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DAIKI
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はーっ、いよいよ高三かぁー。
本格的に受験勉強しなきゃなぁ。
参考書でも見てくか。
あっ、新刊出てる!
買っていこうかな~。
おっと、手がぶつかるとこだった。
すみません、、、っ?
前に見たことあるような、、、。
「「前にも、、、」」
「前にも新刊取ろうとして、手がぶつかりそうになりましたね」
「そうですよね、見たことあるなーって、思ったんです」
「同じ本を二回も、、、本の趣味合いそうですね。良かったらご飯食べながら本の話しませんか?奢ります」
「ご飯しながら話はいいんですけど、奢られるのは、悪いです」
「僕は働いてるし、誘ったの僕だし」
「じゃあ、ありがとうございます、ご馳走になります」
それから定食屋さんに行って、二人でご飯食べながら、お薦めの本とかで盛り上がった。
彼は佐久間駿斗、25歳の会社員。
東京の大学に行ったけど、地元に戻って就職したんだって。
最後にLINEの交換をして、別れた。
それからは二週に一回くらい会って、ランチしたり、図書館に行ったりしてた。
夏休みになって、駿斗さんの部屋に招待された。
無駄なものが無いシンプルな部屋。
1DKで寝室にベッドと本棚、ダイニングにソファーとテーブルとテレビ。
料理はほとんどしないらしい。
ソファーに座って、本棚から持ってきた本を読んだり、感想を言ったり。
フッと駿斗さんの方を見たら、目が合った。
ゆっくり顔が近付いて、、、唇が重なる。
そっとふれあうだけの優しいキス。
唇の感触にほぅっとしてると
「ごめん、俺とキスなんて嫌だよね」
「いやじゃないです、、、もういっかい、、、」
したいって言う前に、さっきより強くて、長いキス、、、舌も入って甘く蕩ける。
抱きしめられて、ソファーに押し倒される。
「大希、、、ここ硬くなってる、ズボンの中で苦しくない?」
ズボンと下着を脱がされ、ペニスが露になる。
「一回出した方が良さそう、自慰はしたことある?」
「無いです、、、」
「じゃあ、嫌だったら言ってね」
駿斗さんはペニスを舐め始めた。
ペニスを咥えられて、唇の柔らかさと初体験の衝撃で、すぐ射精してしまった。
駿斗さんは精液を全部飲んで、舐めて綺麗にしてくれた。
お尻の穴をさわられて、ビクッと緊張したら
「こっちはまだ怖いよね、やめとくね」
下着とズボンを履かせてもらい、何もなかったように、また本の話をした。
翌週、駿斗さんの部屋に遊びに行った。
また目があっても、キス、、、されなかった。
「駿斗さん、キスしないの?」
「大希はこっちの世界に来ない方がいい」
「僕、駿斗さんと出逢う前から、好きになるのは男だけだよ」
「大希、、、いいの?ホントにいいの?」
「今日は駿斗さんに抱かれたくて来たよ」
ベッドに行って抱きしめられた。
唇を重ねて、舌を絡めて、口腔を舐めまわされた。
服を一枚、一枚脱がされて、首にキスされて舐められて、、、。
乳首は指で摘ままれたり、舐められて軽く噛まれたりもしたよ。
脇腹や臍まで舐められて、、、。
お尻の穴も舐めようとするから、汚いって言ったの。
「大希の穴汚くないよ」
ペロペロって舐められた。
ローションを塗られて指で丁寧にほぐされて、
指が増やされていく度に、どんどん気持ちよくなってった。
ペニスにローション纏わせて挿入されたら、違和感と痛さで抜いてって言っちゃった。
「大丈夫、もう少しこのままで、慣れるまで待つから」
少し待ってたら痛みが少なくなった気がしたんだ。
ゆっくり抜き差しされて、気持ちよくなってきて喘ぎ声が出ちゃった。
「ごめん、もう我慢できない」
激しく抽挿されて、二人でイッちゃった。
「ここにいる時だけでも、駿斗って呼んでよ」
「でも、、、」
「年上とか関係ないよ」
「駿斗、、、」
「大希、可愛い、、、ありがと」
夏休みの間、週末はずっと駿斗の部屋に行ってた。
本の話や、宿題教えて貰ったり、セックスは毎回したよ。
いっつも可愛いって言ってくれた。
夏休みが終わって、学校も受験一色で勉強疲れもあって、なかなか駿斗の部屋に行けなかったんだ。
九月の終わり頃だった。
LINEにメッセージが来たのは。
「佐久間駿斗は事故で亡くなりました。生前は親しくしていただきありがとうございました。」
僕は何時間もスマホを握って呆然としてたみたい。
お母さんがご飯って呼びに来て、やっと現実だと思って、号泣した。
10月も11月も、駿斗を思い出しては泣いてた。
12月になってお母さんに言われた。
「あんたがそんなんじゃ、亡くなった方も心配で成仏できないよ」
その言葉で僕は泣くのをやめた。
前を向いて、駿斗に恥ずかしくないように生きることにしたんだ。
地元だと思い出すから、東京の大学を受験することに決めて、それからは猛勉強したよ。
で、無事合格。
生活費はバイトするから、家賃だけお願いしたんだ。
で、奏と出逢って、今に至る。
ここに駿斗は居るよ、好きとかでなくて一生大切な人としてね。
本格的に受験勉強しなきゃなぁ。
参考書でも見てくか。
あっ、新刊出てる!
買っていこうかな~。
おっと、手がぶつかるとこだった。
すみません、、、っ?
前に見たことあるような、、、。
「「前にも、、、」」
「前にも新刊取ろうとして、手がぶつかりそうになりましたね」
「そうですよね、見たことあるなーって、思ったんです」
「同じ本を二回も、、、本の趣味合いそうですね。良かったらご飯食べながら本の話しませんか?奢ります」
「ご飯しながら話はいいんですけど、奢られるのは、悪いです」
「僕は働いてるし、誘ったの僕だし」
「じゃあ、ありがとうございます、ご馳走になります」
それから定食屋さんに行って、二人でご飯食べながら、お薦めの本とかで盛り上がった。
彼は佐久間駿斗、25歳の会社員。
東京の大学に行ったけど、地元に戻って就職したんだって。
最後にLINEの交換をして、別れた。
それからは二週に一回くらい会って、ランチしたり、図書館に行ったりしてた。
夏休みになって、駿斗さんの部屋に招待された。
無駄なものが無いシンプルな部屋。
1DKで寝室にベッドと本棚、ダイニングにソファーとテーブルとテレビ。
料理はほとんどしないらしい。
ソファーに座って、本棚から持ってきた本を読んだり、感想を言ったり。
フッと駿斗さんの方を見たら、目が合った。
ゆっくり顔が近付いて、、、唇が重なる。
そっとふれあうだけの優しいキス。
唇の感触にほぅっとしてると
「ごめん、俺とキスなんて嫌だよね」
「いやじゃないです、、、もういっかい、、、」
したいって言う前に、さっきより強くて、長いキス、、、舌も入って甘く蕩ける。
抱きしめられて、ソファーに押し倒される。
「大希、、、ここ硬くなってる、ズボンの中で苦しくない?」
ズボンと下着を脱がされ、ペニスが露になる。
「一回出した方が良さそう、自慰はしたことある?」
「無いです、、、」
「じゃあ、嫌だったら言ってね」
駿斗さんはペニスを舐め始めた。
ペニスを咥えられて、唇の柔らかさと初体験の衝撃で、すぐ射精してしまった。
駿斗さんは精液を全部飲んで、舐めて綺麗にしてくれた。
お尻の穴をさわられて、ビクッと緊張したら
「こっちはまだ怖いよね、やめとくね」
下着とズボンを履かせてもらい、何もなかったように、また本の話をした。
翌週、駿斗さんの部屋に遊びに行った。
また目があっても、キス、、、されなかった。
「駿斗さん、キスしないの?」
「大希はこっちの世界に来ない方がいい」
「僕、駿斗さんと出逢う前から、好きになるのは男だけだよ」
「大希、、、いいの?ホントにいいの?」
「今日は駿斗さんに抱かれたくて来たよ」
ベッドに行って抱きしめられた。
唇を重ねて、舌を絡めて、口腔を舐めまわされた。
服を一枚、一枚脱がされて、首にキスされて舐められて、、、。
乳首は指で摘ままれたり、舐められて軽く噛まれたりもしたよ。
脇腹や臍まで舐められて、、、。
お尻の穴も舐めようとするから、汚いって言ったの。
「大希の穴汚くないよ」
ペロペロって舐められた。
ローションを塗られて指で丁寧にほぐされて、
指が増やされていく度に、どんどん気持ちよくなってった。
ペニスにローション纏わせて挿入されたら、違和感と痛さで抜いてって言っちゃった。
「大丈夫、もう少しこのままで、慣れるまで待つから」
少し待ってたら痛みが少なくなった気がしたんだ。
ゆっくり抜き差しされて、気持ちよくなってきて喘ぎ声が出ちゃった。
「ごめん、もう我慢できない」
激しく抽挿されて、二人でイッちゃった。
「ここにいる時だけでも、駿斗って呼んでよ」
「でも、、、」
「年上とか関係ないよ」
「駿斗、、、」
「大希、可愛い、、、ありがと」
夏休みの間、週末はずっと駿斗の部屋に行ってた。
本の話や、宿題教えて貰ったり、セックスは毎回したよ。
いっつも可愛いって言ってくれた。
夏休みが終わって、学校も受験一色で勉強疲れもあって、なかなか駿斗の部屋に行けなかったんだ。
九月の終わり頃だった。
LINEにメッセージが来たのは。
「佐久間駿斗は事故で亡くなりました。生前は親しくしていただきありがとうございました。」
僕は何時間もスマホを握って呆然としてたみたい。
お母さんがご飯って呼びに来て、やっと現実だと思って、号泣した。
10月も11月も、駿斗を思い出しては泣いてた。
12月になってお母さんに言われた。
「あんたがそんなんじゃ、亡くなった方も心配で成仏できないよ」
その言葉で僕は泣くのをやめた。
前を向いて、駿斗に恥ずかしくないように生きることにしたんだ。
地元だと思い出すから、東京の大学を受験することに決めて、それからは猛勉強したよ。
で、無事合格。
生活費はバイトするから、家賃だけお願いしたんだ。
で、奏と出逢って、今に至る。
ここに駿斗は居るよ、好きとかでなくて一生大切な人としてね。
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