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外伝 章努の話
放っておいて下さい
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その後俺の知らない所で野良神と俺は絆?契約を結んだようだ。
気が付けば粗相はもっと酷くなっていた。
どうした事か変に生々しい記憶があるようなないような。
つまり夢の中で俺はあろう事かピートロネラを裸に・・・いや、夢の中ではいきなり俺もピートロネラも真っ裸で、近くにあったベッドですんごい事をしていたんだよ!
その後何故かボーイッシュな少女がやってきて、何だか僕っ娘?
僕呼ばわりする女に対してもあんな事や女事を!
夢なんだけどさ、そして俺の股間は更に盛大にって事さ。
いつの間に寝ていたんだ?
いやいや、そんな事はどうでもいいんだ。
俺はピートロネラを突き飛ばし、適当に隠れられそうな場所へ走っていき、身を隠した。
俺は女の感触と匂いにあてられやらかしてしまった。
つまりは男の恥だ。
夢の中でもこうした刺激の影響はあるんだな。
こうなれば仕方がない。
せ、切腹をしなくては!
俺は収納から剣を取りだしたが、デカすぎた。
そしてよく考えたら切腹の仕方を全くと言っていいほど知らなかった。
●注:普通腹に刃物を刺しても簡単には死にません。
痛みでもがき苦しみ、相当時間が掛かってから、やがて失血死するのが関の山。
なので普通武士が行う切腹には介錯が必要。
俺が剣を取り出しなんかしている。
俺は上手く隠れたつもりだったが、結局追手から逃れる事は出来なかったようだ。
「ピートロネラ様、浄化をいたしますわ。『ヨセ カウョジ ヲレガケ ノノモノコ』。これで綺麗になりましたわ、ピートロネラ様。」
「ありがとう。ゆう・・・ショー様にも浄化をお願い。しかし何だったのでしょう?結構鼻につく臭いでしたが。」
「姫様、あれはまだ知る必要はございません。きっとショー様はお腹に何か臭いのする物体を仕舞っていて、漏れたのでしょう。」
「そう?まあ、あそこで何か行っているようですから、どうかよくしてあげて?もし慰めが必要でしたら「必要ありません!」わた・・・・そうかしら?」
「ピートロネラ姫、今何かを行えばかえって状況は悪くなります。私共にお任せあれ。」
「じゃあお願いしますね。ですが言っておきますけれど、彼は私の伴侶ですからそのつもりで接して下さい。間違っても乱暴な扱いは駄目ですよ。言ってみれば王配ですから、彼も皇族のつもりで接するように。」
「ひ、姫様それはあんまり・・・・。」
「そこは譲れませんわ。」
「し、仕方がありません・・・・おい、あれを綺麗にしてしまうぞ。」
ピートロネラの元から離れる3人。
1人は護衛としてそのままピートロネラの元に残っている。
・・・・
・・・
・・
・
「くっ!ピートロネラ様を穢した元凶を処分できないとか!何故ピートロネラ様はあんなのに肩入れをするのだ!」
「勇者召喚で引き当てたのが遊び人だったのだろう?だが皇族扱い?無理だな。」
「遊び人は死ねばいいのに!だが、姫様の願いは絶対だ!さっさと任務を全うし、姫様の所へ戻るとしよう。」
こうして侍女2人と護衛の女騎士は章の所へ向かった。
「なんだよ、放っておいてくれ。もう俺は男として終わったんだ。」
章はやらかしたショックから落ち込んでいた。
「二度は言わん。ピートロネラ様を穢した貴様は本来であれば即刻切り捨てる所だが、ピートロネラ様が慈悲深く良かったな!感謝するといい。」
「くっ!本当にやらかすとかお前終わっているな。何で姫様はこんな奴を・・・・。」
「さっさとやる。姫様に感謝するのだな。『ヨセ カウョジ ヲレガケ ノノモノコ』。ふう、これで元通り。おい、遊び人!姫様がお待ちだ、立て!」
「何だよお前達、寄ってたかって暴言吐きやがって!俺が何をしたって言うんだ!」
その時、章の周囲に変化が起こった。
何やらどす黒い煙のようなものが章の周囲に出現したのだ。
気が付けば粗相はもっと酷くなっていた。
どうした事か変に生々しい記憶があるようなないような。
つまり夢の中で俺はあろう事かピートロネラを裸に・・・いや、夢の中ではいきなり俺もピートロネラも真っ裸で、近くにあったベッドですんごい事をしていたんだよ!
その後何故かボーイッシュな少女がやってきて、何だか僕っ娘?
僕呼ばわりする女に対してもあんな事や女事を!
夢なんだけどさ、そして俺の股間は更に盛大にって事さ。
いつの間に寝ていたんだ?
いやいや、そんな事はどうでもいいんだ。
俺はピートロネラを突き飛ばし、適当に隠れられそうな場所へ走っていき、身を隠した。
俺は女の感触と匂いにあてられやらかしてしまった。
つまりは男の恥だ。
夢の中でもこうした刺激の影響はあるんだな。
こうなれば仕方がない。
せ、切腹をしなくては!
俺は収納から剣を取りだしたが、デカすぎた。
そしてよく考えたら切腹の仕方を全くと言っていいほど知らなかった。
●注:普通腹に刃物を刺しても簡単には死にません。
痛みでもがき苦しみ、相当時間が掛かってから、やがて失血死するのが関の山。
なので普通武士が行う切腹には介錯が必要。
俺が剣を取り出しなんかしている。
俺は上手く隠れたつもりだったが、結局追手から逃れる事は出来なかったようだ。
「ピートロネラ様、浄化をいたしますわ。『ヨセ カウョジ ヲレガケ ノノモノコ』。これで綺麗になりましたわ、ピートロネラ様。」
「ありがとう。ゆう・・・ショー様にも浄化をお願い。しかし何だったのでしょう?結構鼻につく臭いでしたが。」
「姫様、あれはまだ知る必要はございません。きっとショー様はお腹に何か臭いのする物体を仕舞っていて、漏れたのでしょう。」
「そう?まあ、あそこで何か行っているようですから、どうかよくしてあげて?もし慰めが必要でしたら「必要ありません!」わた・・・・そうかしら?」
「ピートロネラ姫、今何かを行えばかえって状況は悪くなります。私共にお任せあれ。」
「じゃあお願いしますね。ですが言っておきますけれど、彼は私の伴侶ですからそのつもりで接して下さい。間違っても乱暴な扱いは駄目ですよ。言ってみれば王配ですから、彼も皇族のつもりで接するように。」
「ひ、姫様それはあんまり・・・・。」
「そこは譲れませんわ。」
「し、仕方がありません・・・・おい、あれを綺麗にしてしまうぞ。」
ピートロネラの元から離れる3人。
1人は護衛としてそのままピートロネラの元に残っている。
・・・・
・・・
・・
・
「くっ!ピートロネラ様を穢した元凶を処分できないとか!何故ピートロネラ様はあんなのに肩入れをするのだ!」
「勇者召喚で引き当てたのが遊び人だったのだろう?だが皇族扱い?無理だな。」
「遊び人は死ねばいいのに!だが、姫様の願いは絶対だ!さっさと任務を全うし、姫様の所へ戻るとしよう。」
こうして侍女2人と護衛の女騎士は章の所へ向かった。
「なんだよ、放っておいてくれ。もう俺は男として終わったんだ。」
章はやらかしたショックから落ち込んでいた。
「二度は言わん。ピートロネラ様を穢した貴様は本来であれば即刻切り捨てる所だが、ピートロネラ様が慈悲深く良かったな!感謝するといい。」
「くっ!本当にやらかすとかお前終わっているな。何で姫様はこんな奴を・・・・。」
「さっさとやる。姫様に感謝するのだな。『ヨセ カウョジ ヲレガケ ノノモノコ』。ふう、これで元通り。おい、遊び人!姫様がお待ちだ、立て!」
「何だよお前達、寄ってたかって暴言吐きやがって!俺が何をしたって言うんだ!」
その時、章の周囲に変化が起こった。
何やらどす黒い煙のようなものが章の周囲に出現したのだ。
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