あい らぶ? こめ。

神室さち

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後悔先に立たず

気持ちよかったかって言うところは正直微妙です!!

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「「あーあ」」
 ぺぺぺって。

 ため込んだ分、結構な勢いで散った証を見て、双子の声がきれいにハモった。

「わっかいなぁ」

「はぇ?」

「顔まで飛んでんぜ、精液」

 かざされた手のかげに思わず目を閉じた。ほっぺたに触れた指が、ぬるっとしたものを掬い上げるのが、肌の感触で伝わる。

「セルフで顔射とか、エロいなぁ」

 それはっ こんなっ 体勢、だからだっ!

「自分で準備して自分で突っ込んで……こんなイきかたをしてしまったら、もう、申し開きできませんよねぇ?」

 にちゃにちゃって、掬ってひとさし指に付いたのを親指とで捏ねまわしながら、柊也がさかさまに俺を覗き込む。


 うぐぅ。否定するところがないのが悔しい。


「約束通り、辞めてもらいますよ? 水泳部。だって真琴、一人で気持ちよかったでしょう?」

 イったけど! イっちゃったけど!! 気持ちよかったかって言うところは正直微妙です!!


 なんて、言い訳にもならねぇ……

 でもなぁ 水泳部、双子は簡単にやめさせるって言うけど、根っから体育会系だから、辞めるにはそれなりの理由が必要なはずだし、退部届出したらハイってことにはならないと思うんだけど。

 先生お願い、簡単に受理とかしないで、もうそれだけが最後の希望。

 っていうか、そんなのもうどうでもいいから止めて! 中のヤツ止めて!! イった後今更な感じでその場所からずれたけど、まだ動いてるから! さっきより全然緩い動きだけど動いてるからまだ!!

 って言いたいけど、イっちゃったのとまだ容赦なく動いてるのとで、うまく声が出せない。

「ひっ ひうっ ふえぇっ とめっ ぬいてぇえん」

「でも真琴、まだ三十分、経ってませんよ?」

 なにそれ!? イって負けて終わりじゃない!?

「イったら抜いていいとは言ってませんでしたよね?」

 う。そうだっけ? そもそも、イった後の事、話してない、けどッ……

「やだぁ もー や。コレ、こんなのですんの、やだから、抜いてッ」

「ヤじゃないでしょ? マコの、まだ元気だし。お尻の中グリグリされんの、気持ちイイだろ?」

「……ないもっ こ、なのっ 気持ちい……ない、もん」

「だから言ったでしょう?」


 なに?


「こんなちっさいのでいいのかって」

 ちーがーうっ サイズの問題じゃなくて、これ自体がッ!!


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