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第六章
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巨木の高枝の上に、不敵な笑みを浮かべて一行を見下ろす一人の少女が、腕組みして仁王立ちしていた。
とんがり帽子を被った、ピンクに近い「薄赤い虹彩」が印象的な、愛らしい面立ちの少女ではあったが、
『『『『『『ッ!?』』』』』』
ドロプウォート達女性陣はラディッシュの両眼を一斉に手で覆い、ターナップもさっと眼を背け、チィックウィードとオキザリスの女児二人も、男児二人の両眼を即座に両手で覆い隠し、一行が謎の行動を見せる中、インディカだけは、
『まっ、マビィぜぇ……』
食い入るように少女を見上げ、見上げられた謎の少女は高飛車に「ふふん♪」と一笑い、
「隠したところでアタシの魅力からは逃れられないわよ♪」
余裕の笑みを見せると、
『『『『『『そっちがカクセぇ!!!』』』』』』
女子一同からの一斉ツッコミ。
謎の少女は、
「?」
インディカが向ける熱視線の先を眼で辿り、
『ッ!!!』
羞恥で顔を真っ赤に、
『ナニ見てるのよぉーーーッ!』
スカートの裾を大慌てで押さえた。
それもその筈、彼女が着ている服は「地世の導師」が纏うローブをゴスロリ風に可愛く改良した、魔女っ娘を意識したと思われる膝上ミニスカワンピ。
そんな服を着て「高枝で仁王立ち」などしていれば、どんな景色を披露する羽目になるかなど言うまでも無く、今日の勝負下着を大々的に「お披露目」してしまった彼女は、
『見るなぁああぁっぁあぁぁ!』
懸命に裾を押さえた結果、女子組が呆れ顔して見上げる前で、
「「「「「「あ……」」」」」」
枝から落下。
((((((おちた……))))))
深い藪の中でドサッと音を立てるなり、
「きゃふ!」
短い悲鳴を上げ、ツッコミどころ満載に、
「「「「「「「「「「「…………」」」」」」」」」」」
両眼を解放された男子組と事の成り行きを黙って見ていると、謎の少女は何事も無かったかのような振る舞いで藪の中からスッと立ち上がり、服に付いた埃をパンパンと叩(はた)き落とすと、改めてラディッシュ達にビシッと人差し指を向け、
『このアタシの動揺を誘うなんてぇやるわねぇアンタ達ぃ!』
誤魔化しは明らか。
羞恥を残した憤慨顔に、微妙なジト目の勇者組が、
(((((((((((メンドクサ……)))))))))))
心の中でツッコミを向けると、
(…………)
見透かされたと察する謎の少女は、流石にバツが悪そうな表情を一瞬こそ垣間見せたが、あえて「その辺り」には触れず、ツンとした態度を「引くに引けない気力」でカバーし、
『アタシの名前はサロワートよ! 覚える事を特別に許可してあげるわ! それと、さっき「見た物」は全部忘れなさぁい!』
癇に障る上から目線の「ドジな魔女っ娘」の自己紹介ではあったが、色々な意味で魅了された様子のインディカがズイッと一歩前に出て、本人にとっての「渾身の決め顔」で、
「オレっちぁ「インディカ」っス! いずれはぁ大司教になってぇ天下を取る漢ッス!」
しかしサロワートは短いため息の後、
『暑苦し男は大っ嫌い!』
『のぉッ!?』
露骨な嫌悪感を露わ、男心を瞬でへし折る捨て台詞に、苦悶の短い悲鳴と共に膝から崩れ落ちるインディカ。
両手を地に着き、
(お、オレっち暑苦し……渾身が……オレっちのぉ……)
ショックを隠せない様子で居たが、そんな彼の落ち込みようをドロプウォートはミジンコほども気に留めず、彼女を真っ直ぐ見据えると、
『貴方は、地世の七草ですわねぇ! 過去の文献で名前を見た気がしますわ!』
「「「「「「え!?」」」」」」
勇者組の仲間たちが驚きザワつく中、サロワートは「ふふぅん♪」と一笑い、
「流石はオエナンサ家の一人娘ぇ、よく知ってるわねぇ♪ と、言うより「先祖返り」と言った方が褒め言葉かしらぁ♪」
皮肉の笑みに、ドロプウォートが苛立ちを滲ませる緊迫のさ中、落ち込んでいたインディカがハッと何かに気付いた様子で顔を上げ、
「地世の七草だとぉ……?」
息を呑んで彼女を見つめ、
「ってこたぁ、まさかぁ……」
((((((((((まさか?))))))))))+(まさか?)
ラディッシュ達+一人(サロワート)の視線が自然と集まる中、彼は唐突に驚愕した表情で、
『とんでもねぇ「大(おお)ババァ」なのかぁ?!』
途端にニプルウォートは大笑い。
「アハハハハハハハ! ソイツは確かにさぁ♪」
ラディッシュ達も「笑ってはサロワートに悪い」と思いつつ、インディカの素っ頓狂な驚きに笑いを誘われ、笑いを堪え切れない様子で居ると、彼女は笑われた恥ずかしさと怒りが相まって、顔から火が出そうな赤面顔して、
『女性に歳の事を言うな! それにアタシ達は齢を取らないのよォ、この鳥頭ぁ!』
『とっ、鳥頭とか言うんじゃねぇ! ちょっとマビィからって調子に乗りやがってぇ! コイツはオレっちの「矜持」だ!』
『何が「キョウジ」よ意味分かって言ってんのぉ! それにアタシは「ちょっと」じゃなく「ダイブカワイイ」のよぉ!』
『んだとぉ!』
『何よぉ!』
程度の低い罵り合いに発展、
(あぁ~もぅ話が進みませんですわぁ!)
ドロプウォートはシビレを切らせ、
『地世の七草が「不帰の森」で何をしていますの! それに先程の「困る」とは、どう言う意味ですのぉ!』
話を本筋に、強引に戻すと、サロワートは「彼女の焦り」に機嫌を直した様子で「ふふん♪」と一笑い、
「地世の人間が中世で「何をしているか」なんてぇ、聞くまでも無いでしょ♪」
『何ですってぇ!』
彼女を放置する訳にはいかないと判断したドロプウォート。刀の柄に手を掛けると、サロワートは不敵な笑みを見せつけながら、
「知りたかったら「妖人の村」に来るのねぇ♪」
姿を森の闇に、次第に溶け込ませ、
『おっ、御待ちなさぁいですわぁ!』
駆け寄ろうとした彼女の制止を聞かず、完全に消え去り、
「…………」
ドロプウォートは立ち尽くした。
得も言われ不安に苛まれ、
(復興半ばのこの国に、今度はどの様な災いをもたらそうとしていますの……)
その姿を巨木の上から見下ろすのは、
「…………」
姿を消した筈のサロワート。
ミニスカローブの前を押さえながら、ドロプウォートの傍らに優しく歩み寄るラディッシュの姿に目を留め、
(ふぅ~ん。アレが「ラミィのお気入り」の……聞いてた話ほどのぉイイ男じゃないわねぇ)
嘲笑い、
(村に戻って歓迎の準備をしなくちゃねぇ♪)
背を向け、
(アタシを失望させるんじゃないわよぉ、今の時代の勇者たちぃ)
不敵な笑みを浮かべると、森の奥へと姿を消して行った。
しかし、キメ顔の彼女は気付いていなかった。
必死に押さえる裾の反対側。
後ろが木から落ちた拍子にめくれ上がり、ゆるいクマキャラのバックプリントが露わになっていた事に。
とんがり帽子を被った、ピンクに近い「薄赤い虹彩」が印象的な、愛らしい面立ちの少女ではあったが、
『『『『『『ッ!?』』』』』』
ドロプウォート達女性陣はラディッシュの両眼を一斉に手で覆い、ターナップもさっと眼を背け、チィックウィードとオキザリスの女児二人も、男児二人の両眼を即座に両手で覆い隠し、一行が謎の行動を見せる中、インディカだけは、
『まっ、マビィぜぇ……』
食い入るように少女を見上げ、見上げられた謎の少女は高飛車に「ふふん♪」と一笑い、
「隠したところでアタシの魅力からは逃れられないわよ♪」
余裕の笑みを見せると、
『『『『『『そっちがカクセぇ!!!』』』』』』
女子一同からの一斉ツッコミ。
謎の少女は、
「?」
インディカが向ける熱視線の先を眼で辿り、
『ッ!!!』
羞恥で顔を真っ赤に、
『ナニ見てるのよぉーーーッ!』
スカートの裾を大慌てで押さえた。
それもその筈、彼女が着ている服は「地世の導師」が纏うローブをゴスロリ風に可愛く改良した、魔女っ娘を意識したと思われる膝上ミニスカワンピ。
そんな服を着て「高枝で仁王立ち」などしていれば、どんな景色を披露する羽目になるかなど言うまでも無く、今日の勝負下着を大々的に「お披露目」してしまった彼女は、
『見るなぁああぁっぁあぁぁ!』
懸命に裾を押さえた結果、女子組が呆れ顔して見上げる前で、
「「「「「「あ……」」」」」」
枝から落下。
((((((おちた……))))))
深い藪の中でドサッと音を立てるなり、
「きゃふ!」
短い悲鳴を上げ、ツッコミどころ満載に、
「「「「「「「「「「「…………」」」」」」」」」」」
両眼を解放された男子組と事の成り行きを黙って見ていると、謎の少女は何事も無かったかのような振る舞いで藪の中からスッと立ち上がり、服に付いた埃をパンパンと叩(はた)き落とすと、改めてラディッシュ達にビシッと人差し指を向け、
『このアタシの動揺を誘うなんてぇやるわねぇアンタ達ぃ!』
誤魔化しは明らか。
羞恥を残した憤慨顔に、微妙なジト目の勇者組が、
(((((((((((メンドクサ……)))))))))))
心の中でツッコミを向けると、
(…………)
見透かされたと察する謎の少女は、流石にバツが悪そうな表情を一瞬こそ垣間見せたが、あえて「その辺り」には触れず、ツンとした態度を「引くに引けない気力」でカバーし、
『アタシの名前はサロワートよ! 覚える事を特別に許可してあげるわ! それと、さっき「見た物」は全部忘れなさぁい!』
癇に障る上から目線の「ドジな魔女っ娘」の自己紹介ではあったが、色々な意味で魅了された様子のインディカがズイッと一歩前に出て、本人にとっての「渾身の決め顔」で、
「オレっちぁ「インディカ」っス! いずれはぁ大司教になってぇ天下を取る漢ッス!」
しかしサロワートは短いため息の後、
『暑苦し男は大っ嫌い!』
『のぉッ!?』
露骨な嫌悪感を露わ、男心を瞬でへし折る捨て台詞に、苦悶の短い悲鳴と共に膝から崩れ落ちるインディカ。
両手を地に着き、
(お、オレっち暑苦し……渾身が……オレっちのぉ……)
ショックを隠せない様子で居たが、そんな彼の落ち込みようをドロプウォートはミジンコほども気に留めず、彼女を真っ直ぐ見据えると、
『貴方は、地世の七草ですわねぇ! 過去の文献で名前を見た気がしますわ!』
「「「「「「え!?」」」」」」
勇者組の仲間たちが驚きザワつく中、サロワートは「ふふぅん♪」と一笑い、
「流石はオエナンサ家の一人娘ぇ、よく知ってるわねぇ♪ と、言うより「先祖返り」と言った方が褒め言葉かしらぁ♪」
皮肉の笑みに、ドロプウォートが苛立ちを滲ませる緊迫のさ中、落ち込んでいたインディカがハッと何かに気付いた様子で顔を上げ、
「地世の七草だとぉ……?」
息を呑んで彼女を見つめ、
「ってこたぁ、まさかぁ……」
((((((((((まさか?))))))))))+(まさか?)
ラディッシュ達+一人(サロワート)の視線が自然と集まる中、彼は唐突に驚愕した表情で、
『とんでもねぇ「大(おお)ババァ」なのかぁ?!』
途端にニプルウォートは大笑い。
「アハハハハハハハ! ソイツは確かにさぁ♪」
ラディッシュ達も「笑ってはサロワートに悪い」と思いつつ、インディカの素っ頓狂な驚きに笑いを誘われ、笑いを堪え切れない様子で居ると、彼女は笑われた恥ずかしさと怒りが相まって、顔から火が出そうな赤面顔して、
『女性に歳の事を言うな! それにアタシ達は齢を取らないのよォ、この鳥頭ぁ!』
『とっ、鳥頭とか言うんじゃねぇ! ちょっとマビィからって調子に乗りやがってぇ! コイツはオレっちの「矜持」だ!』
『何が「キョウジ」よ意味分かって言ってんのぉ! それにアタシは「ちょっと」じゃなく「ダイブカワイイ」のよぉ!』
『んだとぉ!』
『何よぉ!』
程度の低い罵り合いに発展、
(あぁ~もぅ話が進みませんですわぁ!)
ドロプウォートはシビレを切らせ、
『地世の七草が「不帰の森」で何をしていますの! それに先程の「困る」とは、どう言う意味ですのぉ!』
話を本筋に、強引に戻すと、サロワートは「彼女の焦り」に機嫌を直した様子で「ふふん♪」と一笑い、
「地世の人間が中世で「何をしているか」なんてぇ、聞くまでも無いでしょ♪」
『何ですってぇ!』
彼女を放置する訳にはいかないと判断したドロプウォート。刀の柄に手を掛けると、サロワートは不敵な笑みを見せつけながら、
「知りたかったら「妖人の村」に来るのねぇ♪」
姿を森の闇に、次第に溶け込ませ、
『おっ、御待ちなさぁいですわぁ!』
駆け寄ろうとした彼女の制止を聞かず、完全に消え去り、
「…………」
ドロプウォートは立ち尽くした。
得も言われ不安に苛まれ、
(復興半ばのこの国に、今度はどの様な災いをもたらそうとしていますの……)
その姿を巨木の上から見下ろすのは、
「…………」
姿を消した筈のサロワート。
ミニスカローブの前を押さえながら、ドロプウォートの傍らに優しく歩み寄るラディッシュの姿に目を留め、
(ふぅ~ん。アレが「ラミィのお気入り」の……聞いてた話ほどのぉイイ男じゃないわねぇ)
嘲笑い、
(村に戻って歓迎の準備をしなくちゃねぇ♪)
背を向け、
(アタシを失望させるんじゃないわよぉ、今の時代の勇者たちぃ)
不敵な笑みを浮かべると、森の奥へと姿を消して行った。
しかし、キメ顔の彼女は気付いていなかった。
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