【完結】旦那様が私に一切興味がないのは好都合。冒険者として名を上げてみせましょう!

桃月とと

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13 勘違いは渦を巻いて膨らむばかり

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小さかったあの子が私の身長を追い抜いた。中身は純粋なあの子のままで、私の後をついて歩く姿は親鳥を知った雛のようだ。だから向けられる好意に怖気づいてしまう。屈託もなく笑うあの子を手放さなければならない日は遠くない。私の本性を知ったらこの子はどう思うのだろう。今日も私は親鳥を演じる。(了)2020.01.11

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