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外伝 章努の話
最近ゆうしゃさまの様子がおかしいのです その1
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Side ピートロネラ
最近ゆうしゃさまの様子がおかしいのです。
ゆうしゃさまと呼ぶと機嫌が悪くなりますから、最近はショー様と呼んでおりますの。
それでも様付けを嫌がりますから、ショーさんと呼んでみるのですが、やはり機嫌が悪いまま。
「あの、何が御不満でしょう?」
私には理由が分かりませんの。
では本人に聞いてみるのが一番ですわ!そう思い聞いてみたところ、
「おっさんもショー殿って呼ぶんだ。俺のフルネーム知ってっか?」
ゆうしゃさまの・・・・【ふるねーむ】とは何でしょうか。
召喚時のカードから読み取れば確か、章 努と記憶しております。
ですから皆ゆうしゃさまを【ショー】殿、若しくは【ショー】様と呼ぶのですわ。
「私の記憶が正しければ、しょう つとむですわ。」
「何だよピートロネラ、ちゃんと覚えているじゃねえか!じゃあ何で皆と同じく名字で呼ぶんだよ!」
私は混乱しました。
ゆうしゃさまは私を名で呼んで下さいます。
ですから私共も皆ゆうしゃさまをお名前で呼んでいるのです。しかし今、名字で呼んでいると仰いました。
「ショーさん、私の事をピートロネラと名で呼んで下さいますから、こうして私共はは皆ショーさんと名で呼んでいるのですわ。因みに私はピートロネラ・フェリシア・ファン・ディーレン。名がピートロネラ、苗字はディーレン。フェリシアはセカンドネームですし、ファンは公爵家以上であれば皆ファン性も入れていますのよ。ですから私達はつとむ性ではなく、ショーという名で『おいコラ一寸待て!』呼んで・・・・どうされました?」
「あのさあ、苗字が章で、名が努。何で間違えるんだよ!」
私、どうやらゆうしゃ様が住んでいる【日本】という異世界では苗字と名を私共とは反対に使用しているという可能性を考えてもいませんでしたの。
「しょーさん?もしかしてショーが名ではなく、苗字でしたの?では名がつとむでしょうか?」
「そうに決まってんじゃねえか!」
では今後、つとむさんと呼ぶ必要があるのですね。
「分かりましたわ。では今後つとむさん、と呼んだらいいのですか?」
「ぐは!」
ゆうしゃさまの様子がおかしいのですわ。
と、突然ぐは!と唸ったかと思えば、その場で何かつぶやいているのですわ
『ピーたんがつとむさんとマジ呼んだ!あのピーたんが!駄目だこのままでは・・・・は!何故俺はスマホで撮っていないんだ!急いで準備!そしてもう一度ピーたんに呼んでもらうんだ!』
何か私に聞こえる独り言?を呟き何やらあちらの世界から持ち込んだ板を取り出し、
「いいか?俺が合図したらもう一度言うんだ!さんからの様もいい!さあ!」
ゆうしゃさまの様子が変なのですわ。
「つとむさん・・・・つとむさま?」
「ぐは!」
バタッ!
「ゆうしゃさま!」
ゆうしゃさまは、私がゆうしゃさまの希望通りに名前を呼んで差し上げると、その場で意識を失ってしまいましたの。
相変わらず謎多きゆうしゃさま。
最近ゆうしゃさまの様子がおかしいのです。
ゆうしゃさまと呼ぶと機嫌が悪くなりますから、最近はショー様と呼んでおりますの。
それでも様付けを嫌がりますから、ショーさんと呼んでみるのですが、やはり機嫌が悪いまま。
「あの、何が御不満でしょう?」
私には理由が分かりませんの。
では本人に聞いてみるのが一番ですわ!そう思い聞いてみたところ、
「おっさんもショー殿って呼ぶんだ。俺のフルネーム知ってっか?」
ゆうしゃさまの・・・・【ふるねーむ】とは何でしょうか。
召喚時のカードから読み取れば確か、章 努と記憶しております。
ですから皆ゆうしゃさまを【ショー】殿、若しくは【ショー】様と呼ぶのですわ。
「私の記憶が正しければ、しょう つとむですわ。」
「何だよピートロネラ、ちゃんと覚えているじゃねえか!じゃあ何で皆と同じく名字で呼ぶんだよ!」
私は混乱しました。
ゆうしゃさまは私を名で呼んで下さいます。
ですから私共も皆ゆうしゃさまをお名前で呼んでいるのです。しかし今、名字で呼んでいると仰いました。
「ショーさん、私の事をピートロネラと名で呼んで下さいますから、こうして私共はは皆ショーさんと名で呼んでいるのですわ。因みに私はピートロネラ・フェリシア・ファン・ディーレン。名がピートロネラ、苗字はディーレン。フェリシアはセカンドネームですし、ファンは公爵家以上であれば皆ファン性も入れていますのよ。ですから私達はつとむ性ではなく、ショーという名で『おいコラ一寸待て!』呼んで・・・・どうされました?」
「あのさあ、苗字が章で、名が努。何で間違えるんだよ!」
私、どうやらゆうしゃ様が住んでいる【日本】という異世界では苗字と名を私共とは反対に使用しているという可能性を考えてもいませんでしたの。
「しょーさん?もしかしてショーが名ではなく、苗字でしたの?では名がつとむでしょうか?」
「そうに決まってんじゃねえか!」
では今後、つとむさんと呼ぶ必要があるのですね。
「分かりましたわ。では今後つとむさん、と呼んだらいいのですか?」
「ぐは!」
ゆうしゃさまの様子がおかしいのですわ。
と、突然ぐは!と唸ったかと思えば、その場で何かつぶやいているのですわ
『ピーたんがつとむさんとマジ呼んだ!あのピーたんが!駄目だこのままでは・・・・は!何故俺はスマホで撮っていないんだ!急いで準備!そしてもう一度ピーたんに呼んでもらうんだ!』
何か私に聞こえる独り言?を呟き何やらあちらの世界から持ち込んだ板を取り出し、
「いいか?俺が合図したらもう一度言うんだ!さんからの様もいい!さあ!」
ゆうしゃさまの様子が変なのですわ。
「つとむさん・・・・つとむさま?」
「ぐは!」
バタッ!
「ゆうしゃさま!」
ゆうしゃさまは、私がゆうしゃさまの希望通りに名前を呼んで差し上げると、その場で意識を失ってしまいましたの。
相変わらず謎多きゆうしゃさま。
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