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家族に話すよ
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すっかり夜になった、今日の仕事は終わって、お父さんもお母さんも自宅スペースに戻って来ている。
「お父さん、お母さん、お話があります」
「ん、なんだ、改まって、スキルのことか?」
「はい、いろいろ話さなきゃならないことがあります」
それから二人に僕のことを話した。
転生者であること、スキルのこと、魔法のこと。
「俺が10歳の時にも倒れたヤツがいたな、もしかしたら彼もそうだったのかもな」
「私の時にもいたわ、女の子だった」
お父さんは30歳、お母さんは27歳だ。
成人が15歳で結婚も地球より早い、だから二人ともまだ若い。
「儀式も終えたし、来月から学校だな」
「うん、午前中は手伝い出来るよ」
この国の学校は10歳から五年間、貴族、平民全員通う。
ただし、貴族と平民の校舎は別になっている。
教わる内容も違う。
貴族は歴史や他国のこと、外国語、魔法、剣術など多岐にわたるので、午前も午後もある。
平民は家の仕事などあるので午後のみ、読み書きや計算、魔法、剣術(護身や冒険者になるもののため)、経理(店をやっている家の跡取りのため)など、必要に応じて選べるようになっている。
僕は家が宿屋だから、読み書きと計算は出来る、前世を思い出した今となってはソロバンが欲しい。
なので、魔法や剣術を習いたい、余裕があれば歴史や他国のこと、外国語も興味があるな、外国から来たお客様とその国の言葉で話してみたい。
一日二時間だから、しばらくは魔法と剣術だね。
冒険者になるつもりはないけど、狩りには行ってみたいし。
レベルアップ頑張ろう、成人したら冒険者登録をするぞー。
孫がここにいたら厨二病って言われそうだな。
「お父さん、お母さん、お話があります」
「ん、なんだ、改まって、スキルのことか?」
「はい、いろいろ話さなきゃならないことがあります」
それから二人に僕のことを話した。
転生者であること、スキルのこと、魔法のこと。
「俺が10歳の時にも倒れたヤツがいたな、もしかしたら彼もそうだったのかもな」
「私の時にもいたわ、女の子だった」
お父さんは30歳、お母さんは27歳だ。
成人が15歳で結婚も地球より早い、だから二人ともまだ若い。
「儀式も終えたし、来月から学校だな」
「うん、午前中は手伝い出来るよ」
この国の学校は10歳から五年間、貴族、平民全員通う。
ただし、貴族と平民の校舎は別になっている。
教わる内容も違う。
貴族は歴史や他国のこと、外国語、魔法、剣術など多岐にわたるので、午前も午後もある。
平民は家の仕事などあるので午後のみ、読み書きや計算、魔法、剣術(護身や冒険者になるもののため)、経理(店をやっている家の跡取りのため)など、必要に応じて選べるようになっている。
僕は家が宿屋だから、読み書きと計算は出来る、前世を思い出した今となってはソロバンが欲しい。
なので、魔法や剣術を習いたい、余裕があれば歴史や他国のこと、外国語も興味があるな、外国から来たお客様とその国の言葉で話してみたい。
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