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第一章
50話:まるで別人!?
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──ブゥゥン。
お風呂場に次元の割れ目が現れ、中から煌星が出てくる。
「あぁ⋯⋯疲れた⋯⋯」
⋯⋯ん? あ、そうか、時間は停止しているから、今は風呂の途中だったわけか。
っと、とりあえず服をどうにかしないとな。
服を脱いで、一先ず普通に風呂に入って一連の流れを済ませる。
そして風呂から出てドライヤーを乾かしているところで、ぷち違和感を感じた。
⋯⋯急激に腹が減った。
なんだこれ。
そう、突然異常なくらい腹が減るのだ。
ドライヤーで乾かしているのだが、それでも優先させろと言わんばかりに、俺のお腹はとてつもない叫び声をあげていた。
「待って待って」
流石にそれはない。
もう少し待ってくれ。
新幹線スピードでドライヤーを終わらせ、置いてあるラーメンをとりあえず1人前作る。
これくらいあればいいだろ。
食べる。
うん、あっちで食べていたのより遥かに美味いだろう。
まぁ⋯⋯食の国ですから?
「ごちそうさまでした」
──グゥゥゥ。
⋯⋯んんん?
あれ、おかしい。
「腹の減りが止まらないぞ?」
なんか嫌な予感がする。
俺は急いで炊飯器と残りのラーメンの在庫を確認する。
まだギリギリ大丈夫だな。
「作るか」
なんでこんな夜中に俺は入っちまったんだよ俺は!!
※あなたは今外に出れないからです
*
「駄目だ⋯⋯」
何回食ってもお腹の様子が変わらない。
決して飯が食いたいからそう言っているわけではなく、勝手にお腹がぐぅぐぅ鳴って「飯、飯」とガチで腹が減っている時に起きるアレだ。
本格的にまずいぞ。
ラーメンのストックがない。
最近は友梨さんが作ってくれていたから、インスタントというものを口にしていなかった。
冷凍庫を漁ると唐揚げがあったので、レンチンして作る。
時間を待っている間に、俺は携帯でネット検索をかける。
「ん、あった」
冒険者の中に一定数起きる異様な食生活の変化⋯⋯か。
読んでみると面白いことが分かった。
要約すると、冒険者の中には大雑把に物理と魔法がある訳だが、通常の人間の身体の流れから逸脱する事から、この現象にステータス食病という一種の病判定をされているようだ。
病と言っても、そこまで悪いわけではなく、ただ痩せている人間がステータスを通せば怪力になったり、突然魔力を宿したりするようになるわけなのだから、それまでの常識など通じるわけもなく。
⋯⋯一先ずここで語られているのは主に魔力だ。
魔力はかなりのエネルギーを使う為、高位の魔法使いであればあるほど⋯⋯身体の消費カロリーがとんでもなくなるそうだ。
現代の測りで言うなら3倍。
Aランク冒険者ならば5倍近く摂取しなければまずいという。
⋯⋯なるほど。
俺は、あ⋯⋯オド⋯⋯か。
ところで気になったんだけど、オドってこの世界の常識だとどうなんだ?
⋯⋯ごめん、今関係ないな。
「てことは、俺は今このステータス食病ってやつか」
まずいな。
友梨さんになんて説明しよう。
こういう時煩わしいな。
いきなり数時間でステータス食病になりました! なんて言っても首傾げるだろうし。
「今なら⋯⋯外に少し出てみるか?」
今なら──バレないか?
幸い、友梨さん寝ているかの確認をしたら寝ている。
コンビニで買ってくるだけだ。
ごめんねー友梨さん。
忍者歩きで扉まで向かい、深夜の外の世界に俺は数週間ぶりに顔を出す。
「⋯⋯ん?」
扉をゆっくりと閉めた俺だったが、何故か目の前の手すりにピザの箱が10枚ほど積まれており、そして何故か付箋が貼り付けられている。
「なんじゃこれ」
付箋を読んでみる。
"神よ、こちらを是非お食べくださいね"
「神? なんの話だよ」
いつから俺は神様になったんだよ。
てか、誰にもそんな事言われた記憶はないけど。
「そもそもこんな付箋を貼るくらいだ、変な物を入れる人間ではないだろう。貰っておくか」
ラッキー、これで現状の食欲はどうにかなったぜ。
出落ち。
俺は外に出て僅か10秒で家に戻るのだった。
**
「朝光様」
オフィスから外の夜景を一望する朝光の元へ、一人の女が音もなくやって来ては跪いた。
その長い黒髪を靡かせ、朝光は女へと振り向く。
「報告を聞こう」
「はい、神は※※※※※を買おうとしておりましたので、私の持つ権限で優先的にアビロニア産のダンジョンを買わせました」
「穏健派は間に合わなかったか?」
「そのようです」
「そうかっ!! よくやった!!」
静かで優雅なイメージを持つ朝光だが、その報告を聞いて一気に笑みを浮かべる。
「穏健派共め⋯⋯これまでは我慢してやったが、もう辛抱ならん!」
「⋯⋯続いてはどうなさいますか?」
溢れ出る表情から一転、朝光は元のクールな表情に戻る。
「そうだな、穏健派はどうせ⋯⋯進行を遅らせようとしているわけだから──コレに決定しよう。我が神が降臨なされる日を夢見て!!!!」
朝光が眺める書類には、一人の冒険者の写真が映っていた。
「さて、穏健派の奴らを黙らせるには──もっと派手に広がらなければならない!!」
狂った笑みを浮かべる朝光。
これから始まる大きな動きの中で、煌星は今まで通りの生活を続ける事ができるのだろうか。
これから、運命の歯車が回り始める。
───
──
─
こんにちは!作者太郎です。
ひとまず第一章はここまでです!
恐らくこれを書いている頃はもう書き出しているはずですから、多分心配ないでしょう笑
一旦ここで一章が終わるので、ここまで読んでくださった皆様には⋯⋯感謝しかありません。
続く二章の方も、楽しみにしていてくださいね!
お風呂場に次元の割れ目が現れ、中から煌星が出てくる。
「あぁ⋯⋯疲れた⋯⋯」
⋯⋯ん? あ、そうか、時間は停止しているから、今は風呂の途中だったわけか。
っと、とりあえず服をどうにかしないとな。
服を脱いで、一先ず普通に風呂に入って一連の流れを済ませる。
そして風呂から出てドライヤーを乾かしているところで、ぷち違和感を感じた。
⋯⋯急激に腹が減った。
なんだこれ。
そう、突然異常なくらい腹が減るのだ。
ドライヤーで乾かしているのだが、それでも優先させろと言わんばかりに、俺のお腹はとてつもない叫び声をあげていた。
「待って待って」
流石にそれはない。
もう少し待ってくれ。
新幹線スピードでドライヤーを終わらせ、置いてあるラーメンをとりあえず1人前作る。
これくらいあればいいだろ。
食べる。
うん、あっちで食べていたのより遥かに美味いだろう。
まぁ⋯⋯食の国ですから?
「ごちそうさまでした」
──グゥゥゥ。
⋯⋯んんん?
あれ、おかしい。
「腹の減りが止まらないぞ?」
なんか嫌な予感がする。
俺は急いで炊飯器と残りのラーメンの在庫を確認する。
まだギリギリ大丈夫だな。
「作るか」
なんでこんな夜中に俺は入っちまったんだよ俺は!!
※あなたは今外に出れないからです
*
「駄目だ⋯⋯」
何回食ってもお腹の様子が変わらない。
決して飯が食いたいからそう言っているわけではなく、勝手にお腹がぐぅぐぅ鳴って「飯、飯」とガチで腹が減っている時に起きるアレだ。
本格的にまずいぞ。
ラーメンのストックがない。
最近は友梨さんが作ってくれていたから、インスタントというものを口にしていなかった。
冷凍庫を漁ると唐揚げがあったので、レンチンして作る。
時間を待っている間に、俺は携帯でネット検索をかける。
「ん、あった」
冒険者の中に一定数起きる異様な食生活の変化⋯⋯か。
読んでみると面白いことが分かった。
要約すると、冒険者の中には大雑把に物理と魔法がある訳だが、通常の人間の身体の流れから逸脱する事から、この現象にステータス食病という一種の病判定をされているようだ。
病と言っても、そこまで悪いわけではなく、ただ痩せている人間がステータスを通せば怪力になったり、突然魔力を宿したりするようになるわけなのだから、それまでの常識など通じるわけもなく。
⋯⋯一先ずここで語られているのは主に魔力だ。
魔力はかなりのエネルギーを使う為、高位の魔法使いであればあるほど⋯⋯身体の消費カロリーがとんでもなくなるそうだ。
現代の測りで言うなら3倍。
Aランク冒険者ならば5倍近く摂取しなければまずいという。
⋯⋯なるほど。
俺は、あ⋯⋯オド⋯⋯か。
ところで気になったんだけど、オドってこの世界の常識だとどうなんだ?
⋯⋯ごめん、今関係ないな。
「てことは、俺は今このステータス食病ってやつか」
まずいな。
友梨さんになんて説明しよう。
こういう時煩わしいな。
いきなり数時間でステータス食病になりました! なんて言っても首傾げるだろうし。
「今なら⋯⋯外に少し出てみるか?」
今なら──バレないか?
幸い、友梨さん寝ているかの確認をしたら寝ている。
コンビニで買ってくるだけだ。
ごめんねー友梨さん。
忍者歩きで扉まで向かい、深夜の外の世界に俺は数週間ぶりに顔を出す。
「⋯⋯ん?」
扉をゆっくりと閉めた俺だったが、何故か目の前の手すりにピザの箱が10枚ほど積まれており、そして何故か付箋が貼り付けられている。
「なんじゃこれ」
付箋を読んでみる。
"神よ、こちらを是非お食べくださいね"
「神? なんの話だよ」
いつから俺は神様になったんだよ。
てか、誰にもそんな事言われた記憶はないけど。
「そもそもこんな付箋を貼るくらいだ、変な物を入れる人間ではないだろう。貰っておくか」
ラッキー、これで現状の食欲はどうにかなったぜ。
出落ち。
俺は外に出て僅か10秒で家に戻るのだった。
**
「朝光様」
オフィスから外の夜景を一望する朝光の元へ、一人の女が音もなくやって来ては跪いた。
その長い黒髪を靡かせ、朝光は女へと振り向く。
「報告を聞こう」
「はい、神は※※※※※を買おうとしておりましたので、私の持つ権限で優先的にアビロニア産のダンジョンを買わせました」
「穏健派は間に合わなかったか?」
「そのようです」
「そうかっ!! よくやった!!」
静かで優雅なイメージを持つ朝光だが、その報告を聞いて一気に笑みを浮かべる。
「穏健派共め⋯⋯これまでは我慢してやったが、もう辛抱ならん!」
「⋯⋯続いてはどうなさいますか?」
溢れ出る表情から一転、朝光は元のクールな表情に戻る。
「そうだな、穏健派はどうせ⋯⋯進行を遅らせようとしているわけだから──コレに決定しよう。我が神が降臨なされる日を夢見て!!!!」
朝光が眺める書類には、一人の冒険者の写真が映っていた。
「さて、穏健派の奴らを黙らせるには──もっと派手に広がらなければならない!!」
狂った笑みを浮かべる朝光。
これから始まる大きな動きの中で、煌星は今まで通りの生活を続ける事ができるのだろうか。
これから、運命の歯車が回り始める。
───
──
─
こんにちは!作者太郎です。
ひとまず第一章はここまでです!
恐らくこれを書いている頃はもう書き出しているはずですから、多分心配ないでしょう笑
一旦ここで一章が終わるので、ここまで読んでくださった皆様には⋯⋯感謝しかありません。
続く二章の方も、楽しみにしていてくださいね!
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