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第五章
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数分と待たずにフライパンの蓋を取ると、醤油に甘みが加わった、独特の甘辛い香りが周囲に解放され、ラディッシュの料理の虜であるドロプウォート達が腹を鳴らす中、ターナップが大き目の木椀に盛った米の上にそれを汁と共にかけるように乗せ、盆の上に味噌汁と共に乗せると、ラディッシュは満面の笑顔で、
『完成でぇす!』
先ずは元老院の御歴歴の三人の前とミネズの前に置き、次に調理時間の短い「親子丼」ゆえに追加分もサッと作ると、それは自分たちの前に並べ置いた。
空腹から待ち切れず、
『『『『『『『いただきまぁあぁぁすぅ!』』』』』』』
料理対決であったのも忘れ食べ始めるラディッシュ達。
当然の事ながら仲間たちは「美味い美味しい」の嵐であったが、初めて目にしたスパイダマグは、表情こそ一枚布で隠れ分からなかったが、
「…………」
戸惑いの動き。
正直な話で、
(たっ、確かに、食欲をそそる香りではありますが……何でしょうか、このブヨブヨした卵は……?)
躊躇いを隠せなかった。
しかしラディッシュ達や、幼いチィックウィードのガッツキ振りに触発され、
「…………」
恐る恐るスプーンで一口食べるなり、
『のぉおぉぉおおおおぉおぉぉぉおぉぉぉぉッ!!!』
衝撃を受けた彼は後に部下たちにこう語ったと言う、
≪自分はあの時、神を見た≫
そしてコマクサから下された判定は、
『勝者は!』
一同が固唾を呑む中、
『ミネズ総料理長ぉーーーッ!』
高らかに宣言された。
物言いたげに視線を伏す、重鎮の一人チョウカイを横目に。
勝者となったミネズは鼻高々、
「正当な結果ですなぁ♪」
ドヤ顔で言ってのける中、
『意義ありですわァ!』
激しく異を唱えたのはドロプウォート。
仲間たちも続々と、
「その判定はおかしいだろぅさ!」
「でぇすでぇす! ヘンなのでぇす!」
「どう言う基準の結果ですのよ!」
「ヘンなのぉ! ヘンなのぉ!」
天世を崇める司祭の立場であるターナップも堪らず、
『ちょっと待てぇやコラァアァ!』
声を荒げた。
彼ら、彼女たちの怒りは当然である。
何故なら元老院の御歴歴の三人は、ミネズの料理には手を付けたにもかかわらず、ラディッシュの料理を一口も口にせず、判定を下したのだから。
流石にチョウカイが何ごとかの弁明を口にする動きを見せたが、それより先、ミネズが元老院の三人の考えを代弁するが如く、
『黙れぇ! 異世界人と中世人どもがァア!』
差別的に一喝した上で、
「天世人が食えぬ料理を作って何とするか! それでも貴様は「料理人」かァアァァ!」
「いえ、あの、僕は料理人じゃなくて勇者で、」
『だっ、黙らっしゃぁい! その様な泥だか何だかわからない物を香りで誤魔化し、元老院の方々の体調を崩す気ですか!』
自身の言い間違いも含め、激昂でうやむやにしようとした。
するとスパイダマグがすかさず、
『御待ち下さぁい!』
立ち上がって声を上げ、
「天世人である自分も食しておりますが体に異変などは、」
庇いだてると、ミネズは不敵な笑みを浮かべながら、
「宮廷内で素顔を晒す事を許されぬ「下賤の出自」ゆえに粗飯に慣れ、腹の一つも下さんのであろう?」
(…………)
黙り込むスパイダマグ。
そこに存在するのは逆らえぬほどの「絶対的階級制」か、天世特有の「文化的背景」なのかは定かでないが、その様な理不尽を目の当たりにし、
『何なのですの「この茶番」はァ!』
黙って居られないのはドロプウォート。
にわかにザワつき始める野次馬元老院たちを前にしながらも、他者を見下す言動に怒りを露わ、
『ラディは天世に持ち込む食材ゆえに、教会で予め浄化した物だけを持ち込んでいましてですわ! 故に、天世人である彼が体調に異変をきたさないのは当然ですわ! それを「こじつけ」に出自まで罵るなど言語道断ッ! 国の中枢に居る者の一人として、その様な分別もなく国民を侮蔑するなど恥を知りなさァアァい!』
歯に衣着せぬ物言いで叱責し、
(!)
スパイダマグが小さな気付きを見せた一方で、
『失敬ぇえぇなぁあっ!』
逆上するミネズ。
元老院の御歴歴が揃う前で「先祖返りと蔑む者」に叱られ、おめおめ引き下がるなど恥の上塗りでしかなく、
「さっ、裁定に不服があったからと言って論点をずらしぃ! アタクシを侮辱する気なのですかァ!」
「料理人の端くれでしたら「食して判断なさい」と申しているのですわァ!」
「何を馬鹿なァ! その様に「しおれたキノコ」や、ブヨブヨとした「気味の悪い玉子」など食さずと分かァるわ! なればこそ元老院の方々も、」
食す必要がないと言い放とうとした刹那、スパイダマグが指で小さな合図を送ると、
『『『『なっ!?』』』』
コマクサ、チョウカイ、ハイマツ、そしてミネズが、突如現れた親衛隊の隊員たちに羽交い締めにされ、
『なっ、何をするか、キサマ等ぁ!』
『血迷うたかぁスパイダマグゥ!』
『オマエ達ぃ! 離さぬかぁ!』
『げ、元老院の方々にまでこの様な事をしてぇタダで済むと思っていますわのォ!』
喚く四人に対し、スパイダマグは無視する様な更なる指示を無言で出し、残りの隊員たちがラディッシュの親子丼をスプーンでヒトすくい、ハクサンも使っていた天世の「浄化ふりかけ」をまぶしてそれなりの気遣いを見せつつ、あがく四人の口の中に、
「「「「!」」」」
容赦なくねじ込んだ。
その強引さは、隊長を悪し様に言われた事に対する嫌がらせも含めてか。
「「「「!!!」」」」
慌てて吐き出す様な「拒否反応」を垣間見せる四人。
『完成でぇす!』
先ずは元老院の御歴歴の三人の前とミネズの前に置き、次に調理時間の短い「親子丼」ゆえに追加分もサッと作ると、それは自分たちの前に並べ置いた。
空腹から待ち切れず、
『『『『『『『いただきまぁあぁぁすぅ!』』』』』』』
料理対決であったのも忘れ食べ始めるラディッシュ達。
当然の事ながら仲間たちは「美味い美味しい」の嵐であったが、初めて目にしたスパイダマグは、表情こそ一枚布で隠れ分からなかったが、
「…………」
戸惑いの動き。
正直な話で、
(たっ、確かに、食欲をそそる香りではありますが……何でしょうか、このブヨブヨした卵は……?)
躊躇いを隠せなかった。
しかしラディッシュ達や、幼いチィックウィードのガッツキ振りに触発され、
「…………」
恐る恐るスプーンで一口食べるなり、
『のぉおぉぉおおおおぉおぉぉぉおぉぉぉぉッ!!!』
衝撃を受けた彼は後に部下たちにこう語ったと言う、
≪自分はあの時、神を見た≫
そしてコマクサから下された判定は、
『勝者は!』
一同が固唾を呑む中、
『ミネズ総料理長ぉーーーッ!』
高らかに宣言された。
物言いたげに視線を伏す、重鎮の一人チョウカイを横目に。
勝者となったミネズは鼻高々、
「正当な結果ですなぁ♪」
ドヤ顔で言ってのける中、
『意義ありですわァ!』
激しく異を唱えたのはドロプウォート。
仲間たちも続々と、
「その判定はおかしいだろぅさ!」
「でぇすでぇす! ヘンなのでぇす!」
「どう言う基準の結果ですのよ!」
「ヘンなのぉ! ヘンなのぉ!」
天世を崇める司祭の立場であるターナップも堪らず、
『ちょっと待てぇやコラァアァ!』
声を荒げた。
彼ら、彼女たちの怒りは当然である。
何故なら元老院の御歴歴の三人は、ミネズの料理には手を付けたにもかかわらず、ラディッシュの料理を一口も口にせず、判定を下したのだから。
流石にチョウカイが何ごとかの弁明を口にする動きを見せたが、それより先、ミネズが元老院の三人の考えを代弁するが如く、
『黙れぇ! 異世界人と中世人どもがァア!』
差別的に一喝した上で、
「天世人が食えぬ料理を作って何とするか! それでも貴様は「料理人」かァアァァ!」
「いえ、あの、僕は料理人じゃなくて勇者で、」
『だっ、黙らっしゃぁい! その様な泥だか何だかわからない物を香りで誤魔化し、元老院の方々の体調を崩す気ですか!』
自身の言い間違いも含め、激昂でうやむやにしようとした。
するとスパイダマグがすかさず、
『御待ち下さぁい!』
立ち上がって声を上げ、
「天世人である自分も食しておりますが体に異変などは、」
庇いだてると、ミネズは不敵な笑みを浮かべながら、
「宮廷内で素顔を晒す事を許されぬ「下賤の出自」ゆえに粗飯に慣れ、腹の一つも下さんのであろう?」
(…………)
黙り込むスパイダマグ。
そこに存在するのは逆らえぬほどの「絶対的階級制」か、天世特有の「文化的背景」なのかは定かでないが、その様な理不尽を目の当たりにし、
『何なのですの「この茶番」はァ!』
黙って居られないのはドロプウォート。
にわかにザワつき始める野次馬元老院たちを前にしながらも、他者を見下す言動に怒りを露わ、
『ラディは天世に持ち込む食材ゆえに、教会で予め浄化した物だけを持ち込んでいましてですわ! 故に、天世人である彼が体調に異変をきたさないのは当然ですわ! それを「こじつけ」に出自まで罵るなど言語道断ッ! 国の中枢に居る者の一人として、その様な分別もなく国民を侮蔑するなど恥を知りなさァアァい!』
歯に衣着せぬ物言いで叱責し、
(!)
スパイダマグが小さな気付きを見せた一方で、
『失敬ぇえぇなぁあっ!』
逆上するミネズ。
元老院の御歴歴が揃う前で「先祖返りと蔑む者」に叱られ、おめおめ引き下がるなど恥の上塗りでしかなく、
「さっ、裁定に不服があったからと言って論点をずらしぃ! アタクシを侮辱する気なのですかァ!」
「料理人の端くれでしたら「食して判断なさい」と申しているのですわァ!」
「何を馬鹿なァ! その様に「しおれたキノコ」や、ブヨブヨとした「気味の悪い玉子」など食さずと分かァるわ! なればこそ元老院の方々も、」
食す必要がないと言い放とうとした刹那、スパイダマグが指で小さな合図を送ると、
『『『『なっ!?』』』』
コマクサ、チョウカイ、ハイマツ、そしてミネズが、突如現れた親衛隊の隊員たちに羽交い締めにされ、
『なっ、何をするか、キサマ等ぁ!』
『血迷うたかぁスパイダマグゥ!』
『オマエ達ぃ! 離さぬかぁ!』
『げ、元老院の方々にまでこの様な事をしてぇタダで済むと思っていますわのォ!』
喚く四人に対し、スパイダマグは無視する様な更なる指示を無言で出し、残りの隊員たちがラディッシュの親子丼をスプーンでヒトすくい、ハクサンも使っていた天世の「浄化ふりかけ」をまぶしてそれなりの気遣いを見せつつ、あがく四人の口の中に、
「「「「!」」」」
容赦なくねじ込んだ。
その強引さは、隊長を悪し様に言われた事に対する嫌がらせも含めてか。
「「「「!!!」」」」
慌てて吐き出す様な「拒否反応」を垣間見せる四人。
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