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第一章
23話:やべ、権力にイジメられそう
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「失礼します」
嫌な予感しかしない。
「失礼します~」
三神さんの後ろでペコペコしながら俺は案内された部屋へと突入した。
「⋯⋯⋯⋯」
その部屋の先で待ち構えているのは、ソファで寝っ転がり、テーブルに置かれてある開封ポテチを一心不乱に食いまくる20代後半くらいの男だった。
やせ細っていてこんな男がギルドのお偉いさんなのかと思わず突っ込んでしまいたいくらいの酷い体格だ。
しかし侮るわけにはいかない。
現実問題、性別関係なくステータスを与えられるものであり、昔のような男女平等がどうの言ってる問題はとうに超えている。
なぜなら、この国で生まれたSS級冒険者の最初の一人が──女性だったからだ。
「やぁやぁ! 君が例の報告にあった子だね!」
俺に気付くと太陽にでも照らされたように明るい笑顔をみせてくる。
⋯⋯正直色々印象が変わるくらい明るい。
「あ、黄河と言います。なんか事を大きくしてしまったみたいで申し訳ありませんでした」
バイトで身につけた謝罪と丁寧な頭を下げる能力!
百発百中の謝罪だぞ!
「あぁ、そういうつもりじゃないから大丈夫だよ! むしろ時間を取らせてるのこっちだから、黄河くんはリラックスしてリラックス!」
あれ? 意外といい人そうだぞ?
いや、それは仮面をつけている可能性を秘めているんだから駄目駄目!
「それでそれで? 確か報告だと⋯⋯」
男の人が書類を読みながらてんやわんやさせているのを俺は一分ほど見つめた。
「なるほど! これは僕が対応しなくてはならない問題だね!」
そう言って男の人(ギルドのお偉いさん)がこちらを見上げた。思わず俺は会釈気味に1回頷く。
「さて、まず⋯⋯ダンジョン問題と今回の査定は繋がっているということで間違いないね? 三神さん」
「あ、はい! 聞いた話を繋げると間違いないかと」
後ろで待機している三神さんが慌てて答える。
「そ、う、なると⋯⋯」
男の人が背後にある自分のデスクから何かを漁り、数枚の書類を取り出す。
「三神さん、これをすぐに提出してきて」
「は、はい!」
三神さんがここで一旦部屋から追い出された。
やべ、知ってる人が誰もいない。
「怖がらないで、怖い話をするつもりはないから」
そう言ってるアンタの目が一番怖えよ!
「略すけど、この公園ダンジョンに入った。すると見えたのは墓場だらけの場所だった。そこでライオンらしき変な骨だらけの生物と遭遇。結果は討ち取って、そのドロップはどうしたの?」
「な、何も落ちませんでした」
「本当?」
「ほ、本当です」
お偉いさんの発した一瞬の鋭い目つきは心臓の鼓動を早めた。本能的にはもう逃げ出したいくらいのとんでもない威圧感だった。
身体の細部の細部まで見られているようなそんな感覚。
細胞が嫌悪感を発しているのを自分で感じるくらいだった。
「⋯⋯⋯⋯」
「"本当らしいね"」
はぁ~。なんか威圧感が止まった。
ホッと内心深い溜め息をこぼしたいくらい謎の威圧感は止まった。
「それじゃこの金のナイフ⋯⋯というのは?」
男の人へと渡った。俺が形状変化させた金のナイフ。
肉を切るようなイメージで形状変化させたナイフを手に取った男の人は少し汗をかいている。
「これ、どこで落ちていたの?」
「墓場で落ちていました」
「本当?」
「ほ、本当です」
「なるほどね、墓場にどれくらいいたのか大体でいいから分かる?」
「正確にはわかりませんが、4時間いかないくらいだったと思います」
そう返すと男の人は何やら考え込んでいる。
一体なんなんだ? 何が起きているんだ?
「とにかく分かったよ、とりあえず一旦尋ねるけど⋯⋯コレ、どうする?売るつもりなら値段を開示しようと思うけど」
え? そんなことある?
普通逆じゃねぇの?逆じゃね?
思わず笑いが口から出そうになるが必死に抑え込む。
「もし低かったら嫌なんですけど」
ここは素直に言ってみるか。
「あー、なるほどね。黄河くんが嫌がる値段にはならないから安心して」
なら、良いか。
ちゃんとした値段を聞いてないし。
「分かりました。売却します」
「そう」
男の人がそう言うと、続けざまに即答した。
「200万」
「⋯⋯え?」
「聞こえなかった? 200万。足りなかったかい?」
はぁっ!? 200!?
「そ、そんな高いんですか?これ」
「まぁ目的は話さないけど、多分もう少し僕に頼めば値上がりするかも」
「じゃ、じゃあお願いします」
「500」
⋯⋯!?!?!?
頭の中がパンク寸前だった。
何が起きているんだ?全く理解できない。
「君は気付いていないようだけど、コレの価値は100や200なんかで計れる価値を逸脱しているよ。見た所黄河くんは初心者冒険者だったからね⋯⋯ここで君から下がった金額を言うのは僕の立場としては最悪の対応だからね、こういう言い方をさせてもらった」
まじかよ。このナイフが500!?
風俗に週5で通えるじゃないか!
それに、レンタル彼女とか、課金だってし放題じゃないか!
「は、はい⋯⋯」
「まぁそりゃそうか。たかがナイフを売却した瞬間にとんでもない金額を提示されれば驚くよね。まぁ、とりあえずこれは僕が500で対応する。
たけど一つ、ささやかな条件を引き受けてくれないかな?」
ほ、法外な取引をやらされるとか!?
「数人の冒険者を君に同行させるから、もう一度そのダンジョンに向かってくれないかい? 明日でも明々後日でもいい、君のタイミングに合わせるから」
「わ、わかりました」
それで500なら安い気がする。
でも、なんでもう一回行かせるつもりなんだ?
この人の考えがまるで読めない。
「よし! そしたら僕と今回同行するギルドの子に連絡先を送ってもいいかな?」
「勿論です」
「あ、念の為言っておくけど、彼らが使用しているとは言っても⋯⋯業務用だから平気平気」
「あ、そんな気遣いまで」
「日取りはいつにする?こちらとしては早い方が嬉しいかなって言う感じなんだけど」
「明日でも平気です!」
「よっしゃ!じゃあ600で買い取るね」
太っ腹ギルドのお偉いさん!
「最後に僕の自己紹介だね。僕はここのギルド長をしている五香史郎。何かあったらこの番号に掛けてね? アイテムとか必要物は同行させる者達に渡すから、あとで貰って」
「了解です」
「それじゃ時間取らせたね。また明日よろしくね!」
そう言って俺は部屋から出て家へと直帰する。
まさか、五香さんと長い付き合いになる事になるとは⋯⋯俺はこの時全く思ってもいなかった。
嫌な予感しかしない。
「失礼します~」
三神さんの後ろでペコペコしながら俺は案内された部屋へと突入した。
「⋯⋯⋯⋯」
その部屋の先で待ち構えているのは、ソファで寝っ転がり、テーブルに置かれてある開封ポテチを一心不乱に食いまくる20代後半くらいの男だった。
やせ細っていてこんな男がギルドのお偉いさんなのかと思わず突っ込んでしまいたいくらいの酷い体格だ。
しかし侮るわけにはいかない。
現実問題、性別関係なくステータスを与えられるものであり、昔のような男女平等がどうの言ってる問題はとうに超えている。
なぜなら、この国で生まれたSS級冒険者の最初の一人が──女性だったからだ。
「やぁやぁ! 君が例の報告にあった子だね!」
俺に気付くと太陽にでも照らされたように明るい笑顔をみせてくる。
⋯⋯正直色々印象が変わるくらい明るい。
「あ、黄河と言います。なんか事を大きくしてしまったみたいで申し訳ありませんでした」
バイトで身につけた謝罪と丁寧な頭を下げる能力!
百発百中の謝罪だぞ!
「あぁ、そういうつもりじゃないから大丈夫だよ! むしろ時間を取らせてるのこっちだから、黄河くんはリラックスしてリラックス!」
あれ? 意外といい人そうだぞ?
いや、それは仮面をつけている可能性を秘めているんだから駄目駄目!
「それでそれで? 確か報告だと⋯⋯」
男の人が書類を読みながらてんやわんやさせているのを俺は一分ほど見つめた。
「なるほど! これは僕が対応しなくてはならない問題だね!」
そう言って男の人(ギルドのお偉いさん)がこちらを見上げた。思わず俺は会釈気味に1回頷く。
「さて、まず⋯⋯ダンジョン問題と今回の査定は繋がっているということで間違いないね? 三神さん」
「あ、はい! 聞いた話を繋げると間違いないかと」
後ろで待機している三神さんが慌てて答える。
「そ、う、なると⋯⋯」
男の人が背後にある自分のデスクから何かを漁り、数枚の書類を取り出す。
「三神さん、これをすぐに提出してきて」
「は、はい!」
三神さんがここで一旦部屋から追い出された。
やべ、知ってる人が誰もいない。
「怖がらないで、怖い話をするつもりはないから」
そう言ってるアンタの目が一番怖えよ!
「略すけど、この公園ダンジョンに入った。すると見えたのは墓場だらけの場所だった。そこでライオンらしき変な骨だらけの生物と遭遇。結果は討ち取って、そのドロップはどうしたの?」
「な、何も落ちませんでした」
「本当?」
「ほ、本当です」
お偉いさんの発した一瞬の鋭い目つきは心臓の鼓動を早めた。本能的にはもう逃げ出したいくらいのとんでもない威圧感だった。
身体の細部の細部まで見られているようなそんな感覚。
細胞が嫌悪感を発しているのを自分で感じるくらいだった。
「⋯⋯⋯⋯」
「"本当らしいね"」
はぁ~。なんか威圧感が止まった。
ホッと内心深い溜め息をこぼしたいくらい謎の威圧感は止まった。
「それじゃこの金のナイフ⋯⋯というのは?」
男の人へと渡った。俺が形状変化させた金のナイフ。
肉を切るようなイメージで形状変化させたナイフを手に取った男の人は少し汗をかいている。
「これ、どこで落ちていたの?」
「墓場で落ちていました」
「本当?」
「ほ、本当です」
「なるほどね、墓場にどれくらいいたのか大体でいいから分かる?」
「正確にはわかりませんが、4時間いかないくらいだったと思います」
そう返すと男の人は何やら考え込んでいる。
一体なんなんだ? 何が起きているんだ?
「とにかく分かったよ、とりあえず一旦尋ねるけど⋯⋯コレ、どうする?売るつもりなら値段を開示しようと思うけど」
え? そんなことある?
普通逆じゃねぇの?逆じゃね?
思わず笑いが口から出そうになるが必死に抑え込む。
「もし低かったら嫌なんですけど」
ここは素直に言ってみるか。
「あー、なるほどね。黄河くんが嫌がる値段にはならないから安心して」
なら、良いか。
ちゃんとした値段を聞いてないし。
「分かりました。売却します」
「そう」
男の人がそう言うと、続けざまに即答した。
「200万」
「⋯⋯え?」
「聞こえなかった? 200万。足りなかったかい?」
はぁっ!? 200!?
「そ、そんな高いんですか?これ」
「まぁ目的は話さないけど、多分もう少し僕に頼めば値上がりするかも」
「じゃ、じゃあお願いします」
「500」
⋯⋯!?!?!?
頭の中がパンク寸前だった。
何が起きているんだ?全く理解できない。
「君は気付いていないようだけど、コレの価値は100や200なんかで計れる価値を逸脱しているよ。見た所黄河くんは初心者冒険者だったからね⋯⋯ここで君から下がった金額を言うのは僕の立場としては最悪の対応だからね、こういう言い方をさせてもらった」
まじかよ。このナイフが500!?
風俗に週5で通えるじゃないか!
それに、レンタル彼女とか、課金だってし放題じゃないか!
「は、はい⋯⋯」
「まぁそりゃそうか。たかがナイフを売却した瞬間にとんでもない金額を提示されれば驚くよね。まぁ、とりあえずこれは僕が500で対応する。
たけど一つ、ささやかな条件を引き受けてくれないかな?」
ほ、法外な取引をやらされるとか!?
「数人の冒険者を君に同行させるから、もう一度そのダンジョンに向かってくれないかい? 明日でも明々後日でもいい、君のタイミングに合わせるから」
「わ、わかりました」
それで500なら安い気がする。
でも、なんでもう一回行かせるつもりなんだ?
この人の考えがまるで読めない。
「よし! そしたら僕と今回同行するギルドの子に連絡先を送ってもいいかな?」
「勿論です」
「あ、念の為言っておくけど、彼らが使用しているとは言っても⋯⋯業務用だから平気平気」
「あ、そんな気遣いまで」
「日取りはいつにする?こちらとしては早い方が嬉しいかなって言う感じなんだけど」
「明日でも平気です!」
「よっしゃ!じゃあ600で買い取るね」
太っ腹ギルドのお偉いさん!
「最後に僕の自己紹介だね。僕はここのギルド長をしている五香史郎。何かあったらこの番号に掛けてね? アイテムとか必要物は同行させる者達に渡すから、あとで貰って」
「了解です」
「それじゃ時間取らせたね。また明日よろしくね!」
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