196 / 262
再生、そして
第195話 天使じゃなかったのかよ!
しおりを挟む
俺が【めが、めがー!あああああ!!!!】
と、どっかの大佐が最後に放ったセリフと同じ状況?になっていたその頃・・・・
本から飛び出した魔法少女は無事着替えが終わったようだ。
「なんじゃこいつは。全く世話の焼ける奴じゃな。これ動くな。今治してやろう・・・・えい!」
あれ?治った?だが何かおかしい。視え過ぎるのだ。
「おい!今何をした。なんか右目と左目で見える世界が違うんだが。」
「す、すまぬ!久方ぶりすぎて加減が出来んかったようじゃ。」
右目は普通に見える。
左目は・・・・なんだか安定しないぞ?
服が透けて見えたり、ぼやけたり、終いには右目と違う情報が飛び込んでくる。
更には上を見たら何故か左目ははるか先の景色がくっきり見えた。その景色は世界樹の葉だ。
なんじゃこれ?
俺は思わずヤーナを見た。
すると見てはいけないものが一瞬見えた。
その後見え過ぎて吐いた。
何せ体の中が見えてしまったからだ。おいこれどうすんだよ!
服が透けている分には・・・・まだいい。
だがこれは何だ?内臓とか見えるのはマジ勘弁だ!
暫く何とかしようとしたが・・・・
俺は目をまわしてしまいその場にひっくり返った。
「ク、クーンしっかり!」
ヤーナが俺を抱きかかえてくれたが、その時ヤーナの一番大事な部分がはっきり見えた。
「おい魔法何とか何とかしてくれ!」
「うーん・・・・暫くは無理じゃな。目を瞑っていれば見えずに済むはずじゃ。」
俺は目を瞑った。だが視えた。
俺はヤーナを見ないように頑張った。
そしてふと地面を見た。
すんげえ根っこが見えた気がした。
・・・・
・・・
・・
・
「・・・・ふう、これでよし!」
俺は意識を失っていたのか?
そしてちゃんと見えるようになっていた。
「治してくれたんだな。」
「治っては・・・・おらぬ。選択して視えるようにしておいた。今其方に扱えるのは3つじゃ。透視遠視未来視じゃ。何も選択せねば今まで通りに見えるのじゃ。」
何だか今凄い事を言っていた気がするが、こんなのは使わないに越した事はない。
「俺はこんなのに頼らねえ!」
「そうか。そういう選択もあるの。」
「ねえクーン、さっきから何を言っているのよ。」
「あ?何って・・・・」
俺は思わずヤーナを見た。上から下まで。
「どうしたのよ?何だか顔が怖いわよ?」
どうやら発動は俺の願望からくるみたいだ。
今後は気を付けよう。
おっとそれよりも目の前にいる女だ。
なんであの怪しげな衣装がこうなるんだ?
どっから見ても魔法少女そのものだ。
こいつ天使じゃなかったのか?
天使と言えば背中の羽と頭の上にある輪っかだよな?
注:あくまでクーンのイメージです。
と、どっかの大佐が最後に放ったセリフと同じ状況?になっていたその頃・・・・
本から飛び出した魔法少女は無事着替えが終わったようだ。
「なんじゃこいつは。全く世話の焼ける奴じゃな。これ動くな。今治してやろう・・・・えい!」
あれ?治った?だが何かおかしい。視え過ぎるのだ。
「おい!今何をした。なんか右目と左目で見える世界が違うんだが。」
「す、すまぬ!久方ぶりすぎて加減が出来んかったようじゃ。」
右目は普通に見える。
左目は・・・・なんだか安定しないぞ?
服が透けて見えたり、ぼやけたり、終いには右目と違う情報が飛び込んでくる。
更には上を見たら何故か左目ははるか先の景色がくっきり見えた。その景色は世界樹の葉だ。
なんじゃこれ?
俺は思わずヤーナを見た。
すると見てはいけないものが一瞬見えた。
その後見え過ぎて吐いた。
何せ体の中が見えてしまったからだ。おいこれどうすんだよ!
服が透けている分には・・・・まだいい。
だがこれは何だ?内臓とか見えるのはマジ勘弁だ!
暫く何とかしようとしたが・・・・
俺は目をまわしてしまいその場にひっくり返った。
「ク、クーンしっかり!」
ヤーナが俺を抱きかかえてくれたが、その時ヤーナの一番大事な部分がはっきり見えた。
「おい魔法何とか何とかしてくれ!」
「うーん・・・・暫くは無理じゃな。目を瞑っていれば見えずに済むはずじゃ。」
俺は目を瞑った。だが視えた。
俺はヤーナを見ないように頑張った。
そしてふと地面を見た。
すんげえ根っこが見えた気がした。
・・・・
・・・
・・
・
「・・・・ふう、これでよし!」
俺は意識を失っていたのか?
そしてちゃんと見えるようになっていた。
「治してくれたんだな。」
「治っては・・・・おらぬ。選択して視えるようにしておいた。今其方に扱えるのは3つじゃ。透視遠視未来視じゃ。何も選択せねば今まで通りに見えるのじゃ。」
何だか今凄い事を言っていた気がするが、こんなのは使わないに越した事はない。
「俺はこんなのに頼らねえ!」
「そうか。そういう選択もあるの。」
「ねえクーン、さっきから何を言っているのよ。」
「あ?何って・・・・」
俺は思わずヤーナを見た。上から下まで。
「どうしたのよ?何だか顔が怖いわよ?」
どうやら発動は俺の願望からくるみたいだ。
今後は気を付けよう。
おっとそれよりも目の前にいる女だ。
なんであの怪しげな衣装がこうなるんだ?
どっから見ても魔法少女そのものだ。
こいつ天使じゃなかったのか?
天使と言えば背中の羽と頭の上にある輪っかだよな?
注:あくまでクーンのイメージです。
3
お気に入りに追加
936
あなたにおすすめの小説
聖女?魔女? 実は……【創造】魔法が使える忘れ去られた伝説の【召喚士】でした~私の邪魔だけはしないでよね!~
小鳥遊ことり
ファンタジー
気晴らしのつもりで参加したパワースポットへの旅行で、不思議な体験をしてしまった。
森の奥で1000年前から生きているという神聖な聖樹、それと知らずに近付いてしまい、私はまばゆい光に包まれて……!
そこから始まる異世界転移。
聖樹からもらった加護により類まれな魔法を使えるようになったフィーネは、異世界の様々に立ち向かう。
その行いは聖なる力で民を慈しむ癒やしの聖女か。
はたまた、破壊の限りを尽くすような魔女なのか。
「いいえ、私は自由にさせていただきます!」
その正体は…… 自由自在に"創造"魔法を操り、精霊を契約召喚する忘れ去られた伝説の"召喚士"だった!?
人生は一度きり!
自分の好きなように生きたいじゃない?
邪魔するなら、容赦はしません!
異世界の人々や精霊たちとの喜びと悲しみ、出会いと別れ、感動もりもり盛りだくさんの長編ファンタジー☆
これはフィーネと精霊の物語。
虚無からはじめる異世界生活 ~最強種の仲間と共に創造神の加護の力ですべてを解決します~
すなる
ファンタジー
追記《イラストを追加しました。主要キャラのイラストも可能であれば徐々に追加していきます》
猫を庇って死んでしまった男は、ある願いをしたことで何もない世界に転生してしまうことに。
不憫に思った神が特例で加護の力を授けた。実はそれはとてつもない力を秘めた創造神の加護だった。
何もない異世界で暮らし始めた男はその力使って第二の人生を歩み出す。
ある日、偶然にも生前助けた猫を加護の力で召喚してしまう。
人が居ない寂しさから猫に話しかけていると、その猫は加護の力で人に進化してしまった。
そんな猫との共同生活からはじまり徐々に動き出す異世界生活。
男は様々な異世界で沢山の人と出会いと加護の力ですべてを解決しながら第二の人生を謳歌していく。
そんな男の人柄に惹かれ沢山の者が集まり、いつしか男が作った街は伝説の都市と語られる存在になってく。
(
大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います
町島航太
ファンタジー
2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。
元外科医の俺が異世界で何が出来るだろうか?~現代医療の技術で異世界チート無双~
冒険者ギルド酒場 チューイ
ファンタジー
魔法は奇跡の力。そんな魔法と現在医療の知識と技術を持った俺が異世界でチートする。神奈川県の大和市にある冒険者ギルド酒場の冒険者タカミの話を小説にしてみました。
俺の名前は、加山タカミ。48歳独身。現在、救命救急の医師として現役バリバリ最前線で馬車馬のごとく働いている。俺の両親は、俺が幼いころバスの転落事故で俺をかばって亡くなった。その時の無念を糧に猛勉強して医師になった。俺を育ててくれた、ばーちゃんとじーちゃんも既に亡くなってしまっている。つまり、俺は天涯孤独なわけだ。職場でも患者第一主義で同僚との付き合いは仕事以外にほとんどなかった。しかし、医師としての技量は他の医師と比較しても評価は高い。別に自分以外の人が嫌いというわけでもない。つまり、ボッチ時間が長かったのである意味コミ障気味になっている。今日も相変わらず忙しい日常を過ごしている。
そんなある日、俺は一人の少女を庇って事故にあう。そして、気が付いてみれば・・・
「俺、死んでるじゃん・・・」
目の前に現れたのは結構”チャラ”そうな自称 創造神。彼とのやり取りで俺は異世界に転生する事になった。
新たな家族と仲間と出会い、翻弄しながら異世界での生活を始める。しかし、医療水準の低い異世界。俺の新たな運命が始まった。
元外科医の加山タカミが持つ医療知識と技術で本来持つ宿命を異世界で発揮する。自分の宿命とは何か翻弄しながら異世界でチート無双する様子の物語。冒険者ギルド酒場 大和支部の冒険者の英雄譚。
老衰で死んだ僕は異世界に転生して仲間を探す旅に出ます。最初の武器は木の棒ですか!? 絶対にあきらめない心で剣と魔法を使いこなします!
菊池 快晴
ファンタジー
10代という若さで老衰により病気で死んでしまった主人公アイレは
「まだ、死にたくない」という願いの通り異世界転生に成功する。
同じ病気で亡くなった親友のヴェルネルとレムリもこの世界いるはずだと
アイレは二人を探す旅に出るが、すぐに魔物に襲われてしまう
最初の武器は木の棒!?
そして謎の人物によって明かされるヴェネルとレムリの転生の真実。
何度も心が折れそうになりながらも、アイレは剣と魔法を使いこなしながら
困難に立ち向かっていく。
チート、ハーレムなしの王道ファンタジー物語!
異世界転生は2話目です! キャラクタ―の魅力を味わってもらえると嬉しいです。
話の終わりのヒキを重要視しているので、そこを注目して下さい!
****** 完結まで必ず続けます *****
****** 毎日更新もします *****
他サイトへ重複投稿しています!
転生者は力を隠して荷役をしていたが、勇者パーティーに裏切られて生贄にされる。
克全
ファンタジー
第6回カクヨムWeb小説コンテスト中間選考通過作
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。
2020年11月4日「カクヨム」異世界ファンタジー部門日間ランキング51位
2020年11月4日「カクヨム」異世界ファンタジー部門週間ランキング52位
称号チートで異世界ハッピーライフ!~お願いしたスキルよりも女神様からもらった称号がチートすぎて無双状態です~
しらかめこう
ファンタジー
「これ、スキルよりも称号の方がチートじゃね?」
病により急死した主人公、突然現れた女神によって異世界へと転生することに?!
女神から様々なスキルを授かったが、それよりも想像以上の効果があったチート称号によって超ハイスピードで強くなっていく。
そして気づいた時にはすでに世界最強になっていた!?
そんな主人公の新しい人生が平穏であるはずもなく、行く先々で様々な面倒ごとに巻き込まれてしまう...?!
しかし、この世界で出会った友や愛するヒロインたちとの幸せで平穏な生活を手に入れるためにどんな無理難題がやってこようと最強の力で無双する!主人公たちが平穏なハッピーエンドに辿り着くまでの壮大な物語。
異世界転生の王道を行く最強無双劇!!!
ときにのんびり!そしてシリアス。楽しい異世界ライフのスタートだ!!
小説家になろう、カクヨム等、各種投稿サイトにて連載中。毎週金・土・日の18時ごろに最新話を投稿予定!!
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@書籍発売中
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる