ラディッシュの勧誘)を忘れてしまったかのような穏やかな日々は、ゆるやかに過ぎて行った。
『この場合はぁ「お姫様抱っこ」で運ばなきゃダメっしょぉ♪』
声を上げたのはゴゼン。
当然の如く面白半分の「困惑するラディッシュ見たさ」のからかいであったが、企み通り、
『えぇ!?』
露骨に戸惑うラディッシュ。
多くの人々の目の前で、女性を「お姫様抱っこ」して運ぶなど「晒し者」以外の何物でもなく、基本的に注目を集める事が苦手な陰キャ勇者は、
「ごぉ、ゴゼンさんが運んであげたらぁ?!」
すかさず逆提案。
すると彼は半笑いで首を横に振り、
「ボクはぁまだ死にたくないんだョん♪」
周囲を見回す姿に、
「?」
釣られて周囲を見回すと、
「!」
そこには血の涙でも流しそうな苦悶の顔する、リンドウの信者(コアなファン)となった村人たちの目が。
村の恩人であり、国の英雄でもあり、ラミウムの後継者でもあるラディッシュが抱っこするならいざ知らず、ゴゼンの素性を知らない村人たちにとって彼は、
《「どこの馬の骨」とも知れぬ、単なる「チャラ男」が!》
そんな男が「神(アイドル)を姫抱っこする」など暴動を招きかねない行為であり、流石のラディッシュもそれが分かるだけに、
「…………」
針の筵(むしろ)の中で、腹を括って「意識を失ったリンドウ」をお姫様抱っこ。
顔から火の出そうな赤面顔で、彼女を宿まで運んだのであった。
道中も、ヒソヒソと笑う村人たちの「好奇の目」に晒されながら。
運んだ当人と、運ばれた当人は、
(い、言えないよぉ……)
(き、訊けないしぃ……)
顔を背け合い、
((き、気マズイ……))
微妙な空気。
そんな中、
『御飯が冷めちゃのでぇすぅ♪』
助け船を出してくれたのは、パストリス。
本当は違う意味合い(嫉妬)からなのかも知れなかったが、
「そっ、そうだねぇ♪」
ラディッシュは出された舟に即座に飛び乗り、
「よぉ、良かったコレを食べてぇよ、リンドウさぁん♪ 味は薄目だけど、今の弱った体に刺激物は毒だからぁ♪」
横たわる彼女に目線の高さに、笑顔でトレーを差し出した。
そこにあったのは、
「これはぁ何しぃ?」
一人前サイズの土鍋であり、
「土鍋って言うんだ♪」
蓋を外すと、中はホカホカとした湯気が上がる「塩粥」。
しかし、
(うぅ……)
躊躇いを覚えるリンドウ。
それが何であるか分からない彼女にとって差し出された物とは、
(何しぃ、コレぇ……)
白いような、半透明のような、得体の知れないドロドロとした、謎の半固体、謎の半液体。
先の件(親子丼)を顧みれば、「食わず嫌い」であるのは本人的にも明らかであったが、知らない物は誰だって恐ろしいもの。
(に……ニオイは、イイけどぉ、しぃ……)
思わず息を呑むと、察したパストリスが背中を押すように、
「体が弱っている時に食べるとぉ体にとても沁みるのでぇす♪ オイシイのでぇす♪」
優しく微笑み、
「(ボクが)食べさせてあげるのでぇす♪」
するとすかさずチィックウィードも、お姉さんぶりたいお年頃なのか、
「チィもぉ♪」
天使の笑顔で声を上げたがリンドウは、
(こぉ、これじゃアーシはぁ介護されてるみたいしぃ!)
百人の天世人序列二位としてのプライドから、得も言われぬ恥ずかしさから、
『じぃ、自分でぇ食べられるしぃ!』
戸惑い笑いの声を上げ、ラディッシュからトレーを受け取ろうとしたが、
「いぃ?!」
絶句。
悲し気な顔して、
「動けない、しぃ……」
「「「…………」」」
意気消沈する彼女に、ラディッシュ達は苦笑。
結局、パストリスとチィックウィードの介助の下、食事をする事となり、
(うぅ……このアーシが……百人の天世人の序列二位のアーシが……)
ショックを隠し切れない「横たえた彼女」を両脇から支え、
「ハイ、はぁ~い♪ ゆっくりと起こすのでぇすぅ♪」
「ハイ、なぉ~♪」
半身を優しく、そぉっと起こす「ロリと幼女」。
彼女の苦悩などお構いなしの、容赦ない病人扱いで。
そして幼女は、土鍋で熱々の湯気を立てる塩粥を木製スプーンでヒトすくい、
「アツアツなぉ♪ チィが「フウフウ」してぇあげるなぉ♪」
目の前で息を吹きかけ、
(ちょ、ちょっと吹き過ぎなんじゃないしぃ……?!)
懸念通りの冷めきったところで、
「はぁ~い♪ おクチを、あぁ~んなぉ♪」
お姉さん気取りに、
「…………」
もはや、諦めの境地。
促されるまま口を開き、流し込まれた塩粥に、
(冷めきってる、しぃ……)
困惑したのも束の間、舌の味蕾が味を認識すると、
「うぅ…………」
思わず涙が溢れ、
『え? アレぇ?! リンドウさぁん、口に合わなかったぁ!?』
慌てるラディッシュと幼女たち。
すると動けぬ彼女は涙ながらに、
「何ざぁ~ごれぇ~~~!」
鼻腔を抜けるほのかな柑橘系の香りに、
「ウマ過ぎなんじぃ~~~!」
喜びながらも、
『ざぁっぎぃの料理もぉ素直に食べればぁ良かっだのじぃ~!』
後悔し、
「アぁージぉおバカぁあぁあぁ~~~」
意地を張った「さっきの自分」を叱り飛ばした。
そんな彼女の様子にラディッシュ達三人は、安堵の笑みを見せ合い、
「「「…………」」」
数日後には「ロリと幼女」の献身のお蔭か、体調がすっかり戻った彼女は満面の、キラッキラの弾ける笑顔で、
『みんなぁ! お待たせぇしぃいぃぃぃ♪』
『『『『『『『『『『お待たせぇしぃ♪♪♪』』』』』』』』』』
揃いの法被とハチマキをした信者と言う名のコアなファン達に囲まれ、真のアイドルと化していた。
天世人の容姿はあえてそのまま「天世レイヤーアイドル」として。
その姿に、
「(リンドウちゃんは)中世に来た目的を忘れてなくねぇ?」
「チヤホヤされて調子に乗って、ホント馬鹿じゃないの!」
奔放が信条でありながら困惑を見せるゴゼンと、憤慨の中に「羨ましさ」を窺わせるヒレンであった。
一応は「天世の布教活動」と称するアイドル活動に勤しむリンドウと、ナンパに勤しむゴゼン。
そして同じ悩み(大き過ぎる胸のサイズ)で意気投合したドロプウォートから、密かに紹介された「GL系同人誌」にド嵌(は)まりし、彼女と「魂の同盟」を結んで読み耽るヒレン。
中世に来た本来の目的(ラディッシュの勧誘)を忘れてしまったかのような穏やかな日々は、ゆるやかに過ぎて行った。
0
お気に入りに追加
47
あなたにおすすめの小説
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
公爵家三男に転生しましたが・・・
キルア犬
ファンタジー
前世は27歳の社会人でそこそこ恋愛なども経験済みの水嶋海が主人公ですが…
色々と本当に色々とありまして・・・
転生しました。
前世は女性でしたが異世界では男!
記憶持ち葛藤をご覧下さい。
作者は初投稿で理系人間ですので誤字脱字には寛容頂きたいとお願いします。
チート幼女とSSSランク冒険者
紅 蓮也
ファンタジー
【更新休止中】
三十歳の誕生日に通り魔に刺され人生を終えた小鳥遊葵が
過去にも失敗しまくりの神様から異世界転生を頼まれる。
神様は自分が長々と語っていたからなのに、ある程度は魔法が使える体にしとく、無限収納もあげるといい、時間があまり無いからさっさと転生しちゃおっかと言いだし、転生のため光に包まれ意識が無くなる直前、神様から不安を感じさせる言葉が聞こえたが、どうする事もできない私はそのまま転生された。
目を開けると日本人の男女の顔があった。
転生から四年がたったある日、神様が現れ、異世界じゃなくて地球に転生させちゃったと・・・
他の人を新たに異世界に転生させるのは無理だからと本来行くはずだった異世界に転移することに・・・
転移するとそこは森の中でした。見たこともない魔獣に襲われているところを冒険者に助けられる。
そして転移により家族がいない葵は、冒険者になり助けてくれた冒険者たちと冒険したり、しなかったりする物語
※この作品は小説家になろう様、カクヨム様、ノベルバ様、エブリスタ様でも掲載しています。
僕の従魔は恐ろしく強いようです。
緋沙下
ファンタジー
僕は生まれつき体が弱かった。物心ついた頃から僕の世界は病院の中の一室だった。
僕は治ることなく亡くなってしまった。
心配だったのは、いつも明るく無理をして笑うお母さん達の事だった。
そんな僕に、弟と妹を授ける代わりに別の世界に行って見ないか?という提案がもたらされた。
そこで勇者になるわけでもなく、強いステータスも持たない僕が出会った従魔の女の子
処女作なのでご迷惑かける場面が多数存在するかもしれません。気になる点はご報告いただければ幸いです。
---------------------------------------------------------------------------------------
プロローグと小説の内容を一部変更いたしました。
異世界でぼっち生活をしてたら幼女×2を拾ったので養うことにした
せんせい
ファンタジー
自身のクラスが勇者召喚として呼ばれたのに乗り遅れてお亡くなりになってしまった主人公。
その瞬間を偶然にも神が見ていたことでほぼ不老不死に近い能力を貰い異世界へ!
約2万年の時を、ぼっちで過ごしていたある日、いつも通り森を闊歩していると2人の子供(幼女)に遭遇し、そこから主人公の物語が始まって行く……。
―――
うっかり女神さまからもらった『レベル9999』は使い切れないので、『譲渡』スキルで仲間を強化して最強パーティーを作ることにしました
akairo
ファンタジー
「ごめんなさい!貴方が死んだのは私のクシャミのせいなんです!」
帰宅途中に工事現場の足台が直撃して死んだ、早良 悠月(さわら ゆずき)が目覚めた目の前には女神さまが土下座待機をして待っていた。
謝る女神さまの手によって『ユズキ』として転生することになったが、その直後またもや女神さまの手違いによって、『レベル9999』と職業『譲渡士』という謎の職業を付与されてしまう。
しかし、女神さまの世界の最大レベルは99。
勇者や魔王よりも強いレベルのまま転生することになったユズキの、使い切ることもできないレベルの使い道は仲間に譲渡することだった──!?
転生先で出会ったエルフと魔族の少女。スローライフを掲げるユズキだったが、二人と共に世界を回ることで国を巻き込む争いへと巻き込まれていく。
※9月16日
タイトル変更致しました。
前タイトルは『レベル9999は転生した世界で使い切れないので、仲間にあげることにしました』になります。
仲間を強くして無双していく話です。
『小説家になろう』様でも公開しています。
オタクおばさん転生する
ゆるりこ
ファンタジー
マンガとゲームと小説を、ゆるーく愛するおばさんがいぬの散歩中に異世界召喚に巻き込まれて転生した。
天使(見習い)さんにいろいろいただいて犬と共に森の中でのんびり暮そうと思っていたけど、いただいたものが思ったより強大な力だったためいろいろ予定が狂ってしまい、勇者さん達を回収しつつ奔走するお話になりそうです。
投稿ものんびりです。(なろうでも投稿しています)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる