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第二章 あいまいみー

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 次の日、俺は朝一に生徒会室へと駆け込んだ。夏休みでも棗真白がここで何かしらの仕事やら雑務をしていることを知っていたからだ。
「あら、言乃葉くん。昨日はごめんなさいね、祝勝会に急に行けなくなって――」
「そんなことはどうでもいい。というか、俺も行っていない」
「あら、何で……」
「だから、どうでもいい。それより!」
 俺は生徒会長の机を挟み、棗真白と向かい合う。
「依頼達成の報酬――お前に求めることが決まった」
「……何かしら」
 その言葉を口から出すとき、俺は明らかに高揚していた。いや、昨日からずっとだ。それを考えついたときから、ずっと興奮している。

「神戸泪と俺を面会させる場を作れ」
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