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第一部 悪役令嬢の幼少期
26.5 英雄 【第一部 番外編】
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貴族達は不思議だった。オルデン家の当主は剣も魔法も優秀な、長子のジェド・オルデンを嫡子には選ばなかった。オルデン家の他の子供達も優秀ではあるが、彼に勝ることはないだろう。
「ジェドお兄様が当主になるべきよ!」
ジェドの妹は彼の代わりに憤った。彼女のもう一人の兄、オルデン家の次男チェイスは優秀ではあるが優しすぎて、当主としては不適格だと思っていた。実際、周りからの評価を気にしているようだったが、嫡子を降りたいとは決して言わなかった。
「あいつも周囲から認められるよう頑張っているのは知っているだろう? マーシャも支えてやってくれ」
「それはわかっています! ですが到底ジェドお兄様の上をいけるとは思いませんわ!」
「先のことはまだわからないさ」
優しくまだ若い妹の頭を撫でた。
「そうです。あなたが口を出すことではありません」
現当主である彼らの母は、娘の不用意な発言を嗜めた。家臣達に聞かれでもしたらまた変な噂がたってしまう。
ジェドのあの人間を超越したような剣技は、呪いであると。
だから当主には選ばれなかったのだと。
その噂の通り、ジェドは呪われていた。だけどそれはこの国を救う呪いだ。間もなくこの国は大きな戦争に巻き込まれるだろう。そうすれば、彼の呪いは一層強まり、この国を救う代わりに狂って死ぬ。過去のオルデンの呪われし者達がそうだったように。
「俺は戦うために生まれたんだ。剣には自信があるが貴族同士の駆け引きってのはどうも性分にあわん。それは知っているだろう?」
ジェドは悪戯っぽく笑ってみせたが、妹がまだ納得していないのがわかった。それくらい彼の能力は突出していたのだ。
「失礼いたします」
当主の側近が緊張した面持ちで何かを報告しているのがわかった。
「戦争が始まりました」
母親は無表情に告げた。前から準備していたのだ。息子の前で絶対に取り乱すことはしないと。自分が怖がることによって、息子自身が傷ついたり、恐怖と不安を思い出させないために。
彼女の息子はまもなく狂って死ぬだろう。
ジェド・オルデンが出陣した戦場は必ず敵国の兵の死体が惨たらしく積み上げられていた。そして彼はいつもその高く積み上げられた屍の上に立つのだ。とても誇り高いオルデンの人間がすることではない。周囲はこの残酷な気質が彼が嫡子になれない原因だとだ理解した。だが彼の残した戦績は凄まじく、いつしかこの国の英雄と呼ばれるようになっていた。
その英雄は戦場ではいつも一人だった。戦が終わると剣を遠ざけ、一人野営のテントに入りうずくまっていた。戦争は終わろうとしていたが、彼は驚異的な精神力で自我を保っていた。
そして戦争に勝利した。間違いなくジェドの功績が大きい。皆彼の凱旋を楽しみに待っていた。だが、彼が王都へ戻ってくることはなかった。
「化け物め」
帰路の途中、どこかの誰かが呟いた。
その言葉で、かろうじて保たれていたジェドの自我が崩壊した。ここまで保てていたことが奇跡に近かったのだ。周囲の兵士達は、王命に従って彼に刃を向けた。
ジェドは何度も思った、なんで自分なんだ。なんで他の兄弟じゃないんだ。チェイスは生き残れてずるい。マーシャなんて戦場にすら出ていない。ずるいずるいずるいずるいずるいずるいずるいずるいずるいずるいずるいずるいいやだいやだいやだいやだいやだ。こんなに痛い目にあって、こんなに苦しんで、こんなに憎しみに支配されて。
兵士達を殺しながら、兵士達に刺されながら、兵士達にこの身を焼かれながら、これまで必死に堰き止めてきたどこからか湧いてくる憎しみに身を委ねた。
「兄上!!!」
真っ赤な髪の毛の若者が二人飛び出してきた。そんな所にいたら自分に殺されてしまうのに、躊躇うことなく向かってくる。
「チェ……イス……マーシャ……」
自分がまだ言葉を話せたことに驚いた。そして一瞬、頭の中を支配していた憎しみが消えた。
ああ、呪われたのが自分でよかった。チェイスやマーシャじゃなくてよかった。そう思えたことが、何より良かった。
(よかった……よかった……)
そうして、ジェドは封印された。
「先のことはどうなるかわかりません……!」
最後に聞いたのは泣きながら叫んでいる優しい弟妹の声だった。
(どうか自分で最後であってくれ……)
チェイスの子もマーシャの子も……愛しい自分の子孫達が、どうか自分と同じ運命にさらされないことを目を閉じて祈った。
次に目が覚めた時、もうジェドの身体はジェドのものではなくなっていた。彼の意思が介在できることはなく、身体は勝手に暴れ回っていた。ただの獣のようだった。
三人の赤髪の兵士が見えた。その全員がチェイスやマーシャの子孫だと思うと嬉しかったのに、身体はその三人を執拗に攻撃する。
どうにかしなければ……!この身体を少しでも止めれば、子孫達が自分にトドメを刺してくれるだろう。意識を集中してなんとか片腕だけでもともがく。だがすでに数百年もの間この身体を支配していた呪いはより強くなってしまっていたようだ。相手の攻撃は自分に当たるようになったが、決定的な一撃は入らない。
結局最後は赤髪の若者が自身の身体を犠牲にしてジェドを止めた。そうして再び封印されてしまった。ただその瞬間、体の中から憎しみが消えて悲しみだけが残った。封印の直前、呪いがジェドから逃げ出したのだ。いつまで経っても支配しきれず、業を煮やしたのかもしれない。
ジェドは封印の中で眠った。愛しいはずの子孫を殺してしまった。彼の意思ではないとしても、彼にとっては同じだった。もう何も考えたくなかった。
「ジェドお兄様が当主になるべきよ!」
ジェドの妹は彼の代わりに憤った。彼女のもう一人の兄、オルデン家の次男チェイスは優秀ではあるが優しすぎて、当主としては不適格だと思っていた。実際、周りからの評価を気にしているようだったが、嫡子を降りたいとは決して言わなかった。
「あいつも周囲から認められるよう頑張っているのは知っているだろう? マーシャも支えてやってくれ」
「それはわかっています! ですが到底ジェドお兄様の上をいけるとは思いませんわ!」
「先のことはまだわからないさ」
優しくまだ若い妹の頭を撫でた。
「そうです。あなたが口を出すことではありません」
現当主である彼らの母は、娘の不用意な発言を嗜めた。家臣達に聞かれでもしたらまた変な噂がたってしまう。
ジェドのあの人間を超越したような剣技は、呪いであると。
だから当主には選ばれなかったのだと。
その噂の通り、ジェドは呪われていた。だけどそれはこの国を救う呪いだ。間もなくこの国は大きな戦争に巻き込まれるだろう。そうすれば、彼の呪いは一層強まり、この国を救う代わりに狂って死ぬ。過去のオルデンの呪われし者達がそうだったように。
「俺は戦うために生まれたんだ。剣には自信があるが貴族同士の駆け引きってのはどうも性分にあわん。それは知っているだろう?」
ジェドは悪戯っぽく笑ってみせたが、妹がまだ納得していないのがわかった。それくらい彼の能力は突出していたのだ。
「失礼いたします」
当主の側近が緊張した面持ちで何かを報告しているのがわかった。
「戦争が始まりました」
母親は無表情に告げた。前から準備していたのだ。息子の前で絶対に取り乱すことはしないと。自分が怖がることによって、息子自身が傷ついたり、恐怖と不安を思い出させないために。
彼女の息子はまもなく狂って死ぬだろう。
ジェド・オルデンが出陣した戦場は必ず敵国の兵の死体が惨たらしく積み上げられていた。そして彼はいつもその高く積み上げられた屍の上に立つのだ。とても誇り高いオルデンの人間がすることではない。周囲はこの残酷な気質が彼が嫡子になれない原因だとだ理解した。だが彼の残した戦績は凄まじく、いつしかこの国の英雄と呼ばれるようになっていた。
その英雄は戦場ではいつも一人だった。戦が終わると剣を遠ざけ、一人野営のテントに入りうずくまっていた。戦争は終わろうとしていたが、彼は驚異的な精神力で自我を保っていた。
そして戦争に勝利した。間違いなくジェドの功績が大きい。皆彼の凱旋を楽しみに待っていた。だが、彼が王都へ戻ってくることはなかった。
「化け物め」
帰路の途中、どこかの誰かが呟いた。
その言葉で、かろうじて保たれていたジェドの自我が崩壊した。ここまで保てていたことが奇跡に近かったのだ。周囲の兵士達は、王命に従って彼に刃を向けた。
ジェドは何度も思った、なんで自分なんだ。なんで他の兄弟じゃないんだ。チェイスは生き残れてずるい。マーシャなんて戦場にすら出ていない。ずるいずるいずるいずるいずるいずるいずるいずるいずるいずるいずるいずるいいやだいやだいやだいやだいやだ。こんなに痛い目にあって、こんなに苦しんで、こんなに憎しみに支配されて。
兵士達を殺しながら、兵士達に刺されながら、兵士達にこの身を焼かれながら、これまで必死に堰き止めてきたどこからか湧いてくる憎しみに身を委ねた。
「兄上!!!」
真っ赤な髪の毛の若者が二人飛び出してきた。そんな所にいたら自分に殺されてしまうのに、躊躇うことなく向かってくる。
「チェ……イス……マーシャ……」
自分がまだ言葉を話せたことに驚いた。そして一瞬、頭の中を支配していた憎しみが消えた。
ああ、呪われたのが自分でよかった。チェイスやマーシャじゃなくてよかった。そう思えたことが、何より良かった。
(よかった……よかった……)
そうして、ジェドは封印された。
「先のことはどうなるかわかりません……!」
最後に聞いたのは泣きながら叫んでいる優しい弟妹の声だった。
(どうか自分で最後であってくれ……)
チェイスの子もマーシャの子も……愛しい自分の子孫達が、どうか自分と同じ運命にさらされないことを目を閉じて祈った。
次に目が覚めた時、もうジェドの身体はジェドのものではなくなっていた。彼の意思が介在できることはなく、身体は勝手に暴れ回っていた。ただの獣のようだった。
三人の赤髪の兵士が見えた。その全員がチェイスやマーシャの子孫だと思うと嬉しかったのに、身体はその三人を執拗に攻撃する。
どうにかしなければ……!この身体を少しでも止めれば、子孫達が自分にトドメを刺してくれるだろう。意識を集中してなんとか片腕だけでもともがく。だがすでに数百年もの間この身体を支配していた呪いはより強くなってしまっていたようだ。相手の攻撃は自分に当たるようになったが、決定的な一撃は入らない。
結局最後は赤髪の若者が自身の身体を犠牲にしてジェドを止めた。そうして再び封印されてしまった。ただその瞬間、体の中から憎しみが消えて悲しみだけが残った。封印の直前、呪いがジェドから逃げ出したのだ。いつまで経っても支配しきれず、業を煮やしたのかもしれない。
ジェドは封印の中で眠った。愛しいはずの子孫を殺してしまった。彼の意思ではないとしても、彼にとっては同じだった。もう何も考えたくなかった。
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