27 / 27
番外編
リーダー 海都2
しおりを挟む
莉桜が前田さんと同居して落ち着いた頃、賢桃と部屋で飲んでた。
この日は他のメンバーは仕事だったり、出掛けてたりで居なくて、つい飲みすぎてしまった。
「けんと~、おれ、もう30だよー、二十代と並べないよー」
「はいはい、海都はカッコいいよ、大人の色気も出てきたし」
「いろけ~?」
「うっ、酔っぱらうと、すごいな」
「おれよりけんとのほーがカッコいいよ、いや可愛い、食べたくなるくらい」
「た、食べるって、、、」
「こーゆーこと~」
賢桃の唇に俺の唇を重ね、舌を突っ込む。
酔いの勢いもあり欲望のままに口内を貪った。
「んっ、くっ、はっ、、、」
、、、腕を叩かれ賢桃を見ると、苦しそうな顔、、、やらかしたことに気付き、すぐ唇を離した。
「ぷはっ、はーっ、はーっ」
「賢桃、ごめん、大丈夫か」
「窒息するかと、、、じょーだんだから、海都溜まってんの?」
「いや、違う、、、」
「酔い覚めた?」
酔いは覚めた、もう言っちゃうか、拒否されたら、グループ卒業でもいいか、もう30だし。
「うん、賢桃、好きだ、初めて会った時から惚れてる」
「え?は?え?」
「あの時から四年くらいか、、、長い片思いだったな、好きじゃないならハッキリ言ってくれ、芸能人辞めて賢桃の前から消える」
「お、俺は、マネージャーだから、今までっ言えなかったけど、、、俺も、海都のこと、最初は頼れる兄さんだったんだけど、いつからか、大切な人になって、、、」
俺は賢桃を抱きしめた。
「話しづらい、、、」
腕の中から顔を上に向けて。
「好きな人になった、海都、好きです」
片手で賢桃の後頭部を支え、俺達はまた唇を重ねた。
翌日、俺達はメンバーに恋人になったことを伝えた。
莉桜はもちろん、みんな喜んでおめでとうって言ってくれた。
賢桃は奥手で俺が初恋で、初恋人だって。
この先はゆっくり進めていこう、ずっと一緒だから。
この日は他のメンバーは仕事だったり、出掛けてたりで居なくて、つい飲みすぎてしまった。
「けんと~、おれ、もう30だよー、二十代と並べないよー」
「はいはい、海都はカッコいいよ、大人の色気も出てきたし」
「いろけ~?」
「うっ、酔っぱらうと、すごいな」
「おれよりけんとのほーがカッコいいよ、いや可愛い、食べたくなるくらい」
「た、食べるって、、、」
「こーゆーこと~」
賢桃の唇に俺の唇を重ね、舌を突っ込む。
酔いの勢いもあり欲望のままに口内を貪った。
「んっ、くっ、はっ、、、」
、、、腕を叩かれ賢桃を見ると、苦しそうな顔、、、やらかしたことに気付き、すぐ唇を離した。
「ぷはっ、はーっ、はーっ」
「賢桃、ごめん、大丈夫か」
「窒息するかと、、、じょーだんだから、海都溜まってんの?」
「いや、違う、、、」
「酔い覚めた?」
酔いは覚めた、もう言っちゃうか、拒否されたら、グループ卒業でもいいか、もう30だし。
「うん、賢桃、好きだ、初めて会った時から惚れてる」
「え?は?え?」
「あの時から四年くらいか、、、長い片思いだったな、好きじゃないならハッキリ言ってくれ、芸能人辞めて賢桃の前から消える」
「お、俺は、マネージャーだから、今までっ言えなかったけど、、、俺も、海都のこと、最初は頼れる兄さんだったんだけど、いつからか、大切な人になって、、、」
俺は賢桃を抱きしめた。
「話しづらい、、、」
腕の中から顔を上に向けて。
「好きな人になった、海都、好きです」
片手で賢桃の後頭部を支え、俺達はまた唇を重ねた。
翌日、俺達はメンバーに恋人になったことを伝えた。
莉桜はもちろん、みんな喜んでおめでとうって言ってくれた。
賢桃は奥手で俺が初恋で、初恋人だって。
この先はゆっくり進めていこう、ずっと一緒だから。
0
お気に入りに追加
28
この作品は感想を受け付けておりません。
あなたにおすすめの小説
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
黄色い水仙を君に贈る
えんがわ
BL
──────────
「ねぇ、別れよっか……俺たち……。」
「ああ、そうだな」
「っ……ばいばい……」
俺は……ただっ……
「うわああああああああ!」
君に愛して欲しかっただけなのに……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる