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常山公爵
244話 もう色々はっちゃけます
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もう籍入れてしまってるんだよね?
しかももう周囲は皆知っているようだし。
「アーダ、君の指図なのかなこの結婚騒動は?」
そうは言ってもまだアーダは自身が危ない橋を渡っている認識がある。
そう、つり橋を渡っていて、渡る先の綱が切れかかっていたり、床の板がもろくなっていたり。
一寸でも油断をすれば板を踏み抜き、綱が切れる。
まさに今がその状態、しかも順平に追い詰められている、万事休す。
「う・・・・その・・・・確かに我は知恵を授けた・・・・才村殿達はこちらの常識に疎かったからなのだが、そして常山殿はその、このまま手をこまねいていては我らは一生相手にされぬ!それだけは避けたかったのじゃ!我はその方を好きなのじゃ!それだけは分かっておくれ!」
あ、いい歳した女性が、人が沢山いるのにもう泣きじゃくってしまった。
女性を泣かしてはいけない。それはもう僕の中での優先順位としては相当上の方なのです。
僕はもうこの際だから、もう一度抱きしめて、アーダさんを落ち着かせます。
「僕は責めてるんじゃないよ。アーダはその、それほど僕と結ばれたかったのかい?」
「そ・・・・そう・・・・我は順平殿と結ばれたいのだ!その方との間に子を設け、産み育てたいのじゃ!いけぬか?女性が好きな男との間に子を求め、育てたいと思うのは?」
僕は一度肩を掴んで距離を取り、じっとアーダさんの目を見ます。
今度はアーダさんも僕をまっすぐ見ます。その、射貫くような目で。
僕はじっと見ます。
今回はアーダさんも僕から目をそらす事なく、じっと見ています。
僕は少し目を瞑ります。
そしてもうこれが最後と未来視を発動させます。
もしここで別れた場合はどうなるのか。
うわ!その日のうちにアーダさんとザーラさんが自殺とか。
だからと言ってそれを阻止するという、それだけの為に2人と結ばれるつもりはありませんが、どうしたものでしょう?
「そんなに僕が好きなの?」
「何を今更!好きで好きでたまらん!!ほれ、スカートの中・もうこんなに・・・・」
僕の手をスカートの中に誘導するアーダさん。
触った瞬間僕の手はベトベトに。
そして何か僕の中ではじけ飛んだ気がします。
その瞬間、皆が僕を見る目が変わったのに気が付きましたが、気にしない事にします。
「今まで僕、ある意味我慢してたんだ。愛するのは一人と、そう思ってたし、そのつもりだったから。だけど、僕のこのスキル?この抑えがもう効かないんだよ。え?今更って思うかもだけど、アーダみたいな魅力的な女性が何人も迫ってきて、それを我慢するのって拷問なんだよ?友郁には申し訳ないと思っているけれど、もうこの世界にいる間は、我慢するのをやめます・・・・」
そして目の前の美女の身体を弄ります。
「あん・・・・嬉しい・・・・」
「流石にこんな場所ではできないから、ベッドに向かおう。ザーラ、君はどうする?さっきも聞いた気がするけど、今更だけど。」
「わ・・・・私もお願い!順平さんを思うこの気持ちは、お姉さまにも負けないから!」
吹っ切れた順平。
ため息をつく召喚組。
こうして僕は、今まで我慢して、避けて、何とかなるように頑張ったけど、もう既に友郁1人だけを愛する事が出来なくなったし。
遂に順平は、複数の女性を愛する事に対する壁を撤廃したのだった。
しかももう周囲は皆知っているようだし。
「アーダ、君の指図なのかなこの結婚騒動は?」
そうは言ってもまだアーダは自身が危ない橋を渡っている認識がある。
そう、つり橋を渡っていて、渡る先の綱が切れかかっていたり、床の板がもろくなっていたり。
一寸でも油断をすれば板を踏み抜き、綱が切れる。
まさに今がその状態、しかも順平に追い詰められている、万事休す。
「う・・・・その・・・・確かに我は知恵を授けた・・・・才村殿達はこちらの常識に疎かったからなのだが、そして常山殿はその、このまま手をこまねいていては我らは一生相手にされぬ!それだけは避けたかったのじゃ!我はその方を好きなのじゃ!それだけは分かっておくれ!」
あ、いい歳した女性が、人が沢山いるのにもう泣きじゃくってしまった。
女性を泣かしてはいけない。それはもう僕の中での優先順位としては相当上の方なのです。
僕はもうこの際だから、もう一度抱きしめて、アーダさんを落ち着かせます。
「僕は責めてるんじゃないよ。アーダはその、それほど僕と結ばれたかったのかい?」
「そ・・・・そう・・・・我は順平殿と結ばれたいのだ!その方との間に子を設け、産み育てたいのじゃ!いけぬか?女性が好きな男との間に子を求め、育てたいと思うのは?」
僕は一度肩を掴んで距離を取り、じっとアーダさんの目を見ます。
今度はアーダさんも僕をまっすぐ見ます。その、射貫くような目で。
僕はじっと見ます。
今回はアーダさんも僕から目をそらす事なく、じっと見ています。
僕は少し目を瞑ります。
そしてもうこれが最後と未来視を発動させます。
もしここで別れた場合はどうなるのか。
うわ!その日のうちにアーダさんとザーラさんが自殺とか。
だからと言ってそれを阻止するという、それだけの為に2人と結ばれるつもりはありませんが、どうしたものでしょう?
「そんなに僕が好きなの?」
「何を今更!好きで好きでたまらん!!ほれ、スカートの中・もうこんなに・・・・」
僕の手をスカートの中に誘導するアーダさん。
触った瞬間僕の手はベトベトに。
そして何か僕の中ではじけ飛んだ気がします。
その瞬間、皆が僕を見る目が変わったのに気が付きましたが、気にしない事にします。
「今まで僕、ある意味我慢してたんだ。愛するのは一人と、そう思ってたし、そのつもりだったから。だけど、僕のこのスキル?この抑えがもう効かないんだよ。え?今更って思うかもだけど、アーダみたいな魅力的な女性が何人も迫ってきて、それを我慢するのって拷問なんだよ?友郁には申し訳ないと思っているけれど、もうこの世界にいる間は、我慢するのをやめます・・・・」
そして目の前の美女の身体を弄ります。
「あん・・・・嬉しい・・・・」
「流石にこんな場所ではできないから、ベッドに向かおう。ザーラ、君はどうする?さっきも聞いた気がするけど、今更だけど。」
「わ・・・・私もお願い!順平さんを思うこの気持ちは、お姉さまにも負けないから!」
吹っ切れた順平。
ため息をつく召喚組。
こうして僕は、今まで我慢して、避けて、何とかなるように頑張ったけど、もう既に友郁1人だけを愛する事が出来なくなったし。
遂に順平は、複数の女性を愛する事に対する壁を撤廃したのだった。
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