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クーン20歳
第260話 週末は日本へ?
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息子はユーリ、15歳。上の娘はミーケ、14歳。
そして下の娘はルーカ、11歳。
妻のヤーナと俺で5人家族。
今日はこれから日本へ向かう。
今まで子供達をあっちの世界に連れて行った事が無いんだ。
「お父さん、早くいこうよ!」
息子は凄く乗り気のようだ。
久しぶりだ。こっちの世界の事はしばし忘れて楽しんでこよう!
因みにヤーナは化粧品や服に興味津々というか、買う気満々のようだ。
装飾品については、宝石のカット以外はこっちの世界は負けていない。
むしろ勝っているのではなかろうか。
細工等のスキルで何とでもなるからだ。
・・・・
・・・
・・
・
「久しぶりだな。」
まさやんが迎えに来てくれた。
それにしても、花子って神だったよな?
何で子沢山なんだよ?
「久しいわね。ずいぶんこの身体に馴染んだから、こうして子供もね、普通に、自然妊娠できたのよ!」
「どうでもいいが、あんた秩序の神なんじゃねえのか?」
「気にしたら負けって言う言葉知っている?」
・・・・これ以上反論するのはやめておこう。
「それより土砂剛史、君のご両親の墓が見つかった。流石に年月が経ち過ぎた。数年前に死んでいたようだ。」
まさやん、調べていてくれたのか。
もう転生してから相当経っていたもんな。
俺は32歳。転生時は確か24歳だったから、もしこっちで生きていれば55歳か?
確か両親が30半ばになってから俺は生まれたはずだから、生きていれば90歳ぐらいなんだよなあ。
そりゃあ死んでも仕方がないな。
俺は案内された墓に行き、手を合わせた。
もう来る事もないだろうが、親父とお袋、安らかに眠ってくれ。
せめて生きている間に会っておきたかったが、きっと理解できなかっただろうからこれでいいんだ。
「ここにクーンのご両親が眠っているのね?」
「ああ、クーンじゃなく土砂剛史の、だがな。」
クーンの両親は健在だからな。
この後1週間程、日本観光をした。
やはり富士山は山の形が綺麗で、子供達は喜んでいた。
「少し離れてみる方がいいね。」
一応山頂にも行ってみたが、山頂は不評だった。何せ富士山の山頂からの眺めって、あっちじゃポチの背に乗ればいつでももっと凄いのが見る事が出来るからな。
・・・・
・・・
・・
・
「ここがネズミキャラが人気の遊び場か!」
「かわいい!」
「飼えないかしら?」
おい一寸待て!今飼えないかしらってどれの事を言ったんだルーカ!
あれは人が中に入っている着ぐるみだ!
・・・・
・・・
・・
・
女共は下着売り場へ向かっていった。
金はあるからと、サイズを調べもせずに大人買いをしたらしい。
何せ娘達はまだまだこれから成長する。
うーん、ちょくちょく来たらいいじゃねえか、と思ったが、あっちで親しくしている連中にお土産、らしい。
下着をお土産って・・・・
・・・・
・・・
・・
・
気が付けば、週末は日本に居たりする。
そんでもって俺はたまった書類と格闘している。
誰か助けてくれ!
だが現実には何故か俺に助けを求める世界樹からの通信が入っていた。
これはもしや、書類からおさらばできる?
俺は大義名分を得たと、小躍りしてしまった。
「クーンどうしたの?」
「ヤーナ、世界樹のネットワークからヘルプが入った。」
「あら、何か問題が起こったのね。どうしてクーンの周囲は落ち着かないのかしらね。」
「俺に言われてもなあ。」
「まあいいわ。どうせ世界樹関連だったらクーン以外では対処できないものね。」
そうなのだ。俺の責任とはいえ、この地の世界樹はごく限られた者にしか扱えないんだよな。
許可を出せばいいのだが、これが中々ホイホイと許可を出せないらしい。
もっと楽をしたいんだが、それを許さぬシステム。
一度見直したい所だな。
俺は世界樹ネットワークに介入し、状況を確認する。
どうやら俺が閉じ込めた神を自称する爺共が本から脱出したらしい。
で、天使達が爺共から・・・・セクハラ?を受けてるから何とかしてほしいとの連絡だ。
何だ?と思うと、
【何故我がこんなの着なくてはならぬのだ!】
何故木の葉が其処に居る?
しかも葉っぱの水着?下着で着飾っているんだが。
面倒過ぎて行きたくない。まだ書類整理の方がましだ。
俺はそっと通信を切った。
「行かないの?」
「厄介事に巻きこまれたくない。」
だが既に遅かった。
25次元の珠がそれを許さなかったのだ。
マジカル木の葉あどうやら珠を遠隔操作できるようで、
【早く来るのだ!】
・・・・脳内に直接干渉するのはやめてくれ!
仕方がない。
俺は地面に手をつき、
【土】スキルを用いいくばくかの土を袋に詰めた。
俺は未だ【土】スキルしかない。
だが土さえ手元にあれば何とでもなる、そう思っている。
「どうやってもも行かないと駄目らしい。」
「仕方がないわね。」
ヤーナは俺に抱き着いてきた。自慢の妻だ。
30過ぎてなお女に磨きがかかっている。
「相変わらず綺麗だなヤーナ。」
「何妻を口説いているのよ。」
「口説くとか、それ以前だぞ。俺は事実しか言わねえ。」
「それは後にしましょう。でも嬉しいわクーン。私と夫婦になってくれてありがとう。」
「後にしましょうって、まあいいが、どうしたんだヤーナ。まあ俺もヤーナと結ばれてよかったと思っているぞ。むしろヤーナ以外は考えられねえんだがな。」
「あらやだ相変わらず・・・・木の葉ちゃんから催促が来ているわ。さ、行きましょ!」
俺は転生してからこうして幸せに生きている。
幸せだが、何故か落ち着いた生活を送る事は出来ないみたいだ。
あ、そうそう、うっかり忘れていたがクランに所属していた連中は、もれなくパートナーを見つけ、結婚している。
独身のあっま過ごすのをヤーナが許さなかったのもある。
ニールスにいと同じパーティーメンバーだった5人も今はそれぞれ相応しい夫と共に幸せな生活を送っているのだとか。
あのままどうなるのかと思ったんだが安心だぜ!
それに会ってはいないが、世界樹通信でニールスにいとも会話は出来ている。
子供は無理と思っていたようだが、あのフスタ女史との間になんと2人も子が授かったってんだから驚きだ!
エルフと人では子を授かるのは難しい聞いていたからよかったぜ!
それに双子の弟と妹、ティーデとヒセラは王都でそれぞれサスキア王女とディーデリック王子と幸せに?暮らしていると聞いている。
産まれた子供は全員王族として今後を生きる事になるらしい。
あれ?もしかして新領地って、ニールスにいは別の場所に行っちまったし、誰が継ぐんだ?
親父と兄貴達に押し付けたんだが・・・・
下手に聞くと押し付けられそうになるし、仕方がない、マジカル木の葉の所へ向かってみるか。
「さあ行こうヤーナ!」
「ええクーン。クーンといれば毎日が刺激的ね!」
こうして俺は何やら神達が揉めている場所へ向かった。
その後どうなったかは・・・・
「お父さん、また木の葉ちゃんが呼んでいるよ?」
折角解決してもまた問題が発生する。
困ったもんだ。
【今度は息子殿を連れて来るがいい。】
あれ?ユーリを気に入った?
だが相手は人外だからなあ。
【愛に困難はつきものじゃ!】
俺の人生、まだまだ波乱万丈な予感がするぜ!
だが隣にはヤーナがいてくれている。2人だったら何とかなるよな!
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
完
お待たせしてしまいましたが、何とか完成する事が出来ました。
ここまでお付き合い下さりありがとうございます!
そして下の娘はルーカ、11歳。
妻のヤーナと俺で5人家族。
今日はこれから日本へ向かう。
今まで子供達をあっちの世界に連れて行った事が無いんだ。
「お父さん、早くいこうよ!」
息子は凄く乗り気のようだ。
久しぶりだ。こっちの世界の事はしばし忘れて楽しんでこよう!
因みにヤーナは化粧品や服に興味津々というか、買う気満々のようだ。
装飾品については、宝石のカット以外はこっちの世界は負けていない。
むしろ勝っているのではなかろうか。
細工等のスキルで何とでもなるからだ。
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「久しぶりだな。」
まさやんが迎えに来てくれた。
それにしても、花子って神だったよな?
何で子沢山なんだよ?
「久しいわね。ずいぶんこの身体に馴染んだから、こうして子供もね、普通に、自然妊娠できたのよ!」
「どうでもいいが、あんた秩序の神なんじゃねえのか?」
「気にしたら負けって言う言葉知っている?」
・・・・これ以上反論するのはやめておこう。
「それより土砂剛史、君のご両親の墓が見つかった。流石に年月が経ち過ぎた。数年前に死んでいたようだ。」
まさやん、調べていてくれたのか。
もう転生してから相当経っていたもんな。
俺は32歳。転生時は確か24歳だったから、もしこっちで生きていれば55歳か?
確か両親が30半ばになってから俺は生まれたはずだから、生きていれば90歳ぐらいなんだよなあ。
そりゃあ死んでも仕方がないな。
俺は案内された墓に行き、手を合わせた。
もう来る事もないだろうが、親父とお袋、安らかに眠ってくれ。
せめて生きている間に会っておきたかったが、きっと理解できなかっただろうからこれでいいんだ。
「ここにクーンのご両親が眠っているのね?」
「ああ、クーンじゃなく土砂剛史の、だがな。」
クーンの両親は健在だからな。
この後1週間程、日本観光をした。
やはり富士山は山の形が綺麗で、子供達は喜んでいた。
「少し離れてみる方がいいね。」
一応山頂にも行ってみたが、山頂は不評だった。何せ富士山の山頂からの眺めって、あっちじゃポチの背に乗ればいつでももっと凄いのが見る事が出来るからな。
・・・・
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「ここがネズミキャラが人気の遊び場か!」
「かわいい!」
「飼えないかしら?」
おい一寸待て!今飼えないかしらってどれの事を言ったんだルーカ!
あれは人が中に入っている着ぐるみだ!
・・・・
・・・
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女共は下着売り場へ向かっていった。
金はあるからと、サイズを調べもせずに大人買いをしたらしい。
何せ娘達はまだまだこれから成長する。
うーん、ちょくちょく来たらいいじゃねえか、と思ったが、あっちで親しくしている連中にお土産、らしい。
下着をお土産って・・・・
・・・・
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気が付けば、週末は日本に居たりする。
そんでもって俺はたまった書類と格闘している。
誰か助けてくれ!
だが現実には何故か俺に助けを求める世界樹からの通信が入っていた。
これはもしや、書類からおさらばできる?
俺は大義名分を得たと、小躍りしてしまった。
「クーンどうしたの?」
「ヤーナ、世界樹のネットワークからヘルプが入った。」
「あら、何か問題が起こったのね。どうしてクーンの周囲は落ち着かないのかしらね。」
「俺に言われてもなあ。」
「まあいいわ。どうせ世界樹関連だったらクーン以外では対処できないものね。」
そうなのだ。俺の責任とはいえ、この地の世界樹はごく限られた者にしか扱えないんだよな。
許可を出せばいいのだが、これが中々ホイホイと許可を出せないらしい。
もっと楽をしたいんだが、それを許さぬシステム。
一度見直したい所だな。
俺は世界樹ネットワークに介入し、状況を確認する。
どうやら俺が閉じ込めた神を自称する爺共が本から脱出したらしい。
で、天使達が爺共から・・・・セクハラ?を受けてるから何とかしてほしいとの連絡だ。
何だ?と思うと、
【何故我がこんなの着なくてはならぬのだ!】
何故木の葉が其処に居る?
しかも葉っぱの水着?下着で着飾っているんだが。
面倒過ぎて行きたくない。まだ書類整理の方がましだ。
俺はそっと通信を切った。
「行かないの?」
「厄介事に巻きこまれたくない。」
だが既に遅かった。
25次元の珠がそれを許さなかったのだ。
マジカル木の葉あどうやら珠を遠隔操作できるようで、
【早く来るのだ!】
・・・・脳内に直接干渉するのはやめてくれ!
仕方がない。
俺は地面に手をつき、
【土】スキルを用いいくばくかの土を袋に詰めた。
俺は未だ【土】スキルしかない。
だが土さえ手元にあれば何とでもなる、そう思っている。
「どうやってもも行かないと駄目らしい。」
「仕方がないわね。」
ヤーナは俺に抱き着いてきた。自慢の妻だ。
30過ぎてなお女に磨きがかかっている。
「相変わらず綺麗だなヤーナ。」
「何妻を口説いているのよ。」
「口説くとか、それ以前だぞ。俺は事実しか言わねえ。」
「それは後にしましょう。でも嬉しいわクーン。私と夫婦になってくれてありがとう。」
「後にしましょうって、まあいいが、どうしたんだヤーナ。まあ俺もヤーナと結ばれてよかったと思っているぞ。むしろヤーナ以外は考えられねえんだがな。」
「あらやだ相変わらず・・・・木の葉ちゃんから催促が来ているわ。さ、行きましょ!」
俺は転生してからこうして幸せに生きている。
幸せだが、何故か落ち着いた生活を送る事は出来ないみたいだ。
あ、そうそう、うっかり忘れていたがクランに所属していた連中は、もれなくパートナーを見つけ、結婚している。
独身のあっま過ごすのをヤーナが許さなかったのもある。
ニールスにいと同じパーティーメンバーだった5人も今はそれぞれ相応しい夫と共に幸せな生活を送っているのだとか。
あのままどうなるのかと思ったんだが安心だぜ!
それに会ってはいないが、世界樹通信でニールスにいとも会話は出来ている。
子供は無理と思っていたようだが、あのフスタ女史との間になんと2人も子が授かったってんだから驚きだ!
エルフと人では子を授かるのは難しい聞いていたからよかったぜ!
それに双子の弟と妹、ティーデとヒセラは王都でそれぞれサスキア王女とディーデリック王子と幸せに?暮らしていると聞いている。
産まれた子供は全員王族として今後を生きる事になるらしい。
あれ?もしかして新領地って、ニールスにいは別の場所に行っちまったし、誰が継ぐんだ?
親父と兄貴達に押し付けたんだが・・・・
下手に聞くと押し付けられそうになるし、仕方がない、マジカル木の葉の所へ向かってみるか。
「さあ行こうヤーナ!」
「ええクーン。クーンといれば毎日が刺激的ね!」
こうして俺は何やら神達が揉めている場所へ向かった。
その後どうなったかは・・・・
「お父さん、また木の葉ちゃんが呼んでいるよ?」
折角解決してもまた問題が発生する。
困ったもんだ。
【今度は息子殿を連れて来るがいい。】
あれ?ユーリを気に入った?
だが相手は人外だからなあ。
【愛に困難はつきものじゃ!】
俺の人生、まだまだ波乱万丈な予感がするぜ!
だが隣にはヤーナがいてくれている。2人だったら何とかなるよな!
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
完
お待たせしてしまいましたが、何とか完成する事が出来ました。
ここまでお付き合い下さりありがとうございます!
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