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第一章
40話:え、エッチなアレじゃなくて?
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「煌星?」
「んー?」
「五香さんから業務連絡が来たよ」
「了解~!」
あれから友梨さんが出る事はないため、ウインドウを眺めることは出来なかったのだが、ひとまず大量のコインは手に入った訳だから良いとしよう。
スマホに送ったというギルド長からの業務連絡を眺める。用件はまぁなんとなく頭には浮かべていたことだった。
「何か来てた?」
「ええ、ギルド長もお手上げしたいレベルで各方面からの電話対応で死にそうだと」
支部や本部、そして国会の方にまで俺のことを知りたいという電話が行き渡り、数日の間全く寝れていないという人間が多数排出されているようで。
なんとかバレないようにしているらしいのだが、それももう限界に近いらしい。
要はSNSで顔が割れている以上、ストーカー被害や家の特定など、様々な手法で今後コンタクトがある可能性が高まり、まずまず人間を疑って掛からなくなっていくとの事だ。
「にしても、もしこの情報が本当ならちょっと変じゃないですか?」
「何が?」
「だって、ここ誰でも入れるセキュリティのセもないくらいの貧乏アパートの1階ですよ? よくバレていませんよね」
「確かに」と納得しながら飲み物を口にする友梨さん。
⋯⋯可愛い。
「そういえばオイゲンさんから連絡来てたよー?」
「オイゲンですか?」
「うん、なんか色々騒いでる感じだったね。あれ? 確かオイゲンさんも冒険者だって言ったよね?」
「そうです。なんならウチのグループ全員冒険者っす」
「一応仲良くてもそういうのは今気を付けてね?」
そりゃ友梨さんの仰る通りでございます。
「ちょっと電話しますね」
「了解」
俺はスマホにイヤホンを付けて電話を掛ける。
『えーい』
「ういー、どうした?」
『いや、噂の冒険者がまさかジュリウスだと思わなかったよ』
「やっぱり噂になってるん?」
『あぁ、勿論だ。おい、今はそんな時間じゃないだろ!』
何やらオイゲンが部下に叱ってる。
中々新鮮だな。
「今時間悪いか?変えようか?」
『いや平気だ、いやそれよりも、身辺は大丈夫か?』
「うん、今の所大丈夫だと思う」
『前アパートって言ったよな? 念の為護衛とかそういうのはギルドで話したか?』
「問題ナッシング。支部長が色々やってくれてる」
コイツ⋯⋯こういう所は頼もしいのに。
なんで女癖だけが悪いんだ。
『良かった良かった。ギルドも良いところ悪いところが多くてな。もしあれだったら俺が護衛にでも行こうと思ってたんだが⋯⋯』
「そんな事言って、ただゲームやる為の理由が欲しいだけだろ?」
コイツの魂胆は丸見えだ。
現在イベント中のサマーイベントに給料かなり注ぎ込んでるって言ってたからな。
⋯⋯確か百万は突っ込んでるって言ってたかな。
『ばっ、馬鹿言うなよ』
「動揺し過ぎだろ。もっと平静を装おうぜ?」
流石におもろすぎだオイゲン。
『こう見えても俺は⋯⋯中々凄いやつなんだぜ?何かあればいつでも連絡しろよ?』
「え? オイゲンそんな凄い人だったの?」
『おう、実はな』
へぇ、それは初耳だ。
「冒険者で通ってる名前とかあんの?」
『一応鉄血っていうゲーマー漂う名前を採用しているけど』
俺は気になったので友梨さんに聞いてみた。
「友梨さん、鉄血って人知ってますか?」
「え!? 鉄血ですか!?」
勢い良くこちらへ振り返った友梨さんがキラッキラッの瞳を向けてきて思わず笑ってしまった。
「そんな凄い人なんですか?」
「凄いというか、実力もあって人望もあるAランク冒険者ですよ!」
えぇ⋯⋯。
まさか⋯⋯
「オイゲン、同姓同名か?」
『恥ずかしながら、間違いなく俺の名前だ』
「友梨さん、その鉄血って人いつもゲームでいじめられているオイゲンって奴らしいぞ」
数秒友梨さんの顔がバグる。
まるで宇宙に投げ飛ばされた猫だ。
「えええええ!? オイゲンさんがあの⋯⋯鉄血!?どんな人脈ですか!!」
「近い近い!」
『おいおい、友梨はギルド職員だったけ?』
「そうだよ」
『そりゃそういう反応にもなるだろ』
「なんで?」
『後進育成の為に俺が結構関わってることも多いからな』
わーお。なるほどね。そりゃギルドからしたら丁度よすぎる人材ってわけか。
とりあえず友梨さん、必死すぎるからやめて。
『そんで? 問題なさそうならいいが』
「まぁ、カネは臨時で割と手に入れたから、オイゲンを特殊召喚したっていいんだぜ?」
『はははは! そりゃいい! だが、部下たちに怒られちまうからまたの機会で』
「お、そうか」
『そんじゃまたな!』
電話が終わると、それこそ質問攻めに遭い、俺は昼前と同じく、またも死にそうなった。
***
さて、ストアを開きますか。
夜。寝静まったのを確認して、お風呂に入るついでにストアを開く。
開くといつも通りのメニューバーがあるのだが、前とは違って一つ違う項目が増えていたのだ。
それが⋯⋯【チャット】,【コミュニティ】だ。
まじか。
これならわざわざコメント対応にしなくても情報集められるな。
そしたらとりあえず今は放置でいいや。
ひとまず今この状況を改善するために必要なことをやろう。
必要な物は色々あるから買うのは追々にして、ダンジョンページを見たかったんだ。
今の状況でレベルを上げるなんて難しい。
人の目もあれば、時間的な意味でも難しい。
高いのなんて求めているわけではなく、ひとまず一時的にでも入れるダンジョンが知りたい。
【カテゴリ:ダンジョン*絞り込み等級順】
よし、見ていこう。
ズラッと並ぶ意味不明な画像とダンジョン名。
⋯⋯そもそも一体誰が売っているのだろうか。
良さそうなのは⋯⋯。
そうして見つけたダンジョンが【ゴブリンの洞窟】と呼ばれるダンジョンだ。
「価格は500万コインか」
高いのだろうが、なんかさっきのせいで安く聞こえてしまう。しかも、むしろダンジョンを買えるんだとすれば、もはや安いなんてものではないだろう。
[購入しました!]
[現在あなたはVIP3です!]
おお、もうそんな上がったのか。
売上効果凄まじい。
インベントリから取り出してみる。
スゥーと吸い込まれるように穴から一つの鍵が出てきた。
[ゴブリン洞窟のダンジョンの鍵]
・インスタントダンジョンの一つ。一度入ったら再使用に掛かるのは36時間後。
・使用している間、時間は停止する。
へぇ、使用時間とかあるんだ。
これは新たな発見だな。
そして──。
「いや、停止ってそんな有難いことある?」
マジなら有難すぎる。
これなら誰の目にも当たることなくレベルを密かに上げれる。早速入ろう。
「これ、ドアみたいにやればいいのか?」
俺はそのまま鍵を空中に差し込んで回す。
すると目の前は次元の割れ目みたいなのが現れ、俺は少し緊張しながらもダンジョンの中に入っていった。
「んー?」
「五香さんから業務連絡が来たよ」
「了解~!」
あれから友梨さんが出る事はないため、ウインドウを眺めることは出来なかったのだが、ひとまず大量のコインは手に入った訳だから良いとしよう。
スマホに送ったというギルド長からの業務連絡を眺める。用件はまぁなんとなく頭には浮かべていたことだった。
「何か来てた?」
「ええ、ギルド長もお手上げしたいレベルで各方面からの電話対応で死にそうだと」
支部や本部、そして国会の方にまで俺のことを知りたいという電話が行き渡り、数日の間全く寝れていないという人間が多数排出されているようで。
なんとかバレないようにしているらしいのだが、それももう限界に近いらしい。
要はSNSで顔が割れている以上、ストーカー被害や家の特定など、様々な手法で今後コンタクトがある可能性が高まり、まずまず人間を疑って掛からなくなっていくとの事だ。
「にしても、もしこの情報が本当ならちょっと変じゃないですか?」
「何が?」
「だって、ここ誰でも入れるセキュリティのセもないくらいの貧乏アパートの1階ですよ? よくバレていませんよね」
「確かに」と納得しながら飲み物を口にする友梨さん。
⋯⋯可愛い。
「そういえばオイゲンさんから連絡来てたよー?」
「オイゲンですか?」
「うん、なんか色々騒いでる感じだったね。あれ? 確かオイゲンさんも冒険者だって言ったよね?」
「そうです。なんならウチのグループ全員冒険者っす」
「一応仲良くてもそういうのは今気を付けてね?」
そりゃ友梨さんの仰る通りでございます。
「ちょっと電話しますね」
「了解」
俺はスマホにイヤホンを付けて電話を掛ける。
『えーい』
「ういー、どうした?」
『いや、噂の冒険者がまさかジュリウスだと思わなかったよ』
「やっぱり噂になってるん?」
『あぁ、勿論だ。おい、今はそんな時間じゃないだろ!』
何やらオイゲンが部下に叱ってる。
中々新鮮だな。
「今時間悪いか?変えようか?」
『いや平気だ、いやそれよりも、身辺は大丈夫か?』
「うん、今の所大丈夫だと思う」
『前アパートって言ったよな? 念の為護衛とかそういうのはギルドで話したか?』
「問題ナッシング。支部長が色々やってくれてる」
コイツ⋯⋯こういう所は頼もしいのに。
なんで女癖だけが悪いんだ。
『良かった良かった。ギルドも良いところ悪いところが多くてな。もしあれだったら俺が護衛にでも行こうと思ってたんだが⋯⋯』
「そんな事言って、ただゲームやる為の理由が欲しいだけだろ?」
コイツの魂胆は丸見えだ。
現在イベント中のサマーイベントに給料かなり注ぎ込んでるって言ってたからな。
⋯⋯確か百万は突っ込んでるって言ってたかな。
『ばっ、馬鹿言うなよ』
「動揺し過ぎだろ。もっと平静を装おうぜ?」
流石におもろすぎだオイゲン。
『こう見えても俺は⋯⋯中々凄いやつなんだぜ?何かあればいつでも連絡しろよ?』
「え? オイゲンそんな凄い人だったの?」
『おう、実はな』
へぇ、それは初耳だ。
「冒険者で通ってる名前とかあんの?」
『一応鉄血っていうゲーマー漂う名前を採用しているけど』
俺は気になったので友梨さんに聞いてみた。
「友梨さん、鉄血って人知ってますか?」
「え!? 鉄血ですか!?」
勢い良くこちらへ振り返った友梨さんがキラッキラッの瞳を向けてきて思わず笑ってしまった。
「そんな凄い人なんですか?」
「凄いというか、実力もあって人望もあるAランク冒険者ですよ!」
えぇ⋯⋯。
まさか⋯⋯
「オイゲン、同姓同名か?」
『恥ずかしながら、間違いなく俺の名前だ』
「友梨さん、その鉄血って人いつもゲームでいじめられているオイゲンって奴らしいぞ」
数秒友梨さんの顔がバグる。
まるで宇宙に投げ飛ばされた猫だ。
「えええええ!? オイゲンさんがあの⋯⋯鉄血!?どんな人脈ですか!!」
「近い近い!」
『おいおい、友梨はギルド職員だったけ?』
「そうだよ」
『そりゃそういう反応にもなるだろ』
「なんで?」
『後進育成の為に俺が結構関わってることも多いからな』
わーお。なるほどね。そりゃギルドからしたら丁度よすぎる人材ってわけか。
とりあえず友梨さん、必死すぎるからやめて。
『そんで? 問題なさそうならいいが』
「まぁ、カネは臨時で割と手に入れたから、オイゲンを特殊召喚したっていいんだぜ?」
『はははは! そりゃいい! だが、部下たちに怒られちまうからまたの機会で』
「お、そうか」
『そんじゃまたな!』
電話が終わると、それこそ質問攻めに遭い、俺は昼前と同じく、またも死にそうなった。
***
さて、ストアを開きますか。
夜。寝静まったのを確認して、お風呂に入るついでにストアを開く。
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それが⋯⋯【チャット】,【コミュニティ】だ。
まじか。
これならわざわざコメント対応にしなくても情報集められるな。
そしたらとりあえず今は放置でいいや。
ひとまず今この状況を改善するために必要なことをやろう。
必要な物は色々あるから買うのは追々にして、ダンジョンページを見たかったんだ。
今の状況でレベルを上げるなんて難しい。
人の目もあれば、時間的な意味でも難しい。
高いのなんて求めているわけではなく、ひとまず一時的にでも入れるダンジョンが知りたい。
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よし、見ていこう。
ズラッと並ぶ意味不明な画像とダンジョン名。
⋯⋯そもそも一体誰が売っているのだろうか。
良さそうなのは⋯⋯。
そうして見つけたダンジョンが【ゴブリンの洞窟】と呼ばれるダンジョンだ。
「価格は500万コインか」
高いのだろうが、なんかさっきのせいで安く聞こえてしまう。しかも、むしろダンジョンを買えるんだとすれば、もはや安いなんてものではないだろう。
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おお、もうそんな上がったのか。
売上効果凄まじい。
インベントリから取り出してみる。
スゥーと吸い込まれるように穴から一つの鍵が出てきた。
[ゴブリン洞窟のダンジョンの鍵]
・インスタントダンジョンの一つ。一度入ったら再使用に掛かるのは36時間後。
・使用している間、時間は停止する。
へぇ、使用時間とかあるんだ。
これは新たな発見だな。
そして──。
「いや、停止ってそんな有難いことある?」
マジなら有難すぎる。
これなら誰の目にも当たることなくレベルを密かに上げれる。早速入ろう。
「これ、ドアみたいにやればいいのか?」
俺はそのまま鍵を空中に差し込んで回す。
すると目の前は次元の割れ目みたいなのが現れ、俺は少し緊張しながらもダンジョンの中に入っていった。
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