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第2章 屋台販売
第4話 休日の過ごし方
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蒼が屋台をオープンしてから必ず守っていることがある。それは休日だ。
(もう絶対に絶対に絶対に休日は働かない!)
異世界に移住してまで休日に働いてたまるかと、こればっかりはお客からの要望にも応えなかった。週に二日は店を閉め、祝日はもちろん休みにした。他の同業者の休日はまちまちだったが、基本的に休日は週に一日と祝日。それから必要なら休むという自由なスタイルが基本だ。
だが蒼の休日には大きな問題が。
(休みの日ってなにしてたっけ……?)
元いた世界の休日といえば、会社からの謎の電話に怯えながらベッドの上でスマートフォンをいじり、動画サイトを流し見し、腹が減ったら起きてトボトボとコンビニに行くのを外出と言い張っていた。
仕事を辞めてからもしばらくは同じような生活だったが、翔が気にかけてやってきてくれた日から少しずつやる気を出し、家の中の空気を入れ替え、シーツを洗い、エアコンを掃除し、買い出しに行って自炊をし、家の中を片付けた。
(なにかしたっていうか……『生活』をした?)
まだ休日を楽しむところまで至っていなかったことを思い知る。
(録画溜まってたし、見に行きたい映画もあったな……本もゲームも積んでたし、英語の勉強したーいって参考書だけ買ったんだっけ? あ、友達と呑みに行こうって話、途中になってるな……ネットで話題になってたあの店のスイーツ食べてない……意外とやり残したことある……)
家の中で一人悶々と考えているとどうも思考がネガティブな方へといきがちになってよくないと、蒼は身支度をして外に出ることにした。
(やり残したって……別に死んだわけじゃないし!)
これからだってやれることはある。
◇◇◇
相変わらず神殿の一室を間借りしており、神官達は蒼のお願い通り、彼女の部屋を訪れることはしなかった。彼女はリルケルラから与えられた特別な家について彼らにかなりザックリと話している。
なぜザックリ程度かというと、その秘密を話そうとする前に、神官長であるサヴィーノが気になることを蒼に伝えたからだ。
「御使リルからの衣食住の保障はかなり特殊なんです。私がいつも出している食事は……」
出会ってから数日、蒼は少しばかり気合を入れた。彼らに真実を話そうと。金色の鍵は蒼の唯一の強み、それを晒そうと思ったのは彼らの誠実さに応えたかったからだ。
(あの人達から他所に秘密は漏れるとこないんだし)
そういう安心感もあった。だが話始めて早々、サヴィーノがいつもの穏やかな口調で……ただしハッキリと言葉を被せてきた。
「アオイ様については、上級神官達の間でかなり話題になっていますよ。貴女がこれからどのようにして過ごされれるおつもりか、どのようなものを御使から授かっているのか……」
グレコや他の神官達はいつものにこやかさはなく神妙な顔つきになっている。他人の話を遮ってまでわざわざそんな話をするのだ。なにか意味があることはすぐにわかった。
(余計な話はしない方がいいってことね)
魔王浄化という志を同じくする神官達であっても一枚岩ではないのだと蒼は理解した。
(思っていたより規模が大きい組織みたいだし)
どの神殿で働いているかでも考えは違うのだろう。だが少なくともこの神殿の神官達は蒼のことを尊重し、守ろうとしてくれている。リルケルラが困ったことがあれば、と指定していた先がこの街であった理由がここにきてよくわかった。
◇◇◇
「お疲れ様です。今日も患者さんが?」
治癒院は休みなしだ。魔王軍襲撃後は落ち着いていたが、最近寒くなったせいか少しずつ風邪のような症状が増えてきていると蒼は神官達から聞いていた。
(季節は秋だって言ってたけど、思ってたより寒いのよね~地域性?)
特に朝晩の冷え込みが激しい。少し前まで、元の世界で猛烈な夏の暑さを感じていたのが夢のように感じる。
「そうなんですよ~病気も怪我も待ってくれないんですよねぇ~」
グレコが背伸びをしながら神殿併設の治癒院から出てきた。彼は神官としては正直アレ? と思われる点が多々あるが、治癒院の仕事は大変真面目に誠実におこなう男だった。
「アオイ様は今日も図書室ですか?」
最近彼女は頻繁に神殿の図書室を利用していた。この世界の知識の収集と、単純にできることが限られているためだ。
「今日はせっかくだから古書店に行ってなにか探してみようかなって」
「おぉいいですね! 面白いのがあったら教えてください!」
お気をつけて~と手をヒラヒラと振ってグレコは蒼を見送った。
トリエスタのメイン通りにはたくさんの専門店が軒を連ねている。蒼の本日の目的地の小さな古書店はその通りから一つ入った小道にあった。この辺りは人通りも多く、治安も問題ない。走り回る子供達もたくさんいる。先週の休日にアルフレドに教えてもらって知った場所だ。
(うーん……文字は読めても名詞がよくわかんないからなぁ)
インサルマ物語、ガーラディア見聞録、桃源記……ここは国際貿易が盛んなだけあってか、各国の本が揃っていた。この国の文字とは違うものが多い。
(紙がそれほど高価じゃないってのは意外だったな~なにか紙に適した素材があるのかな……印刷技術もあるみたいだし)
テレビも映らずスマートフォンの機能の大半を失っていた蒼にとって、本はとてもいい娯楽だ。ただ神殿の本は持ち出せず、開いている時間も限られている。
(せっかく書斎があるんだし)
美しい装丁の本は店主がいるカウンターの後ろに並べてあった。
「なにかお探しでしょうか?」
店に入ってずっと難しい顔をしたまま表紙を眺めている蒼を見かねてか、初老の店主が親切に声をかけてきた。
「子供向けの物語を……それと図鑑があれば」
大人向けはどうも単語が難しかったので、蒼は成人済みのプライドは投げ捨てることにした。あまりにもこの世界の常識がたりない自覚が日々強まっている。
「図鑑はなんでもよろしいので?」
「なんでもいいです。言語も問いません」
「おぉそれは! 船に乗ってらっしゃるんですか?」
貿易船の一員だと思われたようだが、蒼はやんわり否定してごまかした。ちょうど目当ての本が見つかり、三冊とも購入した。二冊が子供むけの物語で、一冊が他国のものだが食材にかんする図鑑だった。蒼の屋台の五日分の売り上げが吹っ飛んだので、やはり本はそれなりに高いのだと思い知った。古書店の店主もご機嫌だ。
「あれ! アオイじゃん!」
「わ! 早速買ったんだね」
二人連れ立って歩いていたアルフレドとレイジーに店を出たところでばったりと出会した。最近彼らはよく二人でつるんでいる。というより、レイジーがアルフレドにベッタリのようだった。
「俺ら今からこの奥の食堂に行くから一緒にこいよ! スープが美味くってさ」
ついでに、
「アオイの店が休みだと困るよな~」
と小言のように言うと、隣のアルフレドがコクコクと小さく頷いている。
「肉が食いたいとこなんだけどさ~まあたまには海鮮もな~」
「え! 行く行く! 行きたい!」
食い気味になっている蒼に二人は驚いていた。
「そういえばあまり海鮮料理はしないよね」
「まあ色々あってね~」
蒼の冷蔵庫の中には海鮮系はあまり入っていないのだ。干物と冷凍の鮭がいくつか、それからシーフードミックスもあるが、売るほどの分量はない。
(こんなことになるってわかってたら、お頭つきで色々買い込んでたわよ~……)
こちらの世界の魚はどう調理していいかもわからなかったので手が出せないでいたので、今日のお誘いは蒼にとって渡りに船だ。
「やばっ! 美味しい!!!」
食堂では期待以上の味のスープが出てきた。やはり人気店のようで、食堂の中はかなり賑わっている。
(アクアパッツァみたい!)
シンプルな味つけだが、蒼はこのスープをとても気に入った。魚も貝も新鮮で、とてもいい出汁の味がする。
「はぁ~……やっぱりたまには他人が作った料理がいいわ……自分の味ばかりじゃ飽きちゃって……」
しみじみと浸り、連れてきてくれた二人に礼を言う。アルフレドもレイジーもまさか蒼がこれほど絶賛するとは思っていなかったようで、目を丸くしながら彼女が食べる様子を見ていた。
「あんな美味い飯毎日食ってて贅沢な悩みだと思っちまうけど……そんなもんか?」
「そんなもんよ~」
「そんなもんなのかぁ」
レイジーもアルフレドもまだ意外そうな顔をしている。
(最近疎かになってたけど、同業他社の研究も大事よね~)
そうして蒼はいい休日の過ごし方を一つ見つけたのだった。
(もう絶対に絶対に絶対に休日は働かない!)
異世界に移住してまで休日に働いてたまるかと、こればっかりはお客からの要望にも応えなかった。週に二日は店を閉め、祝日はもちろん休みにした。他の同業者の休日はまちまちだったが、基本的に休日は週に一日と祝日。それから必要なら休むという自由なスタイルが基本だ。
だが蒼の休日には大きな問題が。
(休みの日ってなにしてたっけ……?)
元いた世界の休日といえば、会社からの謎の電話に怯えながらベッドの上でスマートフォンをいじり、動画サイトを流し見し、腹が減ったら起きてトボトボとコンビニに行くのを外出と言い張っていた。
仕事を辞めてからもしばらくは同じような生活だったが、翔が気にかけてやってきてくれた日から少しずつやる気を出し、家の中の空気を入れ替え、シーツを洗い、エアコンを掃除し、買い出しに行って自炊をし、家の中を片付けた。
(なにかしたっていうか……『生活』をした?)
まだ休日を楽しむところまで至っていなかったことを思い知る。
(録画溜まってたし、見に行きたい映画もあったな……本もゲームも積んでたし、英語の勉強したーいって参考書だけ買ったんだっけ? あ、友達と呑みに行こうって話、途中になってるな……ネットで話題になってたあの店のスイーツ食べてない……意外とやり残したことある……)
家の中で一人悶々と考えているとどうも思考がネガティブな方へといきがちになってよくないと、蒼は身支度をして外に出ることにした。
(やり残したって……別に死んだわけじゃないし!)
これからだってやれることはある。
◇◇◇
相変わらず神殿の一室を間借りしており、神官達は蒼のお願い通り、彼女の部屋を訪れることはしなかった。彼女はリルケルラから与えられた特別な家について彼らにかなりザックリと話している。
なぜザックリ程度かというと、その秘密を話そうとする前に、神官長であるサヴィーノが気になることを蒼に伝えたからだ。
「御使リルからの衣食住の保障はかなり特殊なんです。私がいつも出している食事は……」
出会ってから数日、蒼は少しばかり気合を入れた。彼らに真実を話そうと。金色の鍵は蒼の唯一の強み、それを晒そうと思ったのは彼らの誠実さに応えたかったからだ。
(あの人達から他所に秘密は漏れるとこないんだし)
そういう安心感もあった。だが話始めて早々、サヴィーノがいつもの穏やかな口調で……ただしハッキリと言葉を被せてきた。
「アオイ様については、上級神官達の間でかなり話題になっていますよ。貴女がこれからどのようにして過ごされれるおつもりか、どのようなものを御使から授かっているのか……」
グレコや他の神官達はいつものにこやかさはなく神妙な顔つきになっている。他人の話を遮ってまでわざわざそんな話をするのだ。なにか意味があることはすぐにわかった。
(余計な話はしない方がいいってことね)
魔王浄化という志を同じくする神官達であっても一枚岩ではないのだと蒼は理解した。
(思っていたより規模が大きい組織みたいだし)
どの神殿で働いているかでも考えは違うのだろう。だが少なくともこの神殿の神官達は蒼のことを尊重し、守ろうとしてくれている。リルケルラが困ったことがあれば、と指定していた先がこの街であった理由がここにきてよくわかった。
◇◇◇
「お疲れ様です。今日も患者さんが?」
治癒院は休みなしだ。魔王軍襲撃後は落ち着いていたが、最近寒くなったせいか少しずつ風邪のような症状が増えてきていると蒼は神官達から聞いていた。
(季節は秋だって言ってたけど、思ってたより寒いのよね~地域性?)
特に朝晩の冷え込みが激しい。少し前まで、元の世界で猛烈な夏の暑さを感じていたのが夢のように感じる。
「そうなんですよ~病気も怪我も待ってくれないんですよねぇ~」
グレコが背伸びをしながら神殿併設の治癒院から出てきた。彼は神官としては正直アレ? と思われる点が多々あるが、治癒院の仕事は大変真面目に誠実におこなう男だった。
「アオイ様は今日も図書室ですか?」
最近彼女は頻繁に神殿の図書室を利用していた。この世界の知識の収集と、単純にできることが限られているためだ。
「今日はせっかくだから古書店に行ってなにか探してみようかなって」
「おぉいいですね! 面白いのがあったら教えてください!」
お気をつけて~と手をヒラヒラと振ってグレコは蒼を見送った。
トリエスタのメイン通りにはたくさんの専門店が軒を連ねている。蒼の本日の目的地の小さな古書店はその通りから一つ入った小道にあった。この辺りは人通りも多く、治安も問題ない。走り回る子供達もたくさんいる。先週の休日にアルフレドに教えてもらって知った場所だ。
(うーん……文字は読めても名詞がよくわかんないからなぁ)
インサルマ物語、ガーラディア見聞録、桃源記……ここは国際貿易が盛んなだけあってか、各国の本が揃っていた。この国の文字とは違うものが多い。
(紙がそれほど高価じゃないってのは意外だったな~なにか紙に適した素材があるのかな……印刷技術もあるみたいだし)
テレビも映らずスマートフォンの機能の大半を失っていた蒼にとって、本はとてもいい娯楽だ。ただ神殿の本は持ち出せず、開いている時間も限られている。
(せっかく書斎があるんだし)
美しい装丁の本は店主がいるカウンターの後ろに並べてあった。
「なにかお探しでしょうか?」
店に入ってずっと難しい顔をしたまま表紙を眺めている蒼を見かねてか、初老の店主が親切に声をかけてきた。
「子供向けの物語を……それと図鑑があれば」
大人向けはどうも単語が難しかったので、蒼は成人済みのプライドは投げ捨てることにした。あまりにもこの世界の常識がたりない自覚が日々強まっている。
「図鑑はなんでもよろしいので?」
「なんでもいいです。言語も問いません」
「おぉそれは! 船に乗ってらっしゃるんですか?」
貿易船の一員だと思われたようだが、蒼はやんわり否定してごまかした。ちょうど目当ての本が見つかり、三冊とも購入した。二冊が子供むけの物語で、一冊が他国のものだが食材にかんする図鑑だった。蒼の屋台の五日分の売り上げが吹っ飛んだので、やはり本はそれなりに高いのだと思い知った。古書店の店主もご機嫌だ。
「あれ! アオイじゃん!」
「わ! 早速買ったんだね」
二人連れ立って歩いていたアルフレドとレイジーに店を出たところでばったりと出会した。最近彼らはよく二人でつるんでいる。というより、レイジーがアルフレドにベッタリのようだった。
「俺ら今からこの奥の食堂に行くから一緒にこいよ! スープが美味くってさ」
ついでに、
「アオイの店が休みだと困るよな~」
と小言のように言うと、隣のアルフレドがコクコクと小さく頷いている。
「肉が食いたいとこなんだけどさ~まあたまには海鮮もな~」
「え! 行く行く! 行きたい!」
食い気味になっている蒼に二人は驚いていた。
「そういえばあまり海鮮料理はしないよね」
「まあ色々あってね~」
蒼の冷蔵庫の中には海鮮系はあまり入っていないのだ。干物と冷凍の鮭がいくつか、それからシーフードミックスもあるが、売るほどの分量はない。
(こんなことになるってわかってたら、お頭つきで色々買い込んでたわよ~……)
こちらの世界の魚はどう調理していいかもわからなかったので手が出せないでいたので、今日のお誘いは蒼にとって渡りに船だ。
「やばっ! 美味しい!!!」
食堂では期待以上の味のスープが出てきた。やはり人気店のようで、食堂の中はかなり賑わっている。
(アクアパッツァみたい!)
シンプルな味つけだが、蒼はこのスープをとても気に入った。魚も貝も新鮮で、とてもいい出汁の味がする。
「はぁ~……やっぱりたまには他人が作った料理がいいわ……自分の味ばかりじゃ飽きちゃって……」
しみじみと浸り、連れてきてくれた二人に礼を言う。アルフレドもレイジーもまさか蒼がこれほど絶賛するとは思っていなかったようで、目を丸くしながら彼女が食べる様子を見ていた。
「あんな美味い飯毎日食ってて贅沢な悩みだと思っちまうけど……そんなもんか?」
「そんなもんよ~」
「そんなもんなのかぁ」
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