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二章
24話:本領発揮の始まり
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「ええっと⋯⋯」
「この通りだ!」
「私達の話を聞いて!」
突然で驚くだろうが、俺⋯⋯いや私朱里ちゃんは、現在高級寿司屋の個室で二人の男女に頭を下げられている最中だ。
理由はもちろんなんとなく分かりはするのだが⋯⋯いかんせん必死度があまりにも前後で酷いように感じる。⋯⋯何故だ? そんなにもアルカが怖かったのか? 理解が出来ないのだが。
「と、とりあえず何か頼みましょう?」
到着して30分。食事などする気などないというように、二人は頭を下げたまま「話を聞いてほしい」との一点張り。
相当な言い訳があるのだろうが、とりあえず。
「折角日本に来て寿司が食えないなんて微妙でしょう? 話はとりあえず、お腹を満たしてからにしましょう」
そうそう。喜怒哀楽どんな時であろうと、飯は食うべきだ。⋯⋯さすがスーパー楽観主義の俺だ。
「そ、そうだな!」
**
「んー! 美味しい!」
中トロ最高っ!
ホタテ最高っ!
高級寿司最高!!
心の中ガッツポーズをする自分がいる。いやぁ⋯⋯やっぱり高級寿司屋のレベルは次元が違う美味さだぁ!
金持ちになってよかったぁ~!
「⋯⋯⋯⋯」
彼らは以前にも食べた事があるのか、俺みたいに大袈裟な反応はせずに黙々と口にしている。
こんな美味いのになぁ。いや、食べ慣れているのか?
「そうそう、それで?食べながら聞いたほうが一石二鳥ってやつだと思うんだけど」
「あ、あぁ」
それから始まった話は、唐突で大きい話だった。
第一に、召喚したアルカの強さは全盛期レベルの強さであり、負けてしまった二人は出来るだけ日本側に付くよう説得したらしい。
すげぇな。SS冒険者二人は説得するって普通じゃないと思うんだけど。
2つ目。自分たちの目的について。
あぁ、ポーションと帰還者である俺と関係値を築いてアメリカ優先になるようにしたかったのか。これが、五香さんが言っていた危惧していたことか。
他国からの接触であり、攻撃とも言える行為。
ていうか、今思ったんだけど、この話に出てくる二人⋯⋯俺なんだよな。
ポーションを販売しようとしている椎那朱里。
帰還者であり、まだまだ色々隠されている黄河煌星。
実態はただの金持ちになった引きこもりなんだけども。
「話は分かったわ」
「できれば今回のポーションの優先権が欲しいと思っているのですが」
「それは出来ない」
「そこをなんと──」
必死なマックスの言葉を遮って、俺は不敵な笑みを浮かべて言葉を発した。
「代案があるわ」
「⋯⋯代案?」
「ええ。もっと大きな話がある」
「と言いますと?」
「実は私、新しく慈善活動でも始めようと思っているの」
「表向きの話ですね」
バレてた~!
「まぁ半分本当なんだけど」
「というと?」
「まだ試作段階ではあるんだけど、どうやらアメリカ⋯⋯最近水質汚染が激しいらしいわね?」
「よくご存知で」
そう。ニュースでアメリカ関連の話が最近多いなと思ったら、現在ダンジョンから溢れた魔物が暴走する現象──魔物の宴が起こったせいで、大規模な水質汚染が発生している。
そのせいで、大規模な水の輸入や小規模の争いが耐えないそうだ。
「それが何か?」
「私が力を貸してあげようと思ってね」
「それは⋯⋯どんなやり方でです?」
訝るマックスとエレバを前に、私はクククと不敵な笑みで続けた。
「最近、新しいアイテムを見つけたの」
「アイテム⋯⋯ですか?」
「そう。浄化の力を使った──水質改善専用のアイテムを」
一瞬で二人の顔つきが変わった。それもそうだろう。水質問題が一気に解決するかもしれないんだから。
「試作段階の物を見ることができるんですか?」
「勿論、これよ」
そう言ってスッと机の上に出したのは一本の豪華な刺繍が施された小瓶。
謎の夢を見てから、みるみるアイディアが頭に浮かびそれを即実行に移した。
黄金変容を使い、水質汚染物質を中和、吸着する性質を付与させれることに気付いた。
それで出来たのが──名付けて《ゴールドピュリケイション君》!
え?ダサい?いいんだよ雰囲気が分かれば!
「待ってくれ、これ一つで⋯⋯どれくらいの可能性が見込めるんだ?」
「一応理論値は25mプールくらいの容量なら」
俺の話を聞くや否や、顔を見合わせて少し待ってくれと何やら内緒話を話している。
まぁそりゃそうだろうな。魔法やらスキルやらが現代で区画を使ってこれ入れれば解決するんだし。てか、俺天才じゃね?
「少し帰国してもいいだろうか?」
「構わないわ」
「こうしちゃいられん! エレバ! 急ぐぞ!」
「うんっ!」
⋯⋯え?寿司は?
「すまない! 感謝する!」
二人は謎の頷きと共に高級寿司屋を後にした。
もちろん、俺はそのまま残って続きを楽しんだが。
そんな帰り道。スマホに着信があった。
『煌星くん、今時間あるかい?』
「今っすか?長くなりますかね?」
『多少⋯⋯?』
「歩きながらでよければ」
『今アメリカギルドの代表の方から直々に連絡が来たよ。また何かやらかしたのかな?』
⋯⋯否定は出来ない。
「ポーションの件、さすがに困ったので、以前から頭にあった手段をとっただけなんですけど」
『なるほど⋯⋯それでか』
「⋯⋯?」
『実はね、アメリカギルドの代表であるノレド殿から正式に煌星くんと面会がしたいと申請があった。さすがに直接申請されてはどうしょうもないからね。僕としては、突然こんな申請があるとは思ってなくてね。少し前の事件と、何か関連があるんじゃないかっとね。理由が知りたくて』
まぁそう思うのが普通か。
俺でもそう思うわ。
ていうかつい1時間前くらいに帰ったばかりだっていうのにもうそんな話が出てるなんて⋯⋯海外は話のスケールがでかすぎるだろ。
「申請は受諾してもらって大丈夫です。色々五香さんも居たほうがいいでしょうし」
『こちらとしてもそれが助かる。知らない所で色々話が進むのが一番困る話だからね』
「いつ頃来日するとかの話とかももう決まってる感じですか?」
『一応一週間以内に来るっていう話だけど、多分そんな事ないんじゃないかなー。多分明後日とかには来ると思うよ』
「了解です」
『一応そんくらいかな。また追って連絡するよ』
その会話を最後に、俺は目の前のコンビニに入ってジュースエリアを眺めていた。
やっぱりオレンジジュースか、ミルクティーだろうな。
いや? オレンジジュースは一階で美味しそうな方が飲めるし、茶葉も良いのがあるからそっちの方が良いのでは?
⋯⋯ん? 何もしなくても良い飲物が飲めるって素晴らしいな。
背後に見えるスイーツコーナーもそうだ。
別に1階でいくらでも食えるだろう。
カネの使いどころが無くなってきてる気が⋯⋯。
──どうしよう。
『ありがとうございましたー』
そうして自分の手に持った袋の中には、フライヤーのマッギチキンとつくねだった。
いやーカネ持ちになって数カ月。大学生の自分がまさかこんなスーパーカネ持ちになれる日が来るなんて思いもしなかったなぁ。
「帰ったら友梨さんと耳掻きを掛けた勝負で一盛り上がりしないと──」
瞬間。ピタッと周囲の雑音が消え、突然自分の直感が避けろと危険信号を発したのを感じた。素直に従って体を真横ににずらして大きく避け、流れのままに距離を取る。
「⋯⋯なんだ?」
夜に耀くその美貌。夏が終わる風が靡くその女は家のフェンスの上に降り立ち、俺に向かってこう言い放った。
「大量殺人者め! ここで成敗してくれる!!」
「⋯⋯は?」
突然直剣をこちらに突き出し、堂々殺人宣言をする大学生くらいの容姿の女性に俺は困惑していた。
「この通りだ!」
「私達の話を聞いて!」
突然で驚くだろうが、俺⋯⋯いや私朱里ちゃんは、現在高級寿司屋の個室で二人の男女に頭を下げられている最中だ。
理由はもちろんなんとなく分かりはするのだが⋯⋯いかんせん必死度があまりにも前後で酷いように感じる。⋯⋯何故だ? そんなにもアルカが怖かったのか? 理解が出来ないのだが。
「と、とりあえず何か頼みましょう?」
到着して30分。食事などする気などないというように、二人は頭を下げたまま「話を聞いてほしい」との一点張り。
相当な言い訳があるのだろうが、とりあえず。
「折角日本に来て寿司が食えないなんて微妙でしょう? 話はとりあえず、お腹を満たしてからにしましょう」
そうそう。喜怒哀楽どんな時であろうと、飯は食うべきだ。⋯⋯さすがスーパー楽観主義の俺だ。
「そ、そうだな!」
**
「んー! 美味しい!」
中トロ最高っ!
ホタテ最高っ!
高級寿司最高!!
心の中ガッツポーズをする自分がいる。いやぁ⋯⋯やっぱり高級寿司屋のレベルは次元が違う美味さだぁ!
金持ちになってよかったぁ~!
「⋯⋯⋯⋯」
彼らは以前にも食べた事があるのか、俺みたいに大袈裟な反応はせずに黙々と口にしている。
こんな美味いのになぁ。いや、食べ慣れているのか?
「そうそう、それで?食べながら聞いたほうが一石二鳥ってやつだと思うんだけど」
「あ、あぁ」
それから始まった話は、唐突で大きい話だった。
第一に、召喚したアルカの強さは全盛期レベルの強さであり、負けてしまった二人は出来るだけ日本側に付くよう説得したらしい。
すげぇな。SS冒険者二人は説得するって普通じゃないと思うんだけど。
2つ目。自分たちの目的について。
あぁ、ポーションと帰還者である俺と関係値を築いてアメリカ優先になるようにしたかったのか。これが、五香さんが言っていた危惧していたことか。
他国からの接触であり、攻撃とも言える行為。
ていうか、今思ったんだけど、この話に出てくる二人⋯⋯俺なんだよな。
ポーションを販売しようとしている椎那朱里。
帰還者であり、まだまだ色々隠されている黄河煌星。
実態はただの金持ちになった引きこもりなんだけども。
「話は分かったわ」
「できれば今回のポーションの優先権が欲しいと思っているのですが」
「それは出来ない」
「そこをなんと──」
必死なマックスの言葉を遮って、俺は不敵な笑みを浮かべて言葉を発した。
「代案があるわ」
「⋯⋯代案?」
「ええ。もっと大きな話がある」
「と言いますと?」
「実は私、新しく慈善活動でも始めようと思っているの」
「表向きの話ですね」
バレてた~!
「まぁ半分本当なんだけど」
「というと?」
「まだ試作段階ではあるんだけど、どうやらアメリカ⋯⋯最近水質汚染が激しいらしいわね?」
「よくご存知で」
そう。ニュースでアメリカ関連の話が最近多いなと思ったら、現在ダンジョンから溢れた魔物が暴走する現象──魔物の宴が起こったせいで、大規模な水質汚染が発生している。
そのせいで、大規模な水の輸入や小規模の争いが耐えないそうだ。
「それが何か?」
「私が力を貸してあげようと思ってね」
「それは⋯⋯どんなやり方でです?」
訝るマックスとエレバを前に、私はクククと不敵な笑みで続けた。
「最近、新しいアイテムを見つけたの」
「アイテム⋯⋯ですか?」
「そう。浄化の力を使った──水質改善専用のアイテムを」
一瞬で二人の顔つきが変わった。それもそうだろう。水質問題が一気に解決するかもしれないんだから。
「試作段階の物を見ることができるんですか?」
「勿論、これよ」
そう言ってスッと机の上に出したのは一本の豪華な刺繍が施された小瓶。
謎の夢を見てから、みるみるアイディアが頭に浮かびそれを即実行に移した。
黄金変容を使い、水質汚染物質を中和、吸着する性質を付与させれることに気付いた。
それで出来たのが──名付けて《ゴールドピュリケイション君》!
え?ダサい?いいんだよ雰囲気が分かれば!
「待ってくれ、これ一つで⋯⋯どれくらいの可能性が見込めるんだ?」
「一応理論値は25mプールくらいの容量なら」
俺の話を聞くや否や、顔を見合わせて少し待ってくれと何やら内緒話を話している。
まぁそりゃそうだろうな。魔法やらスキルやらが現代で区画を使ってこれ入れれば解決するんだし。てか、俺天才じゃね?
「少し帰国してもいいだろうか?」
「構わないわ」
「こうしちゃいられん! エレバ! 急ぐぞ!」
「うんっ!」
⋯⋯え?寿司は?
「すまない! 感謝する!」
二人は謎の頷きと共に高級寿司屋を後にした。
もちろん、俺はそのまま残って続きを楽しんだが。
そんな帰り道。スマホに着信があった。
『煌星くん、今時間あるかい?』
「今っすか?長くなりますかね?」
『多少⋯⋯?』
「歩きながらでよければ」
『今アメリカギルドの代表の方から直々に連絡が来たよ。また何かやらかしたのかな?』
⋯⋯否定は出来ない。
「ポーションの件、さすがに困ったので、以前から頭にあった手段をとっただけなんですけど」
『なるほど⋯⋯それでか』
「⋯⋯?」
『実はね、アメリカギルドの代表であるノレド殿から正式に煌星くんと面会がしたいと申請があった。さすがに直接申請されてはどうしょうもないからね。僕としては、突然こんな申請があるとは思ってなくてね。少し前の事件と、何か関連があるんじゃないかっとね。理由が知りたくて』
まぁそう思うのが普通か。
俺でもそう思うわ。
ていうかつい1時間前くらいに帰ったばかりだっていうのにもうそんな話が出てるなんて⋯⋯海外は話のスケールがでかすぎるだろ。
「申請は受諾してもらって大丈夫です。色々五香さんも居たほうがいいでしょうし」
『こちらとしてもそれが助かる。知らない所で色々話が進むのが一番困る話だからね』
「いつ頃来日するとかの話とかももう決まってる感じですか?」
『一応一週間以内に来るっていう話だけど、多分そんな事ないんじゃないかなー。多分明後日とかには来ると思うよ』
「了解です」
『一応そんくらいかな。また追って連絡するよ』
その会話を最後に、俺は目の前のコンビニに入ってジュースエリアを眺めていた。
やっぱりオレンジジュースか、ミルクティーだろうな。
いや? オレンジジュースは一階で美味しそうな方が飲めるし、茶葉も良いのがあるからそっちの方が良いのでは?
⋯⋯ん? 何もしなくても良い飲物が飲めるって素晴らしいな。
背後に見えるスイーツコーナーもそうだ。
別に1階でいくらでも食えるだろう。
カネの使いどころが無くなってきてる気が⋯⋯。
──どうしよう。
『ありがとうございましたー』
そうして自分の手に持った袋の中には、フライヤーのマッギチキンとつくねだった。
いやーカネ持ちになって数カ月。大学生の自分がまさかこんなスーパーカネ持ちになれる日が来るなんて思いもしなかったなぁ。
「帰ったら友梨さんと耳掻きを掛けた勝負で一盛り上がりしないと──」
瞬間。ピタッと周囲の雑音が消え、突然自分の直感が避けろと危険信号を発したのを感じた。素直に従って体を真横ににずらして大きく避け、流れのままに距離を取る。
「⋯⋯なんだ?」
夜に耀くその美貌。夏が終わる風が靡くその女は家のフェンスの上に降り立ち、俺に向かってこう言い放った。
「大量殺人者め! ここで成敗してくれる!!」
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