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ものつくり
第88話 少年はいったい何者なのだ?
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Side セバスティアーン
国王セバスティアーンは困惑していた。
今回の魔族による計画を未然に防いでくれたメンバーのうち、一人だけ異質な何かが混じっていたからだ。
妻であるステファニーも会った瞬間気が付いていた。
だから妻が、
「此方の可愛い息子と娘を助けてくれた事、感謝いたすわえ。此方の名はステファニー・テオドルス・ホフステーデ。さて、此方のかわいい子を助けてくれた手前、どうするのか悩んだのじゃ・・・・汝、この世に何をもたらすのかえ?」
と言った瞬間悟った。
こいつは異分子だと。
目の前の如何にも素朴そうな少年、しかし国王の所有するスキルをもってしても何もわからない。
そして妻と共に行動に出た。
実力を確かめるべき!
妻が言葉を言い終わった時、国王は既に抜刀、そのままクーンに襲い掛かった。
国王の中ではあっという間に剣で・・・・この剣は魔剣であり、相手に触れた瞬間麻痺させると言う効果があり、その場で少年を調べようと言う算段。
過去にもこうして危険を事前に取り除いてきた2人。
念には念を、妻の魅了のスキルを用い、完全に無力化したはずなのに少年は直前に対応してきた。
何と目の前に壁を出現させ、物理・魔法の両方の攻撃を防ぎ、妻の視線を外し魅了をレジストしてしまった。
一旦止めるために、
「そこまで!」
「止めなさい!」
と妻と共に言い放ち後ろに引いたが何とこの場に従魔が出現、その後も壁を自身の周囲に展開し、完全にこちらの干渉を防いでしまった。
少年は何者なのか?
その後少年と共にやってきた全員を妻の魅了から解放し、説明をする。
その間に壁は二重になり、叩こうが喋ろうがどうにもならなくなった。
そして謁見の間にドラゴンが突入してきた!
壁に囲まれた少年はこの時、壁と共に転倒してしまった。
国王は叫んだ。
「この少年は何者なのだ!!!」
ドラゴンが言い放った。
【国王よ、対応を間違ったな。異界からやってきた神のアイテムを持つ者にこのような仕打ちとは。】
「どういう事だ古のドラゴンよ。予のスキルをもってしても何も見えなかったのだ、この少年の未来が、そして過去が。」
その瞬間恐ろしい出来事が起こった。
中にいると思われる少年から何かが発せられたようだ。
神々しい何か。
【ぬ!言わんこっちゃない!どうやら自身の危機に際し、主は神のアイテムを使用したようだな。】
これがどういう結果になるか、神のみぞ知る。
・・・・
・・・
・・
・
クーンは起き上がり、足元に落ちていたダイスを拾った。
あれ?何でこんな所にダイスが?
そして何故俺はこんな所で倒れているんだ?
シロが横で気を失っている。何事?息苦しいから俺は壁?いつの間に壁を出したんだ?
急いで壁を解除した。
「クーン!」
おっと、ヤーナが抱き着いてきた!
わ!いきなりキスだと!いったいどうなっているんだ?
国王セバスティアーンは困惑していた。
今回の魔族による計画を未然に防いでくれたメンバーのうち、一人だけ異質な何かが混じっていたからだ。
妻であるステファニーも会った瞬間気が付いていた。
だから妻が、
「此方の可愛い息子と娘を助けてくれた事、感謝いたすわえ。此方の名はステファニー・テオドルス・ホフステーデ。さて、此方のかわいい子を助けてくれた手前、どうするのか悩んだのじゃ・・・・汝、この世に何をもたらすのかえ?」
と言った瞬間悟った。
こいつは異分子だと。
目の前の如何にも素朴そうな少年、しかし国王の所有するスキルをもってしても何もわからない。
そして妻と共に行動に出た。
実力を確かめるべき!
妻が言葉を言い終わった時、国王は既に抜刀、そのままクーンに襲い掛かった。
国王の中ではあっという間に剣で・・・・この剣は魔剣であり、相手に触れた瞬間麻痺させると言う効果があり、その場で少年を調べようと言う算段。
過去にもこうして危険を事前に取り除いてきた2人。
念には念を、妻の魅了のスキルを用い、完全に無力化したはずなのに少年は直前に対応してきた。
何と目の前に壁を出現させ、物理・魔法の両方の攻撃を防ぎ、妻の視線を外し魅了をレジストしてしまった。
一旦止めるために、
「そこまで!」
「止めなさい!」
と妻と共に言い放ち後ろに引いたが何とこの場に従魔が出現、その後も壁を自身の周囲に展開し、完全にこちらの干渉を防いでしまった。
少年は何者なのか?
その後少年と共にやってきた全員を妻の魅了から解放し、説明をする。
その間に壁は二重になり、叩こうが喋ろうがどうにもならなくなった。
そして謁見の間にドラゴンが突入してきた!
壁に囲まれた少年はこの時、壁と共に転倒してしまった。
国王は叫んだ。
「この少年は何者なのだ!!!」
ドラゴンが言い放った。
【国王よ、対応を間違ったな。異界からやってきた神のアイテムを持つ者にこのような仕打ちとは。】
「どういう事だ古のドラゴンよ。予のスキルをもってしても何も見えなかったのだ、この少年の未来が、そして過去が。」
その瞬間恐ろしい出来事が起こった。
中にいると思われる少年から何かが発せられたようだ。
神々しい何か。
【ぬ!言わんこっちゃない!どうやら自身の危機に際し、主は神のアイテムを使用したようだな。】
これがどういう結果になるか、神のみぞ知る。
・・・・
・・・
・・
・
クーンは起き上がり、足元に落ちていたダイスを拾った。
あれ?何でこんな所にダイスが?
そして何故俺はこんな所で倒れているんだ?
シロが横で気を失っている。何事?息苦しいから俺は壁?いつの間に壁を出したんだ?
急いで壁を解除した。
「クーン!」
おっと、ヤーナが抱き着いてきた!
わ!いきなりキスだと!いったいどうなっているんだ?
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