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五年後
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あれから五年。
私は彼と離婚した。
27歳、まだまだ女盛り。
財産分与とかで、結構な額を貰えた。
さて、これからどうしよう?
スマホが鳴る。
サラリーマンの彼が会いたいと言う。
いつもと違う駅で待ち合わせ。
ラブホじゃなくて、ちゃんとしたホテルだ。
部屋に入ると抱きしめられた。
なんだか胸の奥が熱い、、、あぁ、この人のこと好きになってた。月曜日はいつもドキドキして、顔を見ると嬉しくなって、先に出ていく彼の背中を何度抱きしめて止めたかったか。
彼が私の前に跪く。ポケットから指輪を出して
「僕と結婚してくれませんか?」
「私、、、私じゃ貴方に似合わない」
「五年間待ったんですよ」
「えっ、、、?」
「父を五年間世話してくれてありがとう。次は僕を幸せにしてくれませんか?」
「次に社長になる息子さんて、、、」
「僕です。貴女と月曜日会うのが楽しみだったんですよ。これからは毎日会える」
「私、貴方の他にも会ってた人が、、、」
「知ってます。でも結婚するなら貴女以外考えられない。もう一度言います、結婚してください」
「はい、喜んで。一生貴方を愛します」
私は彼と離婚した。
27歳、まだまだ女盛り。
財産分与とかで、結構な額を貰えた。
さて、これからどうしよう?
スマホが鳴る。
サラリーマンの彼が会いたいと言う。
いつもと違う駅で待ち合わせ。
ラブホじゃなくて、ちゃんとしたホテルだ。
部屋に入ると抱きしめられた。
なんだか胸の奥が熱い、、、あぁ、この人のこと好きになってた。月曜日はいつもドキドキして、顔を見ると嬉しくなって、先に出ていく彼の背中を何度抱きしめて止めたかったか。
彼が私の前に跪く。ポケットから指輪を出して
「僕と結婚してくれませんか?」
「私、、、私じゃ貴方に似合わない」
「五年間待ったんですよ」
「えっ、、、?」
「父を五年間世話してくれてありがとう。次は僕を幸せにしてくれませんか?」
「次に社長になる息子さんて、、、」
「僕です。貴女と月曜日会うのが楽しみだったんですよ。これからは毎日会える」
「私、貴方の他にも会ってた人が、、、」
「知ってます。でも結婚するなら貴女以外考えられない。もう一度言います、結婚してください」
「はい、喜んで。一生貴方を愛します」
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