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手にした一振りの剣に、
(な、何なんですの……この剣は……)
嫉妬心も忘れ、思わず息を呑むドロプウォート。言葉では表現できない、その圧倒的存在感に。
緊張した面持ちで剣を鞘から静かに抜き出し刀身を見つめると、そこに映りしは、美しき波模様の刃文(はもん)に浮かぶ自身の顔。
(まるで吸い込まれそうな程の「美しい輝き」ですわぁ……しかしそれでいて堅牢……)
畏敬にも似た感情を以て食い入る様に見惚れていたが、その時ラミウムは、
(コイツはぁ日本刀?! まさかラディの記憶が……)
それは自身のチカラの弱まりを意味し、内心で焦りを覚えていた。
そこへ追い打ちをかける様に、
『椅子車と同様ぅ、ソイツも勇者様の発案ですじゃ♪』
(!)
親方の声が。
彼女の内なる不安など知る由も無い親方は他意無く、笑顔で、しかし更に不安を煽る様な感心しきりで、
「叩いて「不純物を取り除く」ってのはやっておりましたがぁ、まさぁか粘土の様に、折り返し折り返し叩くってぇ発想にはぁ驚きましたわぁい」
すると褒められ慣れていないラディッシュが照れ臭そうに、
「いやぁ~僕だけのチカラじゃ出来なかったですよぉ~。金属の選定や作業工程に関しては、親方の発想じゃないですかぁ~木工職人とは思えない、見事な御手前でした♪」
一流の職人技を目の当たりに出来たのか、ホクホク顔を見せ、
「カァーカッカッ! 嬉しい事を申されるぅ。田舎の職人ってのは、何でも出来ないと食ってけねぇでしてなぁ♪」
笑い合う二人に、ラミウムが言葉を選ぶように、
「ら、ラディ……」
「?」
「アンタまさか記憶が……」
(!)
いつもと微妙に違う彼女の空気を、敏感に感じ取るラディッシュ。
咄嗟の判断で、
「ううん。ぜぇんぜぇ~ん♪」
明るく軽く、笑って見せ、
「単純に「紙を折り畳んでいけば丈夫になるから」って思い付きで、それを親方に伝えただけだよ」
「そ、そうかぁい」
微かな動揺を残す彼女の微笑に、
(ラミィって意外と繊細だから「自分の怪しい声が聞こえた話」は、ラミィの体が良くなるまで黙っておこう……)
自身の不安は腹の底にそっと押し留め、何事にも気付いていないかの様な口振りで、
「それがどぅかしたのぉ?」
いつものユルイ笑顔で首を傾げると、
「ケぇ! 何でもないさぇねぇ!」
通常営業に戻ったラミウムは、
「アタシだけ特別だと思っていたのにさぁね!」
皮肉った笑みを浮かべ、
「それでぇ、パストの装備はどうなってるのさぁねぇ? パストの装備も、単なる「腕当て」と「脛当て」って訳じゃないんだろぅ?」
すると親方が、
「当然ですじゃわい♪」
高笑いしながら、
「基本的に素手で戦う武闘家のパストリス様の動きを邪魔しない様に、肘から手首、両前腕部のみを覆う「腕当て」には、剣に用いた技術を応用し、そこらの手甲なんぞ薄氷に思える強度を持っておりますのじゃ。それは「脛当て」も同じで、しかも「両腕当て」の下には短剣を隠し備え、ドロプウォート様から伝授されたと言う剣技も使える様にしてありますじゃ」
パストリスは早速装備して見ると、
「す、凄いでぇす! とってぇも頑丈だしぃ、これならドロプに買ってもらった服の下に装備が隠れるでぇすぅ!」
「カァーカッカッ! それも勇者様の発想なのですじゃあ♪」
するとラディッシュが補足する様に、屈託ない笑顔で、
「せっかくカワイイのに、無骨な装備が丸見えだと台無しだからね♪」
「かっ、可愛い……」
ボッと赤くなるパストリス。
その恥じらいの表情と、ドロプウォートとラミウムが向ける刺す様なジト目に、
「!」
ラディッシュは自身の言葉足らずにハッと気付き、
「あっ! かっ、可愛いって言うのは「買ってもらった服」がねぇ! あっ、もっ、勿論パストさんもぉだけどぉおぉ!」
しどろもどろで取り繕っていると、
「カァーカッカッ! 若いとは良いですじゃなぁ♪」
親方は弟子と共に、愉快そうに高笑い。
しかし、
「ですがぁじゃ勇者様ぁ」
「?」
「パストリス様の装備に、剣に施した様な「強化の天法」を、本当にしなくて良いので? その分の強度を多少でも補う為に、過剰に重くなってしもうたがぁ……」
ラディッシュの判断は、妖人であり、地法を用いて戦うパストリスを考慮しての決断であった。
天法と地法はプラス極とマイナス極の様な物。
彼女にとって天法が付与された装備を使うとは「チカラの差し引かれ」でしかなく、とは言え彼女が妖人である事実を親方たちに明かす訳にはいかず、
「うん。大丈夫♪」
笑顔で答え、パストリスには、
「重さは全然気にならないよね?」
表面上は「重さ」を尋ねて見せ、その実、
(妖人の件は、僕に任せておいてね♪)
アイコンタクト。
キャッチしたパストリスも笑顔で、表面上は「はい」と答えつつ、
(信じてますでぇす♪)
連携の確認が取れ、心の内で安堵するラディッシュではあったが、
「「…………」」
ラミウム、ドロプウォートの物言いたげな眼差しに晒され内心で冷や汗、表面上は平静を装い親方には、
「ま、前に説明した通りぃ、パストさんの家は「天法に頼り過ぎない暮らし」を心掛ける宗派の家柄で、ぼ、僕はソレを尊重してあげたいんだよぉ♪」
パストリスを守る為と頭では理解しつつ、信頼してくれている相手に「嘘」を話している自身に、
(ちょっと心が痛いぃ……)
罪悪感を覚えてはいた。
とは言え、今は亡き盗賊村の村人(妖人)たちが「天法に頼り過ぎない暮らし(※正確に頼れない暮らし)」を送っていたのは事実であり、その事実を心の拠り所に、
(親方さん、ターナップさん、村のみなさん、本当の事を話せなくてゴメンなさぁい!)
心の中で頭を下げた。
するとラミウムが「彼の内なる苦悩」を察してか、唐突に、
「そう言やぁラディ」
「?」
「アンタの分は無いのかぁい?」
「!」
待っていましたとばかり、二ッと歯を見せ親方と笑い合うラディッシュ。
(な、何なんですの……この剣は……)
嫉妬心も忘れ、思わず息を呑むドロプウォート。言葉では表現できない、その圧倒的存在感に。
緊張した面持ちで剣を鞘から静かに抜き出し刀身を見つめると、そこに映りしは、美しき波模様の刃文(はもん)に浮かぶ自身の顔。
(まるで吸い込まれそうな程の「美しい輝き」ですわぁ……しかしそれでいて堅牢……)
畏敬にも似た感情を以て食い入る様に見惚れていたが、その時ラミウムは、
(コイツはぁ日本刀?! まさかラディの記憶が……)
それは自身のチカラの弱まりを意味し、内心で焦りを覚えていた。
そこへ追い打ちをかける様に、
『椅子車と同様ぅ、ソイツも勇者様の発案ですじゃ♪』
(!)
親方の声が。
彼女の内なる不安など知る由も無い親方は他意無く、笑顔で、しかし更に不安を煽る様な感心しきりで、
「叩いて「不純物を取り除く」ってのはやっておりましたがぁ、まさぁか粘土の様に、折り返し折り返し叩くってぇ発想にはぁ驚きましたわぁい」
すると褒められ慣れていないラディッシュが照れ臭そうに、
「いやぁ~僕だけのチカラじゃ出来なかったですよぉ~。金属の選定や作業工程に関しては、親方の発想じゃないですかぁ~木工職人とは思えない、見事な御手前でした♪」
一流の職人技を目の当たりに出来たのか、ホクホク顔を見せ、
「カァーカッカッ! 嬉しい事を申されるぅ。田舎の職人ってのは、何でも出来ないと食ってけねぇでしてなぁ♪」
笑い合う二人に、ラミウムが言葉を選ぶように、
「ら、ラディ……」
「?」
「アンタまさか記憶が……」
(!)
いつもと微妙に違う彼女の空気を、敏感に感じ取るラディッシュ。
咄嗟の判断で、
「ううん。ぜぇんぜぇ~ん♪」
明るく軽く、笑って見せ、
「単純に「紙を折り畳んでいけば丈夫になるから」って思い付きで、それを親方に伝えただけだよ」
「そ、そうかぁい」
微かな動揺を残す彼女の微笑に、
(ラミィって意外と繊細だから「自分の怪しい声が聞こえた話」は、ラミィの体が良くなるまで黙っておこう……)
自身の不安は腹の底にそっと押し留め、何事にも気付いていないかの様な口振りで、
「それがどぅかしたのぉ?」
いつものユルイ笑顔で首を傾げると、
「ケぇ! 何でもないさぇねぇ!」
通常営業に戻ったラミウムは、
「アタシだけ特別だと思っていたのにさぁね!」
皮肉った笑みを浮かべ、
「それでぇ、パストの装備はどうなってるのさぁねぇ? パストの装備も、単なる「腕当て」と「脛当て」って訳じゃないんだろぅ?」
すると親方が、
「当然ですじゃわい♪」
高笑いしながら、
「基本的に素手で戦う武闘家のパストリス様の動きを邪魔しない様に、肘から手首、両前腕部のみを覆う「腕当て」には、剣に用いた技術を応用し、そこらの手甲なんぞ薄氷に思える強度を持っておりますのじゃ。それは「脛当て」も同じで、しかも「両腕当て」の下には短剣を隠し備え、ドロプウォート様から伝授されたと言う剣技も使える様にしてありますじゃ」
パストリスは早速装備して見ると、
「す、凄いでぇす! とってぇも頑丈だしぃ、これならドロプに買ってもらった服の下に装備が隠れるでぇすぅ!」
「カァーカッカッ! それも勇者様の発想なのですじゃあ♪」
するとラディッシュが補足する様に、屈託ない笑顔で、
「せっかくカワイイのに、無骨な装備が丸見えだと台無しだからね♪」
「かっ、可愛い……」
ボッと赤くなるパストリス。
その恥じらいの表情と、ドロプウォートとラミウムが向ける刺す様なジト目に、
「!」
ラディッシュは自身の言葉足らずにハッと気付き、
「あっ! かっ、可愛いって言うのは「買ってもらった服」がねぇ! あっ、もっ、勿論パストさんもぉだけどぉおぉ!」
しどろもどろで取り繕っていると、
「カァーカッカッ! 若いとは良いですじゃなぁ♪」
親方は弟子と共に、愉快そうに高笑い。
しかし、
「ですがぁじゃ勇者様ぁ」
「?」
「パストリス様の装備に、剣に施した様な「強化の天法」を、本当にしなくて良いので? その分の強度を多少でも補う為に、過剰に重くなってしもうたがぁ……」
ラディッシュの判断は、妖人であり、地法を用いて戦うパストリスを考慮しての決断であった。
天法と地法はプラス極とマイナス極の様な物。
彼女にとって天法が付与された装備を使うとは「チカラの差し引かれ」でしかなく、とは言え彼女が妖人である事実を親方たちに明かす訳にはいかず、
「うん。大丈夫♪」
笑顔で答え、パストリスには、
「重さは全然気にならないよね?」
表面上は「重さ」を尋ねて見せ、その実、
(妖人の件は、僕に任せておいてね♪)
アイコンタクト。
キャッチしたパストリスも笑顔で、表面上は「はい」と答えつつ、
(信じてますでぇす♪)
連携の確認が取れ、心の内で安堵するラディッシュではあったが、
「「…………」」
ラミウム、ドロプウォートの物言いたげな眼差しに晒され内心で冷や汗、表面上は平静を装い親方には、
「ま、前に説明した通りぃ、パストさんの家は「天法に頼り過ぎない暮らし」を心掛ける宗派の家柄で、ぼ、僕はソレを尊重してあげたいんだよぉ♪」
パストリスを守る為と頭では理解しつつ、信頼してくれている相手に「嘘」を話している自身に、
(ちょっと心が痛いぃ……)
罪悪感を覚えてはいた。
とは言え、今は亡き盗賊村の村人(妖人)たちが「天法に頼り過ぎない暮らし(※正確に頼れない暮らし)」を送っていたのは事実であり、その事実を心の拠り所に、
(親方さん、ターナップさん、村のみなさん、本当の事を話せなくてゴメンなさぁい!)
心の中で頭を下げた。
するとラミウムが「彼の内なる苦悩」を察してか、唐突に、
「そう言やぁラディ」
「?」
「アンタの分は無いのかぁい?」
「!」
待っていましたとばかり、二ッと歯を見せ親方と笑い合うラディッシュ。
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