上 下
227 / 262
日本へ

第226話 2人はお互いに

しおりを挟む
「こ、これは失礼を。私は花子と命名されていまして、これでも秩序の女神なんですよ。」
 何故かまさやんに丁寧なあいさつをする花子。
「秩序の女神が秩序を乱してどうすんだ!」
 いかん、思わず突っ込んじまったぜ。

「はあ?マジモンのあれか?」
 まさやんのアレが何を意味するのか分かりにくいが・・・・
「いっとくが電波じゃねえぞ?マジモンの女神らしい。こいつ今じゃこんな見たくれだけは美女だが、さっきまで女神像に封じられていたうえに、霞みたいな存在だったんだぜ!」

「そうか、女神か・・・・想像していた女神とは違うな。」
「時にまさやんとやら、其方は心に大きな傷を負っているな。」
 女神が急に真面目になった?
「あ?あんたに俺の何が分かるってんだ?」
「・・・・失ったのは貴方だけではないもの。私にも色々失ったからわかるのよ。」
 何の話だ?
「ねえクーン、何だか深刻な話だし、先に休んでおこう。」
 ヤーナは関心が無い様子。
「まあ後は大人に任せて・・・・我々は休んでこうか。」

 俺達が自分達あてがわれた部屋に移動するも、2人の話は終わらなかった。

 ・・・・
 ・・・
 ・・
 ・

「・・・・酷いでしょ?」
「あんたも苦労しているんだな・・・まあもっと飲め。」
「ありがたく頂くわ・・・・人の世界の酒もイケるわね!」
「おお!いい飲みっぷりだな・・・・俺も負けてられねえぜ!」

 何故かまさやんと花子は酒を飲んで盛り上がっていた。

 ・・・・
 ・・・
 ・・
 ・

「ねえ、貴方何者よ?普通じゃないわよね。」
「気にするな花子。こういう出会いもある。」
「そうね・・・・これは必然だったのかしら?で、本名は何て言うのかしら?」

「ああそれな・・・・●△■☆だ。」
「へえ・・・・やはり只者では無かったのね・・・・と言うかこうして話をしてもよかったの?」
「いいんだ。だがクーンとヤーナには言うなよ?花子の契約を考えると聞かれたら逆らえないだろうが・・・・まさかクーンが俺の本名を花子が知っているとは思えんからな。そもそもあいつは俺の事は詮索しなかった。今後もないだろう。」

「そうね・・・・ねえ、今日はこれからどうなのよ?」
「・・・・もう予定は無い。」
「じゃあ・・・・」
「いいぜ。」

 注:この作品は全年齢対象です。

「そこ、そこがいいの!」
「いい反応じゃねえか!ここはどうだ?尻の付近をこう・・・・」
「す、凄い・・・・もう駄目え!!!」

 注:何度も記載しますがこの作品は全年齢対象です。

 この後まさやんも花子にマッサージをしてもらった。
 何て事はない。2人はお互いマッサージをしていたのだ。

 この後2人に何があったのかは2人しか知らない。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

【改稿版】休憩スキルで異世界無双!チートを得た俺は異世界で無双し、王女と魔女を嫁にする。

ゆう
ファンタジー
剣と魔法の異世界に転生したクリス・レガード。 剣聖を輩出したことのあるレガード家において剣術スキルは必要不可欠だが12歳の儀式で手に入れたスキルは【休憩】だった。 しかしこのスキル、想像していた以上にチートだ。 休憩を使いスキルを強化、更に新しいスキルを獲得できてしまう… そして強敵と相対する中、クリスは伝説のスキルである覇王を取得する。 ルミナス初代国王が有したスキルである覇王。 その覇王発現は王国の長い歴史の中で悲願だった。 それ以降、クリスを取り巻く環境は目まぐるしく変化していく…… ※アルファポリスに投稿した作品の改稿版です。 ホットランキング最高位2位でした。 カクヨムにも別シナリオで掲載。

爺さんの異世界建国記 〜荒廃した異世界を農業で立て直していきます。いきなりの土作りはうまくいかない。

秋田ノ介
ファンタジー
  88歳の爺さんが、異世界に転生して農業の知識を駆使して建国をする話。  異世界では、戦乱が絶えず、土地が荒廃し、人心は乱れ、国家が崩壊している。そんな世界を司る女神から、世界を救うように懇願される。爺は、耳が遠いせいで、村長になって村人が飢えないようにしてほしいと頼まれたと勘違いする。  その願いを叶えるために、農業で村人の飢えをなくすことを目標にして、生活していく。それが、次第に輪が広がり世界の人々に希望を与え始める。戦争で成人男性が極端に少ない世界で、13歳のロッシュという若者に転生した爺の周りには、ハーレムが出来上がっていく。徐々にその地に、流浪をしている者たちや様々な種族の者たちが様々な思惑で集まり、国家が出来上がっていく。  飢えを乗り越えた『村』は、王国から狙われることとなる。強大な軍事力を誇る王国に対して、ロッシュは知恵と知識、そして魔法や仲間たちと協力して、その脅威を乗り越えていくオリジナル戦記。  完結済み。全400話、150万字程度程度になります。元は他のサイトで掲載していたものを加筆修正して、掲載します。一日、少なくとも二話は更新します。  

捨て子の僕が公爵家の跡取り⁉~喋る聖剣とモフモフに助けられて波乱の人生を生きてます~

伽羅
ファンタジー
 物心がついた頃から孤児院で育った僕は高熱を出して寝込んだ後で自分が転生者だと思い出した。そして10歳の時に孤児院で火事に遭遇する。もう駄目だ! と思った時に助けてくれたのは、不思議な聖剣だった。その聖剣が言うにはどうやら僕は公爵家の跡取りらしい。孤児院を逃げ出した僕は聖剣とモフモフに助けられながら生家を目指す。

スキル『モデラー』で異世界プラモ無双!? プラモデル愛好家の高校生が異世界転移したら、持っていたスキルは戦闘と無関係なものたったひとつでした

大豆茶
ファンタジー
大学受験を乗り越えた高校三年生の青年『相模 型太(さがみ けいた)』。 無事進路が決まったので受験勉強のため封印していた幼少からの趣味、プラモデル作りを再開した。 しかし長い間押さえていた衝動が爆発し、型太は三日三晩、不眠不休で作業に没頭してしまう。 三日経っていることに気付いた時には既に遅く、型太は椅子から立ち上がると同時に気を失ってしまう。 型太が目を覚さますと、そこは見知らぬ土地だった。 アニメやマンガ関連の造形が深い型太は、自分は異世界転生したのだと悟る。 もうプラモデルを作ることができなくなるという喪失感はあるものの、それよりもこの異世界でどんな冒険が待ちわびているのだろうと、型太は胸を躍らせる。 しかし自分のステータスを確認すると、どの能力値も最低ランクで、スキルはたったのひとつだけ。 それも、『モデラー』という謎のスキルだった。 竜が空を飛んでいるような剣と魔法の世界で、どう考えても生き延びることが出来なさそうな能力に型太は絶望する。 しかし、意外なところで型太の持つ謎スキルと、プラモデルの製作技術が役に立つとは、この時はまだ知るよしもなかった。 これは、異世界で趣味を満喫しながら無双してしまう男の物語である。 ※主人公がプラモデル作り始めるのは10話あたりからです。全体的にゆったりと話が進行しますのでご了承ください。

この度異世界に転生して貴族に生まれ変わりました

okiraku
ファンタジー
地球世界の日本の一般国民の息子に生まれた藤堂晴馬は、生まれつきのエスパーで透視能力者だった。彼は親から独立してアパートを借りて住みながら某有名国立大学にかよっていた。4年生の時、酔っ払いの無免許運転の車にはねられこの世を去り、異世界アールディアのバリアス王国貴族の子として転生した。幸せで平和な人生を今世で歩むかに見えたが、国内は王族派と貴族派、中立派に分かれそれに国王が王位継承者を定めぬまま重い病に倒れ王子たちによる王位継承争いが起こり国内は不安定な状態となった。そのため貴族間で領地争いが起こり転生した晴馬の家もまきこまれ領地を失うこととなるが、もともと転生者である晴馬は逞しく生き家族を支えて生き抜くのであった。

元勇者パーティーの雑用係だけど、実は最強だった〜無能と罵られ追放されたので、真の実力を隠してスローライフします〜

一ノ瀬 彩音
ファンタジー
元勇者パーティーで雑用係をしていたが、追放されてしまった。 しかし彼は本当は最強でしかも、真の実力を隠していた! 今は辺境の小さな村でひっそりと暮らしている。 そうしていると……? ※第3回HJ小説大賞一次通過作品です!

異世界転生したので森の中で静かに暮らしたい

ボナペティ鈴木
ファンタジー
異世界に転生することになったが勇者や賢者、チート能力なんて必要ない。 強靭な肉体さえあれば生きていくことができるはず。 ただただ森の中で静かに暮らしていきたい。

[完結]異世界転生したら幼女になったが 速攻で村を追い出された件について ~そしていずれ最強になる幼女~

k33
ファンタジー
初めての小説です..! ある日 主人公 マサヤがトラックに引かれ幼女で異世界転生するのだが その先には 転生者は嫌われていると知る そして別の転生者と出会い この世界はゲームの世界と知る そして、そこから 魔法専門学校に入り Aまで目指すが 果たして上がれるのか!? そして 魔王城には立ち寄った者は一人もいないと別の転生者は言うが 果たして マサヤは 魔王城に入り 魔王を倒し無事に日本に帰れるのか!?

処理中です...