561 / 736
召喚から15年が経った
第555話 秘書さんからの説明
しおりを挟む
よく見たら秘書さんがいます。
因みに最近秘書さん達は僕の事を【順平様】と呼んでいます。
公爵様では色々とわかりずらいらしいです。
「申し訳ございません順平様。私共は常に職務に忠実なれという思いで活動をしているのですが、此度ユハニ様よりのお達しで、近い将来順平様のお子が沢山必要になるのですが、絶対数が足りない、との事。さすれば・・・・今の奥方様にはこれ以上お子を設ける意思がない様子。しかも領地での活動に消極的。であれば侍女を含め我々が順平様のお子を授かるしかない、と言われまして・・・・」
いや待ってよ。
侍女さんや秘書さんの人権は?
「そんなの・・・・駄目じゃないか。いくら僕が公爵で、君達の上司だからと言って、君達を犯すなんてできないよ!」
しかし、何か様子が変です。
「順平様は何か勘違いされておられる様子。今ここに集った女性は全員順平様とのお子を希望しているのですわ。勿論私も・・・・というよりも、元々気が付いてられましたわよね?」
気が付くというか・・・・猛烈なアピールを仕事が終わった時に・・・・仕事中も密室?になるとそれとなく。
だけど僕はそれはいけないと頑なに拒絶していたからなあ・・・・いやあ、まさかこうくるとは。
「そしてこれは・・・・とても大事な職務でもありますのよ?」
いや、この後の展開丸わかりだけど、子作りが職務?
「奥方様全員の許可は得ております。」
え?何それ怖い・・・・
そりゃ僕も男ですし?
スタイルのいい妙齢の美女が抱いて下さいと言ってくれたら・・・・
しかも友郁達公認?
いやしかし・・・・
「順平様、ご決断を!」
これは危険だ!
「ふ、風呂に・・・・いや温泉だ!」
順平は逃げだした!
「あ、逃げた!」
何とかロックを外し、部屋の外に脱出。
その後も追われる気配があったので・・・・逃げてるんじゃない!温泉に行くんだ!
僕は自分にそう言い聞かせ・・・・
だけど変だな?何で誰も追ってこないの?
まあいいです・・・・
変な汗もかいたし、本当に温泉でリラックスを・・・・
領内にはいくつか温泉があります。
地下深く掘れば湧いてくるんです。
そしてこの執務をする領地の館にもあるんです。
一応領主専用と、館に勤務する人に開放している湯舟と。
そして僕は当然ながら領主専用の方に向かいます。
ふう・・・・誰も来ない。
しかしなんだったのだろう。
ちょっともったいない気がするけれど。
あ・・・・なんだか喉が渇いた・・・・
温泉につかると、キンキンに冷えた麦茶が飲みたくなるよね・・・・
「よく冷えた麦茶でござます。」
「あ、ありがとう。ちょうど喉が渇いていたんだよ。」
「そう思って用意してまいりましたわ。」
「ありがとう。流石は秘書さん。よく気が付くね・・・・」
僕は秘書さんを見つめます。
秘書さんも僕の目をしっかりと見てくれます。
そしてつい視線はもっと下に・・・・
ここは湯の中なので、僕は裸です。
当然秘書さんも裸・・・・え?何でここに居るの?
いや何だか僕の思考回路はおかしくなってしまったようです。
気が付けば裸の秘書さんが裸で麦茶を差し出してくれるんです・・・・
この夜、秘書さん達、そしてあの場に集った女性全員が目的を果たした。
因みに最近秘書さん達は僕の事を【順平様】と呼んでいます。
公爵様では色々とわかりずらいらしいです。
「申し訳ございません順平様。私共は常に職務に忠実なれという思いで活動をしているのですが、此度ユハニ様よりのお達しで、近い将来順平様のお子が沢山必要になるのですが、絶対数が足りない、との事。さすれば・・・・今の奥方様にはこれ以上お子を設ける意思がない様子。しかも領地での活動に消極的。であれば侍女を含め我々が順平様のお子を授かるしかない、と言われまして・・・・」
いや待ってよ。
侍女さんや秘書さんの人権は?
「そんなの・・・・駄目じゃないか。いくら僕が公爵で、君達の上司だからと言って、君達を犯すなんてできないよ!」
しかし、何か様子が変です。
「順平様は何か勘違いされておられる様子。今ここに集った女性は全員順平様とのお子を希望しているのですわ。勿論私も・・・・というよりも、元々気が付いてられましたわよね?」
気が付くというか・・・・猛烈なアピールを仕事が終わった時に・・・・仕事中も密室?になるとそれとなく。
だけど僕はそれはいけないと頑なに拒絶していたからなあ・・・・いやあ、まさかこうくるとは。
「そしてこれは・・・・とても大事な職務でもありますのよ?」
いや、この後の展開丸わかりだけど、子作りが職務?
「奥方様全員の許可は得ております。」
え?何それ怖い・・・・
そりゃ僕も男ですし?
スタイルのいい妙齢の美女が抱いて下さいと言ってくれたら・・・・
しかも友郁達公認?
いやしかし・・・・
「順平様、ご決断を!」
これは危険だ!
「ふ、風呂に・・・・いや温泉だ!」
順平は逃げだした!
「あ、逃げた!」
何とかロックを外し、部屋の外に脱出。
その後も追われる気配があったので・・・・逃げてるんじゃない!温泉に行くんだ!
僕は自分にそう言い聞かせ・・・・
だけど変だな?何で誰も追ってこないの?
まあいいです・・・・
変な汗もかいたし、本当に温泉でリラックスを・・・・
領内にはいくつか温泉があります。
地下深く掘れば湧いてくるんです。
そしてこの執務をする領地の館にもあるんです。
一応領主専用と、館に勤務する人に開放している湯舟と。
そして僕は当然ながら領主専用の方に向かいます。
ふう・・・・誰も来ない。
しかしなんだったのだろう。
ちょっともったいない気がするけれど。
あ・・・・なんだか喉が渇いた・・・・
温泉につかると、キンキンに冷えた麦茶が飲みたくなるよね・・・・
「よく冷えた麦茶でござます。」
「あ、ありがとう。ちょうど喉が渇いていたんだよ。」
「そう思って用意してまいりましたわ。」
「ありがとう。流石は秘書さん。よく気が付くね・・・・」
僕は秘書さんを見つめます。
秘書さんも僕の目をしっかりと見てくれます。
そしてつい視線はもっと下に・・・・
ここは湯の中なので、僕は裸です。
当然秘書さんも裸・・・・え?何でここに居るの?
いや何だか僕の思考回路はおかしくなってしまったようです。
気が付けば裸の秘書さんが裸で麦茶を差し出してくれるんです・・・・
この夜、秘書さん達、そしてあの場に集った女性全員が目的を果たした。
2
お気に入りに追加
4,725
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
毎日スキルが増えるのって最強じゃね?
七鳳
ファンタジー
異世界に転生した主人公。
テンプレのような転生に驚く。
そこで出会った神様にある加護をもらい、自由気ままに生きていくお話。
※ストーリー等見切り発車な点御容赦ください。
※感想・誤字訂正などお気軽にコメントください!
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
お願いだから俺に構わないで下さい
大味貞世氏
ファンタジー
高校2年の9月。
17歳の誕生日に甲殻類アレルギーショックで死去してしまった燻木智哉。
高校1年から始まったハブりイジメが原因で自室に引き籠もるようになっていた彼は。
本来の明るい楽観的な性格を失い、自棄から自滅願望が芽生え。
折角貰った転生のチャンスを不意に捨て去り、転生ではなく自滅を望んだ。
それは出来ないと天使は言い、人間以外の道を示した。
これは転生後の彼の魂が辿る再生の物語。
有り触れた異世界で迎えた新たな第一歩。その姿は一匹の…
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
異世界召喚?やっと社畜から抜け出せる!
アルテミス
ファンタジー
第13回ファンタジー大賞に応募しました。応援してもらえると嬉しいです。
->最終選考まで残ったようですが、奨励賞止まりだったようです。応援ありがとうございました!
ーーーー
ヤンキーが勇者として召喚された。
社畜歴十五年のベテラン社畜の俺は、世界に巻き込まれてしまう。
巻き込まれたので女神様の加護はないし、チートもらった訳でもない。幸い召喚の担当をした公爵様が俺の生活の面倒を見てくれるらしいけどね。
そんな俺が異世界で女神様と崇められている”下級神”より上位の"創造神"から加護を与えられる話。
ほのぼのライフを目指してます。
設定も決めずに書き始めたのでブレブレです。気楽〜に読んでください。
6/20-22HOT1位、ファンタジー1位頂きました。有難うございます。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
劣悪だと言われたハズレ加護の『空間魔法』を、便利だと思っているのは僕だけなのだろうか?
はらくろ
ファンタジー
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、
強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。
母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、
その少年に、突然の困難が立ちはだかる。
理由は、貴族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。
一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。
それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。
そんな少年の物語。
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
神の加護を受けて異世界に
モンド
ファンタジー
親に言われるまま学校や塾に通い、卒業後は親の進める親族の会社に入り、上司や親の進める相手と見合いし、結婚。
その後馬車馬のように働き、特別好きな事をした覚えもないまま定年を迎えようとしている主人公、あとわずか数日の会社員生活でふと、何かに誘われるように会社を無断で休み、海の見える高台にある、神社に立ち寄った。
そこで野良犬に噛み殺されそうになっていた狐を助けたがその際、野良犬に喉笛を噛み切られその命を終えてしまうがその時、神社から不思議な光が放たれ新たな世界に生まれ変わる、そこでは自分の意思で何もかもしなければ生きてはいけない厳しい世界しかし、生きているという実感に震える主人公が、力強く生きるながら信仰と奇跡にに導かれて神に至る物語。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
おっさんなのに異世界召喚されたらしいので適当に生きてみることにした
高鉢 健太
ファンタジー
ふと気づけば見知らぬ石造りの建物の中に居た。どうやら召喚によって異世界転移させられたらしかった。
ラノベでよくある展開に、俺は呆れたね。
もし、あと20年早ければ喜んだかもしれん。だが、アラフォーだぞ?こんなおっさんを召喚させて何をやらせる気だ。
とは思ったが、召喚した連中は俺に生贄の美少女を差し出してくれるらしいじゃないか、その役得を存分に味わいながら異世界の冒険を楽しんでやろう!
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる