勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!

よっしぃ

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召喚から5年が経過

第455話 ユハニに調査を頼みます

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僕は館に戻り噂を広めたというか、獣人をそそのかしたというべきか、件の女性2人をユハニに調査させる事にしました。

獣人が勝手に調査をすると変に刺激を与え、結果相手が思ってもみない行動を起こす可能性があるので、止めさせました。

ただそれとは別に後々厄介な事態になる可能性があるので、ユハニに調査を・・・・実際はユハニの部下が行うのですが・・・・してもらってます。

そして今回の騒動の原因となった獣人を全員獣人特区に連れていきました。

獣人特区には色々な設備があります。

代表的なのは盛り部屋。

他には酒場や食堂と言った飲み食いできる場所、武器や防具、道具を扱う店・・・・特に防具に関しては獣人によってサイズや形状が大きく異なるので、個別に手直しができるよう、職人が多くいます。基本獣人ですけど。

基本的にここのスタッフは獣人です。

それに住居もあります。

今の所人間と背格好が似た獣人にのみ対応していますが、盛り部屋もそうですが、今は急ぎ他の獣人に対応した施設を建設中。

また公園や広間といった公共スペースもいくつか設け、あとは訓練場・・・・これはまあ昔で言うコロシアム、でしょうか。今風ではスタジアム。

訓練場では訓練以外にもいろいろなイベントができるよう、例えば武術の大会。

こうした戦いを一般の人が見られるように座席をかなり多く設置しています。

闘技場とも言われるこの施設。

流石に決闘は認められませんが、模擬戦やら訓練やら、色々な戦いが繰り広げられています。

そしてどうやらこの世界では、こうした施設では色々な対戦を賭けているようです。

しかも公営?、つまり領主主催・・・・とまではいきませんが、領主公認で行われるようです。

それは何故か?

そもそもこう言った闘技場と言うか、訓練場と言うか、こういった施設は領主の管理下の元運営されているわけで、その施設を使うので、裏でひっそり、という訳にもいきません。

で、今僕はこの場に獣人を連れてきています。

別に戦わそうとしている訳ではありません。

単に100名もの獣人を、一度に集めて話をする場所がなかっただけです。


「あ?もしかして俺ら此処で戦わされるのか?」

レクスがそんな事を言います。

「何でそうなるんですか?」

「だってよ、俺ら領主様の決め事を無視してダンジョンに入ったわけだろ?そうなるとその処理にここで戦わされるんだと思ったんだけど。」

何情報なのでしょう。

「それを望むのならそれもありでしょう。ですが今ここに集まってもらったのは、単に広い場所がここしかなかったからですよ。」

まあ他にもあるのですが、獣人が集まって問題ないのは今の所ここしかなかったんです。

「君達にはやってもらいたい事があるんですよ。」

「ちょ!ちょっと待ってくれ!俺らあんま小難しい事できねえぞ!」

「いやいや、そんなのは求めてませんよ。」



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