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召喚から15年が経った
第600話 魔大陸への上陸
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暫くは何事もなかったのですが、ポチが魔大陸の真上を通過した途端
【うっ!】
その直後ポチはいきなり急降下。
【ポチどうした?】
【分からん。力が入らぬ!】
そう言えば何だかねっとりと纏わりつくこの感じはかなり不快です。
「早起何か分かるかい?」
「ええとお・・・・どらちゃんって魔大陸は初めてだったりする?」
【・・・・初めてだ。】
「じゃあ魔素に当てられたのかも?」
「何だよその魔素に当てられたって。」
「ごめんねえ?すっかり忘れてたわあ。私達魔族って魔大陸から出るとねえ、強いのよ?何故って?魔大陸以外は魔素が薄いから動きやすいのよ?」
兎に角このままではポチが地面に激突する!
【ポチ速度を落とすか反転するかできるか?】
【やってみるが反転は無理だ。速度だけなら何とか・・・・】
「ブレスは駄目よ?」
ああ駄目だ、地面がすぐ目の前に!
僕は何とか魔法で・・・・ポチを水魔法で包み込ませ、さらには僕は地面に向かって水魔法を勢いよく出して何とか速度を落とそうとします。
そしてすぐにポチは地面に激突。
ただ水魔法でポチを包み込んでいるので水が衝撃を吸収してくれました。
そうは言っても全てを吸収できるわけではなく、
【ぐは!】
ポチはそのまま地面を転がっていきます。
【動けるか?】
【なんとか・・・・】
【ポチ、飛べるならこのまま戻るんだ。僕はゲートを設置すれば何とかなるから先に戻れ!】
【わかった・・・・】
ポチは何とか立ち上がり、フラフラになりながら飛び立っていきました。
僕は周りを見渡します。早起は何処だ?
「いったあああーい!尻もちついちゃったじゃない!」
どうやら無事な様子。
僕は・・・・少し汚れたけど骨も折れてはなさそう。水魔法を使ったのと、地面に落ちたので泥だらけ。
浄化を使います。
ただ上手くいかない。
なんで?
何度か繰り返すとようやく成功。
「ああ!ずるーい!私にもやってよお!!」
お尻の土を払えばいいのじゃ?
そう思ったのだけどあれ?何で早起のお尻は濡れていないの?
そしてまた何度も浄化を行いやっと成功。
「なあ早起、魔法が上手く使えてないんだけど何で?」
「だってここは貴方のいた場所の数倍の濃さの魔素が充満しているからじゃないかしら?」
僕はこの時大いなるミスを犯した事を悟りました。
早起がいるから魔大陸と僕等がいた大陸との違いを聞いておけばよかったのですが、こんな違いがあるとは予測していなかったので・・・・いやそれは言い訳ですね。
常識にとらわれてしまいました。
そもそも僕らが住んでいた国も、場所によって魔素の濃さが違ったのですから、魔大陸も同様なのに、それに気付けなかった。
ポチを危険に晒したし。
あ!オイヴィ!オイヴィは何処?
「心配せすとも無事だ。」
オイヴィはポチが地面に激突する直前に飛び降り上手く受け身を取っていたとの事。
その後周囲を警戒してくれていた様子。
うわ、僕とは大違い。恥ずかしい・・・・
【うっ!】
その直後ポチはいきなり急降下。
【ポチどうした?】
【分からん。力が入らぬ!】
そう言えば何だかねっとりと纏わりつくこの感じはかなり不快です。
「早起何か分かるかい?」
「ええとお・・・・どらちゃんって魔大陸は初めてだったりする?」
【・・・・初めてだ。】
「じゃあ魔素に当てられたのかも?」
「何だよその魔素に当てられたって。」
「ごめんねえ?すっかり忘れてたわあ。私達魔族って魔大陸から出るとねえ、強いのよ?何故って?魔大陸以外は魔素が薄いから動きやすいのよ?」
兎に角このままではポチが地面に激突する!
【ポチ速度を落とすか反転するかできるか?】
【やってみるが反転は無理だ。速度だけなら何とか・・・・】
「ブレスは駄目よ?」
ああ駄目だ、地面がすぐ目の前に!
僕は何とか魔法で・・・・ポチを水魔法で包み込ませ、さらには僕は地面に向かって水魔法を勢いよく出して何とか速度を落とそうとします。
そしてすぐにポチは地面に激突。
ただ水魔法でポチを包み込んでいるので水が衝撃を吸収してくれました。
そうは言っても全てを吸収できるわけではなく、
【ぐは!】
ポチはそのまま地面を転がっていきます。
【動けるか?】
【なんとか・・・・】
【ポチ、飛べるならこのまま戻るんだ。僕はゲートを設置すれば何とかなるから先に戻れ!】
【わかった・・・・】
ポチは何とか立ち上がり、フラフラになりながら飛び立っていきました。
僕は周りを見渡します。早起は何処だ?
「いったあああーい!尻もちついちゃったじゃない!」
どうやら無事な様子。
僕は・・・・少し汚れたけど骨も折れてはなさそう。水魔法を使ったのと、地面に落ちたので泥だらけ。
浄化を使います。
ただ上手くいかない。
なんで?
何度か繰り返すとようやく成功。
「ああ!ずるーい!私にもやってよお!!」
お尻の土を払えばいいのじゃ?
そう思ったのだけどあれ?何で早起のお尻は濡れていないの?
そしてまた何度も浄化を行いやっと成功。
「なあ早起、魔法が上手く使えてないんだけど何で?」
「だってここは貴方のいた場所の数倍の濃さの魔素が充満しているからじゃないかしら?」
僕はこの時大いなるミスを犯した事を悟りました。
早起がいるから魔大陸と僕等がいた大陸との違いを聞いておけばよかったのですが、こんな違いがあるとは予測していなかったので・・・・いやそれは言い訳ですね。
常識にとらわれてしまいました。
そもそも僕らが住んでいた国も、場所によって魔素の濃さが違ったのですから、魔大陸も同様なのに、それに気付けなかった。
ポチを危険に晒したし。
あ!オイヴィ!オイヴィは何処?
「心配せすとも無事だ。」
オイヴィはポチが地面に激突する直前に飛び降り上手く受け身を取っていたとの事。
その後周囲を警戒してくれていた様子。
うわ、僕とは大違い。恥ずかしい・・・・
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