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雉も鳴かずば撃たれまい
なに? 俺、これ以上何されるの?
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「潮を吹いてしまうしまうくらい気持ちよかったですか? そのうちここだけでイけるようにしてあげますよ。真琴には素質があることがわかりましたからね」
何の素質だよ!? 俺は褒められて育つタイプだけど、イイよ、そんなとこ伸ばしてもらわなくてもッ
心の中で悪態をつく。でも、口から出てくるのは嗚咽だけ。
「うぐっ ひっく。うぅ ひッ!! まだ痛いッ さわんなぁ いぐッ」
「気持ちいい、でしょう?」
敏感になりすぎた乳首を撫でられて、鳥肌が立つ。とっさに叫んだら、ビリビリしている先っぽではなく、その周り、乳首と同じ色をした平坦な、それでいて乳首と同じくらい固くなっているところを触れるか触れないかくらいの軽さでくるくると撫でられ、痛みとは違うぞわぞわした感じ。
「いッ! 気持ち、いいッ からぁ やめ、やめて。もう、やだぁ!!」
鼻水すすりながら言い直す。半分以上やけっぱち。でも、肯定を口にしたら柊也はすんなり乳首から手を離してくれた。
「そうですか。だんだん素直になってきて嬉しいですよ。でも、こっちのほうはいろいろ暴走しがちですねぇ ほらまた、固くなってますよ。今の刺激で?」
柊也が手のひらに俺のを転がす。言われるまでもない。こっちも確かに硬くなってる。なんなんだもう。俺、ホント、どうしちゃったんだろう。
「おもらしでなくてもこれ以上びしょびしょにはできないので、栓でもしますか?」
ううう。また縛られるの? アレも、結構痛いんだけど。ってちょっと待て。今、柊也はなんてい言った? セン?
「いやー お前がソレ持ってきた時、やる気だなーとは思ったけど、さすがにキツいんじゃね? 次でもいいと思うけど、ソレは」
な、なに?
これ以上、俺、酷いことされるの? 藤也が引くほどのこと?
「思いのほか素質があるみたいですし、躾けは初めが肝心ですからね。大丈夫ですよ。真琴なら」
はぁ……と、肩に藤也のため息がかかる。
「俺も、結構お預けなんですけどねぇ」
「そのくらいガマンしてください。萎えても真琴の中なら十分復活できますよ。ほら、真琴の体抱えていてくださいよ」
「ほんっと、他人事だと思って……」
つぶやいて、藤也が片手を腰に回し、抱えてきた。なに? 俺、これ以上何されるの?
「マコ。こっち向け。ちゅーしてやるから」
ピっと、何かのパッケージを開ける音。それから、もう空になりかけたジェルの容器が逆さまに降られている音。
「ほら、ちゅーするときは目ぇ閉じてろ。余所見すんな」
不安にきょろきょろしてた俺の頭を掴んで無理やり振り向かせて、藤也がキスをしてくる。
「ンッ ふ。あ……」
怖い。けど、藤也のキスは優しい。さっきまで色々ひどいことばっかりされてたからか、ちょっと優しいと嬉しい。
それに縋ってキスを続けていると、俺のの先っぽに、なんか、ヒヤッとしたものが触れる。その冷たさにびくっとしたら、藤也が抱きしめるようにしながら、頭と腹のあたりを撫でてくれる。
何かで拭かれた先っぽにとろりと、すでになじんだジェルの感触。
何をされるのかわからない。けど、藤也のキスに酔って、だんだんこわばっていた体の力が抜けていくのが自分でもわかる。
体の力が抜けきった瞬間。
ありえないところに、何かが侵入してきた。
何の素質だよ!? 俺は褒められて育つタイプだけど、イイよ、そんなとこ伸ばしてもらわなくてもッ
心の中で悪態をつく。でも、口から出てくるのは嗚咽だけ。
「うぐっ ひっく。うぅ ひッ!! まだ痛いッ さわんなぁ いぐッ」
「気持ちいい、でしょう?」
敏感になりすぎた乳首を撫でられて、鳥肌が立つ。とっさに叫んだら、ビリビリしている先っぽではなく、その周り、乳首と同じ色をした平坦な、それでいて乳首と同じくらい固くなっているところを触れるか触れないかくらいの軽さでくるくると撫でられ、痛みとは違うぞわぞわした感じ。
「いッ! 気持ち、いいッ からぁ やめ、やめて。もう、やだぁ!!」
鼻水すすりながら言い直す。半分以上やけっぱち。でも、肯定を口にしたら柊也はすんなり乳首から手を離してくれた。
「そうですか。だんだん素直になってきて嬉しいですよ。でも、こっちのほうはいろいろ暴走しがちですねぇ ほらまた、固くなってますよ。今の刺激で?」
柊也が手のひらに俺のを転がす。言われるまでもない。こっちも確かに硬くなってる。なんなんだもう。俺、ホント、どうしちゃったんだろう。
「おもらしでなくてもこれ以上びしょびしょにはできないので、栓でもしますか?」
ううう。また縛られるの? アレも、結構痛いんだけど。ってちょっと待て。今、柊也はなんてい言った? セン?
「いやー お前がソレ持ってきた時、やる気だなーとは思ったけど、さすがにキツいんじゃね? 次でもいいと思うけど、ソレは」
な、なに?
これ以上、俺、酷いことされるの? 藤也が引くほどのこと?
「思いのほか素質があるみたいですし、躾けは初めが肝心ですからね。大丈夫ですよ。真琴なら」
はぁ……と、肩に藤也のため息がかかる。
「俺も、結構お預けなんですけどねぇ」
「そのくらいガマンしてください。萎えても真琴の中なら十分復活できますよ。ほら、真琴の体抱えていてくださいよ」
「ほんっと、他人事だと思って……」
つぶやいて、藤也が片手を腰に回し、抱えてきた。なに? 俺、これ以上何されるの?
「マコ。こっち向け。ちゅーしてやるから」
ピっと、何かのパッケージを開ける音。それから、もう空になりかけたジェルの容器が逆さまに降られている音。
「ほら、ちゅーするときは目ぇ閉じてろ。余所見すんな」
不安にきょろきょろしてた俺の頭を掴んで無理やり振り向かせて、藤也がキスをしてくる。
「ンッ ふ。あ……」
怖い。けど、藤也のキスは優しい。さっきまで色々ひどいことばっかりされてたからか、ちょっと優しいと嬉しい。
それに縋ってキスを続けていると、俺のの先っぽに、なんか、ヒヤッとしたものが触れる。その冷たさにびくっとしたら、藤也が抱きしめるようにしながら、頭と腹のあたりを撫でてくれる。
何かで拭かれた先っぽにとろりと、すでになじんだジェルの感触。
何をされるのかわからない。けど、藤也のキスに酔って、だんだんこわばっていた体の力が抜けていくのが自分でもわかる。
体の力が抜けきった瞬間。
ありえないところに、何かが侵入してきた。
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