勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!

よっしぃ

文字の大きさ
上 下
213 / 739
再び王都

213話 ダンジョンの魔法陣を調べる

しおりを挟む
今目の前には、並行世界で僕が抱いた侍女さんが勢ぞろいしています。
彼女らは各ダンジョンで、レベルの低い侍女さんを引き連れてたんじゃななかったっけ?

あ、そうそう、本当は城で魔王と戦った場所、あそこを調べたかったのですが、何故か許可が出ませんでした。
ただ、厳重に監視をするので、誰も中には入れないらしいので、ひとまずはこの対応でいいと思っておきましょう。

本当はダンジョンの中にしかいないはずの魔物が、外にあふれているのはこの城のあの部屋の床に原因があると思ってるんですけどね。
いち早く解決しないといけないはずなのに、何故?

まあだからという訳ではありませんが、今はゲートを作成できないか、色々調べる事にしてるんです。

「常山様、皆さまダンジョンで用が無くなりましたので、こうして集まっていただきました。」

いやだって友郁の侍女さんや泉の侍女さんもいますよね?何故こんなに来るのかな?
「ねえ、皆本来のお役目は?」

「それは問題ございません。今アーダ様をはじめ、ザーラ様と共に、重要な会議を開いておりまして。その間私共は常山様の所で役立つはずだからと、こちらに向かうように仰せつかっております。そもそもダンジョンから引き上げましたのも、このためでございますから。」

まあ、良しとしましょう。人数が多ければ多いほど、調べやすいですし。

「わかりました。貴女方の実力は知っていますので、しかも5層までしか向かわない予定ですから、問題はないと思われますが、くれぐれも油断だけはしないで下さい。」

「「「「「「畏まりました!」」」」」」
・・・・まあ、問題があればその時はその時ですね。

・・・・
・・・
・・


僕が一度入ったダンジョンへ向かいます。
まあ色々素材があるとは思いますが、今回は無視です。
ボス部屋以外は戦闘すらしませんでした。と言いますか、彼女らが蹴散らしてました。

で、5層のボスを仕留め、件の魔法陣。
あ、その前にあの家?建造物が気になります。
「あの休憩できる建造物が気になります。一度調べますので、何人かは見張りをお願いします。」

一応今はまだスタンピードが収まっていないので、普通の冒険者はここには来ていません。
もっぱらダンジョンから溢れ出た魔物を仕留めるのに駆り出されているようです。流石にフェンリルだけでは限度がある?何せ6つも7つも王都周辺にはダンジョンがありますから。
で、調べているのですが、
うーん、外観もなんだか違和感満載と思ったら、どうも日本の家みたいな感じがするからでしょうか。
何ていうのかな?普通の標準家族といったら標準って何?ってなるのですが、夫婦と子供2人の家族が普通に暮らす家な感じ。

2階建てで、普通に風呂とトイレがありますし、キッチンもあります。
2階には寝室もあったり。なんでしょうここって。
で、僕が調べたいのは、この灯と水がどこから来てるのか?と言うもの。
最初に調べたのは家の中の灯。
これはもうすぐわかったのですが、魔石がエネルギー。
日本では電気で動いているものは、たいてい魔石がエネルギーみたいで、キッチンのコンロ?これも魔石らしいです。

問題は何でこんな所にこんなのがあるの?という事です。
もうこれどう考えても人工のダンジョンだよね?っていう。まあダンジョンの造りからして人工物なんですけどね。

そして僕は僕はある程度時間をかけて調べまたのですが、結局この家?がここにある意図がわからないですし、エネルギーは魔石と分かったのですが、ここは常に清潔なんです。
何故なのでしょう?
浄化の魔法がかかってるのかな?
これは結局調べてもわかりませんでした。

しおりを挟む
感想 394

あなたにおすすめの小説

はずれスキル『本日一粒万倍日』で金も魔法も作物もなんでも一万倍 ~はぐれサラリーマンのスキル頼みな異世界満喫日記~

緋色優希
ファンタジー
 勇者召喚に巻き込まれて異世界へやってきたサラリーマン麦野一穂(むぎのかずほ)。得たスキルは屑(ランクレス)スキルの『本日一粒万倍日』。あまりの内容に爆笑され、同じように召喚に巻き込まれてきた連中にも馬鹿にされ、一人だけ何一つ持たされず荒城にそのまま置き去りにされた。ある物と言えば、水の樽といくらかの焼き締めパン。どうする事もできずに途方に暮れたが、スキルを唱えたら水樽が一万個に増えてしまった。また城で見つけた、たった一枚の銀貨も、なんと銀貨一万枚になった。どうやら、あれこれと一万倍にしてくれる不思議なスキルらしい。こんな世界で王様の助けもなく、たった一人どうやって生きたらいいのか。だが開き直った彼は『住めば都』とばかりに、スキル頼みでこの異世界での生活を思いっきり楽しむ事に決めたのだった。

神の加護を受けて異世界に

モンド
ファンタジー
親に言われるまま学校や塾に通い、卒業後は親の進める親族の会社に入り、上司や親の進める相手と見合いし、結婚。 その後馬車馬のように働き、特別好きな事をした覚えもないまま定年を迎えようとしている主人公、あとわずか数日の会社員生活でふと、何かに誘われるように会社を無断で休み、海の見える高台にある、神社に立ち寄った。 そこで野良犬に噛み殺されそうになっていた狐を助けたがその際、野良犬に喉笛を噛み切られその命を終えてしまうがその時、神社から不思議な光が放たれ新たな世界に生まれ変わる、そこでは自分の意思で何もかもしなければ生きてはいけない厳しい世界しかし、生きているという実感に震える主人公が、力強く生きるながら信仰と奇跡にに導かれて神に至る物語。

召喚聖女に嫌われた召喚娘

ざっく
恋愛
闇に引きずり込まれてやってきた異世界。しかし、一緒に来た見覚えのない女の子が聖女だと言われ、亜優は放置される。それに文句を言えば、聖女に悲しげにされて、その場の全員に嫌われてしまう。 どうにか、仕事を探し出したものの、聖女に嫌われた娘として、亜優は魔物が闊歩するという森に捨てられてしまった。そこで出会った人に助けられて、亜優は安全な場所に帰る。

劣悪だと言われたハズレ加護の『空間魔法』を、便利だと思っているのは僕だけなのだろうか?

はらくろ
ファンタジー
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、 強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。 母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、 その少年に、突然の困難が立ちはだかる。 理由は、貴族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。 一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。 それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。 そんな少年の物語。

【ヤベェ】異世界転移したった【助けてwww】

一樹
ファンタジー
色々あって、転移後追放されてしまった主人公。 追放後に、持ち物がチート化していることに気づく。 無事、元の世界と連絡をとる事に成功する。 そして、始まったのは、どこかで見た事のある、【あるある展開】のオンパレード! 異世界転移珍道中、掲示板実況始まり始まり。 【諸注意】 以前投稿した同名の短編の連載版になります。 連載は不定期。むしろ途中で止まる可能性、エタる可能性がとても高いです。 なんでも大丈夫な方向けです。 小説の形をしていないので、読む人を選びます。 以上の内容を踏まえた上で閲覧をお願いします。 disりに見えてしまう表現があります。 以上の点から気分を害されても責任は負えません。 閲覧は自己責任でお願いします。 小説家になろう、pixivでも投稿しています。

爺さんの異世界建国記 〜荒廃した異世界を農業で立て直していきます。いきなりの土作りはうまくいかない。

秋田ノ介
ファンタジー
  88歳の爺さんが、異世界に転生して農業の知識を駆使して建国をする話。  異世界では、戦乱が絶えず、土地が荒廃し、人心は乱れ、国家が崩壊している。そんな世界を司る女神から、世界を救うように懇願される。爺は、耳が遠いせいで、村長になって村人が飢えないようにしてほしいと頼まれたと勘違いする。  その願いを叶えるために、農業で村人の飢えをなくすことを目標にして、生活していく。それが、次第に輪が広がり世界の人々に希望を与え始める。戦争で成人男性が極端に少ない世界で、13歳のロッシュという若者に転生した爺の周りには、ハーレムが出来上がっていく。徐々にその地に、流浪をしている者たちや様々な種族の者たちが様々な思惑で集まり、国家が出来上がっていく。  飢えを乗り越えた『村』は、王国から狙われることとなる。強大な軍事力を誇る王国に対して、ロッシュは知恵と知識、そして魔法や仲間たちと協力して、その脅威を乗り越えていくオリジナル戦記。  完結済み。全400話、150万字程度程度になります。元は他のサイトで掲載していたものを加筆修正して、掲載します。一日、少なくとも二話は更新します。  

勇者PTを追放されたので獣娘たちに乗り換えて楽しく生きる

まったりー
ファンタジー
勇者を支援する為に召喚され、5年の間ユニークスキル【カードダス】で支援して来た主人公は、突然の冤罪を受け勇者PTを追放されてしまいました。 そんな主人公は、ギルドで出会った獣人のPTと仲良くなり、彼女たちの為にスキルを使う事を決め、獣人たちが暮らしやすい場所を作る為に奮闘する物語です。

凡人がおまけ召喚されてしまった件

根鳥 泰造
ファンタジー
 勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。  仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。  それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。  異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。  最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。  だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。  祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。

処理中です...